ブレイキング・バッド4 #7 面倒な犬(相関図あり)

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海外ドラマブレイキング・バッド

ハンクが核心に近づく

 

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#7 面倒な犬 Problem Dog  あらすじ

スカイラーは洗車場をオープンするが、ウォルターが持ってきた資金洗浄するべき金額に愕然とする。
ウォルターはガスに殺されるのでは?と言う恐怖から、反撃に出ようとジェシーを焚き付ける。
一方ジェシーは、知らぬ間にガスたちにとって必要な存在になっていることに動揺する。

 

相関図

まとめ

ウォルター

破れかぶれ

クルマの返品にジュニアはスネて口を効かず、ディーラーはクルマの返却には応じなかった。
結局スカイラーは800ドルを支払うことで話をつけたが、ウォルターはカネを払ってまで返却するなどバカらしいと、ドリフト走行で遊ぶと、縁石に乗り上げ動かなったクルマを焼却してしまう。

その後ウォルターは、爆発したクルマの撤去や、その費用についてすべてソウルに丸投げ。
ソウルは弁護士の手腕を発揮し、前科がつかず、スカイラーにもバレない形で処理するが、5万2千ドルもの費用がかかってしまった。(約730万円)
そんなウォルターに、「どうしたんだ?」とソウル。ウォルターは、「ガスに命を狙われてる。だが何もできない。ただ殺されるのを待つしかない。この状況を打開できる人物を探してくれ」と言い出す。
つまりそれが殺し屋を意味すると分かったソウルは、「その考えは間違っている」と言うが、「連絡先を教えてくれるだけでいい。あとはオレがやる」とウォルター。
ソウルは、「2人ほど殺し屋を知ってるが、彼らはマイクを知ってるし、マイクも彼らを知ってる。仮にマイクが知らない殺し屋がいたとして、マイクがいる側でガスを狙うのはムリだ」とソウル。
「自分でやりたいがガスに近づけない」と言うウォルターにソウルは、「それならパートナーに頼め」と言う。

 

ガス殺害計画

まさかジェシーがガスと会ったと知らなかったウォルターは、その時の状況を聞くが、やはりガスがジェシーをマイクの護衛にした理由がわからず、納得できない。

「1ヶ月前は我々を殺そうとしたのに、今はお前をマイクの護衛にしてる。狙いはなんだ?試してるのか?お前を甘くみてるのか?ヴィクター、ゲイル、お前の友だちの弟、あの恐怖は忘れられない。ガスもお前がそれを忘れるとは思ってないハズだ」
ウォルターはそう言ってジェシーを焚きつける。その言葉にジェシーは、「やるよ、チャンスは逃さない」と言ってしまう。

 

資金洗浄

無事に洗車場をオープンしたスカイラー。
ウォルターはソウルに預けていたカネのうち、50ドル札で27万4000ドルを洗車場に運ぶと、年間750万ドルあると言い出す。その額にスカイラーは、「多すぎる。こんなに稼ぐ洗車場は世界中どこにもない。それに50ドル札は洗車場で使わない」と言い戸惑い始めるが、「キミが資金洗浄すると言ったんだ。キミには考えがあるものと思ってた。問題があるなら解決してくれ。私が現金を運び、キミが洗浄する」とウォルター。その言葉にスカイラーは、「こんなこと望んではいなかった」と言うが、ウォルターは、「やめたいならそう言ってくれ」と言うとラボへと仕事に向かうのだった。

27万4000ドル≒3千万以上、750万ドル≒10億5千万
 

ガス殺害の企て

ひとりラボで仕事をするウォルターは、監視カメラの死角を狙い、休憩室の奥でリシンを精製。
 
 
それをジェシーに渡すと、「これが1番の方法だ。飲食物に入れれば36時間後に死ぬ。過労死を装える。マイクはガスの死を不審に思うだろうが、それだけだ証拠はでない」とウォルター。
ジェシーはタバコの中にリシンを隠す。
 

 

マイクとジェシー

ブロイラー工場で

今日もマイクと仕事をするジェシー。
連れて来られたのは砂漠の中に建つ”ロス・ポジョス・エルマノス”のブロイラー工場だった。
既に何人もの屈強な男が警備をする物々しい状況の中、マイクと事務所に入ったジェシー。
事務所にはガスがいて、マイクはジェシーにコーヒーを淹れるよう言う。
ジェシーはコーヒーを淹れながら、リシンを入れるチャンスを伺うが・・・その時、背後からマイクの声が。
マイクはジェシーに銃を渡すと、「オレが銃を出すまで使うな。緊急時だけだ」と念を押す。

