#2 50%オフ 50% OFF あらすじ
ジミーが”ソウル・グッドマン”として活動を再開したことで、キムとの関係はぎくしゃくするが、ジミーの仕事は順調だ。
一方、ナチョがガスに追い込まれ、ラロとの関係にも悩む。
相関図
まとめ
ジミーとキム
ギクシャクした関係
最近、キムとギクシャクしたままのジミーは、出勤する前に見せたいものがあるとキムを大きな邸宅へと連れて行く。そこはオープンハウスだった。
「前から気になってた家なんだ。キミの仕事も順調、オレも顧客が45人ついた。内覧してみないか？」と言うジミーに、「家を買う気はない」と言いながらもOKするキム。
このギクシャクした関係を修復したいジミーは内覧しながら、「キミに止められたのに結局半額セールをやった。バカな判断だったって認める」と言う。するとキムも、「依頼人を騙すのはイヤなの」と。
胸の内を打ち明けあい、ふたりは少しだけ関係を修復できたが、「いい家だったな」と言うジミーに、「いつかそのうちね」とキム。
ラロ
ヘクター・サラマンカに会うため介護施設に来たラロは、こっそりウィスキーを差し入れながら、「ヤツは何か造ってる。デカい計画だ。ヤツの話はデタラメだ。ボルサと違ってオレは騙されない。だがどうすればいいかわからん」と言う。
ヘクターは、「カネ」と言うワードでベルを鳴らし、（カネがあるからグスタボが守られている）と知らせる。
ナチョ
ガスの力
真夜中ナチョはタイラス、ヴィクターに襲撃され、拉致される。
ガスの手下は父親が仲間と食事をするレストランだった。
ナチョは必死に、「何をする気だ？指示どおりブツはすり替えた。頼む、やめてくれ、待ってくれ！」と懇願するが、ヴィクターは銃を持つと、「気の毒に」とそのまま店へと入って行く。
そこへガスがやって来た。
観念したナチョは、「分かった。何をやればいいのか言ってくれ」と。
ガスは、ラロ・サラマンカの情報が欲しい。ヤツがどこへ行き、何を考え、企んでいるのかヤツが行動を起こす前に知りたい言う。
「努力してる。だが彼は話さない」とマイクは言うが、「信頼を勝ち取れ。頼られる存在になるんだ」とガス。
そしてナチョはガスの指示でドラッグの中に粗悪品を混ぜていたのだ。
信頼を勝ち取るために
売人マウスから、「ゴネてる客がいる」とSOSの電話が入った。
ナチョはその対処をクレイジーエイトに任せるが、対処中に運悪くやって来た警察にクレイジーエイトだけが捕まることに。
連絡を受け、ラロとナチョは駆けつけるが、クレイジーエイトを助けることは不可能だった。
しかも売人たちも慌てて逃げたために部屋にドラッグを置いたままだと言う。
家宅捜索されれば、彼らが売人とバレ、芋づる式に逮捕される。。。非常にマズイ状況だった。
突然ナチョがクルマから降りてしまう。
ラロは驚き、「どこへ行く気だ？何考えてんだ？捕まっちまうぞ」と言うが、ナチョがドラッグを取りに行ったとわかると、「サツが突入するのに、あいつ、捕まるぞ」と笑いながらその様子を見はじめる。
しかしナチョは、危険を冒して売人の住居に入ると見事ドラッグを待ち帰ってきた。
そんなナチョに、「イカれたヤツだな」とご機嫌のラロ。
マイク
ステイシーからSOSの電話がかかった。
急に仕事が入ったステイシーのためにマイクは孫娘ケイリーの子守り役を買って出る。
マイクはケイリーにかけ算の７の段を教えながら、一緒にツリーハウスを作るが、ケイリーがパパについて、「パパは良い警官だったんでしょ？お手本はおじいちゃん。でも悪いヤツに殺されちゃった」と言った途端、突然キレてしまう。
善良な警官だったマティは仲間警官の不正を知ったことから、仲間に殺されてしまった。
実はマイクは、マティから相談を受けていたが、不正を暴かずカネを受け取れと諭していたのだ。それ故、息子の死について、自分への怒りと嫌悪感で自分をコントロールできなかった。
ジミー
ジミーは地方検事スザンヌ・エレクセンとの間の16件の案件を持っていた。
少しでも早く仕事を終わらせたいジミーは、スザンヌを待ち伏せし、「お互い忙しいから今ここで20分で話し合いましょう」と提案するが、「数をこなして儲けを上げたいだけでしょう。私には関係ない。予定どおり火曜日で！」と無視されてしまう。
EVの中
翌日、スザンヌと乗り合わせたエレベーターが2階と3の間で停止、ふたりはエレベーターに閉じ込められてしまった。
スザンヌはジミーが案件について話し合いたいことに気づいていたが、無視。だが、とうとう観念し、「分かったわ、ヴェロニカの案件だけ」と言い出す。
こうなればジミーのペースだ。やっとエレベーターが動き、解放された時には、停止20分で13件の交渉を終わらせていた。
そしてこれはもちろん、作業員を買収してやったジミーの作戦だった。
クレイジーエイトの逮捕後
売人の捜査も一段落、警察の動きがないと判断したナチョは、商売再開の打診をするが、「お前が決めろ」とラロ。
逮捕されたクレイジーエイトについて色々聞いてくるラロに、「ムショは初めてだがあいつは口を割らない」とナチョ。だがラロは何か言いたげだ。
「始末しろって言うのか？」と聞くナチョに、「イヤ、もっといい方法がある」とラロ。
その後ナチョは、ソウル・グッドマンに接触、有無を言わさずクルマに乗せると、どこかへと向かうー。
感想
ん～、なんか今回は淡々と見てしまいましたが
やはりガス・フリングは策士で、ジミーも負けず劣らずの策士と言う事実が浮き彫りになってエピソードだったかと。
ナチョの苦悩は続いていたんですね～マジで可哀想。
あれだけカンの良いラロですから、ナチョがガスにコントロールされていることを知ったら、待っているのは【死】。苦しい立場ですよね。
ブレイキング・バッドで感じてたソウル・グッドマンのイメージは、派手めのスーツに軽薄そうな人柄、だけど、弁護士としての仕事はどんなことでも責任を持ってやるし、妙に誠実な時がある。
その印象でベター・コール・ソウルのジミー・マッギルを見た最初は違和感だった。
でももう４シーズンもジミーを見てきて、ジミーがどんな人柄か分かってるし、彼の抱えてきた苦悩も見てきた。
だからこそ、今シーズンになってから登場したソウル・グッドマンに違和感を感じたまま見ています。
キムの気持ち、わかるんだなぁ～、なんか。
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