ヴァイキング~海の覇者たち~6 #16 限界

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海外ドラマヴァイキング 海の覇者たち

何をどうしても画像がキレイにならなかったPC視聴でのNetflix。
思い立ってブラウザをchromeからFirefoxに変えたらキレイ
ブラウザも関係するもんなのかなぁ?
理由は分からずとも良かった♪

今回のエピソードは
●カテガットに帰還したアイヴァーとヴィトゼルク
●海をただ漂流するだけのウベたち
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#16 限界 The Final Straw あらすじ

漂流し続けるウベたち。とうとう食糧も底を尽き・・・
アイヴァーとヴィトゼルクはカテガットに帰還するが、カテガットの民たちは、「裏切り者。恥を知れ!」と罵声を浴びせる。

まとめ

漂流

食糧も底を尽き、飲み水もない状況下、どんどん仲間が亡くなりはじめるー。
「この先どうなるんだ?」と聞くウベにオテールは、「信念を失いかけてるのか?そんなワケないよな?」と言う。
しかし食べ物は底を尽いた。そしてウベの息子ラグナルも食べなってしまった。
「このままじゃ死んでしまう」とトービは言うが、ウベは、「絶対に死なない!」と根拠のないことを言う。
しかし結局のところ、この状況を打開する策がなく、「オレのせいだ。カテガットを出たからだ」と後悔を口にするウベ。
トービは、「神々が私たちを導いたんだ」と言うがオテールは、「とうとう信念を失ったか?」と言う。
その言葉に苛立ちオテールに殴りかかったウベをトービは必死に止め、「それをすればチェーティルと同じになる!変わらなければ」と必死で止める。

カテガット

帰還

ルーシ軍の船が1隻カテガットの港へと向かってやってきた。
カテガットの町に角笛が鳴り響く。

ハーラルはその船にアイヴァーとヴィトゼルクが乗っていることに驚く。
港に着いたふたりをカテガットの民衆は歓迎するどころか、ツバを吐き、「裏切り者。恥を知れ!」と罵声を浴びせる。
しかしカテガットを統治しているのがハーラル王と知り、アイヴァーとヴィトゼルクは驚く。

ハーラル王

ハーラルは、「カテガットの王になって初の客人がお前たちとは不思議な運命だ」と言い、「ナゼ戻って来た?」と問いただすが、「故郷だから」とヴィトゼルク。
ルーシ軍と組んだことについては、カテガット奪還のための作戦だったとアイヴァー。
ハーラルは、「民衆に嫌われている。ここにいると危険だ」とふたりを拒否するが、「俺たちはラグナルの息子だ」とヴィトゼルク。
アイヴァーは、「民はオレたちを補佐として歓迎する」と交渉する。
するとハーラルは、「ラグナルの息子が新王を支える。予想外の協力関係だ。これで安泰だ。そうだろ?」とふたりを受け入れることを決める。

ハーラルはラグナルの息子が帰還したことを祝う宴を開く。
しかし民衆は、「良く戻れたもんだ」とふたりを認めない空気があった。
ハーラルは、「ふたりを歓迎しない者も多いが、神々はいつも許し合ってきた。アイヴァーは過去の支配を悔いている。若かった。ヴィトゼルクもラゲルサを殺したかったワケじゃない。ふたりは犯した過ちを深く反省していると打ち明けた。だからこうして非難を受ける覚悟で来たんだ。過ちは犯したが、彼らはラグナルの息子だ。彼らと共に未来を分かち合おう」と民衆に語りかける。

するとある戦士から、「アイヴァーに聞きたい。自分は神だと言ったがあれは本当か?」と声があがる。
アイヴァーはその戦士の前に進み出ると杖を投げ捨て、しばらく立った後、そのままバタンと前に倒れ込み、そしてニヤリと笑ってみせる。
その行為はナゼか空気を一転させ、民衆は笑いに包まれ、一気に場が和んだのだ。

欲するもの

食事の席でイングリッドとは、「王はただひとりよ。ルーシ軍襲撃がなく、平和ならあなたたちは退屈して刺激を求めるわ。仲間割れ以外に何をすると言うの?」とハーラル、アイヴァー、ヴィトゼルクに言う。

「これからどうする?」と尋ねるヴィトゼルクにアイヴァーは、「何がしたいか分からん。俺たちの運命がここにあるとは思えないが、他に行く当てがない。ハーラルに仕える気にならん。目指すものも、目的も意義もなく、ただ彷徨ってる」と言うが、ヴィトゼルクは、「オレはずっと彷徨ってる。抜け出す道がない」と言う。

