#7 待ち受ける苦難 Out of the Fire, Into the Frying Pan あらすじ
アレツザを守るため、スコイア=テルとニルフガードの連合軍と戦った魔法使いたち。しかしヤスキエルが見たのは、崩壊したアレツザとケガを負ったニルフガード兵士たち。ヤスキエルはシリ、ゲラルト、イェネファーを捜す。一方、トル・ララの力を解放したシリはコラス砂漠に転送されてしまう。
相関図
まとめ
アレツザ
隠れ家から消えたシリを捜してアレツザへとやって来たヤスキエルは、アレツザが壊滅していることに驚く。負傷したニフルガード兵士が多数いる中、部屋の隅に座り込んでいるラドヴィッドを見つけたヤスキエル。
ラドヴィッドは護衛を捜しにアレツザへとやって来たらしい。
「ここで何があったんだ?」と訊ねるヤスキエルに、「ヴィルゲフォルツがニルフガードと共謀し、白炎(エムヒル)が戦争を始めたんだ」とラドヴィッド。
ヤスキエルはラドヴィッドを放っておけず、逃走ルートのメモを渡し、すぐに逃げるよう言うが、「キミへの気持ちは本物だ。側に居たい」と言いだすラドヴィッド。
だがヤスキエルは、シリとゲラルトを探さなければならなかった。ラドヴィッドは立ち去ろうとするヤスキエルに、「トル・ララの塔が爆発した。シリが無事だとは思えない」と言う。
知り得た情報
その後イェネファーと再会したヤスキエルはイェネファーから、「トル・ララにシリを探しに行ったが見つからなかった。ゲラルトはヴィルゲフォルツとの戦いで重傷を負い、トリスがブロキロンへ連れて行った」と聞く。
シリ
コラス砂漠
トル・ララの力を解放したシリは、ポータルで砂漠へと転送されてしまう。
何もない、誰もいない砂漠に転送されたシリは脱臼している左腕を自分で修復、古代コインに魔法を唱えるが、何も起きない。
シリはひたすら西へ向かい昼夜問わず歩き続けるが、元いた場所に戻されてしまう。
何度も意識を失い、また進むを繰り返しているうちに、母パヴェッタや祖母キャランセ、ユニコーン、北方諸国を巻き込む反乱を起こしたファルカの幻覚に翻弄される。シリは孤独感や不信感、絶望感を煽られて苦しむが、生きることを諦めず、ファルカから”火の魔法”を使えと言われ、躊躇しながらもの助言に従うが、意識を失ってしまう。
その後砂漠に倒れているシリを見つけた集団に、「灰色の髪に緑の目、カレが捜している子だ」と言われ、連れ去られてしまう。
【キャランセ】元シントラの女王。シリの祖母
【ファルカとは】約100年前に存在したレダニアの王女。王位継承を巡って反乱を起こしたが失敗。処刑されるが、人々に呪いをかけたと言われている。
ブロキロンの森
トリスによってブロキロンに運ばれたゲラルトは瀕死の重傷だったが、木の精の女王エイスネらによって手当を受ける。
ヤスキエルは勇気を出しブロキロンの森を進むが、多数の弓矢に狙われ、「引き返せ、それか死ね。醜い人間」と立ち入ることを拒否されてしまう。
それでもヤスキエルは、「白狼の友だちだ。カレを待つ」と言うと、歌を歌いはじめる。
木の精たちはヤスキエルの歌声に感動し、涙を流す。
すると、「カレが待ってる」と木の精ミルバが立ち入りを許可する。
今、ブロキロンの森は戦火を逃れた難民を多数受け入れていた。
瀕死の状態のゲラルトからシリとイェネファーについて尋ねられ、迷った末ヤスキエルは、「イェネファーは無事だ。だが白炎は大陸を占拠し、祝宴を開くらしい。シリはニルフガードに捕まった」と真実を告げる。
感想
アレツザの塔トル・ララのメッセージを受け取り、その力を解放したシリはコラス砂漠に転送されたようだけど、その理由もわからないし、ヤスキエルによるとニルフガードに連行されてるらしい。
シリは父エムヒルと会うことになるのかな?
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