ベター・コール・ソウル 4 #2 息の根(相関図あり)

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ガス・フリングのほんとうの姿が見え始めます~

#2 息の根 Breath あらすじ

突然のチャックの死で元気を失ってしまったジミーだったが、急に仕事探しをはじめる。
ジミーの苦しみを理解しているキムは、ハワードに怒りをぶつける。
ヘクター・サラマンカが倒れた。ガス・フリングは、独自で動きはじめる。

 

相関図

まとめ

ジミー

ハワードの告解を聞いて以降のジミーは、ナゼか元気だった。
早起きして手作りジュースを作り、職探しをするジミーにキムは、もう少しゆっくりしては?と言うが、ジミーは、ハワードとの相続手続きを無視して面接に出かけてしまう。

ハワードの告解とは、チャックにHHM事務所の代表を辞任するように迫り、強引に引退させたこと
面接で

”ネフのコピー機”の営業職の面接を受けたジミー。
社長は熱心に自己アピールするジミーの話術にすっかりハマり、即採用決定するが、ジミーは急に態度を変えると、「経歴確認、人物調査なしで採用するなんてこっちから断る!」と。

そしてまた次の会社の面接を決める。

 

キム

チャックは生前、遺産書類を用意していた。
キムはその手続をジミーに代わってするため、HHM事務所へ向かう。

自宅はレベッカ(チャックの妻)が相続、他のものは遺言執行人のハワードが処理することに。
するとレベッカが、何か残っていてジミーが欲しい物があれば譲りたいと言い出す。
しかし、「ジミーは何も要らない」とキム。
それならと同意書を渡し、「サインをしてくれたら遺産相続は終わりだ」とハワード。
それは、ジミーの相続5千ドル(≒60万円)の同意書だった。
その金額を見て、「いわゆる相続させたくない相手に残す額よね、でも忘れてないって意思表示にはなる」とキム。
しかしハワードは、「チャックは多額の寄付も残してる。それで奨学金基金を作る。ジミーにも委員になってもらいたい。それからジミー宛の手紙があった」と手紙を渡す。
キムの怒りは頂点に。

「どういうつもり?なぜ葬儀のあと、チャックが自殺かも知れないとジミーに話したの?」と聞くキムにハワードは、「ジミーに話すべきだと思った。義務だと」と言うが、「それならレベッカにも話したの?話してないでしょ?話したのは自分が楽になるためよ。告白して罪悪感から逃れようとした。ジミーの気持ちなどお構いなし」と怒りをぶちまける。
ハワードは、「言いがかりだ」と言うが、「チャックが叫びながら死んだ家で残骸を調べて思い出の品があれば貰ってくれって?本当にたいした心遣いよね。おまけに奨学金基金の委員になってくれ??チャックがジミーには絶対に与えなかっただろうお金なのよ。どういう神経よ。この手紙は何?墓場から弟を傷つける手紙を渡せって言うの?」と。
ハワードは、「何をすればいい?」と言うが、キムは、「何もできることはない。放っておいてちょうだい!」と言う。

 

マイク

孫娘ケイリーの子守りをしていたマイクをリディアが呼び出した。
リディアはマイクがやってくるなり、社員証を盗み会社に侵入、作業員に口出ししたり、運営管理者に不備を指摘した件について、「説明して」と言い出す。
マイクは、「”警備コンサルタント”の肩書どおりの仕事をした。会社、倉庫に顔を出しておけば、辻褄があう」と説明するが、「雇用は書類上の取引。余計なことをすればバレる危険が増す」とリディア。
しかしマイクは、「私の考え方は逆だ。実績も残さず小切手を換金することはできない。南西部8拠点のすべてをまわる」と言い出す。

その後リディアはガス・フリングに電話で、「マイクを信用できない。カレが会社に来るのを止めさせて」と言うが、ガス・フリングは、「カレは信用できる」と言いきる。

 

ガス・フリング

ヘクターの病状

ガス・フリングはお抱え医師グッドマンを送り込み、ヘクターの状態をチェックさせると、「十分な治療を受けているが、反応がない。これ以上の治療を望むなら、”ジョンズ・ホプキンス病院”での治療しかない」と報告を受ける。グッドマンは、「これがヘクターに下された裁き。当然の報いでしょう」と言うが、「それでは困る。あの男の運命は誰でもなく私が決める」とガス。

ナチョ

父親が出勤してくるのを待っていたナチョは、「終わった」と報告するが、父マヌエルは黙ったまま金庫からカネを出すと、ヘクターがしたのと同じようにカウンターにカネを置く。

ナチョは、「返す必要はない」と言うが、マヌエルは無言のままだ。
ナチョは仕方なくカネを回収し、出ていこうとするが、「お前はいつ止めるんだ?」と父。
ナチョは、「今、対処してる」と言う。

送り込んだ医師

ヘクターの病室には、アルトゥーロ、ナチョ、双子の甥っ子が交替で張り付いていた。
そんな中、ジョンズ・ホプキンス病院からブルックナー医師がやって来た。
ブルックナーは電気治療を行うと言い、積極的にヘクターに語りかけるよう言う。

アルトゥーロは、「問題ない。順調です」と話しかけ、ナチョも、「サラマンカに逆らうものは誰もいない」と言うが、その気持はフクザツだったー。

駆け引き

ナチョとアルトゥーロは、ブツを受け取るためにロス・ポジョス・エルマノスの工場へ行くが、「今回も6個もらう。ドンならそう言う」とアルトゥーロ。

しかしタイラスとヴィクターは、倒れたヘクターが言えるわけがないと、「5個かゼロかだ」と強気に出る。
その時、「舐めるな」と銃をセットしたナチョ。
一気に緊迫した空気に。一歩も引かないナチョを見てヴィクターは仕方なく6個を渡して取引を終わらせた。

だが安心したのもつかの間、アルトゥーロとナチョはガス・フリングとその手下に襲われる。
頭からビニール袋を被され、手足を縛られたアルトゥーロが息苦しさで悶え苦しむ中、ガス・フリングはナチョに、「お前のしたことをサラマンカ一家は気づいていない。言ってる意味はわかるな?オレを見ろ。たった今からお前は私のものだ」と言い去って行く。

アルトゥーロはナチョの眼の前で窒息死した。

 

感想

ガス・フリング演じるジャンカルロ・エスポジートが出てくると、ざわざわっとしますよね。
カレは視聴者をゾクゾク、ゾワゾワさせますね~。
現在64才?シーズン4は2018年のTVシリーズだから60才?見えない、見えない。
カレの過去作品を見ると、見た映画のタイトルもあるので、これまでも作品を見たことがあるようだけど、やっぱりガス・フリングはエスポジートの当たり役ですよね。
今回もナチョに言った、「たった今からお前はオレのものだ(Look at me, from now on , you’re mine)」ってシーン、ゾクゾクしたわ~。

今回もキムに感動しちゃったな。
ほんとうにキムは素敵な女性。誰よりもジミーのことを分かってるしね。
ジミーは何があってみキムを離しちゃダメだと思う。でも、「ブレイキング・バッド」ではキムは出てこなかったからなぁ@

 

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