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#16 交錯 Crossing あらすじ
ラグナルの死によって、女王ラゲルサの統治でカテガットは新しく始まる。
アイヴァーは両親の死を嘆き、ラゲルサを許せない、殺すと言う。
ビヨルンは、スペイン国を見つけ、襲撃する。
まとめ ＆ 感想
ウェセックスで
エセルウフルはエグバードに、アイヴァーを返したのは大きな間違いだった。ラグナルの息子が復讐襲撃来ると言う。
エグバードは、ラグナルと取り決めをしたと言うが、エセルウルフに守りを固めるよう指示する。
エグバードはすっかり覇気を失っていた。
カテガットで
ラグナルの死が信じられないラゲルサは、もしもそれが真実なら、ラグナルの重荷を引き継いで王になる決心をする。
一方、ウベとシグルズは、父の死が真実ならラゲルサに殺されるのでは？と考え、身の振りを考えはじめる。
しかしアイヴァーは、父と母の死に嘆き悲しみ続けていた。
集会でラゲルサは、ラグナルの死の知らせにより、カテガットが新しく始まると宣言。
今や、ノルウェーで１番の交易の場であるカテガットの防衛力を上げるため、町の周囲に、堀と柵を作ると作業員を募った。
そこへアイヴァーが、ほふく前進で現れ、ラゲルサの前へと進み出た。
「正義を求めに来た。野望だけで母を殺した不当な行為は許されない。１対１での決闘を申し込む！」と言うアイヴァー。
ラゲルサは、「断る。ラグナルの息子アイヴァーとは戦わない。殺したくない」と言うが、アイヴァーは「俺が負けるとか限らない。決闘は止めるが、俺は必ずおまえを殺す。運命は決まっている」と言い放ち屋敷を出て行くのだった。
ラグナルの亡霊
真夜中、ラゲルサはラグナルが会いに来たように感じ、ラグナルの死を確信する。
翌朝、預言者を訪れたラゲルサ。
預言者もラグナルを見たと言い、「ヴァルハラへの途中だろう。幸せそうだった」と言う。
ラゲルサは「私はラグナルの息子たちの手で殺されるのか？」と問うと、「そうだ」と答える預言者。
地中海遠征のビヨルンたち
ロロが加入し、地中海を目指すビヨルンたちは、スペイン沖にいるはずだが、深い霧で港も見つからず彷徨っていた。
ハーラルとハルフダンは、ラグナルと同じくビヨルンも神々に見放されたんじゃないか？と言う。
ハーラルは、ノルウェー統一王になるため、ラグナル・ロズブローク一族を倒す時期を見ていると言う。
フロキは、遠征に出ている意味がわからない、心がスカスカだとヘルガに言いヘルガもまた、生きがいになる子どもが欲しいと言い出すが、娘を亡くした哀しみが癒えないフロキは、二度と子どもは欲しくないんだと言う。
霧が晴れ、目の前に大陸が現れた。
ロロはそれがイスラム教の国で神はアラーだと言う。
ビヨルンたちは夜を待って上陸し、襲撃する。
ロロはヴァイキングに戻れた喜びにワクワクしていた。
フロキの興味
フロキはアラーを称える不思議な歌に興味惹かれ、モスクを見つける。
中に入ると、そこには一心に祈りを捧げる人々がいた。
しかし、彼らが祈りを捧げる神はそこには存在していないことに驚く。
モスクの中にハーラルたちが入って来た。
信徒のひとりの首をはねたハーラルに、フロキはやめろと止める。
フロキはモスクの中は神聖な場所だと言う。
ヘルガ
ハーラルに、目の前で母親を殺された少女は、屋敷へと逃げた。
ヘルガは少女を追いかけ屋敷まで辿り着く。
そこへビヨルン、ロロたちがやってきて、屋敷のドアを蹴破り侵入した。
屋敷の主は自害していたが、奥の部屋には女性たちが隠れており、ヴァイキングたちは喜ぶ。
ヘルガは怯える少女を見つけ、「大丈夫、怖がらないで」と言って抱きしめ、ハーラルたちから少女を守った。
ヴァイキングたちは女性たちを奴隷として拘束し、船に乗せる。
ヘルガは、その少女が亡くなった娘と同じくらいだと言い、少女を連れて行こうとするが、フロキは反対する。
しかしヘルガは譲らなかった。
地中海
翌朝、丘の上から海を眺めるビヨルン、ヴィトゼルク、ロロ、ハーラル、ハルフダンは地中海に到達したことを実感する。
父ラグナルが達成できなかったことをやり遂げたと喜ぶビヨルンだったが、突然のカラスの群れと、オーディンの使いを見てしまい、父ラグナルが亡くなったことを悟り、ヴィトゼルクも感じたのだった。
ビヨルンたちは、とうとう地中海に辿り着きましたね。
ラグナルが成功させなかったことをビヨルンは成し遂げました。
イスラム教は偶像崇拝のない宗教です。
それに驚いたようですね、フロキ。
預言者によると、ラゲルサはラグナルの息子たちに殺されるらしい。
アイヴァーが予測不能で怖い存在です。
コメント