ザ・テラー シーズン1 #2 流血

ザ・テラー
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難しいのは、登場人物の顔と名前、役職が分からないことです
2回目に見ると少しわかるのですが・・・

感想はコチラ

 

主な登場人物

船名キャスト名説明
エレバス号ジョン・フランクリン隊長
エレバス号艦長
テラー号フランシス・クロジャーテラー号艦長
副官
エレバス号ジェームズ・フィッツジェームズ副官
エレバス号エンリー・グッドサー軍医
テラー号トーマス・ブランキー水先人(艦長を支えるアドバイザー)
テラー号コーネリアス・ヒッキー修理工
エレバス号エリン・コリンズ上官
エレバス号スタンリー軍医長
エレバス号■グレアム・ゴア隊員
テラー号ジョン・アーヴィング海尉
■イヌイットの父
イヌイットの娘

#2 流血 Gore あらすじ

身動きができなくなった2隻は、この地で越冬することに。
8ヶ月が過ぎた。ジョンは開けた水路を見つけるため、斥候隊を出して探索させる。
キングウィリアム島へ向かったゴア副長率いる斥候隊は、思わぬ災難に遭遇する。

 

まとめ & 感想

1847年 春(8ヶ月後)

斥候隊派遣

エンジンを停止してから8ヶ月経った。
機関士は、「状態は良く、1日あれば始動できます」とジョン隊長に報告する。
ジョンは水路が開けている場所を調べるため、斥候隊を出すことを決める。

 

出陣式

「氷原を調べ尽くし、吉報を手に無事に戻って来てくれ。幸運あれ!」
ジョンは斥候隊を送り出した。
ゴア副長は、キングウィリアム島のケルン(石塚)に、ジョンのメッセージを納める任務を任され、総勢8人で出発する。

テラー号で 

ジョン隊長とクロジャー副長

ジョンはわざわざテラー号まで出向き、「キミとの関係を修復したい」と言う。
「交流は途切れていません。現在の状況を憂いで、考え込んでしまっているのです」とクロジャーは言う。
ジョンは、この地で越冬することを決めたのは賢明だったと言い、「夏は必ず来る」と相変わらず楽観的なことを言う。
「夏とは名ばかりで、零度に満たない」とクロジャー。
「私の決断に失望してるんだな?」と言うジョンに、クロジャーは、「考え方が違うのです」と言うのだった。
ジョンは頑ななクロジャーとの付き合いに困惑したまま、エレバス号へ戻る。

ジョン・アーヴィング海尉が目撃したもの

アーヴィング海尉は、船室の奥で関係を持っていたギブソンとヒッキーを見てしまう。
「艦長のトイレを修理しろ」
アーヴィングはヒッキーに指示した。

ギブソンは、「見られた。きっとムチで打たれる」と焦るが、ヒッキーは、「カレは何も見ていない。俺を裏切るなよ」と脅すように言う。

 

エレバス号

ジョンの悩み

「なぜクロジャーが我々に心を閉ざすのか理解できん。もしかしたら私が心から彼を受け入れてないからかも知れん。しかし彼と会うとなぜか躊躇ってしまう」と言うジョンに、「気にすることはありません。重要なのは、どのように任務を遂行するかです」とフィッツジェームズは言う。

 

第一陣の帰還

東の探索に出ていた斥候隊が戻って来たが、氷が開く場所はなかったと言い、持参した缶詰が腐っていたと報告した。

 

テラー号

クロジャー副長と水先人ブランキー

眠れないクロジャーが甲板にいると、ブランキーがやって来た。
ふたりはかつて一緒に探検した南極の話で盛り上がりる。
(クロジャーも笑顔を見せる)

「先が見えない今に困惑している」と言うクロジャーに、「サー・ジェームズ・ロスと行った南極探検ではもっと酷い目に遭ってる」とフランキー。
しかしクロジャーにとっては、前回と違う探検だった。なぜなら、クロジャーにとって、今回の仲間には、信頼できる人物がいなかったからだ。

「この流氷でどうなる?水路が見つからず、もう1年冬を越すことになったら?」とクロジャーが聞くとブランキーは、「昨年の氷が溶けないと、流氷は積み上げられ、船が持ち上げられる。上向きの力なら耐えられるが、下向きなら船は壊れる。そうならないことを祈るだけだ」と言う。

 

クロジャー副長と修理工ヒッキー

艦長室のトイレを修理するヒッキーに感謝をするクロジャー。
クロジャーはヒッキーも同じアイルランド人と知り、話しかける。
「功績を残され、立派な艦長でアイルランドの誇りです」とヒッキー。
クロジャーはヒッキーにウィスキーを勧め、「2陣の斥候隊が昨夜戻った。西にも水路なしだ」と言う。
「今年中に水路は見つからないと思います」とヒッキーは言うのだった。

 

ゴア副長の斥候隊

キングウィリアム島を目指して

キングウィリアム島を目指す8人の中には、軍医のグッドサーもいた。
彼らはボートに荷物を載せ、引きずりながら進む。

氷が積み上がり、氷壁となった場所まで来たゴアたちは、必要最低限のものを背負って壁を登り、頂に達した。
頂きから彼らが見たのは、キングウィリアム島の陸地だった。
よろこびと達成感で歓声をあげる男たち。

