●ラゲルサの村を訪ねたグンヒルドは襲撃に備えるラゲルサを助ける
●アイヴァーはオレーグ公の目を盗み、行動を開始するが・・・
●ヴェストフォルではオラフ王の音頭で各地の王、女王、首長が集合する
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#6 勝負の鍵 The Key あらすじ
悪夢を見たグンヒルドはラゲルサの村を訪れ、それが正夢だったと知る。
オラフ王がノルウェー統一王を決めると言い出したことで、ヴェストフォルには各地の王、女王、首長が集合する。
アイヴァーはオレーグを倒すため、動き始めるが、オレーグはまたそれ以上のことをアイヴァーに見せる。
まとめ
カテガット
ヴィトゼルク
麻薬を断てず、立ち直る気配がないヴィトゼルク。
焼きただれたトーラとアイヴァーの幻覚に苦しめられ、耐えられなくなると酒と幻覚キノコを買いに行く日々。
とうとうお金も尽き、幻覚キノコを買うことさえできなくなったが、それでもヴィトゼルクは、大切な誓いの腕輪と交換して幻覚キノコを手に入れ、それ溺れる。
もたらされた情報
交易使節団がカテガットに戻って来た。
リーダーの男は、ルーシ国キエフのオレーグ公の客人としてアイヴァーがいると報告する。
ウベはこの事実をヴィトゼルクに伝えるよう言う。
ラゲルサの集落
突然やってきたグンヒルドに驚くラゲルサ。
しかしグンヒルドから夢を見て不安でやってきたと聞くと、「ビヨルンが永久追放罪にした男たちが襲撃して来て、ハリが殺された。私の責任。ヤツらは食糧を奪えなかった。だからまた襲撃してくる。だけどあの連中を止めるのはむずかしい」と不安を口する。
「名高い女戦士が弱音を吐くなんて」とグンヒルドは言うが、ラゲルサは以前の自分とは違うし元に戻れないと本音を漏らす。
グンヒルドはホワイトヘアーらの襲撃に供え、準備を手伝い、しばらく滞在するが、襲撃はなかった。しかしラゲルサは、「必ず戻って来る」と言う。
キエフ
アイヴァーの策略
オレーグ公に対抗するため動きだしたアイヴァーはまず、イーゴリ王子に助けを求め、ジール公を犬舎から脱出させ、国へ返すため動く。
衛兵たち3人が城内を裸で歩く女性に気を取られ、後を追っている隙を狙ってジール公を檻から出し、馬車に乗せたアイヴァー。
イーゴリ王子は、「本当に逃がしたの?」と聞くが、アイヴァーは何も答えない。
オレーグ公の果てしない狂気
食事の席でオレーグ公は、「スカンジナビアの所有権をルーシ族に与えた」と言う正式法的文書を見せ、偽造したと言う。
その上、運ばれた来た食事は目をくり抜かれた生首3つ。
「誰だ?」と聞くアイヴァーにオレーグは、「裸の女に気を取られてジールを逃がしてしまった衛兵3人の頭だ。当然拷問したが何も見てなかったから今後も見えないように目をくり抜いた」と言うと、「この件に関しては何も知らないよな?」とイーゴリ王子に迫る。
アイヴァーの不安をよそにイーゴリ王子は、顔色ひとつ変えず、「知らない」と答える。
ホッと胸をなで下ろしたアイヴァーだったが、すかさずオレーグは、「良い知らせもある。結婚することにした」とカーチャ王女を紹介する。
王女を見た瞬間、アイヴァーの様子が変わる。
カーチャ王女はアイヴァーが殺した妻、フレイディスにソックリだったのだ。
そんなアイヴァーを見てイーゴリ王子は、「幽霊でも見たような顔だよ」と言うが、アイヴァーにはまさしくその状況だった。
カーチャ王女は誰?
アイヴァーはカーチャ王女とふたりで話せる機会を狙い、「話したいと思った理由はお分かりでしょう。オレーグはボクをからかっている。フレイディスだろ?」と話しかけるが、「何の話し?」と言われてしまい、心がかき乱される。
ヴェストフォル
召集
各地の王、女王、首長がヴェストフォルに続々集結しはじめた。
トルケル首長はオラフ王を見るなり、「権力を放棄しろと言うのか?」と反論するが、「私が提案してるのは皆が忠誠を誓える大君主、ノルウェー統一王を決めることだ」とオラフ王。
それを聞いてトルケル首長は、「立候補制の公正な選挙にするべきだ」と主張、ビヨルンもそれに賛同したため、立候補制選挙を行うことに。
すっかりノルウェー統一王に選出されるつもりでいるビヨルンに対しチェーティルはハーラル王らの不審な動きに気づき偵察するが、その策略を知るまでに至らなかった。
チェーティルはビヨルンにそれを伝えようとするが、ビヨルンの態度が良くなかったため、「神のご加護を」と言うだけになってしまう。
投票
港に特別サイトを組んだオラフ王は、そこに王たちを集め投票を行うことに。
立候補者はビヨルン、ハーラル王、トルケル首長、ハーコン王の4人。
最初に投票したのはオラフ王。ビヨルンに一票を投じ、ハーラル王もビヨルンに投票する。
感想
王、女王、首長によるノルウェー統一王選挙、ドキドキする~
ビヨルンは人を信じ過ぎるし、単純だから、これまた騙されて殺されるんじゃないの?
そんな気がして仕方ないわ~
そしてあれだけアイヴァーが側近のヴィーグリーズと苦労して東へと移動したシルクロードの旅路。
使節団はルーシ国まで簡単にたどり着き、アイヴァー情報を持って戻って来たと言う~。
なんでやね~んって感じだけど、アイヴァーが生きてると知ったウベ、ヴィトゼルクの気持ちは如何に。
アイヴァーはオレーグを倒すために動き出したけど、オレーグにはアイヴァーの動くなどお見通しらしい
利用価値があるから、まだ泳がせてるだけなんでしょうね。
その上、アイヴァーのマインドコントロールまでしようと考えたのか、アイヴァーが殺した妻フレイディスそっくりの女性と結婚するなんて、どんだけリサーチ力あるねん
今回も衛兵3人を拷問し、生首を食事に出すと言う暴挙がありました。
それに動じないイーゴリ王子も、中々だよね、肝が据わってるわ
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