●アイスランドでずっと会いたかった人物オテールと出会ったウベ。
そしてトービの出産がはじまるが・・・・
●グンヒルドの勧めでイングリッドをめとったビヨルン。
しかしカテガットに新たな問題が浮上する。
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#9 復活 Resurection あらすじ
ビヨルンはイングリッドをめとることとなり、結婚式が執り行われる。
そんなカテガットに新たな問題が浮上、ビヨルンは大きな決断をすることに。
一方、アイスランドに到着したウベは、会いたかった人物オテールと会う。
その後、産気づいたトービだったが、逆子のため難産となり・・・。
まとめ
アイスランド
オテール
ウベたちの来島を祝う儀式の最中、ひとりの男がやって来た。
その男こそウベがずっと会いたかった”オテール”。
ウベはオテールが経験した遠征の話しを聞きたいと言う。
死を覚悟した時、素晴らしい景色の黄金の国を見つけたが、潮に流され上陸は叶わなかったと言う。
話しを聞いたウベは、「その土地を捜しに行かないか?」と遠征を持ちかける。
オテールは驚きながらも、ぜひ行きたいと言う。
ウベはフロキについても聞くが、オテールはフロキには会ったことがないと言い、チェーティルもオテールが来る前にフロキがいなくなったと言う。
しかしウベが退席するとチェーティルは、「すべてを話す必要はない」とオテールに釘を刺す。
トービの出産とオテールの祈り
陣痛が始まったが赤ちゃんが逆子のため、トービは苦しむばかりで出産が進まない。
チェーティルの妻イングヴィルドは、帝王切開(当時は腹を切る)するしかないと短剣の準備をはじめる。
その時オテールがやって来て、「母子のために祈りを捧げたい」と言う。
危険な状態だったトービはオテールの祈りのおかげが出産が進み、無事男の子を出産した。
ウベは息子を”ラグナル”と名づけ、祝いの宴が開かれた。
ウベは仲間とオテールに感謝すると言うが、オテールがキリスト教徒であることを指摘する。
オテールは
・イングランドの修道士で、本名はアセルスタン。
・宣教師に選ばれ異教徒への布教活動をしていたが、受け入れられず、スカンジナビアでは酷い目にも遭った。
・ある時、デンマークのさすらい人オテールと出会ったが、オテールは病死。その後カレの名前をもらいオテールと名乗ることに。
・オテールとなり、西の果てへと遠征し、”黄金の国”を見つけたが上陸できないまま戻り今に至るのだと言う。
ウベは、「皆にウソをついていたのか?ここでの人生も偽りか?キリスト教のあんたは我々の神々の敵だ。殺されて当然だ」と言うが、「だけどカレを殺せば”黄金の国”は諦めるしかなくなる。あなたも洗礼を受けたでしょ?」と言うとウベの十字架を渡す。
「渡したいものがある」とオテールはウベに指輪を見せる。
それは、フロキの結婚指輪だった。
「ナゼ持ってる?」と問いただすウベに、「フロキを会ったからだ。フロキは俺の正体を知ってた。フロキが去ったのは人間に絶望したからだ。何も持たずにここを出た。その時に渡されたんだ。真実を話した。黄金の国を探す旅に同行させてくれ」とオテール。
ウベはそれには答えず、「名前は本当にアセルスタンか?」と確認する。
頷くオテール。
”アセルスタン”、その名前はウベにとってもワケありの名前だった。
カテガット
挙式
グンヒルドが許可したことにより、ビヨルンとイングリッドの結婚式が行われた。
グンヒルドはイングリッドに、嫉妬は無益だから互いにそれで傷つけ合い、足を引っ張り合うことは止めておこうと提示する。
そんなグンヒルドを見てエイリークは、「嫉妬もせずこんなことを許すとはあなたに恐れ入った」と言う。
挙式のあと
グンヒルドとベッドにいるビヨルンに、「婚礼の夜よ、彼女が待っているわ」とグンヒルド。
ビヨルンは、「傷つけたくなかった。迷ってた」と言うが、グンヒルドは、「それがあなたの弱いところよ。でも決断したならそれを信じて生きて。でないと尊敬できない」と言う。
その言葉にイングリッドの元へ向かうビヨルン。
ひとり孤独の涙を流すグンヒルド。
ルーシ軍の襲撃
ビヨルンはハーラル軍の襲撃に備え、海岸警備を強化するとし、その指揮にエイリークを指名する。
そんなある日、エイリーク部隊は上陸してきた見たこともない部隊を発見する。
ルーシ族の偵察隊だった。
敵は大軍で、エイリークの部隊は包囲され、苦戦を強いられる。
仕方なく退却命令を出したエイリーク。それを聞き、ルーシ軍も退却する。
ビヨルンの決断
