いろんなところでいろんなことが起きている。
そんなエピソードです。まだ1本の線になってません
#3 再会 Reunion あらすじ
ゲラルトはヴォルペン城から助け出した”シリ”と名のる少女を治療するため古い友人を頼る。
イェネファーはティサイアに会うため、ゴルス・ウェレンを訪ねる。
相関図
まとめ
ゲラルト
ゲラルトはヴォルペン城から”シリ”を名のる少女を連れ出したが、少女は取り憑かれたかのようにずっと、「常に源がある。害虫に死を」と言う言葉を繰り返し続けていた。
ゲラルトは少女を正気に戻すため、母ヴィンセナの友人ドルイドのアニカを訪ねるためヤスキエルに協力を頼む。
オットーとアニカ
ゲラルトはその昔、人狼に噛まれたオットーを退治するために雇われたが、オットーを助け、肌身離さず着けておくようにと魔除けのペンダントを渡したと言う。
アニカは、火事で妻子を亡くしたオットーが、弔いのためにやって来た神殿で出会ったと言う。アニカは神殿にヴィンセナを悼み訪れていたのだ。
母親はある日突然姿を消し、その後ゲラルトはウィッチャーのヴェセミルに引き取られウィッチャーとしての修行を受けることになった。
ヴィンセナは1年ほど前、助けた村人にエルフと間違えられ暴行され亡くなったと言う。
少女
少女を見たアニカは、「とてつもなく強力な洗脳の魔法でシリラだと思い込まされてる。魔法は、カオスの力とドルイドの魔法、古代エルフの魔術が混ざり合ってて、少女にはエルフの血が混じってる。こんな幅広い知識を操る魔法使いは知らない」と言い、少女に浄化の霊薬を飲ませて様子を見ることに。
テリン
目覚めた少女は少し正気を取り戻していた。
ゲラルトから、ずっと呟いている”源”について聞かれた少女は、それは魔法のことだと言い、名前は”テリン”と言う。そしてアレツザの生徒で、顔に傷のある男と変な声の女に部屋から引きずり出されたと言う。
ゲラルトは、「その男の名前は?」と訊くが、エリンは発作を起こした様子を見せ、叫び声をあげはじめる。
だが次の瞬間、テリンの表情が変わり、「愚かなウィッチャーめ、お前は終わりだ。我こそシリラの運命。嘆くがいい国々の破壊者が迫ってる」と言うと魔力でアニカをふっ飛ばし、オットーを苦しめ始める。テリンはオットーから魔除けペンダントを奪っていたのだ。
ヤスキエルはテリンからペンダントを奪うとゲラルトに渡し、テリンに霊薬を飲ませる。
ゲラルトはオットーをなんとか助けた。
アニカの忠告
オットーの薬のおかげでアニカは意識を取り戻した。
母ヴィンセナの最期を尋ねたゲラルトにアニカは、「ヴィンセナはあなたを心から愛してた。あなたを守るには手放すしかなかったのよ。今度はあなたが決断するときだ」と言うが、「シリは見捨てない。命を失っても」とゲラルト。
ゲラルトは解決策が見つかるまでテリンを預かって欲しいとアニカに頼み。アレツザへ向かうことに。
イェネファー
アレツザに向かう途中、イェネファーはゴース・ヴェレンに寄る。
実はティサイアからゴース・ヴェレンで会うと連絡を受けていたのだ。
イェネファーはティサイアと会う間のシリの安全を確保するため、ドワーフ銀行のファビオを護衛につけることに。
イェネファーはシリの剣を預かる代わりに金貨を渡し、シリがお守り代わりにしているコインに”追跡”の呪文をかけると、「面倒が起きたら強く握って呪文を唱えて。でも面倒は起こさないで」と言い聞かせる。
ティサイアとイェネファー
北方諸国の機嫌を取るためにシリを利用したティサイアと、捕虜カヒルを逃したイェネファーとは因縁の関係だったが、イェネファーはカヒルを逃したことを謝罪し、「シリを追うリエンスの背後に強力な誰かがいる。シリを守って欲しい」と言う。だが、「シリは争いの火種よ」とティサイア。
だがイェネファーは、「シリなら戦争を止められるかも知れない。王たちは結局魔法を尊重してる。彼女は自分の力を知る権利があるし運命を選ぶ権利もある。私に手を貸して欲しい。シリを助けたい」と請う。
イェネファーのその姿にティサイアは、「とうとう実現させたのね、あなたは母になった」と目を潤ませる。
イェネファーは、「北の諸国を団結させるなら、魔法協会が団結しなければ。秘密会議を開き、信頼を築くことに専念するべき」と言う。
シリ
ファビオと町を散策するシリは、怪物を見世物にする興行を見に行くことに。
興行主は、「怪物バシリスクだ」と見物人を怖がらせるが、「バシリスクじゃない。それは翼竜(ワイバーン)よ。子どもで飢えてる」とシリ。
興行主は邪魔するシリに、「出ていけ」と杖を振り回すが、その拍子に檻が落ち、翼竜が脱走してしまう。
叫び声をあげて逃げ惑う見物客たち。シリは翼竜を捕獲しようとするが、翼竜は暴れるばかり。
そのときシリに短剣を渡す者が!