彼らはケルン(石塚)まで歩いた。
ケルンは17年前、ジョン・ロスの隊(ジェームズ・ロスの叔父)が残したものだった。
イヌイットがケルンを残してくれたことに感謝し、ジョンのメッセージにゴアはサインをし、書類を納めた。
ゴア副長は、隊員にボートの場所まで戻り、テントを張るよう指示し、自分はブライアント軍曹と共に、水路の開いた場所を捜しに出た。

 

襲撃

ボートまで戻って来た彼らが見たのは、破壊されたボートだった。
クマの仕業と思われたが、隊員たちは一気に不安になる。

テントを張り、野宿するゴアたちを襲ったのは大きな雹(ひょう)だった。
丁度、探索からゴアとブライアントが戻り、8人はテントに避難する。
しかし彼らは、獣の呻き声を聞いてしまう。
「クマに襲われるぞ、マズイ」
ゴアは全員にライフル銃を持てと指示し、襲撃してくるクマに備える。

すると、氷壁付近に黒い影が動くのを見た隊員が発砲した。
しかし確認に行った隊員は叫ぶ、「グッドサー、急いで来て下さい!」と。

グッドサーが駆けつけると、胸を撃たれたイヌイットの男が倒れていた。
そばいる娘は、イヌイット語で何かを訴え、辺りを見回し始める
(誰を捜してるんだ?)

グッドサーが副長を呼びに行くとテント場へ戻ろうとした時、グッドサーは見てしまう。獣ゴアを襲撃したのを・・・。

 

帰還したゴアの斥候隊

ゴア隊の帰還を迎える仲間たち。
しかしその中にゴア副長はいなかった・・。

彼らは銃撃したイヌイットの男を連れ帰り、医務室へと運ぶが、軍医スタンリーは、この男に触りたくないと言い出す。
「弾を取り出さないと死んでしまう。副長に起こったことと、この男はなんの関係ありません」
グッドサーの言葉にジョンは処置の許可を出した。

グッドサーが処置しようとした時、イヌイットの娘はわめき、処置させないように父親の上の覆い被さった。
そこへ駆けつけたクロジャーは、流暢なイヌイット語で、「大丈夫、友だちだ。彼は医者だ。助けたい」と伝え、娘を説得した。
しかし弾は奥深く入り取り出すことができなかった。

クロジャーが娘に、助けられないと伝える。
父親は最後の力を振りしぼり、娘に何かを伝えようとした

「お願い生きて。私にはできない、求めてもまだムリよ。トゥンボックは私に従わない。父さんを見つけられない」と娘。
通訳も、娘の言ってる意味が理解出来なかった。
娘は父親の命が尽きかけたのを見て、「父さんは空の下で死ぬの。ここではダメ!」と言って父親を動かそうとする。
上官たちは娘を止める。
娘が父親を氷の上で死なせて欲しいと懇願したため、その願いを叶えようとするが、間に合わず、父親は絶命した。

 

グレアム・ゴア部隊に起こったこと

ジョンはグッドサーを呼び、”何があったか” 聞く。

「足跡は1頭だけで大きく、幅50センチほど。全方向を1キロずつ副長を捜したが見つからなかった」とグッドサー。
「なぜ殺されたと言い切れるんだ?」と聞かれ、グッドサーは、「氷に残った血の量を見れば、そう判断します」と言う。
「そして副長を失った哀しみからか、疲労からか、数名、特にハートネルとモルフィンは、ずっとクマがあとを尾けて来ていると確信してるようです」と言う。
(その話しに何か思い当たるフシがあるような表情をするクロジャー)

結局、開けた水路は見つからず、キングウィリアム島沿岸一帯の流氷の壁は予想以上に厚かったと報告し、イヌイットの男には舌がなかった。かなり以前に鋭い刃物で切り取られたと思われるとも付け加えた。

イヌイットの娘

テラー号で預かったイヌイットの娘に、クロジャーは哀悼の意を伝え、「私はイグルーリクで、アグルカと呼ばれていた。キミの名は何だ?仲間はどこにいる?力になりたい」と言うが、娘からは、「そう思うなら船ごとここから立ち去って!ここにいてはダメ」と言われてしまう。
「行く手を阻まれた。氷が解けるまで待つ」とクロジャーが言うと、娘は、(今すぐ立ち去らねばあなた方は消える)と囁き、何かを食べるマネをした後、消えるような仕草を見せられる。

 

1話で、死に際にヤングにだけ見えたのは、アジア人じゃなく、イヌイットだったようです

今回も過去のエピソードが出て来ました。
クロジャーはジョン隊長の姪ソフィアに2度プロポーズし、断られているようです。
もちろんジョンもふたりに結婚には反対のようで、「彼には違う旗の女性が似合う」と言い、それをクロジャーに聞かれてしまうと言うシーンがありました。
違う旗の女性
意味が分かりませんでしたが、その後、クロジャーとヒッキーとの会話から、クロジャーがアイルランド出身と分かりました。
違う旗」の意味はアイルランド人を意味してるようですね。
いつの時代も、こういう人種差別ってあるんですよね。

ゴア副長の死体(死んだ呈で話しますが)は見つからなかったようです。
あのまま獣が持ち帰ったんですかね・・。
1話でにも出て来た ”トゥンボック”。今回も出て来ました。
魔物と言うことですが、気になります。
そして、亡くなったイヌイットの男の舌が切り取られていた理由も。
風習とジョンは済ませましたが、そんなワケありませんよね

 

 

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