ヴァイキング~海の覇者たち~6 #4 捕らわれの者

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海外ドラマヴァイキング 海の覇者たち
今回のエピソードは
●ラゲルサは永久追放罪のホワイトヘアー率いる盗賊と戦うことに・・・
●オラフ王のワナにかかったビヨルンは思わぬオファーを受ける
●オレーグ公の狂気を知ったアイヴァーは、動き出す

 

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#4 捕らわれの者 All The Prisoners あらすじ

オラフ王から意外な提案を受けることになったビヨルン。
ラゲルサは集落を襲撃してくる盗賊と戦うが・・・・。
オレーグの狂気を知ったアイヴァーは動き始める。

 

まとめ

ラゲルサの集落

ラゲルサは女性、子ども、老人を集め、「楯と剣を取れ!」と皆を鼓舞。
それぞれに役目を与え、戦術を伝えて戦いの準備に入る。

永久追放罪を受けたホワイトヘアー率いる盗賊団が集落に向かってやって来た。
森で見張りをしていた子どもたちは、それぞれの役目を果たし、集落にいる大人たちに敵の接近を知らせる。
ラゲルサたちが待ち構える中、盗賊らはホワイトヘアーの指示で倉庫を襲撃しはじめたー。

そこを狙いラゲルサたちは応戦する。
思わぬ苦戦を強いられ、「引き上げろ!」と指示を出したホワイトヘアー。

隠れていたハリは盗賊が去って行くのを見ると、走り出て来て剣を拾いあげた。
しかしホワイトヘアーはそれを見逃さなかった。
馬を走らせ戻ると、ハリを剣で斬り殺したのだ。
ハリは亡くなってしまった。

葬儀と覚悟

多くの子どもの犠牲者が出た。
「ヤツらは目的を達成してない(食糧、家畜強奪)。だから必ずやって来る。この場所を捨て、逃げるか、ここに残り戦うか決めなければ」とラゲルサ。
民たちは皆、残って戦うことを決める。

カテガット

ヴィトゼルクの状態

ウベは麻薬草に溺れる弟ヴィトゼルクに、「東へ向かう交易使節団の指揮を執れ。シルクロードを旅し、各地で交易協定を結ぶ大役をお前に任せる」と任務を与え、立ち直るよう励ます。
ヴィトゼルクも、「立ち直るよ。失望はさせない信じてくれ」と言うが、ウベに抱きついて泣くヴィトゼルクは、はかなり不安定な状態だった。

ヴィトゼルクは麻薬草を断とうとするが、酷い離脱症状に苦しめる。

見限ったウベ

使節団出発の日が来た。
しかし港にはヴィトゼルクの姿はなかった。
やはり麻薬草を断てなかったヴィトゼルク。
ウベは、「期待していたのにナゼだ?」とヴィトゼルクを責めるが、グンヒルドらは、「裏切りたかったワケじゃない」とヴィトゼルクを庇う。
しかし使節団の出発を遅らせるワケにはいかないウベは、新しいリーダーを決めるよう指示する。

「立ち直ろうとしたんだ。でもダメだった」と言うヴィトゼルクにウベは、「お前を愛してる。これからも。だが二度も裏切られた。もう話すことはない」と見限ってしまう。

立ち直るチャンスを棒に振ってしまったヴィトゼルクは、アイヴァーの亡霊に苦しめられ、ひとり怯えるのだった。

予感

村が焼かれ、子どもたちが残虐に殺される悪夢で目が覚めたグンヒルドは、「ラゲルサの集落で何かあったかも知れない。確認に行ってくる」と言うが、「ただの夢だ」とウベとトービ。
しかしグンヒルドがどうしても行くと言うのでトービも同行したいと言い出すが、「オレはカテガットを留守にできない。責任がある。キミも妻としているべきだ」とウベに止められてしまう。
トービは子どもたちに渡して欲しいとお守りをグンヒルドに託す。

キエフ

動き出したアイヴァー

オレーグ公の狂気を知ったアイヴァーは、「ルーシ国にあるすべてのものはキミのものでオレーグのものではないし、カレは神じゃない。すべて持っているのは王位継承者であるキミだ。覚えておけ」とイーゴリ王子教える。

オレーグ公はアイヴァーを霊廟に呼び出し、「スカンジナビア侵略のための準備をはじめた。キミはラグナルの息子だ。私がキミを王座に据えても意を唱えるものはいない」と言う。
オレーグの魂胆を理解したアイヴァーは、「オレは操り人形か?」と反論するが、「調子に乗るなアイヴァー、キミには勿体ない。国を支配できるんだぞ?真の支配者が私だとしても、キミは王として名声を得る」と声を荒げるオレーグ。
しかしアイヴァーは怯まず、「忘れたのか?オレは神だ。オーディンの子孫だ」と言うが、「キミは神じゃないし妻は浮気者だ。オレを裏切ったらキミを殺す」とオレーグからハッキリ宣言される。

