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#7 噂の男、ジェシー Negro y Azul あらすじ
ジャンキーカップルとの一件で、すっかり参ってしまったジェシー。しかしウォルターは、ある噂を聞き、大きく状況を変えようと提案する。
昇進したハンクはエルパソでの麻薬カルテル捜査に加わり、あまりにも厳しい洗礼を受ける
相関図
まとめ
ウォルターとジェシー
憔悴のジェシー
ウォルターは、教室の天井裏に隠しているジェシーとの連絡用ケータイを取り出し電話するが、電話に出ないジェシー。実は、メスを奪われたジェンキーカップルに対処しろと銃を渡して以降、連絡が取れなくなっているのだ。
業を煮やしたウォルターはジェシーのアパートへ出向く。
ドアをノックし続け、ようやく姿を現したジェシーは、ジャンキーカップルとの一件ですっかり参ってしまい、ドラッグに逃げていた。
そこへバッジャーから意味不明の電話は入った。それは暗号で、【ドラッグを渡してくれ】の意味だ。
ジェシーは、「今の精神状態ではムリだ。代わりに行ってくれ」とウォルターに頼む。
噂
ウォルターは”ハイゼンベルグ”としてバッジャー、コンボ、スニーキー・ピートと落ち合いメスを渡すが、３人は、「オレたちは誰がボスかはわかってる。カネも約束どおり払う。皆んなビビってる。カネ払いの悪かったヤツまで今は取り立てなしでカネを払う」と言い出す。
実はジェシー。ジャンキーカップルとの一件で、「ATMで男の頭を潰した男」として知れ渡り、恐れられる存在になっていたのだ。
ゲームは変わった
【ジェシーが恐れられている】と知ったウォルターは、売買地域を拡大するべきだと言い出す。
もちろんジェシーは、「テリトリーが決まってる。よその島を荒らせば揉め事が起きる」と現状を話すが、ウォルターは、「ゲームはチェンジした。お前は”殺人鬼”だと噂が流れてる。事実はどうだっていい。競争相手がそれを信じていればいい」と説得する。
ジェシーはバッジャー、コンボ、スニーキー・ピートを集めると、「これからは町全体がオレたちの島だ。権利を主張して好きな場所で商売する。だから売人が必要だ。お前たちの下で働く仲間を集めろ」と指示を出すと、ウォルターに報告するが、「流通は制限する。市場を独占して値を吊り上げる。経済の基本だ」とウォルター。
ジェシーとジェーン
アパートの管理人で隣人のジェーンが気になるジェシーは、「大型TVを買ったから見に来ないか？」とジェーンを誘う。
ジェーンもジェシーが気になっている様子
スカイラー
家計は苦しかった。
そこでスカイラーは臨月のお腹を抱え、元いた会社のデータ入力募集に応募し、社長のテッド・ベネキーと話すチャンスを得ると、仕事復帰をしたいと打診する。
テッドは、スカイラーが元の職種：経理として採用する。
以前スカイラーは、テッドのセクハラ行為で退職していた。
ウォルターは、「今、仕事復帰するときか？」と反対するが、スカイラーは、颯爽と出勤する。
再雇用に感謝するスカイラーにテッドは、「昔みたいのいつかランチでも」と言う。
ハンク
トゥコ殺害逮捕で昇進したハンクは、エルパソの特捜部班に加わった。
しかしエルパソの同僚にはハンク流のユーモアが通じず、むしろ、スペイン語が話せないのに派遣になった理由がわからないと疎ましく思われる存在だった。
エルパソ流捜査
ハンクは同僚と共に情報提供者トゥルーガの元へと出向く。
しかしエルパソの捜査官たちは、情報提供の見返りをもとめるトゥルーガの言いなりだ。
とうとう業を煮やしハンクは、「おふさげは終わりだ。取引場所と時間を言え！」と迫るが、ハンクの方法はエルパソでは通じないらしく、トゥルーガからも、「まずはスペイン語を勉強しろ」と言われ、孤立してしまう。
現実
トゥルーガの情報に従い、荒野で待ち伏せする捜査員たち。
捜査員たちはスペイン語で、「アルバカーキの英雄もここじゃ通用しない」とバカにするが、スペイン語のわからないハンクは、言い返すこともできない。
そんな中、ハンクが何かを発見した。
現場まで行った捜査員たちが見たのは、亀の甲羅の上に載せられたトゥルーガの斬首だった。
ハンクはパニックを起こしクルマに戻るが、それを見た同僚たちは笑い、茶化す・・・が次の瞬間、亀が爆発を起こした。
片足が吹っ飛んだバンコを止血しながらハンクは動悸が収まらないー。
感想
私は、原題が気になるタイプです。
今回の原題は、「Negro y Azul」、スペイン語で黒と青と言う意味だそうです。
ふ～ん。たぶん、冒頭で歌を歌っていたトリオの名前でしょう。
エルパソでの情報提供者の斬首が亀に載せらてるシーン、すごかったな。
これぞ、メキシコ流って感じ。
メスでカネ儲けを企んでいるウォルターは、ほんとうの現実を知らず、どんどん、引き返せないドラッグカルテルに入っていってますね。
それさえ気づいていないのだけど。
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