ヴィトゼルク

ビヨルンの埋葬塚に登ったヴィトゼルクはビヨルンの塚の中には入らず、兄に話しかける。
「オレは何も成し遂げてない。飲んだくれの放蕩者だ。ウベを裏切り、ラゲルサを殺した。愛した女ふたりも悲惨な死を遂げた。愛する者も子どももいない。ただワケも分からずアイヴァーの後を追っているだけだ。神々に嫌われてる」と苦しみを吐露する。
その時、イズンと名乗る女性が現れ、「あなたが望むなら今夜側にいる」と言い、ヴィトゼルクは安らかな一夜を得る。

イズンは北欧神話の永遠の若さを象徴した女神だそうです。
若返りのリンゴの話しは、イズンが持つ林檎から来てるのかも知れませんね
彷徨う心

日増しに民衆は、ラグナルの息子たちの帰還を喜び、彼らを赦し始めるー。

そんな時、アイヴァーは預言者の言葉を感じるー、「父を思い出せ。海の向こうの地を。お前のポケットに答えがある」と。
ポケットを探ったアイヴァーは、かつてウェセックス王国でアルフレッド王子からもらったチェスの駒があることに気づく。

夜、広間でハーラルと酒を飲むアイヴァー。
「夢が叶ったな」とアイヴァーに、「ノルウェー統一王を望み、ビヨルンにさえ挑んで、卑怯な手を使って王の座についたが、本当に王になりたかったのか分からなくなった。王になっても楽しくもないし、満足も得られない。ここに戻れば、すべてを支配したいと渇望していたあの頃の自分に戻れるかと思ったが、王の椅子には何の意味もなかった。権力の幻想に導かれると人は正気を失う。そうだろ?お前ならわかるハズだ」とハーラル。
「あぁそうだな」とアイヴァー。
ハーラルは、カテガットを治めるのは退屈そうだし、妻は魔女でオレを愛していないと嘆き、弟ハルフダンを殺したことを後悔していると言う。
アイヴァーは、「ハルフダンはここにいる。今も話しを聞いてる。信じないのか?」と言うが、「神々に許されたいが無理だろう」とハーラルは言うのだった。

その夜、泥酔したアイヴァーは、父ラグナルと交わした約束を思い出す。

アイヴァーの決断

町で酒を飲むアイヴァーは、のんびり危機感もなく暮らしているヴァイキングらを見て苛立つ。
そしてハーラル王にチェスの駒を見せ、「王妃は俺たちがそのうち仲間割れすると言ったが、共通の目的があれば別だ」とある決断を伝える。

民衆を集めたハーラル王は、「ビヨルンはこれまで交易に重きを置いてきたが、ラグナル・ロズブロークの時代は領土を広げてきた。イギリスにも、ヨーク、マーシャ、ノーサンバーランド、そしてウベが手に入れたウェセックスがある。今、ウェセックスはアルフレッド王に全サクソン族が忠誠を誓ってる。いずれアルフレッド王は俺たちの定住地を破壊するだろう。断じて許せん」と言う。
継いでアイヴァーは、「お前たちは怠け過ぎて本来の自分を忘れてる。ヴァイキングとは、神々の子孫でヴァルハラに憧れる者だ。父は俺たちに、”敵を取れ”と言い残した。自分がヴァイキングだと思うなら、快適な暮らしなど捨てろ。アルフレッド王を倒すんだ。イングランドを征服しよう。自分を取りもどしヴァルハラ目指せ!」と皆を鼓舞する。

ヴァイキングの血が騒ぎだした戦士たちは、「ヴァルハラ!」と雄叫びをあげ・・・「アイヴァー万歳!」と連呼し始める・・・。
ハーラル王の表情が固まった

 

感想

最後のシーン見ました
結局、ハーラル王はカリスマ性もなく人望もないんですねぇ
もうこれは、持って生まれた才能と、ラグナル・ロズブロークと言うヴァイキングにとって永遠のヒーローと、その子孫であるか否かの差なのかしらねー。
演説力はハーラルもけしてないワケじゃないんだけど・・・人の気持ちを熱くしないようですね。
なんだか可哀想な存在ではあるけど、だけど、結局、人を欺き、初代ノルウェー統一王の称号を手に入れてるのだから、それでイーブンなのでしょうか。
ハーラルは永遠のライバル:ビヨルンを失い、「オレは変わった。短気で嫉妬深いオレではない」と言い切ってたけど、今、まさにアイヴァーに嫉妬心が芽生えたと言うところでしょう。

もうここまで来たのだから、身内で揉めるのは止めて、イングランド、アルフレッド王子のウェセックス制圧に向かいましょう~(笑)

逆に、海を彷徨っているウベ、トービのグループ。
もう船を漕ぐ力も残ってなさそうです・・・
これでThe Endなのかしら・・・
ラグナルの名前をつけた我が息子を産まれた直後から、こんな過酷な環境に置くなんて、親としてやはり認めがたいところがあります。
どうかラグナルが亡くなりませんように。

コメント

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