THIS IS US シーズン5 #1 40才の誕生日 パート1(相関図あり)

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「This is Us」もコロナ感染症についてスルーできないようで
コロナ感染がエピソードの中に組み込まれ、マスク姿のピアソン家が登場します。

【ここまでの話】
レベッカは軽度認知障害と診断される。ランダルは治療法を探して駆けずり回り、”治験参加”のチャンスを掴むが、「治験は受けない」とレベッカ。
ビッグスリーは母親の気持ちを優先しようと決めるが、ランダルはそれを受け入れることができず、母親を説得、治験を受けることに。
しかしそれを知ったケヴィンはランダルが許せず、言い合いになった末、「オレの人生で最悪な日は、父さんの死じゃなく、お前が養子に来た日だ」と言ってしまう。
一方ケイトとトビーは、養子を迎えることを決めるが・・・。

#1   40才の誕生日 Forty: Part One あらすじ

40才の誕生日を前にケヴィンの人生を動かす大きな出来事が起こる。
ランダルはパンデミックと黒人差別問題に苦しむ。

 

相関図

まとめ

ケヴィン

ランダルとの喧嘩とビッグニュース

母の治療をめぐりランダルと史上最悪の喧嘩をした直後、ケヴィンはマディソンから、「妊娠した。双子なの」と告白を受ける。
驚き、言葉を失ったケヴィンだが、「父親になる。キミを支える」と覚悟を決める。

【マディソンとケヴィンの関係について】
マディソンはケイトの親友で、ピアソン家が家族ぐるみで付き合っているひとり。
ある日、ケヴィンは自身のアルコール依存症や上手くいかない婚活に落ち込み、甥っ子に会って気分を変えようととケイト宅を訪ねるが、そこに居たのはマディソン。ケイト一家は旅行中で、マディソンは留守宅(ワンコのお世話)を頼まれていたのだ。
なんとなく、ふたりで会話をしているうちに・・・・関係を持ってしまったふたり。
その後、ふたりは連絡さえ取っていなかった。
THIS IS US シーズン4 #12 大変な1週間 part 2(相関図あり)
今回はケヴィンの話。 元々イケメンだと思ってたけど、ケヴィン役のジャスティン・ハートリーは、ホントにハンサムって思いました(笑) 「THIS IS US シーズン1~4」はAmazonプライムで視聴できます Amazonプライム会員は、月額

ケヴィンはマディソンと共にケイトとトビーに妊娠を伝える。
同じく驚き、言葉を失ったケイトだが、「おめでとう。エアハグしたい!」と大喜びする。

少しずつ

しかしケヴィンとマディソンはまだふたりの関係をどう位置づけていいのか迷っている。
とりあえずケヴィンはマディソンの家に居候することに。

もうすぐビッグスリーの40才の誕生日だった。
パンデミックの中、山荘に行ったっきりの母親を気にしているケヴィンを知ってるマディソンは、感染対策をし、ケイト一家と山荘に行かないかと提案する。
ケヴィンはマディソンのお腹の中で動く双子を触り、「感激だよ」と言う。
ふたりの関係は少しずつ変わろうとしていたー。

 

ランダル

パンデミックと黒人差別

母の治療をめぐり大喧嘩したケヴィンとは音信不通のまま。
パンデミックはランダルの議員の仕事にも影響し、疲労困憊する毎日。

そんな中、ケヴィンがマディソンを妊娠させた(と言う表現)と言う報告がケイトから入った。
大喧嘩以降、音信不通のケヴィン。
ランダルは迷った末、”おめでとう”のメッセージを送る。
すぐに返事は帰ってきたが、「Thanks」だけだった。

実はケヴィンも大喧嘩のあとでばつが悪いらしい

そんな中、警察官による黒人男性銃殺事件が起こった。
ニュース映像を見たランダルは打ちのめされる。

その後、黒人系住民への人種差別問題はアメリカ社会で大きなトピックに。
各地で抗議行動がはじまり、その様子は頻繁にニュースに。
家族で抗議活動と警官の衝突を見たテスは、「チャンネルを変えて欲しい」とストレスを感じている様子を見せる。
パンデミックの影響で、オンライン診察にはなったものの、リー医師とのカウンセリングを週2回続けているランダル。
リー医師は、「どんなことでも話して欲しい」と言うが、やはり黒人でないリー医師に、人種差別問題については話せないランダル。

 

40才のビッグスリー

山荘で

治験を受ける決意をしたレベッカだったが、やはりパンデミックの影響で治療開始が延期に。
最近は調子も良く、ミゲルと山荘で生活している。

誕生日パーティー

40才の誕生日を祝うために子どもたちがやって来たが、そこにランダルの姿はなかった。
ケイトは、「こんなのはイヤ」とケヴィンとランダルに電話して、呼ぶつもりだ。
そんな中、「今日はあなたたちが大好きな”七層のラザニア”を作る」と調子が良さそうなレベッカ。

