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#19 バリアント Variant あらすじ
アーロンたちはオーシャンサイドを目指す途中、あるウォーカーと出くわす。
パメラの息子セバスチャン殺しでユージーンが指名手配される。ダリルたちはユージーンを庇い、町からの脱出を模索する。
一方、息子を亡くしたパメラは失意の中、ある行動を起こす。
相関図
まとめ
アーロン、ジェリー、リディア、イライジャ
ウォーカーの群れ
オーシャンサイドへ向かう途中、ウォーカーの群れと出くわしたアーロンたち。
ジェリーは、「道を外れると荷馬車は危険だ。通り過ぎるのを待とう」と提案するが、「少しでも早くオーシャンサイドへ行きたい」と道を外れて移動しようとアーロン。
だが、ジェリーの心配どおり、車輪がはまり、脱出を試みた時にジェリーは膝をケガしてしまう。
そこでアーロンは、壁のある場所で野宿を決める。
野宿
そこは水源が近く、壁があり、農地になりそうな土地もある魅力的な場所だった。
見張りをすると言うアーロンに、「私も手伝う」とリディア。
見張り中アーロンは、「何かあったのか？」とリディアに声をかける。
アーロンはラブラブだったふたりが、最近よそよそしくなっていることに気づいていたのだ。
「ヘンリーのことを思い出す。もう失うのはイヤなの」。
そう打ち明けるリディアにアーロンは、「アレクサンドリアでエリックと過ごした時間は人生で一番幸せだった。いつか別れは来る。避けられない。でもはじめるのは自分だよ」とアドバイスするのだった。
バリアント（変異）
しかしその夜、アーロンたちはウォーカーの大群の襲撃を受ける。
壁に囲われ、ドアを閉めていたのに、どこからウォーカーの大群が入ってきたのだ。
４人は建物のの中に逃げ込むが、ドアノブを回され・・・仕方なく塔の上階に逃げるが、ウォーカーが塀を登って来た。
しかも武器を持つかのように足元の石を拾い上げるー。
それに気づいたアーロンは、「ウィスパラーズ（囁くもの）だ！」と叫び、戦い、倒し、マスクを剥がすが、それはウォーカーだった・・・。
朝になり、始末したウォーカーを見つめるアーロンに、「そいつだけが特殊ってことか？」とジェリー。アーロンは、「生きてた頃の記憶が戻ったのかも。壁を登り、ドアノブを開けると聞いたことがあるが、まさか本当だとは。他にもできることがあるのかも・・・」と言う。
リディアはイライジャと向き合う決心をし、４人はオーシャンサイド向かう。
コモンウェルスで
大混乱の創立記念日
町にウォーカーが現れ大混乱の町でユージーンは見失ったマックスを探すが、住民から、「あなたがセバスチャンを殺した！」と大声をあげられるー。
それを見たダリルは広場からユージーンを助け出す。
パメラの指示
息子セバスチャンの遺体を前に、ショックを隠せないパメラ。
パメラは転化を止めようとするマーサを制止すると、「あなたの妹（マックス）は長年私に忠実だった。マックスを救いたいならユージーンを逮捕、処刑するしかない」と言う。
マーサ
パメラの命令を受けマーサは部下に、ヒルトップ、アレクサンドリアから移民を連行するよう指示する。
連行したロジータから、「マックスが町に残り、ここを変えたいと言っていた」と聞いたマーサは、「ユージーンに自首するよう言ってくれ。カレが反省し協力するなら関係者全員を助けることになる。だが、カレやキミたちが不必要に物事を難しくするなら誰も助からない」と言う。
教会で
ダリルはユージーンを囲って教会にいた。
コモンウェルス脱出の準備を進めているダリルたちは、夜明け前の決行を決めるが、部隊が見張っており難しい状況だった。
ユージーンは、「私の行動でキミたちを窮地に立たせてしまい悪かった。でもマックスを置いては行けない」と言い出すが、「トルーパーが町中お前を探してる」とダリル。
ロジータは安否だけでも知りたいと言うユージーンの気持ちを受け、「私がマックスを探す」と言うが、町には、【暴動を起こした犯人は罰を受けるべきだ。犯人に関する情報提供者には報奨金を払う。逃亡ほう助すれば共犯とみなし裁かれる】と言う放送が流れ続けていた。
プリンセスとマーサ ①
プリンセスは兵士オフィスへ戻ってきたマーサに、「連行され３時間も尋問された」と突っかかるが、「パメラの息子をユージーンが殺した。議論してる暇はない」とマーサ。
しかしプリンセスは、「処刑するんでしょ？それでいいの？ユージーンは何年も孤独だった私を救ってくれた。善人が処刑されるような町に何の意味があるの？」と言うが、「家族を守りたい」とマーサ。
そこへマックス発見の一報が入った。
兄と妹
マックスはロジータの前でトルーパーに拘束されてしまう。
