アウトランダー シーズン6 #3 災いの酒

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アウトランダー シーズン6は毎週火曜日新エピソード配信。全8話。 シーズン1~5も配信中 

#3 災いの酒 Temperance あらすじ

漁民の子たちはアンリ=クリスチャンを悪魔の子か確かめるために実験をするが、それはアンリの命を危険に晒すものだった。
トム・クリスティーはクレアから手術を受ける決意をする。

 

相関図

まとめ

悪魔の子

事件

薪割りをしていたロジャーが子どもたちの騒ぐ声で振り向くと、川で流されるバスケットが!
その中にアンリ=クリスチャンがいると気づいたロジャーは川に飛び込み救出するが、子どもたちは、「アンリは悪魔の子だ。触ったら火傷するって。だから確かめようと思った」と言う。
子どもたちは親から、そう説明されたらしい。
ロジャーはアンリに洗礼し、「この子はクリスチャン、主の子だ。ちょっかいを出したら地獄に行くぞ」と厳しく注意するが、子どもたちの中にはアンリの兄ジェルマンもいた。

ロジャーから話を聞いたジェイミーは子どもたちを叱ると言うが、マーサリは、「親こそ罰を受けるべき」と激怒するが、ファーガスは部屋を出ていってしまう。

ファーガスの苦悩

ずっと様子がおかしいファーガスは、「フランスでは”こびと”が生まれたら獣に食わせる」と言うが、クレアは、「ここでは違う。私たちは愛情でアンリを包み幸せに育てる」と言う。
それでもファーガスはアンリの将来を憂う。
それは”こびと”だったファーガスの友だちの悲惨な最期を知っているからだった。

マーサリの告白

ライオネル・ブラウンからマーサリを守れなかっただけでなく、アンリが障がい児として生まれたのは自分のせいだと考え、ファーガスは断酒するどころか、ますますお酒に依存していた。
そんなファーガスにマーサリは、「あなたは私たちを守ってくれてる。それに私もあなたを守ることができる。ライオネルを殺した。私を脅し、家を燃やすと言ったから、彼に毒を注射した」と告白する。
衝撃の告白に、「女に守ってもらう必要はない」とマーサリを責めるファーガス。限界に達したマーサリはファーガスを家から追い出す。

ジェイミーの説教

アンリを危険に晒した子どもたちを前にジェイミーは、炎で熱した鉄の棒とアンリを並べ、熱くない方を触るように言う。
子どもたちは怖がりながらもアンリを触り、「熱くない」と驚く。
ジェイミーはアンリを大切にするように言い、ジェルマンには、「お前の弟だ。守ってやれ」と言い聞かせた。
そしてロジャーは牧師代行として教会で、アンリを大切にするべきだと信者たちに説法した。

 

トム・クリスティーとクレア

頑な

右手の治療を決意したクリスティーはクレアに手術を頼む。
クレアはエーテルを使おうとするが、クリスティーはそれを拒否し、神に祈ることで痛みに耐えると言う。
ジェイミーは手術に立ち合い、クレアはエーテルなしで手術を施した。

エーテル=吸入麻酔薬

PTSD

クレアは、ライオネルから受けた暴行の恐怖がフラッシュバックするPTSDに苦しみ、エーテル吸入でその恐怖から逃れる日々が続いていた。
今夜もPTSDに陥ったクレアは、エーテルに手を伸ばそうとするが、入院中のクリスティーから声をかけられ我に返る。
傷の状態を診てリハビリを指導するがクレアにクリスティーは、漁民の間で魔女と噂されているが、そうは思っていないこと、ジェイミーはとてつもなく勇敢な男だと言う。

小説

クリスティーの左手は順調に回復していた。
机の上の小説に気づき、「妻は小説が好きだった」と言うクリスティーにクレアは”トム・ジョーンズ”の小説を貸す。

しかしその後クリスティーは、「思っていたストーリーではなかった。淫らでガッカリした」とメモをつけて本を返却するが。

クリスティーは、リチャード・ブラウンが訪ねてきて、安全委員会でクリスティーたちのコミュニティーを守ると言ったと言う。
クレアは彼は信用できないと言い、断ったのか?と聞くが、それには答えないクリスティー。

 

ヤング・イアンとマルヴァ

イアンは父親の手術をこっそり覗いているマルヴァに声をかける。
マルヴァは治療師になりたいが、父はそれを認めないと言い、母親が魔女と言われ縛り首にされた過去を話す。

イアンは叔父(ジェイミー)は愛してくれているが、ここが自分の居場所かどうかわからないと言う。
イアンもまた、悩んでいるのだった。

マルヴァ

クレアから、マルヴァがトム・クリスティーの実娘ではないのではないかと言われたジェイミーは、森できのこを採っていたマルヴァに声をかける。
ジェイミーは兄のアランとは母親は同じかと聞き、出身を聞くが、アルヴァはごまかす。

 

勘定日の出来事

納税の日、皆がフレイザー家に集まる中、そこでもファーガスは酔った姿を見せる。
マグレザー夫妻はファーガスに侮蔑の視線を向ける。

「言いたいことがあるなら言えよ」とマグレザー夫妻に絡むファーガス。
するとマグレガー夫人は、「酒を飲む姿が見苦しい。それにあなたの息子はおぞましい。クリスティーさんは酒は悪魔の飲み物だと言う。子どもが神に呪われるのも納得よ」と言い放った。
ファーガスは思わず手が出てしまう。
しかしその騒ぎを収めたのはクリスティーだった。
「ここの人たちは恩人だ。彼らのおかげで今がある。思いやりで接するのだ」と。

オレの息子

ジェイミーが狩りの途中、フラフラと森の奥へと入っていくファーガスに気づき、後をつけると、ファーガスは自殺を図っていた。
ファーガスは走り寄って応急処置をするジェイミーを振り払い、「オレは役立たずだ。アンリを守ったのもロジャーと旦那様でオレじゃない」と言うが、「オレがアーツミュアにいるとき、オレの家族を守ってくれたのはお前だ。お前は片手で最高級のウィスキーを作った。お前しかできないことだ。息子に示すんだ。お前はオレの息子だ」と気持ちを伝える。
ファーガスは涙を流しながら、「もう立ち直れないかもしれない」と言うがジェイミーは、「必ず戻れる」とファーガスを抱きしめた。

その後ファーガスはマーサリが待つ家に戻った。
マーサリはファーガスを温かく迎える。

 

迫る”その時”

英国兵士がフレイザーズ・リッジにやって来た。
マクドナルド少佐は、「チェロキー族は良いタイミングで王に忠誠を誓った」と言い、何丁もの銃を見せる。
それは先日ジェイミーが国王に送った陳情書に対する対応だったが、クレアは、「戦争が始まる。その時が迫ってる」と言う。

【良いタイミングとは】
1773年12月16日。イギリス東インド会社にお茶の専売権を与えたことに反発した植民地側は、ボストンの港に停泊中の東インド会社の船にモホーク族に変装した者たちが侵入、海中に342箱の紅茶を捨てた。
独立戦争に

 

感想

アウトランダーって見せる力があるなーと思います。
だけど歴史は、変えようとない歴史は刻々とクレアとジェイミーに近づいているみたいですね。

トム・クリスティーが娘のマルヴァをムチ打つ理由はまだイマイチわかりませんけど・・・。
邪悪な女性にならぬよう、母のようにならぬようと言うことなのかな。

 

コメント

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