ようやくエンジンがかかり始めた私。
展開が少し面白くなって来ました
#10 光と影 Lights and Shadows あらすじ
ケイトはトビーとの問題に正面から向き合う。
ケヴィンは、婚活をはじめる。
ランダルは、母レベッカのために専門医の予約を取りLAへ飛ぶ。
相関図
まとめ
過去:結婚前のジャックとレベッカ
レベッカの父デイヴとデイヴの仲間とのゴルフラウンドは散々だった。
ジャックは気持ちを落ち着かせようとお酒に逃げ、帰宅した時は深酔い状態に。
現実
デイヴから、【キミは娘にふさわしくない】と言われたジャックだが、実際、仕事はパートタイムの整備工。生活は苦しく、家賃を滞納していた。
そしてジャックは、「距離を置こう。キミとオレでは住む世界が違い過ぎる」と別れを切り出す。
レベッカは困惑し、「気にしない」と言うが、「オレが気にするんだ」とジャック。
レベッカの気持ち
ジャックとの別れに落ち込むレベッカに母ジャネットは、「乗り越えられる」と言うが、「私はジャックを愛してる」とレベッカ。
しかしジャネットは、「カレには仕事も将来性もない。私とパパはそれが怖かった。だから先日のゴルフの時に、パパが”ふさわしくない”とカレに言い渡したんだと思う」と言う。
それを聞いてレベッカの気持ちが決まった。
ジャックに会いに行こうとするレベッカに、「あの暗い複雑なカレを選ぶなら、永遠の恋物語をもらいなさい」とジャネットは言う。
レベッカは整備工場で働いているジャックに会いに行くと、「お金も仕事も家柄も将来性もすべて関係ない。私はあなたを愛してる。あなたと生きていきたい」と伝える。「キミを愛している。どうか忘れないで」とジャックも思いを伝え、ふたりは永遠の愛を誓うのだった。
現在:ケヴィン
婚活にいそしむケヴィンは、婚活サイトを利用し、色んな相手と次々デートするが、どの出会いも違うと感じてしまう。
そんなある日、珈琲ショップでリジーと出会ったケヴィン。
珈琲を飲みながら会話した途端、彼女こそが捜していた相手だと直感したケヴィン。
しかしリジーはシカゴ在住。明日帰ると聞き、「夜の撮影まで時間がある。キミにLAを見せてあげるよ」とケヴィン。
ケヴィンはコネを使い、ハリウッド・ボウルを貸し切ると、シャンペンを用意、リジーが好きなジョン・レジェンドのスペシャルステージをリジーのためだけに用意する。
ジョン・レジェンドの歌を聴きながら、「まるでシンデレラストーリーみたい」と感動するリジーに、「キミに運命を感じてる」とケヴィンはキスしようとするが、拒否するリジー。
なんとリジーは結婚していた。
「両親のような恋愛を期待するからダメなんだ」と半ば諦め気味のケヴィン。
その時ソフィーから着信が。
ケイトとトビー
”レディ・クリプトナイト”
LAの自宅に帰り着いたケイトは思い切って、”レディ・クリプトナイト”についてトビーを問いただす。
トビーは、ジム仲間8人でグループを作っているが、主に情報交換をしているだけだと言い、「彼女とは何もない。信じて欲しい」と言う。
ケイトはその言葉を信じる。
これまで、トビーのダイエットに協力的でなかったことを反省したケイトは、【受け入れてる】姿勢を示すため、トビーには内緒でジム仲間を呼び、ハワイ風サプライズ・パーティーを計画する。
トビーの嘘と本音
しかしパーティーの当日、ケイトはジム仲間のカートから、トビーが2週間前にジムを変えた聞かされ驚く。
トビーがジムを変えた理由は、レディ・クリプトナイトから迫られたからだった。
「キミは心からジャックに愛を注いでいるが、悲しい気持ちで息子を見てしまうオレがいるんだ。ジャックはオレたちの顔を見れないし、海も見れない。一緒にスターウォーズを見ることもできない。だからジムで自分を追い込み、妻以外の人に愚痴ってしまった」と心のうちを打ち明ける。
ケイトはジャックを抱っこすると、「家族旅行を予約した。目の不自由な子どもための場所よ。私たち家族にとってそれが素晴らしい経験になると思ったから」と言うのだった。
イスに座るジャックを見てケイトは、ジャックがライトを見ていることに気づきトビーを呼ぶ。
トビーがジャックを抱き上げると、ジャックは電球に手を伸ばそうとする。ジャックは光を感じているだった。
レベッカ
感謝祭後、LAの認知症専門医のリサーチを続けるランダル。
しかし、どこも中々予約が取れず、ようやく予約できたのは、クリスマスも年末年始も過ぎた1月11日だった。
ランダルから連絡を受けたミゲルは、「キミが来ることはない」と言うが、ランダルはLAへ飛ぶ。
待合室で診察を待つ間、レベッカはランダルに、ケイトとケヴィンには言わないで欲しいと念を押す。
ウィテカー医師に名前を呼ばれ、レベッカが診察に入った。
それを待っていたかのように、「私だって妻を病院に連れて行ける。だが必要ない。年齢による物忘れだ」と苛立ちをぶつけるミゲル。
ランダルも気持ちを抑えきれず、「何もなければ良いと思ってる。だがオレは1日母さんと過ごしただけでおかしいと気づいた。なぜ気づかなかったんだ?」とミゲルを責めてしまう。
ミゲルはそれでも、「年齢のせいだ。私だって物忘れをする。普通のことだ。キミは英雄ズラしてフィラデルフィアから飛んで来ただけだ」と酷い言葉を口にする。
ミゲル
検査の結果レベッカは、【軽度認知障害】と診断され、追加で検査を受けることに。
「キミが正しかった。ほんとうはレベッカの変化に気づいていたんだ。だが、ただの年寄りの物忘れだと思いたかった。彼女に何かあれば・・」と動揺を隠せないミゲルだが、気丈に、「これからはレベッカを注意深くケアするし、薬の管理もしっかりする」と約束する。
ランダルはそんなミゲルに、「分かってる。一緒に乗り越えよう」と言葉をかける。
ランダルの見たもの
夜遅く、フィラデルフィアに戻ってきたランダルは、リビングで男の影を見る
感想
軽度認知症(アルツハイマーかも)と診断されたレベッカ。
エピソードの中で、レベッカの頭の中には、ジャックと出会った頃の音楽が流れているようですよね?
永遠の愛を誓ったジャックとの日々を思い出しながら、一筋の涙を流すシーンは、久々にグッと来ました
ラストシーン。
ランダルが見たのは現実?それとも幻覚?
精神的に追い込まれると幻覚に襲われる傾向にあるランダル。
母の認知症がショックだったのかな。
エピソード9では、9ヶ月後、ケヴィンとケイトはランダルと疎遠になっていることが分かりました。
その原因は、ランダルがレベッカの認知症を黙っていたことなのかも知れませんね。
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