そしてレベッカは、町に買い物に行ってくると言い出す。
もちろんケイトは心配するが、「自立した行動も重要だと医師に言われてる」と言うミゲルの言葉で、渋々納得する。

しかし町に出たレベッカはパニックを起こしてしまう

ほんとうに生まれた日

今日はランダルの40才の誕生日。
しかしランダルは、恒例の兄弟で集まる誕生会に行かないと言う。
ベスは家族で何をしたいか聞くが、「今日がボクの本当の誕生日ではないかも。今日はピアソン家の養子になった日なだけだ」と言い出すー。

【過去:ランダルの出生のはなし】
ランダルの生みの父はウィリアム、母ローレル。
赤ん坊を妊娠した当時のローレルは、社会に反骨心を持っており、仕事に情熱を燃やし、この部屋から引っ越し、赤ん坊のために窓のある部屋で暮らすと大きな夢を持っていた。
しかし昇進できず、友だちは不条理な理由で逮捕され、黒人系が生きていくには厳しい社会を痛感、「良い母親になれない」と落ち込む。
そしてランダルを出産した日、突然産気づき、自宅で出産することに。その際、痛みを和らげようとクスリを使ったが、過剰摂取が原因で亡くなってしまった。
ウィリアムは救命士を呼んだが、蘇生の甲斐なくローレルは亡くなった。
息子を抱いたまま、呆然と立ち尽くしていたウィリアムだが、救命士が警察と児童保護局に連絡するのを見て、息子を抱いたまま逃げ出す。
息子の幸せを願いウィリアムがしたのは、消防署前に息子(ランダル)を捨て子にすることだった。

息子を置き去りにしたものの、ウィリアムは妻の言葉を思い出す。
(この子に家族を作って。約束して)
ウィリアムは息子の行き先を確認するため消防署近くの病院へ。
その病院こそ、出産のためにレベッカが入院している病院だったー。

ランダルの家族

山荘に行かないとパパのために娘たちはバースデーケーキを作ることに。
しかしテスは、大好きなケヴィン伯父さんに会えないことが不満だ。

マリクとランダル

デジャとマリクの交際は順調で、今日がふたりにとって交際1周年らしい。
マリクはデジャとお祝いするためにピアソン家にやって来た。

ランダルにとってマリクは、(良い青年だと分かっているが、娘の恋人として歓迎したくない)と言う存在。
一方マリクは、いつも寒いダジャレで笑わしてくれるランダルが元気がないことを心配する。
黒人差別の事件、デモの話しから、気がつけば、ランダルはマリクに自分の本音を話していた。
白人の家庭で育ったから、子どもの頃は黒人系問題は別世界のことだった。ウチの家族には重すぎたのかも。だが高校生の頃、黒人系住民と警察官の問題がニュースに。だがひとりで対処するには重すぎた。ーと。

その時ケイトからメッセージが。
最初は無視していたランダルが、「ママが行方不明。力を貸して」の文字を見て・・・。

ランダルは、躊躇することなく山小屋に向かう。

マディソンに起こったこと

「足を取られてお腹から転んでしまった。いつもは動き回る赤ちゃんたちが、もう20分も動かない。おかしいと思う。病院に行きたい」
マディソンからそう言われ、ケヴィンは近くのクリニックにマディソンを連れて行く。
医師はエコー検査をするが、心音が1人分しか確認できないと言う。
「希望を捨てないで。経膣エコーで確認する」と医師。
マディソンは今にもパニックを起こしそうだ。

するとケヴィンは、「オレのことを信じてる?ダメなところばかりだけど」とケヴィン。
信じてると答えるマディソンにケヴィンは、「オレには分かるんだ。子どもたちは大丈夫だ。オレたちがついてる。良い親になれる。マディソン結婚しようよ」と。

その後、経膣エコーで二人分の心音が確認され、安堵するふたり。

しかし帰りのクルマの中でマディソンは、「あなたはダメなところばかりじゃない。ダメなところもあなたの一部。あなたは素晴らしい人よ。だからプロポーズは忘れてあげる。お芝居は終わり」と言うが、「取り消す気はないよ」とケヴィン。

 

感想

コロナ感染症の話題は「This is Us」でも避けて通れなかったようですね。
レベッカの治験さえ、コロナ感染症蔓延の影響で延期になりましたし。
それだけじゃなく、警察による黒人系市民への暴行問題など、アメリカ社会の問題を避けず、真正面から描く内容になっていました。

これまで「This is Us」が描いてる時代が、私たちの時代とリンクしてると考えたことなかっただけに、リンクしてるんだーと思った次第です

この先もパンデミックと黒人差別問題はこのドラマに影響し続けるのかな?

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