ウェンズデー シーズン1 #3 友情と苦悩(相関図あり)

海外ドラマウェンズデー

アメコミ「アダムス・ファミリー」の長女ウェンズデーを主役にしたスピンオフドラマです。
私にとっては懐かしい「アダムス・ファミリー」。
総監督はティム・バートン! 気味おもしろい世界観が好きな方には超オススメ
配信はNetflixです。

#3 友情と苦悩  Friend or Woe  あらすじ

ウェンズデーは学園の秘密結社の存在を探り当てるが・・。
地域交流の日を使ってウェンズデーは謎の解明に動く

 

相関図

まとめ

ネヴァーモア学園で

秘密結社

江戸川乱歩像を謎を解いて動かしたウェンズデーは、何者かに拘束される。

拘束され、紫のマントを着た者たちに取り囲まれても、怯えることなく、「仮面取って、ビアンカ」とウェンズデー。ウェンズデーは彼等が生徒だと気づいたのだ。そこにはゼイヴィアもいた。
ウェンズデーはローワンが残した絵の謎を解いてここを見つけたと言うが、「”ベラドンナ”は会員限定なの」とビアンカ。そこでゼイヴィアは、壁に掛かるウェンズデーの両親を指差し、「メンバーの娘だ。仲間に入れよう」と言う。だがウェンズデーは、「私は加わる気はない。秘密結社が聞いて呆れる」と地下室を出てしまう。

ベラドンナは30年前に人間の子が死んで解散させられたが、金持ちOBのおかげで復活。校長は黙認している。
解明に動き出す

ウェンズデーは、ローワンが生き返った理由、森にモンスターがいる理由、そして自分自身が学園を崩壊させるとして、絵に書かれたピルグリムがどう関わってくるのかを調べることに。

 

地域交流イベント

今日はネヴァーモア学園の生徒がジェリコの町でボランティア活動をし、町民と親交を深める日だ。
イベントの最後には広場で”クラックストーン銅像”の落成式があり、ウィームス校長はウェンズデーに、「あなたのチェロを聞いた。広場でジェリコ高校マーチング・バンドとセッションして」と言い出す。

謎の解明

ジェリコの町に着いた生徒たち。
ゼイヴィアは、(どんなに邪魔されても真相を突き止めることを止めない)と言うウェンズデーに、「この本は30年前のものだ。なのになんでキミがクラックストーンと一緒に描かれてるんだ?」と逆に疑問を投げかける。なんとゼイヴィアは絵に描かれたピルグリムが、ジョセフ・クラックストーン、ジェリコの町の開祖だと知っていたのだ。

ジェリコの町の真実

町長はウォーカー。息子のルーカスはピルグリム・ワールドで働いている。
ネヴァーモア学園はジェリコの町の最大のスポンサーで、学園の出資で町は成り立っている。
もちろん保安官の給料も学園のおかげだ。

しかもウィームス校長はウォーカーが町長に再選するよう多額の寄付までしていた。
協力に感謝するウォーカーに、「今後の末永い友好関係の印」とウィームス。

ボランティア活動

ウェンズデーは、”ピルグリム・ワールド”の”ファッジ店”を手伝うが、改装中で内覧できない集会所に、”クラックストーン”の資料があると聞き、そこへ行きたくて仕方がない。

ファッジ店を抜け出したウェンズデーはルーカスたちにイジメられてるのに出くわす。
ウェンズデーは再び鮮やかに悪ガキをやっつけ、ユージーンを助ける。

「助けてもらったのは初めてだ」と言うユージーンに、「あんたは弟に似てる」とウェンズデー。
ウェンズデーは改装中の集会所に忍び込むため、ユージーンに見張りを頼むことに。

一方、骨董品店でボランティア中のイーニッドとエイジャックス。
骨董品店には、動物の剥製を使った置物が多数置かれてあり、地元のアーティストが拾った死体で作成していると言う。
イーニッドはエイジャックスに猛アピールし、夜のデートを約束する。

集会所

ユージーンに入口の監視を頼み、集会所に忍び込んだウェンズデー。
もちろんハンドも一緒に調査を開始する。
ウェンズデーは、【1625年の古い集会所の絵】に、クラックストーン霊廟前の幻視で会った少女がいることに気づく。

少女は霊廟前に会った時と同じ、黒い本(ラテン語で”影の本”)も抱えていた。
その本も展示されていたが、残念ながらレプリカ。(エッツィの名前あり)
その時、「それはレプリカよ」とアーリーン。
アーリーンは勝手な行動をするウェンズデーに怒るが、「本物の”影の本”は、先月の魔女裁判で盗まれた」と情報をくれた。

風見鶏カフェ

ウェンズデーは古い集会所の場所を知るためにカフェへ。
そこにはボランティア中のゼイヴィアがいて、タイラーに会いに来たと知り、「関わるな」と忠告する。
もちろんウェンズデーはそれを無視し、タイラーに”1600年代の集会所”を聞く。
タイラーは、「コブハムの森にあるけど廃墟同然だ。しかもそこはホームレスが不法占拠してる場所だ。危ない。一緒に行く」と言うが、タイラーの退勤を待てないウェンズデーはひとり向かうことに。

 

コブハムの森

旧集会所で

旧集会所を見つけ出したウェンズデー。
そこには浮浪者がいて、「オレのテリトリーだ」とウェンズデーを追い出そうとする。
ウェンズデーは怯まずハンドを使い浮浪者を追い出すと、過去を探ろうとするが、どこを触っても幻視能力は発動しない。幻視能力を扱うことは難しいのだ。だが扉に触れた途端、幻視が起こる。

