ストレンジャー・シングス2 #5 ディグダグ(相関図あり)

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海外ドラマストレンジャー・シングス 未知の世界

このレビューは、Netflix配信ドラマ「ストレンジャー・シングス シーズン2」です。
シーズン2は、2017年制作、全9話で、1980年代の架空の町ホーキンスが舞台のSFチックドラマです。
シーズン1、全8話のレビューはコチラ

#5 ディグダグ DIG DUG あらすじ

ウィルの話しを聞い、プラスの意見をするマイク。ナンシーとジョナサンはある人物を訪ねる。一方、農場の地面の中へと入ってしまったホッパーは、大変なことに。

 

相関図

まとめ

ホッパー

ツルの絡まるゲートとトンネル

メリルの畑の土を掘り、裏世界へのゲートらしきものを見つけたホッパーは、その中へと下りるが、トンネルはツルが絡まってできており、時折猛獣が威嚇するような唸り声が!奥へと慎重に進むうち、昆虫の口のような蠢くものを見つけたホッパーだが、そこから液体を吐かれ、意識を失い倒れてしまう。

程なくしてホッパーは意識を取り戻すが、地上へ戻る穴はツルに覆われ消えていた。
仕方なく奥へと進むが、トンネルは迷路のように入り組んでいた。そこでホッパーは、進んだルートがわかるよう目印にタバコを落としながら進むことに。無線は繋がらず、たくさんの獣の死体や骨まで見つかる。
そんな時、ツルが蠢いており、火を近づけるとイヤがることに気づいたホッパー。

ホッパーは松明を作りツルを焼いて脱出口を開けようと試みるが、それは思った以上に困難で、そうやっているうちにツルはホッパーの足に絡みつき、足を取られたホッパーは転ばされ、身体中巻き付かれてしまう。

ウィルが描いた絵の正体

一心不乱に絵を描き続けるウィル。ジョイスはその絵をパズルのように繋ぎ合わせる。

ウィルは、「影のモンスターが感じてることを感じ、見えてるものが見える。それだけじゃない、モンスターの一部は家やボクの中にもいて、ホーキンスの町中に広がってる」と怯えるが、「それは利点かも。影のモンスターの見るものや考えが分かれば、モンスターを倒せるかも。ボクらがついてる」とマイクは励まし、ウィル宅に泊まるが、翌朝目覚めたウィルは突然、「ホッパー署長が大変だ。死んでしまう」と言い出す。

「署長はここにいる」

また絵を描き、「ホッパー署長はここにいる」とウィル。ジョイスとマイクはその絵を元の絵に当てはめることはできたものの、そこがどこなのか全くわからない。
途方に暮れているところへボブがやって来た。
ジョイスはボブが謎解きが得意だと言っていたことを思い出し協力を頼むことに。
最初は家中の壁、床、窓に貼られた絵を見て茫然としたボブだったが、突然、「ん?これはラバーズ湖だね?これはジョーダン湖でサトラー採石場のある場所だ。この絵は道路じゃないけど、ホーキンスの地図だ」と言い出す。

ダスティン

ダートとの格闘

飼猫ミュウがいなくなり、取り乱す母親をなだめ、母親を出勤させたダスティンは、ホッケーのキーパー装備を身につけると、冷蔵庫のハムを自分の部屋から廊下、玄関・・・と点々と置き、地下室まで誘導する導線を作り、「朝ごはんだ」と呼びかけて自室のドアを開け、大急ぎで外小屋へと避難する。

小屋の隙間から様子を確認していると、ハムを食べながらダートが移動して来た。
ダスティンは、「よし!いいぞ、もう少しだ!」とダートを地下室へ追い込もうとするが、突然、ダートはダスティンに気づいたのか小屋へと向いはじめる。
覚悟を決めたダスティンは、大声をあげるとドアを開け、ホッケーのパットでダートを地下室へ打ち飛ばし、地下室へと押し込めることに成功する。

ダスティンは飼猫を葬り、「コード・レッド」と無線連絡するが、マイクもウィルも応答しない。
ダスティンはマイク宅へ直接行くが、やはりマイクは留守だった。そこへナンシーと仲直りしようと花束を持ってやって来たスティーブ。ダスティンはスティーブに協力を頼むことに。

ナンシーとジョナサン

ナンシーとジョナサンは、失踪中のバーバラを捜索している”マレー・バウマン”を訪ねる。
マレーは、「遠路はるばる来たんだ、確かな情報なんだろうね?」と言い、独自捜査の成果を見せるが、「時系列が違う。それに丸坊主の女の子はソ連じゃなく研究所から来た。名前はイレブン」とナンシー。
ナンシーはマレーに”オーエンズ医師の告白録音テープ”を聞かせると、「これで有罪を立証できるでしょ?」と言うが、マレーは、「私が信じても世間は信じない。そんな証拠は隠蔽できる。だから薄めて伝えよう。”バーバラは研究所からの有毒物質にさらされた”と。真実に近く相手に痛いところを突く話しにするんだ」と言い出す。

ルーカスとマックス

仲間はずれにされ怒ってしまったマックスに、ほんとうのことを話す決意をしたルーカスは、ゲームセンターのアルバイトと取引し、ふたりだけにしてもらうと、怒っているマックスに、「今から去年の出来事を話すけど、この話しはバレたら逮捕されるか最悪は殺される危険な話しだ」と前置きし、話し始める。

