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#17 最大最強の軍 The Great Army あらすじ
ビヨルンたちは帰路につき、ロロはフランク王国へ戻る道を選択する。
カテガットではウベたちが、ラグナルの報復のために近隣の国から戦士を集結させる。
アイヴァーは、ラゲルサへの報復にも燃える。
まとめ ＆ 感想
伯父ロロとの決別
遠征の帰航につくビヨルンたち。
ハーラル王はノルウェー統一王に向け、首長の息子 ”異形のエーギル” と仲間になる。
ヘルガはタナルースと言うスペインの少女を可愛がる。
フランク王国が見えてきた。
ビヨルンは、ラグナルの息子たちでフランク王国に報復する日が来ると宣言。
フランク兵士が船で、ロロの息子と一緒に迎えに来るのが見えた。
ロロはフランク王国に戻ることを決意、「提案がある。俺たちの仲間で豊かな農地を求めるものがあるなら、我が王国に歓迎しよう。フランク王国一部は常に俺たちの一部だ」と言う。
”俺たち” とワードに敏感に反応するフロキは、「おまえは仲間じゃないだろ」と言う。
ロロは「忘れないよ、何もかもな」と言ってフランク王国へ戻って行った。
フロキは、ロロを殺しておくべきだったと口にする。
ギスラの元へ帰ったロロ。
家臣と子どもの前では、健気に帰宅を喜ぶ姿を見せたギスラだったが、ふたりになるとロロを殴り、罵倒した
ノーサンブリア王国で
ジュディスは父エラ王へ会うため、ノーサンブリア王国へ行き、ラグナルの息子たちの報復襲撃に備え、エグバード王と同盟を回復してはどうか？と進言するが、エラ王は望まぬし必要もないと突っぱねた。
ジュディスの母親は、エグバード王との関係を嘆き、堕落した王と地獄に落ちると言うが、ジュディスは意に介さない。
ジュディスは、ラグナルの処刑場所を見に行き、念を押すように報復襲撃に備えるように言うのだった。
カテガットで
町の周囲の防衛工事は順調に進んでいた。
ラグナルの息子たちは、父の仇を討つため、他国から戦士を集め、巨大な軍隊を結成し宣戦布告しようと計画する。
ウベはラゲルサに、参加する気はあるか？と聞くが、「今はカテガットを守ることを優先する。それがラグナルの望みだ」と加わらない姿勢を見せる。
ウベは奴隷だったマルグレーテを勝手に解放する。
シグルズとアイヴァーの兄弟仲は相変わらず最悪で、ラゲルサに報復心がないと言ったシグルズに、斧を振りかざすアイヴァー。
アイヴァーの狂気は相変わらずで、兄弟もついていけなくなりつつあった。
カテガットに報復襲撃に賛同した軍が次々やってくる。
ウベは、賛同してくれた戦士たちに感謝を述べるが、全く知られていないウベは、「おまえは誰だ？」と言われる始末。
しかし、ラグナルの息子だと言うと、どの戦士たちも「ラグナルは英雄であり、我らの父だ。ラグナルの仇を討つなら協力する」と言うのだった。
宴の最中、様子がおかしいことに気づいたトービとアストリッド。
しかし時は既に遅く、ウベとアイヴァーの指示で彼らの仲間がラゲルサ軍を包囲。
その中をウベとアイヴァーが武器を持ちラゲルサの前に出る。
ラゲルサは立ち上がり、剣を取り、一触即発の状況に・・。
突然、屋敷の扉が開き、遠征から戻って来たビヨルンたちが屋敷へと入ってきた
「彼女を殺すなら俺も殺せよ」と言うビヨルン。
しかしウベは「黙ってろ。母さんの仇だ」と言う。
ビヨルンは、「ラゲルサに復讐したい気持ちはわかるが、先にするべきは父ラグナルの仇だろ。だから戻った。俺たちの手でラグナルの仇を討つぞ！」と言うと、ラゲルサとウベは放棄を示した。
アイヴァーだけは、不満そうな態度を見せるのだった。
兄弟の温度差
ヴィトゼルクが遠征から戻り、無事をよろこぶウベとシグルズ。
母アスラウグの死を知っても、ヴィトゼルクは復讐心はないと言う。
シグルズは、イングランドに報復遠征中、カテガットを治める者が必要だし、ラゲルサを殺すことはビヨルンを殺すことにもなると、ラゲルサへの報復は先延ばしにすることに。
結局、アイヴァーだけがラゲルサへの強い復讐心を持っていることがハッキリしたのだった。
ハーラルの企み
ハーラルはラゲルサがカテガットの守りを固めていることを危惧するが、エーギルは必ず隙はあるとほくそ笑むのだった。
ビヨルンとトービ
報復遠征に、ビヨルンの母であるラゲルサを殺そうと考えているアイヴァーと一緒に行くことが信じられないと怒るトービ。
ビヨルンは、兄弟だし、共通の敵がいるからであり、誰も指図も受けないと怒りを顕わにする。
ビヨルンはアストリッドと関係を持つ。
フロキとアイヴァー
遠征から戻ったフロキを訪ねるアイヴァー。
タナルースはハンガーストライキをし、ヘルガは困っていた。
アイヴァーはフロキとの再会をハグで喜ぶ。
そして、イングランド復讐襲撃で戦えるよう何とかして欲しいと頼む。
フロキは、アイヴァー専用の一人乗り戦車をプレゼントした。
ビヨルンが、ラグナルへの報復遠征を言いだし、兄弟の絆はなんとか保たれました。
結局、母アスラウグを殺され、心から怒りを持っているのはアイヴァーだけ。
他の兄弟とは明らかに温度差がありますね。
しかしさ～、ビヨルンとトービ夫婦、なによなぁ？
これが普通なのかもだけど。
ロロはこれで一旦終わりですか？
てっきりフランク王国と妻子を捨て、ヴァイキングに戻るかと思いきや、しっかり安全な場所へと戻って行ったような気がします。
ビヨルンも言ってましたが、いつかフランク王国にリベンジする日が来るんでしょうか？
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