【幻視】
一気に1600年代にワープしたウェンズデー。
(旧)集会所前では魔女裁判が行われており、クラックストーンが、「”グッディ・アダムス”は神の裁きにより有罪だ。お前は魔女で妖術師、魔法ルシファーの愛人。その罪でお前は火あぶりにされる」と宣言する。

しかしグッディは、「私は無実よ。あなたこそ裁かれるべき。あなたが来るまで私たちは先住民と仲良く暮らしていた。あんたが土地を盗み、罪なき人々を殺した。平和な暮らしを奪った。あなたたちこそモンスターよ」とクラックストーンを切りつける。
顔を切られたクラックストーンは怒りを倍増させると、「地獄の送り返してやる!私が新世界からキミらを葬り去り、根絶してやる!」と言うとグッディを集会所の中へ押し込み、扉に閂(かんぬき)をかけると火を放った。
瞬く間に燃え広がる炎。
集会所の中にはグッディの仲間(のけ者たち)が鎖で拘束され閉じ込められいた。
グッディは母親を助けようとするが、鎖は簡単に外れない。
グッディの母親は、「もう時間がない。逃げて。生きて無念を晴らして。同胞の未来を守って。あなただけが希望だ」と言い、その言葉に覚悟を決めたグッディは母親や仲間をおき、ひとり逃げるー。

モンスターの正体

程なくして意識を取り戻したウェンズデーは、少女グッディ・アダムスが祖先だと確信する。
その時、何者かの気配が・・なんとモンスターが現れたのだ!
ウェンズデーはモンスターを追うが見失ってしまう。だが、残された足跡を見てウェンズデーは気づく、(モンスターは人間である)ことを。

モンスターの足跡は途中から人間の足跡に変わっていたのだ。

その時、突然ゼイヴィアが現れた。
ウェンズデーは驚きつつも、「モンスターは人間よ。足跡が途中で人間のものに変わってた」と言い、証拠を見せようとするが、雨で足跡は流されていたー。
ウェンズデーに幻視能力があることに気づいたゼイヴィアは、「超能力が予測不能だろ。オレの父親が超能力者だ。専門家の父親が、見えたことが全てじゃないから幻視を鵜呑みにするなって言ったぞ」と言うが、ウェンズデーは、「クラックストーンがのけ者たちを集会所に閉じ込め、生きたまま焼き殺したのを見た」と言う。
だがゼイヴィアは、「キミが見た出来事は400年前のことで今とは関係ない。その幻視は”マンスプレイニング”だ」と言う。

ゼイヴィアの父:ヴィンセント・ソープは有名な超能力者で、ウェンズデーの弟パグズリーが大ファン。
マンスプレイニングとは、見たいものを幻視能力が見せているだけで、事実ではない。

それでもウェンズデーは、「私はローワンを信じる。これから起きる悪いことを止めなくちゃ。まずはモンスター退治よ。モンスターの正体が誰であってもね」と言う。

大惨事

開祖クラックストーン像の落成式がはじまった。
壇上に立ったのは町長のウォーカーとウィームス校長。
ウォーカー町長は、「町民とネヴァーモア学園は協力し、より良い町にしていこう」と言い、生徒たちの演奏がはじまるー。ウェンズデーもチェロ演奏する。

だが、ウェンズデーの指示を受けたハンドが動きだした。
マッチで火を点けたハンド。
火はまるで線を走るようにして銅像に近づき・・・大爆発を起こしてしまう

ウェンズデーとハンドがガソリンを撒いて細工したらしい

町民、生徒が悲鳴を上げて逃げ惑う中、ひとりチェロを弾き続けるウェンズデー。

真実

クラックストーン像の落成式は大惨事に終わった。
校長はウェンズデーの仕業だと決めつけ怒りを爆発させるが、「私は手を汚してない」とウェンズデー。

実際、やったのは”ハンド”

ウェンズデーは、「クラックストーンと私たちの歴史を知っていたら、友好的な地域交流などいらない。むしろ真実を求めるべきだ」と言うは、「それは考え方の違い。人間とのけ者で新たな関係を築こうとしている」と校長。
だが引き下がらないウェンズデーに校長は、「あなたはめんどくさい子だわ」と言うと、部屋を出るウェンズデーに、「私は根気強いのよ」と言う。

 

事件

その夜、旧集会所跡で浮浪者の男がモンスターに襲われる。

 

多き謎

●デートの約束をしたイーニッドとエイジャックスだがエイジャックスのミスでカレは石化、デートをすっぽかしてしまう。怒りを爆発させるイーニッド。

●校長はどうやらモーティシアに恨みがある様子!?

●ユージーンは森で何かを見た!?

●隠れてコッソリ乱歩像を動かし地下の秘密結社へ入るソーンヒル

●町の骨董品店に置かれた剥製の置物は、キンボットの作品らしい

●夜、人目を忍び小屋から出てきたのはゼイヴィア。何かを隠しているのか!?首には引っかかれた傷

●旧集会所で浮浪者の遺体を発見したガルピン保安官は、浮浪者が連写した写真を現像。そこにはモンスターが写っていた。

 

感想

謎が謎を呼ぶ展開で面白い!
シーズン1は8話構成なんだけど、どこまで解明して終わるんだろうか?
逆にそれが心配になってきた(笑)
中途半端で終わられて、シーズン2を1年待つなんてイヤだぞ!

まずモンスターの正体は誰なのか?
変身できる特殊能力としては、ウィームス校長の名前があがるけど。
森でウェンズデーがモンスターを追いかけていたあのタイミングで出てくるゼイヴィア。
カレが怪しいと思わせておいて・・・って気もする。

学園唯一の人間って扱いだけど、寮母ソーンヒルもどこか怪しげ。
誰だろ?早く知りたい(笑)

 

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