ブレイキング・バッド1 #7 犯罪の境界線(シーズン最終話)

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海外ドラマブレイキング・バッド

シーズン1最終話。

#7 犯罪の境界線  A No Rough Stuff Type Deal  あらすじ

ドラッグの元締めトゥコとの取引で、週末までに4ポンドのメスフェタミン精製を余儀なくされたウォルター。原材料調達ができないと悲観的になるジェシーにウォルターは科学知識で対処しようとする。
一方スカイラーは妹マリーのある癖を知ることに・・・。

 

相関図

まとめ

ウォルター

市警の介入とPTA総会

用務員ヒューゴの逮捕を受け、緊急PTA総会が開かれた。
療養中のウォルターもスカイラーと共に総会に参加。
事件はアルバカーキ市警も加わることとなり、大きな事件へと変わりつつあった

ウォルターの抗がん剤治療は順調だった。スカイラーは安堵するが、医師デルカボリは、「期待しすぎないように」と釘を刺す。

ジェシー

ウォルターが退院したジェシーを訪ねると、彼は、「2人(クレイジー・エイトとエミリオ)を処理した家には住めない」と自宅を売却、不動産屋が客を連れて出入りしていた。
そんなジェシーにウォルターは、メスの売上の半分と慰謝料3万2千ドルを手渡すと、「トゥコと取引した。1週間で2ポンド精製する。これで毎週カネが手に入る」と言い出す。

しかしトゥコの恐ろしさ、ドラッグ取引の実態を知ってるジェシーは、「俺に相談なしで勝手に決めたのか?トゥコは平気で人殺しをするヤツだ。それに原料はどうやって調達する?調達するのに時間がかかるのに、取引どおりの精製なんてムリだ」とトゥコとの取引を憂う。

1週間後

トゥコにメスフェタミンを渡す日。
廃車置場でウォルターが渡したのは0.53ポンドだった。
当然トゥコは、「2ポンドの約束を破った」と怒り、迷惑料500ドルを差し引いた1万7000ドルを渡すと、「来週は約束を守れ」と言い放つと、立ち去ろうとするが、ウォルターはそのトゥコに、「全額7万ドルが欲しい。先行投資してくれ」と持ちかける。
するとトゥコは、”金利25%でカネを貸す。来週の納品は4ポンド”と条件をつけてきた。
ウォルターは、「4ポンドもさばけるのか?」と聞くが、「遊びはここまでだ」と言うとカネを投げつけた。

発想の転換

「4ポンドだと?原料を調達できない。俺は町を出る」
現実に絶望し、逃避行すると言い出すジェシーにウォルターは、「風邪薬の変わりにメチルアミンを使う」と買い物リストを渡すと、「手に入りにくいものもあるが逃げ続けるワケにはいかん。覚悟を決めろ。いいな、これを調達できるのはキミだけだ」と説得する。

次のハードル

ウォルターはメスフェタミンを精製するために、”自然療法”を受けるという名目でスカイラーの許可を得た。
一方のジェシーは調達メモの物品を揃えたが、メチルアミンだけが手に入らないという。
メチルアミンは化学薬品保管庫で厳重に管理されており、プロの泥棒でも盗みだすことは至難の業らしい。
しかしメチルアミンがなければメス精製は不可能だ。
ウォルターは納屋にあったあるものを見つけると、「自分たちで盗み出そう」と言い出す。
ウォルターが納屋で見つけたものは、”テルミット”。

ウォルターはテルミットを使って爆弾を作ると、真夜中にジェシーと共に化学薬品庫に忍び込み、カギを爆発させ、警報器が鳴り響く中、メチルアミンの運び出しに成功する。

精製場所

キャンピングカーが動かず、仕方なくジェシー宅の地下室でメス精製をはじめてウォルターたち。
ウォルターは、「メチルアミンを大量に手に入れたから、毎週4.5ポンド、4万4千ドル稼げる」というが、それを聞いたジェシーは、「先生、いつまで続ける気だよ?いくら必要なんだ?」と尋ねるが、「もっとだ」とウォルター。

その時、階上が騒がしくなってきた。
不動産屋がオープンハウスをはじめたのだ。
ウォルターはジェシーが地下室の見学を阻止している間に、メスを作り上げた。

 

スカイラー

妹マリーの問題

自宅でベビーシャワーを開いたスカイラーは、妹マリーから高価なティアラをプレゼントされたが、高価すぎるという理由で宝石店に返品することに。
しかし店長から、「このティアラは盗まれたものです」と言われ、警察に通報されてしまう。
スカイラーは、「息が苦しい、赤ちゃんが生まれそう・・・」と切羽詰まった演技で、なんとか宝石店から逃げ出し、すぐさまマリーに電話するが、マリーは悪びれたそぶりを見せず、見に覚えがないと恍ける始末。スカイラーは言葉を失う。

意外な反応

スカイラーは自然治療から帰宅したウォルターにマリーがティアラを万引きしたと告白するが、それを聞いたウォルターは、「家族のためなら罪を犯すことがあるだろう。もし私が犯罪を犯したらどうする?」と尋ねたが、本気に取らないスカイラー。

トゥコとの取引

約束の期日になった。
ウォルターから4.5ポンドを手渡されたトゥコは、「このままガッポリ稼ごうぜ」とご機嫌だが、部下の一言に突然キレ、ボコボコにしてしまった。
その様子を目の当たりにして震え上がり、大変な世界に足を踏み入れたと思い知らされるのだったー。

 

感想

シーズン1が終わりました。
まだ何も始まっていないので、「ブレイキング・バッド」はこれからです。
7話の原題は、「 A No Rough Stuff Type Deal (手荒なタイプの取引」でした。
まさにトゥコとの取引は危険。
これからどう展開して行くのか・・・。

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