マーサはマックスに、弁明文にサインするよう求めるが、「ウソだわ。うつ病じゃないし、混乱してやったことじゃない。ユージーンが黒幕ってこと？腐った体制に加担したくなくて私がやったの。カレは私の命を救ってくれた。そのカレを有罪にしろって？」と言うが、「反逆罪で処刑される。お前のためだ」とマーサ。
しかしマックスは、「私は町のためにやってる。”犠牲を払ってでも真実を語れ”父さんの言葉よ。父さんは私とユージーンを誇りに思うハズ。そして兄さんを恥じてる」と言うとサインを拒んだ。
ユージーンと言う人物
マックスが心配で仕方ないユージーンは、「彼女を助ける」と教会から出ようとするが、ダリルから、「行けよ」と言われ、行動を起こせなくなってしまう。
「私が臆病者だからか？」と言うユージーンにダリルは、「スマート（賢い）だからだ」と言うが、ユージーンは、「私はずっとお荷物だ。周りの人の勇気を頼りに生きてきた。勇気は生まれ持つものか？それとも習得するのか？」と聞くユージーンに、「両方だ」と肩をたたいて労るダリル。
パメラとホーンズビー
息子の死を嘆き、そばを離れることができないパメラ。
しかしセバスチャンはとうとう転化、パメラはトルーパーに、「対処して」と指示する。
牢獄にやって来たパメラに、笑顔を見せ、「よく来てくれた」とホーンズビーに、「息子を殺した。労働者を8人殺し、群衆の中にウォーカーを放った」とパメラ。
ホーンズビーはパメラが事実を知っていることに驚き、「私が必要だと気づいて欲しくて賭けに出た。まさかあなたの息子が死ぬとは思わなかった。ヒルトップとアレクサンドリアのせいだ。彼らが扇動して秩序を乱した。彼らを止めなくてはいずれすべてを奪われる」と必死で自分の正当性を主張する。
するとパメラは、「あなたのやり方で決めようかしら、賭けで。当たったら生きられる。外れたら・・」と両手を差し出す。
見事にコインを当てたホーンズビーは、「ありがとう、感謝する。ミルトン家に100%仕える」と忠義を立てるが、パメラは牢獄にウォーカー化した息子と、頭を撃ち抜いたカルフーンの遺体を入れるとホーンズビーの手錠を外し、ナイフを１本置くと、「息子に食べさせて」と言い残してドアを閉めた。
プリンセスとマーサ ②
町を出ようとするプリンセスにマーサは、「行かないでくれ」と止めるが、プリンセスは、「ユージーンが死ぬ所には居られない」と言う。
マーサは、全力で処刑を阻止すると言うが、「ここでは何もかもが茶番。あなたには理解して欲しい。私もつらい。前の世界でも私はツラかった・・」と生い立ちを話しはじめるー。
（プリンセスは母親の再婚相手と連れ子から虐待を受けていたが、母親は見て見ぬ振りだったと言う）
「この町は継父と同じ。そして私が黙って何もしなければ母と同じ。私は母とは違う。だから行かなくちゃ。そんな目に遭ってたからずっと男の人が怖くてモンスターだと思っていたけど。でもあなたは違った」と言うと立ち去る。
ユージーンの決断
町を脱出するときが来た。
しかしロジータからマックスが捕まったと聞いたユージーンは、「ここに残る」と言う。
ロジータは、「動揺する気持ちはわかるけど、ここに居たら殺される。脱出するほか道はない」と説得するが、「マックスがいない未来は考えられない」とユージーン。
ユージーンは、「ココに渡して欲しい」とペンダントを手渡し、ロジータと別れをのハグをした。
男気
ユージーンは自首した。
セバスチャンの録音テープを流したこと、故意ではないがセバスチャンの死を招いたことを認め、単独犯であり、マックスは一切関与していないと告白、投獄される。
襲撃
町を脱出しようとしていたロジータが、二人組の男に襲撃されたー。
感想
今回のエピソードの主役はユージーンでした。
毎回、エピソード主役の回想シーンが冒頭に流れてエピソードに入る感じですね。
それを見ると、年数を感じるし、（あぁこんなこともあったな）と思い出すもんですね。
原題「Variant（バリアント）」は、変異している、異形って意味だそうです。
私も、ここでまた”ウィスパラーズ（囁くもの）”が出て来るんか～い
と思ったけど、進化したウォーカーだってイヤイヤ、案外進化したウォーカーの話、怖いんやけど
と言うか、その路線でストーリー展開してくれた方がワクワクすると思う～。
今回、ホーンズビーの最期は描かれましせんでした。
手の拘束を解かれ、ナイフを持たされたホーンズビー。
普通で考えたら、セバスチャンがカルフーンを食べてる時に、後ろから頭を刺して始末できると思いません？
死んでない気がするんだけどなー。
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