ウィッチャー 2 #8 家族 (シーズン最終話 / 相関図付)

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シーズン2最終話
白炎エムヒル皇帝の真実が最後に明かされます
面白かった~

#8 家族 Family あらすじ (シーズン最終話)

痛み、苦しみ絶望が集まり封印が解けた”森の魔女”ヴォレス・メイアはシリに取り憑いてしまった。ゲラルトとイェネファーはヴォレス・メイアと対峙する。
一方、娘を殺害されたエルフはシントラを出るが、そこへ白炎皇帝エムヒルが凱旋してくる。

 

相関図

まとめ

エルフたち

フランチェスカの怒り

娘を殺され悲しみと憎悪、怒りが治まらないフランチェスカにダーラは、自分はディクストラに送られたレダニアのスパイだったと告白。赤ん坊殺害はエルフがニルフガードと手を組んだことへのレダニアの報復だと伝える。

フランチェスカはフィラヴァンドレルらとシントラを出発、レダニアへ入ると、街中の赤ん坊を魔法で呪い殺した。
弟ゲイジは、「さすがにやり過ぎだ、復讐は果たした」と言うが、フランチェスカは、「今までのやり方ではダメだ。これは正義だ」と言い切る。

その夜、イストレッドがエルフの野営地に連行されて来た。
イストレッドは、魔法使いだと名乗ると、「シリを亡き者にするためにニルフガードがエルフを巻き込んだ。だがシリは、”ヘン・イケイア(古き血)”だ」と言う。
それを聞いたフランチェスカは、イスリンの予言した救世主が”シリ”だと知る

 

ケィア・モルヘン

取り憑いたヴォレス・メイア

シリに取り憑いたヴォレス・メイアは、シリが望む幻想(シントラで祖母やマウスサックと暮らしていた幸せだった頃)を見せ、操りはじめるー。

操られたシリは、次々とウィッチャーを殺害、ヴェセミルを殺そうと近づくー。
そこへゲラルトとイェネファーが戻って来た。
シリを見るなり、ヴォレス・メイアが取り憑いていることを見抜いたゲラルトをシリ(ヴォレス・メイア)は殴ると姿を消す。

ヴォレス・メイア(シリ)との戦い

仲間を殺されヴェセミルは、「霊薬をあるだけかき集めろ、あの娘は侮れない」とシリの始末を指示、自らも霊薬を飲むが、「敵はシリじゃない。オレを助けてくれ。ヴォレス・メイアがシリから出るよう仕向ける」とゲラルト。
魔法が使えないイェネファーはヤスキエルに協力を頼み、【抜き出し or 切り離し】の魔法薬を作る。

ヴォレス・メイア(シリ)は広間の木(亡くなったウィッチャーのメダルが飾られた木)の前で、ヴォレス・メイアが作り出す幻想の幸せな世界(シントラでの家族との日々)をシリに見せる。

ヴォレス・メイア(シリ)を見つけたゲラルトは、シリを解放するよう要求するが、「手遅れだ」とヴォレス・メイア。
ヴォレス・メイアは自分を囲んだウィッチャーが剣を抜いたのを見た途端、叫び声をあげる。シリの魔力を利用して戦う気なのだ。

その叫び声で真っ二つに裂けた広間の木の中からステラサイトの一枚岩が出現。
ヴォレス・メイアは再び叫び、その一枚岩を粉々にすると、ステラサイトの破片でウィッチャーたちを攻撃、そして2体のモンスター(怪物)バシリスクを召喚する。

ウィッチャーたちがバシリスク2体と対峙している中、ゲラルトはシリからヴォレス・メイアを切り離そうと、ヴェセミルの魔術(アーデン)の囲いの中で1対1の戦いに挑み、「オレの声を聞け!諦めるな!」と呼びかけるが、シリは幻想の世界(シントラでの家族との日々)に浸ったままで、現実に戻ろうとしないため、切り離すことができない。
するとヴォレス・メイアは白バシリスクを召喚する。