来客

ブロイラー工場に1台のクルマがやって来た。
「出席者だ」と言う男ひとりが事務所へと通された。

「他の参加者は?」と聞くガスに、「オレだけだ。依頼人がオレだけで十分だと思ったんだ」と男。
それでもガスは、冷静さを保ちながら、「カネで片をつけよう。5000万ドルだ。その代わりこれで取引は最後、会うのも最後。もう手を出さないでもらいたい」と言うが、男は、「カルテルの要求は分かってるハズだ。それ以外は何をやってもムダだ」と交渉は決裂する。

マイクはジェシーをクルマに乗せると、「ヤバくなりそうだ。銃の撃ち方を教える」と言い出す。
突然の展開に、「どういうことだよ?オレに銃なんか渡してはチームの一員になったのか?オレを見極めるって何だよ?」と聞くジェシーにマイクは、「敢えていうなら”忠誠心”だな。示す相手を間違えるな」と言うのだった。

 

ジェシー

目まぐるしく変わる状況に混乱するジェシーは、気がつけば「依存症の会」へと足を運んでいた。
グループリーダーはジェシーをカンファレンスに誘う。
参加者の話を聞いたリーダーは、「過去の行いは変えられない。やってしまったことを自分で責めて、裁いてもまた繰り返すだけだ。ジェシー、最近どうしてた?」とジェシーの最近の様子を聞く。
「またクリスタルをやった。止めて今日で4日目だ・・・」と話し始めたジェシーは、2週間前に犬を殺したと告白する。(殺したのは犬ではなくゲイルで、ジェシーはずっと苦しんでいたのだ)
参加者は詳細を聞こうとしたり、批判するものがいたが、リーダーは、「裁くのはやめるんだ」とそれを止め、ジェシーの気持ちを聞く。
ジェシーは、リーダーが説く”ありのままの自分を受け入れる”と言う考えを真っ向批判すると、「ここに参加したのはメスを売るためだ。オレはここを利用しようとした。それでも平気か?受け入れるのか?」と言うと部屋を出て行くー。

 

ハンク

最近のハンクは明るく、リハビリも頑張り、歩行器を使えばひとりで歩けるまでに回復していた。
ある日ハンクはジュニアを誘い、”ロス・ポジョス・エルマノス”チキン店へ行く。
2人を見つけたガスは、あいさつのためにやってきて、ハンクの体調とジュニアの家族を気遣う。

ガスからおかわりを勧められたハンクはコーラをオーダー。ハンクはガスの指紋を採取するため紙コップを持ち帰る

核心に近づく

マリーに付き添われ、杖をついてDEAへと出向いたハンク。
話しがあると元相棒のゴメスと所長のマーカート呼んだのだ。

ゴメスはGS-14に昇級。出世コースを歩きだしている

ハンクは市警が捜査中の”ゲイル・ベティカー殺人事件”について自分なりに捜査したとし、以下を報告

●ベティカーは学位のある化学者で、ブルーメスを作っており、ハイゼンベルクのかつての部下と思われる
●ベティカー宅から発見されたロス・ポジョスの紙袋に書かれた番号は、工業用空気ろ過システムの商品番号。
●販売会社への問い合わせで、6ヶ月前にアルバカーキに機械を出荷、受け取りサインはベティカー。
●しかし支払いをした人物は記録なし。
●再び販売店に問い合わせると、顧問弁護士が出てきて、問い合わせを阻止された
●ろ過システムの制作会社はドイツだが、ロス・ポジョスの店も使っている
●ベティカーとロス・ポジョス・エルマノスの社長グスタボ・フリングが会っていた可能性は高い。

その上で、「私はグスタボ・フリングが黒幕だと思ってる」と言うと、ベティカーの部屋から出てきたいくつものグスタボ・フリングの指紋を見せるのだった

 

感想

ウォルターってズルい。
ジェシーはゲイルを銃殺したことに苦しんでいるのに、またガスを毒殺しろって、あまりにもキツイオーダー。
確かに、今はガスを殺せば、この四面楚歌状態から抜け出せるように思ってるかも?だけど、ガスを殺したところで、そうなるワケがないと思う。
しかもメキシコの麻薬カルテルは、ガスに圧力をかけだしてる。
ウォルターはいらない画策をしないのがベターだよね。

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