レジデント 型破りな天才研修医 5 #17 命をつなぐ決断(相関図付)

海外ドラマ
海外ドラマレジデント 型破りな天才研修医

 

Disney+の他、CATVのFOXチャンネルでも視聴できます

#17 命をつなぐ決断 The Space Between あらすじ

コンラッドは腹痛に苦しむジジのクラスメート、ピーターを診察するが、深刻な事態に発展する。デヴォンはインターンを介護施設へと連れて行く

 

相関図

まとめ

ジジの友だちピーター

1番の友だちピーターが、”お腹が痛い”と言うので、「パパなら治せる」とコンラッドを呼んだジジ。
コンラッドはピーターを検査することに。

ERに呼ばれたピーターの父スペンサーは病院のシステム部のスタッフだ。
「今朝は何ともなかった。実は3ヶ月前に妻が突然出て行った。それ以来ピーターは分離不安なんだ」とスペンサー。
コンラッドはピーターにいくつかの検査をしたが、診断をしかねていた。
そこへジジが、「ピーターは毎日お腹が痛くて、ものが2つに見える(複視)」と言う重要な情報を伝える。
ピーターは病気で自宅にひとりでいるのがイヤで、腹痛を隠して父親の職場の保育所に来ていたのだ。

コンラッドはすぐCT検査をするが、ピーターは脳浮腫を起こしていた。
ビリーは脳圧減圧術が必要だと言うが、子どもの頭に穴を開けることは感染も含め危険だと判断したコンラッドは、まずは脳圧降下剤投与することに。
「こんなことになるまで気づかなかった」と言うスペンサーに、「今、悔やんでも仕方ない」とコンラッド。
スペンサーは、脳圧減圧術は、最後の手段にして欲しいと言う。
しかし脳圧降下剤は効果なくピーターは悪化の一途をたどり、コンラッドは脳室ドレーンを提案する。
しかしピーターに効果はなかった。
脳に血栓も腫瘍もないのに、どんどん上がり続ける脳圧に、「開頭術をするしかない」とビリー。
決断できないスペンサーはコンラッドに、「これがジジだったら同意するか?」と投げかけるが、コンラッドもすぐに答えを出せなかった。

すっかり元気をなくし、「ママみたいに死んじゃうの?」と言うジジを抱きしめるコンラッド。
すると、「ピーターは”ローストビーフサンド”を食べるようになってからお腹が痛いって言うようになった」とジジ。
ビリーが開頭術をしようとしたとき、オペ室に走り込んできたコンラッドは、「尿素サイクル異常症だ。タンパク質が分解できないんだ。透析をすれば良くなる」と言い出す。
しかし脳圧は上がり続け危険な状況だった。コンラッドはオペ室で透析をして様子を見たいと提案する。

コンラッドの診断は正しかった。
ピーターの脳圧は透析のおかげで下がり、開頭術をしなくて済み、ピーターは回復した。

課外活動

Dr.クラヴィッツ夫妻

デヴォンはインターン(ジャニス、ジェマ、ザック)を伴いブルックヘブン・ヒルズ介護施設を訪れる。今回はベルとヴォスも同行。
この施設にはヴォスの恩師で、老年医学の第一人者であるアーサー・クラヴィッツが入所していたが、アーサーは軽度の認知症で、直近のことは忘れてしまう状況だった。
子どものいないクラヴィッツ夫妻は、互いが寄り添い仲睦まじい老夫婦だ。

アーサーはインターンに老年学について講義し、「老年学に大切なのは大局的に見ることだ」と言う。
そんな中、アーサーの妻グロリアが突然意識を失って倒れてしまう。
すぐにチャスティンへ搬送したデヴォンたち。
ERではすっかり体調が戻ったグロリアは、「ただの脱水症状だ」と言うが、デヴォンは原因を見つけるために、グロリアが大量に服薬してる薬の併用禁忌を探すことに。