シリはその短剣で翼竜を退治し、騒ぎを納めた。
が、その女性はシリのカネを盗み逃げてしまう。
シリはコインに呪文を唱え、イェネファーにSOSを送るが、何も起こらない。
イェネファーを捜して町をゆくシリは突然、アレツザの教師リタから腕を掴まえられる。
リタはシリを学校を抜け出した生徒だと思っているらしい。
そこへやって来たイェネファーは、侍女シリの非礼を詫び、ふたりをもてなすことに。
対立
風呂でくつろぐサブリナとリタは、シリを侍女だと思いこんでいるためシリに用事を言いつけ、「シントラの王女のせいで苦労している」と愚痴りはじめる。
この状況に我慢ならなくなったシリは、「ワインが欲しいなら自分で注いで」と言うと風呂を出て行ってしまう。
シリの大人げない行動にイェネファーは、「ここではあなたは王女じゃない。できの悪い侍女の扱いに慣れるのよ」と言い聞かせるが、「こんなことしたくない」とシリ。
だがイェネファーは、アレツザが一番安全で、シリを守るためにはこの方法しかない。偉大な魔法使いティサイアの指導を受けられることに感謝するべきだと言うが、シリは、「ゲラルトはこんな風に魂を売らない」と言い、町を飛び出す。
レダニア
ヴィジミル2世王が相談もなくニルフガードと取引したと聞き、心中穏やかではないディクストラとフリッパ。
しかしヴィジミル2世は、「いい取引だ。ニルフガードは北に進軍するがレダニアには攻めて来ない。しかもテメリアを半分もらえる」と言うが、見返りは”シリラを渡すこと”だった。
ディクストラは、「ニルフガードに利用されている」と進言するが、「決断はオレがする」とヴィジミル2世。
ディクストラとフリッパは、最近の陛下の動きは、陛下ひとりの考えではなく、ヘドウィグ王妃が絡んでいるのではと考え、ディクストラが対処することに。
ディクストラは、「リエンスを追いかけポータルを通ったが、何も見つからなかった」と言うフリッパに、「旧友のティサイアを頼るときでは?吟遊詩人の話しでは、ウィッチャーは我々の動きに勘づきはじめてる。先にリエンスを殺されたら、王女は得られず、力も失う」と忠告するが、「だからこそラドヴィッドを使うべき」とフィリパ。
ふたりの話を盗み聞きしていたラドヴィッドは、「オレを使えばいい」と言うが、ディクストラは、助けは不要だと跳ね除ける。
貢物
すっかりシリに興味を失っているヴィジミル2世。
そこへニルフガードから貢ぎ物が届いた。
しかし入っていたのはヘドウィグ王妃の首だった。
王妃を殺され動転するヴィジミル王に寄り添い、「決してこのままにはしない」と誓うディクストラ。
しかし王が部屋を去った途端、ディクストラの様子が変わる。
ラドヴィッドは、「お前らの仕業か?これは反逆だ。王に話す」と言うが、「証拠などない。誰にもしゃべるな。次はお前の首が貢物になるぞ」と脅す。
フリッパ
王の侍女エヴァと関係を持っているフリッパ。
ヘドウィグ王妃の斬首をしたのはエヴァだった。
フリッパはエヴァとの会話で、リエンスの裏にいる魔法使いはニルフガードの下僕だと気づく。
リエンス
シリラを捕まえて欲しいとリディアに頼まれ、任務を遂行中のリエンスだが、リディアの雇い主がニルフガードの下僕と知り、怒りが収まらないリエンス。
だがリディアは、「雇い主はニルフガードに協力しているだけだ」と言う。
リエンスは、「計画に手を貸して欲しいなら、要求がある」と雇い主に伝えるよう要求する。
イストレッド
シン=トリア(シントラ)の洞窟に埋められた本を捜しているイストレッドは、人を使って発掘を頼むが、もう洞窟に本はない。皇帝の命令でアレツザに送られたと聞く。
魔法協会理事ストレゴボルの弟子。過去にはイェネファーと恋愛関係だったことも。
一枚岩を研究している
シントラ
シントラは今やニルフガードの前哨基地だった。
カヒルはスコイア=テルのリーダー:ギャラティンと共に白炎(エムヒル皇帝)に謁見する。
ギャラティンは、「フランチェスカは北方諸国への侵攻よりもシリラ王女捜しに必死で、私の部下を死なせているし、あなたの命令にも背いてる」と密告。白炎はギャラティンに休んでいくよう言う。
白炎はギャラティンを連れて来たカヒルに、「元の地位に戻りたいための策か?お前はウソをつき、失敗したんだ」と辛辣な言葉を浴びせるが、「ギャラティンは良い戦士です。カレなら北方諸国を手に入れるのに、大きな力になる」とカヒル。
すると白炎は、カヒルの忠誠心を試すために失脚させたのだと言い、「指揮官に戻る覚悟があるなら証明してみせろ」と言う。
カヒルは白炎に覚悟を見せるため、ギャラティンを刺殺するが、自分のした行為に苦しむ。
エルフ
傷ついた兵士たちを古代語の魔法で癒やし続けているフランチェスカ。
斥候が偵察に出ているが、新たなシリラの情報はなかった。
フィラヴァンドレルはフランチェスカの身体を心配し、「ギャラティンはシン=トリアへ行った。撤退も考えるべきだ」と忠告するが、「撤退するときは私が死ぬときだ」とフランチェスカ。
ワイルドハント
イェネファーと決裂し、ひとり馬を走らせるシリに、黒い影が迫ってきた。
ワイルドハント(幽鬼の集団)だった。
ワイルドハントはシリに近づき、「シリラ、我々は屍だが、お前は死、そのものだ。加われ」と肩を掴む。
それを阻止したのがゲラルトだった。
ゲラルトは印で死神の騎馬隊を封じ込め、ふたりは再会する。
シリはワイルドハントが落としていたものを見て、伝説の集団が実在することを確信する。
感想
まだまだいろんなパーツがバラバラで良くわかりません。
この3話で必要登場人部の現在が全部描かれた印象。
登場人物が多いし、名前が覚えられないのがツラいっ(笑)
イストレドを入れ忘れたけど、相関図、お役に立てたら嬉しい。
コメント