だが話しを聞いたマックスは、「こんな作り話しを信じると思う?」とまったく本気しない。ルーカスは、「極秘のことを命がけで話したんだぞ?キミを守るためでもあるんだ」と言うが、マックスは、「私を誰から守るって言うの?研究所の悪いヤツら?異次元のデモゴルゴン?イレブンって女の子?」とゲームセンターの中でまくし立てる。
ルーカスはたまらずマックスの口を塞ぎ、「言うな!殺される」と言うが、マックスはますます不信感を募らせると、ビリーのクルマで去ってしまう。

エル

ママに会いたい

(ママに会いたい)一心で、ヒッチハイクで”テリー・アイヴィスの家”へとやって来たエル。
ドアをノックしても住民は、「帰って」と言うだけで姿さえ見せない。
エルは超能力でドアチェーンを外すとドアを開け、「私はママに会いたい(I want to see mom)」と言う。

だがエルが会った母テリーは、エルと視線を合わせることもなく、独語(息、ヒマワリ、虹、右3、左4。450)を呟き続けるだけだったー。

「ママは治らないの?」と聞くエルにベッキーは、「そう言われてる。長い夢の中にいるんだと思う。だけど、姉は生きているってずっと信じてた。いつか家に帰ってくるって用意してた」とジェーンの部屋を見せる。ベッキーは、「私とここで暮らしてもいいのよ。ただ事情を話してくれないと助けることはできない。今じゃなくていい。準備ができたら、どこから来たのか、どこにいたのかすべてを話して欲しい」と言う。

サイン

その時、部屋のライトが点滅をはじめた。それは、順番に点滅して行く。ベッキーは、「よくあること。古い家だから配線が悪いの」と言うが、エルは母テリーが鼻血を出しているのを見て、「ちがう、ママは私をわかってる。私と話したがってる」と言う。

超能力

エルはママの話しを聞くために、目隠しし、TVを使い潜在意識の世界へと入る。

何もない世界で、揺り椅子に座り、いつもの単語を連呼し続ける母テリーに近づき、「ママ、ジェーンよ。ただいま」とエル。次の瞬間、テリーはエルを見ると、エルの手を引っ張り、「NO」と言って消えてしまう。
そこからエルが見たのはテリーが辿った人生だった
テリーが呟き続けている5つの単語(息、ヒマワリ、虹、右3、左4。450)には意味があったのだ。

テリーがブレンナー博士にされたこと】
●妊娠中のテリーが出血、パニック状態のテリーに、「をして!」と声をかけるベッキー
●病院に搬送されたテリーは帝王切開で出産、赤ん坊の産声を聞くが、そこにブレンナー博士がいた
●意識が戻ったテリーの病室にはヒマワリの花瓶。だがベッキーから、「赤ちゃんは死産だった」と聞かされる。だがテリーが、「産声を聞いた。ジェーンは生きている。手術室にブレンナー博士がいた」と騒いだため、鎮静剤を打たれてしまう。
●それから数年(!?)ジェーンを取り戻すために、金庫(右3、左4)を開けて銃を取り出したテリーは、研究所へ乗り込みジェーンを探し回る。ジェーンはの絵のドアの部屋にいたが、テリーはスタッフに捕まってしまう。
●テリーはブレンナー博士に「450ボルト」の電流を頭に流され、壊されてしまった。

ホーキンス国立研究所

昨日、被害農場から持ち帰った土を検査した科学者は、「土に汚染物質はなかったが、火で炙ると信じられないことが起こる」とオーエンズに報告。オーエンズは、火に炙られた土が渦を巻いて舞い上がる不思議な現象を目の当たりにし、言葉を失う。

ホッパーを助けるために

ボブはホーキンスの地図を広げると、ウィルの絵の長さを測り、ホッパーはいるだろうポイントをおおよそに特定。4人は救出に向かうが、正確な位置がわからず迷ってしまう。その時、「そこを右だ!今の記憶で見えた」とウィル。ウィルの指示どおり行くと、農場の中に1台のパトカーが停まっていた。

ジョイスはウィルとマイクを待機させ、掘られた穴に下りるが、穴は絡まったツルで塞がれていた!
ジョイスはショベルでツルを切ると、ボブの制止を振り切り、地中へ。続けてボブも下りるが、ワケのわからないボブは、「どうなってるんだ?どういうことだ?」と聞くが、ジョイスはそれには答えず、「ホッパー!ホッパー!」と叫び、トンネルを進み始めるー。

ようやくボブはウィルが描いた地図の中にいると理解するが、ジョイスは落ちているタバコを拾い、「ホッパーのだわ。ここを進んだ」とタバコを辿り・・・ツルに絡みつかれ息絶え絶えのホッパー発見する。

ジョイスとボブはナイフでツルを切りホッパーを救出するが、振り返ると、防護服姿の研究所員の姿が!
研究員はホッパーたちにすぐ脱出するよう言い、バーナーでツルを焼却しはじめる・・・

その途端、地上にいるウィルが苦しみはじめ、悲鳴をあげてケイレンしはじめたー。

感想

シーズン2、ほんとうに面白いんですけど
表現として間違ってるかも知れないけど、ワクワクする。続きが気になって次々観てしまう~。

影のモンスターはウィルの口や目、耳からも入り込んでいたから、地中のツルを焼かれ、ウィルに激痛が走ったのは理解できるけど、ウィルが可哀想すぎる

まとめでは敢えて割愛したけれど、ナンシーはジョナサンのことが好きみたい。ふたりでウィルとバーバラを助けようとモンスターと対峙したあと、ジョナサンはウィルのこと、スティーブのことがありナンシーから距離をおいたらしいけど、ナンシーはジョナサンが告白してくれるのを待っていた様子。
どうするよ?ジョナサン(笑)

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