アイヴァーは夜、周りの目を盗んで犬舎にいるジール公に会いに行き、食べ物を差し入れる。
礼を言い、食事を貪るジールにアイヴァーは、「今、死なれたら困る。また自由になれるかも知れない」と言う。
その言葉にジールは、「助けてくれるのか?オレは病気なんだ。このままじゃ死んでしまう。助けてくれたらすべてを与えよう。富、女、奴隷、城も与える」と言うが、アイヴァーは、「城には興味はない。オレはオレーグを倒したい」と言う。

 

ヴェストフォル

包囲されたビヨルンたち

野営地をオラフ王兵で包囲されてしまったビヨルンらは身動きできなくなってしまった。
ビヨルンは、ヴァイキングらしく死ぬしかないと覚悟を決める。
そこへオラフ王の使者(ワナにかけた使者)がやって来て、「会談に応じれば攻撃はしない」と言う。
ビヨルンは、ハーラルの生存を確認させることを条件にし、応じることに。

手カセ足カセをつけられた惨めなハーラル王と共にビヨルンはオラフ王と面会する。
「ふたりとも捕らわれの身だ」と言うオラフ王にハーラルは、「あんたはこの国で慕われる王にはなれない」と言い、ビヨルンは、「あなたを倒すだけの戦力はないにしても、戦えばそちらも痛手を負う」と言う。
オラフ王は、打開策を考えると言う。

チェーティルを疑うビヨルン

野営地へ戻ったビヨルンは、アイスランドで何があったか真実を話してもらおうとチェーティルに迫る。
チェーティルは、

アイスランド移住は、苦労ばかりだった。食糧は尽き、作物は育たず、あまりに過酷な状態に苛立ったエイヴィンドはフロキのせいだと責め立てた。そして、エイヴィンドは皆で苦労して建てた神殿を焼い、エイヴィンドの息子はチェーティルの息子と娘ソルンを殺害した。
それでもフロキは、「報復するな。殺し合いは町のためにならん」と止めたが、チェーティルはエイヴィンド一家を皆殺しにしたと言う。

チェーティルの告白にビヨルンは、「フロキは夢を壊され絶望したんだ。だが、自ら出て行くとは思えない。誰かがフロキを殺した。お前だな」とチェーティルを責めはじめる。チェーティルは、「オレは関わっていない。腕輪に誓う」と言うが、フロキが見つかり真相を聞くまではチェーティルがフロキを殺したと責め続けると宣言するビヨルン。
チェーティルはビヨルンの背中を睨めつけながら、(いつか死ぬ。剛勇ビヨルンもな)と呟くのだった。

思わぬオファー

再びオラフ王はビヨルンとハーラルを呼び出し、「神々が真実を私に明かした。戦いは愚かなことだ。これまでの慣習を捨て、新たに始めよう。ノルウェー統一王を選ぼう。民から尊敬される王は剛勇ビヨルン、お前以外ない。ラグナルの息子のお前なら戦いで疲弊したノルウェーを統一できる。私が治める国や今ある権力すべてを放棄し新たな王に捧げる。考えて見てくれ」と言い出す。

ビヨルンは考えた末、そのオファーを受けることに。
ハーラルも同意する。
オラフ王は各地の王、女王、首長の承諾を得るため皆を集めると言う。

 

感想

ビヨルンの息子ハリが殺されちゃいました。
ラグナル、ビヨルンの功績を継ぐべき子孫だったのに。
ラゲルサは、ハリとアサ(孫)の面倒を見るわ~ってトビーに言っておいて、この結果はマズいよね
そりゃラゲルサのせいじゃないけど、トービは愛息ハリの死を受け入れると思う?
ラゲルサとの関係が変わりそうな気がする。
自分の子どもは自分で守らないとね、やっぱり。

オラフ王からの、【剛勇ビヨルン・ラズブロークをノルウェー統一王】にするって思わぬオファー、大丈夫なん?
これ、歴史を知ってる人なら結末はわかってるんでしょうね。
初代ノルウェー統一王が誰であるか検索すれば、先が読めそうだけど、せっかくなので、このまま見続けます。
歴史を知らない故、楽しめることかも知れないし。

さすがにオレーグ公はヤバいと感じたアイヴァーは動き出しました。
オレーグを信じて側にいたら、間違いなく殺される結末しか見えないもんね、コレ。
さて、アイヴァーはどう切り抜けるつもりなのかな。

 

コメント

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