エイリークはルーシ族が残して行った旗を持ち帰り、奇襲を受けた状況を報告すると、使節団リーダーが、「アイヴァーを迎えたルーシ族だ」と言う。
「ルーシ族なら知っている。資源が豊富で巨大な軍隊を持っている。狙いはスカンジナビアだろう。そのうち攻め入る気だ。あんな強敵が攻めてきたら対抗できない」と言うエイリークに、「でも戦うしかない。すぐにでも対処を決めねば」とビヨルン。
グンヒルドは、「もう決まってるハズよ。ハーラルに和解を申し出て共に戦うしかない」と言う。
ビヨルンは、受け入れがたい決断とは言え、カテガットが生き残るためにはハーラル王の協力を得るしかないと判断、エイリークにヴェストフォルへ出向き、協力を頼むよう指示。
「これは神々の戦いでもある(ルーシ族はキリスト教)」と覚悟を決める。
思わぬ出会い
ルーシ族の指揮を執っていたアイヴァーは、彼らの戦いを森の影から見ていたが、そこで思いかげず兄ヴィトゼルクと再会する。
アイヴァーはカテガットを追放されたヴィトゼルクをキエフに連れて行く。
眠っているヴィトゼルクを見ながら、「なぜまた俺の前に現れた?なぜつきまとう?でもまた会えてうれしいよ。心からそう思う」とアイヴァーは心の内を語るのだった。
キエフで
アイヴァーはヴィトゼルクをキエフへ連れて戻ると、「オレは敵ではなく味方だ。大軍を率いて兄らを倒しに行く。ヤツらを叩きのめしてやる」と言うが、ヴィトゼルクはそれに興味を示すことなく、「ラゲルサを殺した。敵を討った。お前でなくオレがやったんだ。殺してやった」と勝ち誇ったように言う。
既に、母アスラウグの敵を取ることになど興味のないアイヴァーはフッと笑うのだった。
どんなことでも協力すると言うヴィトゼルクをオレーグは受け入れ、今夜、軍隊の一部が宮殿前を行進するからそれを見るようにと言う。
アイヴァーは、「カーチャ王女はフレイディスそのものだっただろ?」とヴィトゼルクに言うが、「死んだだろ。死体も見た。フレイディスじゃない。お前、やっぱりおかしいぞ」と言われてしまう。
その日、再びジール公の使者がアイヴァーに接触、(まずは戦いの勝利を祈っている。その後協力してオレーグを倒し、イーゴリ王子を救い出そう)と伝言を伝えた。
ルーシの軍隊
ルーシ軍隊の規模はアイヴァーがこれまで見たことないほどのものだった。
オレーグは満足そうに、「誰にも倒すことはできない軍隊だ。神々どもを滅ぼしてやる。しっかり見届けろ、異教徒の最期を異教徒の神々は滅びる」と言う。
自分のルーツがスカンジナビアだとか、故郷に戻るだけだとか言ってたけど、それもすべてアイヴァーを協力させるためにウソだったようです。
アイヴァーはその事実を知った・・・
ヴェストフォル
ビヨルンの使者エイリーク
エイリークはハーラル王に、「ビヨルンの使者としてやって来た。同盟締結ためだ」と伝えるが、ハーラルはエイリークの話しを聞こうともせず、「ビヨルンは同盟ではなく私に仕える身のハズ。それにお前は追放されたスコーガルモールだ。これまで我が国でも殺人、奴隷売買などのいざこざを多数起こしてる。お前を明日処罰する」とエイリークの話しも聞かず投獄してしまう。
その様子を見ていたオラフ王はハーラルに、「エイリークの話しを聞くべきだ。処刑するならそのあとにしろ。命懸けでここまでやって来た理由を聞け」と助言する。
ハーラル王の決断
オラフ王の助言に従いエイリークの話しを聞いたハーラルは、「統一王になったのに、既に力を失い頼りにならないビヨルンと同盟を組む必要があるのか?」と納得できない様子を見せるが、エイリークから、「カレらは脅威だ。そしてヤツらは必ず来る」と言われ、条件付で同意すると言う。
それはビヨルンの軍をヴェストフォルへよこし、ここを守れと言うものだった。
ハーラルはこの非常事態を他の王、首長に知らせることに。
感想
ひっさしぶりに聞いた名前やで~、アセルスタン。
一瞬、あのアセルスタンか?と思ったけど、イヤイヤ、アセルスタンは殺されたもんね
ウベじゃないけど、ここでアセルスタンの名前が出てくるあたり、運命って怖いわ~。
男の子出産、おめでとうトービ。
ウベにとっては初めての子どもになるのかな?そして跡継ぎが出来ましたね。
でもウベとトービ夫妻は、国を牛耳ることより、冒険に興味津々の様子。
このまま彼らは黄金の国を探す航海に出るのかな?
スカンジナビアが危ないんだけど。
全20話なので残るは半分。
ん~、淋しいなー。
ヴァイキング、ずっと見てたいドラマだ
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