ゲラルトが白バシリスクと戦っている時、とうとうヴェセミルはヴォレス・メイア(シリ)の腹を刺すが、ヴォレス・メイアはその傷を自力で治してしまう。

ゲラルトは、「オレたちの憎しみがヴォレス・メイアをより一層強くしてる。思い通りにさせてはダメだ!」と皆の戦闘を止めると、「オレたちの声が聞こえたら戻って来い!」とシリに語りかける。
ヴェセミル、コーエン、ランバードたちも、「シリ、戻って来い」と語りかけると、幻想の中のシリのその声が聞こえたが、「私はここにいる。ずっとシリの中に」とヴォレス・メイア。

ヴォレス・メイアがシリから出てくるためには、代わりの器が必要だった。

するとイェネファーは、「私が器になる、シリのために」と自分の両手首を切り、自分の身を差し出すー。まもなくしてヴォレス・メイアはイェネファーに移動、シリが現実に戻って来た。

ゲラルトは、「一枚岩からモンスターを呼べるなら、ヴォレス・メイアを返すことができるハズだ。お前なら出来る」と言い、ヴォレス・メイアを現れた入口へと返すよう言う。
シリがイェネファーから習った呪文を唱えると、凄い力でイェネファーが引きずり込まれはじめる。
それを阻止しようとしたゲラルト、シリも一緒に入口に吸い込まれた

ワープ

砂漠のような場所へワープしたシリ、ゲラルト、イェネファー。
するとヴォレス・メイアはイェネファーの身体から抜け出た。

その時、遠くから猟騎団(ワイルドハント)が現れ、向かって来た。
彼らは、「カオスの娘よ、我らに加われ。お前の居場所はここだ。お前は我らのもの」と囁く。

シリはゲラルトとイェネファーと手を繋ぎ、現実に戻ろうと踏ん張る。
その瞬間、3人はケィア・モルヘンへと戻ることが出来た。

ケィア・モルヘンへ戻ったゲラルトは、「あれはワイルドハントだ。お前のおかげで助かった。無事で良かった」と言う。
そしてイェネファーの魔力が戻った。

ヴォレス・メイアとの戦いのあと

ヴォレス・メイアとの戦いでゲラルトは、
●ステラサイトの一枚岩は他の天体への入口になっている
●ヴォレス・メイアは「天体の合」で別の天体から来たモンスターだった
●ヴォレス・メイアは元の天体に戻るためにシリの力を利用しようとした
と推測。

しかし疑問が。
そもそもニルフガードはシリを狙いシントラを陥落させたワケで、最初からシリに”魔力”があることを知っていたとしか考えられないことだった。
その上、悪霊(デイモン)やワイルドハントも何故かシリを狙っている。
ゲラルトは、シリが生きていること、魔力があることが知られれば、魔法使いや諸国王たちもがシリを狙うだろうと推測。
イェネファーに、魔法の知識でシリを鍛えて欲しいと頼むと、避けられない運命を3人で越えて行こうと結束を固めるのだった。

イェネファーは魔力だけじゃなく、子宮も戻った?

 

リディアとリエンス

ケィア・モルヘンから奪い去った”変異源”のせいで顔を失ったリディアはリエンスと共に彼らの雇い主に会うと、「消して失望させません、王陛下」とシリを必ず捕縛する約束をする。

リディアらの雇い主は不明のままだが、どこかの国の王らしい。

 

レダニア

白フクロウの姿でスパイ活動をする魔法使いフィリッパは、エルフの情報をディクストラに伝えると、「あの少女のウワサが広まってきた」とその姿を魔法使いフィリッパに変える。

ディクストラはフィリッパに、吟遊詩人を呼べと指示を出した。

吟遊詩人とは、ヤスキエルのことだと思われます。
ヤスキエルにをどのように利用する気なのか不明ですが。

 

アレツザ

北の諸国王たちを集めたティサイアは、
●シントラのシリ王女が生きている
●レダニアはシントラを獲るため、シリを捕縛し、ヴィジミール王と結婚させて継承権を得よう画策
と報告。
レダニアにシントラを獲られ、圧力を掛けられたくない北の諸国王たちは、シリ捕縛に懸賞金を出すことに。しかしティサイアは、「シリを守っている者たちにも懸賞金をかける」と言い出す。

ティサイアはシリが持つ「古の力」を恐れている様子

 

シントラ

エルフとの同盟失敗

カヒルが白炎を迎える準備を進める中、「エルフの数が減ってる。フランチェスカたちが馬を盗んでレダニアに向かった」と現状を報告し、(このままではエムヒルの処罰を逃れられない)と焦るフリンギラ。
しかしカヒルは余裕の表情で、「全部キミの作戦どおりだろ?赤ん坊はエルフに希望を与え、戦いで命を落としたくない、生きたいと思わせた。しかし何故か赤ん坊は殺された。エルフは怒りで我々の敵国を攻撃してる。成功したんだ。エムヒルにキミの活躍だと報告しよう」と言い出す。

皇帝エムヒル

シントラに白炎がやって来た。
フリンギラはカヒルと口裏を合わせ、エルフの子どもを暗殺し、その罪をレダニアに着せ、エルフにレダニア襲撃をさせている。シリの行方も追っていると自分たちの統率力と成果をアピールするが、エムヒルは、「これ以上お前たちに任せておけない。エルフの子を殺させたのは私だ。我が娘を捜し出すための最善策だ」と言い、カヒルとフリンギラを拘束した。

白炎こと皇帝エムヒル(本名:エムヒル・ヴァン・エムレイス)は、シリの実父ダニー・アーケオン卿。
元々、呪いにかけられハリネズミにされた。パヴェッタ王女と結婚したことで呪いは解け、王女シリが生まれたが、海難事故でパヴェッタと共に死んだとされていた。
ダニーと驚きの子のエピソードは以下
ウィッチャー #4 宴、死、葬
このドラマ凄いな。壮大な内容過ぎて、1回観ただけでは私の理解できる範囲を超えてる・・・。2回観ると、分かるんだけど(笑)今回のエピソードは●ゲラルトとシリ王女が出会うべき運命にあるその理由がわかります●イェネファーはエイダーン王国の魔法使い

 

感想

最終話、面白かった!
シーズン2で謎だったことはほぼ回収され、シーズン3への道筋もしっかりつけた最終話でした。
間違いなく、シーズン1よりわかりやすかった(笑)
それは、時間軸が1つだと言うことも大きいですね。
逆に、1話完結のモンスター(怪物)退治の話しがほとんどなかったのは少々残念でしたが、シーズン2は、ストーリーを展開することに重きを置いたのだろうと思います。

シーズン2で、何故、ニルフガード軍(カヒル含む白炎皇帝エムヒルに)、北方諸国、レダニア、魔法協会らがシリを捕縛したいのは明らかになりました。
もちろん、それぞれの思惑があるワケですが。

ゲームからこのドラマを見ている人は、白炎が誰であるかを知っていたのでしょうが、私のように、ドラマのみで「ウィッチャー」を見ているものからすると、シリの実父ダニーが皇帝エムヒルとは驚きでした。
シリの話しじゃ、海難事故でシリの母パヴェッタ王女と共に亡くなったことになっていたハズですから、今度はここにも謎が出て来ますね。

あと、「ウィッチャー シーズン2」の最後に、「ウィッチャー:血の起源(Blood Origin)」の予告がありました。見落としてませんか?
検索したところ、6話構成で、公開時期は未定のようですが、モンスターと人間、エルフの世界が融合した、「天体の合」と最初のウィッチャーの誕生にまつわる話しのようです。
何度も何度も出てくる「天体の合」がこのスピンオフでわかりやすくなるならいいなと思います。

シーズン3が待ち遠しいなぁ
あんまり待たされると、シーズン2の内容、忘れちゃう~。

ワクワクが止まらない 早くシーズン3を

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