グロリアは医師から症状に合わせてどんどん処方を受けていたらしい。
関節炎からはじまり、胸焼け、吐き気、動悸、足のむくみ、そして降圧剤・・。
だがザックは、「ボクには無理、難しいし退屈だ」と放り出そうとする。

だがザックはデヴォンから、「キミは総合診療科希望だろ。知識で治すんだ。グロリアはボクらを必要としてる。患者を見捨てるのか」と言われ、向き合うことに。

デヴォンとザックは併用禁忌の薬を見つけ出したが、グロリアは激しい腹痛に襲われる。
急性腹症だった。
デヴォンはすぐに検査をするが、大腸穿孔、食道裂孔ヘルニア、3箇所の腰椎圧迫骨折が見つかったグロリア。
ベルは、「すぐにオペしないと助からない」と言う。

ベルからオペが必要だと説明を受けたグロリアは、「夫を独りにできない。私たちはふたりきりなの。認知は進んでる。私の名前も忘れるかも知れない。それでも最期まで寄り添っていたい」と言う気持ちを聞き、全力を尽くす約束をする。

グロリアの手術がはじまった。
しかし腹部の癒着が酷く、リンパ節が腫れていた。
「この状態は最近になったんじゃない。かなり前から起こってた」と言うベルの言葉に、これまであらゆる薬剤で症状が押さえられていたことに気づいたデヴォン。すると、「物事を大局に見ろってクロヴィッツ先生の教えです。すべての症状は1つの疾患かも知れない」とザック。

グロリアがウィルプル病と診断したデヴォンとザック。
しかしグロリアは心タンポナーデを起こし、AJの応援でも助けることができなかった。

【ウィルプル病とは】
小腸の表面が傷つき、感染する病気。
心臓、肺、脳、関節にも影響を与え、関節の腫れ、腹部の痛みなどの症状がある。
治療は抗菌薬だが、治療師ないと命に関わる。

ヴォスから妻の死を知らされたアーサーの悲しみは深かった。

「どの医者も胆略的に症状だけを見てグロリアを悪化させた」と悔しさを吐露するザックにデヴォンは、「キミだけは大局を見た。老年学はキミに合ってる」と言葉をかける。

パドマ

精子バンクのサイトで、「インスピレーションを感じた」と、掲載データだけでドナーを決定したパドマ。
リーラは卵子採取に向けてホルモン注射を開始する。
だが精子ドナーが犯罪歴や既往歴を隠蔽していた3件の訴訟記事を見つけたリーラは、「精子ドナーの素性に不安がある」と言い出す。
それでも、「リスクがあっても母になりたい」と言うパドマに、リーラはノーランを会わせる。
実はノーランは精子提供者だったのだ。

リアルな精子提供者に会ったことで、すっかりドナーに不安を持ってしまったパドマ。だが、リーラの卵子採取は2週間後と決まっており、それまでドナーを見つけなければならなかった。
そこでパドマは、「信用できて大切に思える人、あなたに似た子どもを生んだらダメ?」とAJに精子提供を頼む。

感想

お互いに愛し愛され最期のときまで・・・理想だけれど、たいていはどっちかが先に逝くワケで・・・。
グロリアは、アーサーの介護で自分の体調不良は後回しになってたんだろうなと思います。
これ、私の両親と一緒なんだよね・・。
COPD(慢性肺気腫で在宅酸素)で週3回の透析患者の父。満身創痍の父の日常生活の世話をすることに必死で、自分の身体を気遣うことができなかった母は、腱板断裂がきっかけで右肩関節化膿性関節炎で生死をさまよいました。今は、何とか日常生活に復帰しているけど、母が復帰する前に父は他界。
父は母のおかげで何とか日常生活が送れていたんですよね。
マジで他人事と思えないエピソードで・・・グロリアを失ったアーサーのこれからが心配です(涙)

ところで、パドマはAJに精子提供を頼んだけど・・・ど?

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました