ベター・コール・ソウル 1 #8 RICO法(相関図あり)

海外ドラマ
海外ドラマベター・コール・ソウル

#8 RICO法 RICO あらすじ

専門を”高齢者法”に変え、コツコツと介護施設に売り込みをする中、”サンドパイパー・クロッシング”介護施設内で妙なカネの動きがあることを知ったジミー。
施設のスタッフから突然ジミーの立ち入りを禁止する。

相関図

まとめ

過去:ジミーとキム、そしてチャック

HHMで郵便係として働くジミーはある日、窓のない倉庫のような部屋で日々キャリアを積んでいるキムに封書を渡し、「開けられない」と言う。それはジミーの司法試験合否通知だった。
キムは結果を見るなりジミーにキスするほど合格をよろこぶ。

弁護士で、HHMの代表兄チャックはジミーの司法試験合格通知を見て驚くが、「キムに触発されて通信教育で学んだ。3度目にして合格した」と言い、HHMの弁護士として雇って欲しいとジミー。
しかし、ハワードはジミーを雇用しなかった。

 

訴訟

介護施設のカラクリ

専門を”高齢者法”に変え、コツコツと仕事をするジミーは、”サンドパイパー・クロッシング”介護施設に入居中のランドリー夫人の依頼で遺言書を作成したが、財布に140ドルさえない状況にフクザツな気持ちに。

しかしランドリー夫人は、「おこづかいをもらったら払えるから待って」と言う。
帰りかけたジミーはランドリー夫人の、”おこづかい”と言うワードに引っかかり、事情を聞く。
ランドリー夫人いわく、入居者の年金と社会保障小切手はサンドパイパーが管理。そこから施設費用等必要経費が引かれ、残金がこづかいと言う形で口座に入るのだと言う。ランドリー夫人の場合、500ドルほどが振り込まれると言い、「どこの施設もその方法だし、公正な方法よ」と言うが・・・。
しかし明細書にはいくつかの不透明な請求が!
ジミーはランドリー夫人の仲間を集め、「不透明な差し引き額がないかを確認してください。施設側がミスをしてるかも。返金されます」とレクチャーをはじめる。

チャック宅に戻ったジミーは”サンドパイパー・クロッシング”の資料から請求明細を探し出すと、「テッシュ箱が14ドル、アスピリンは22ドル。明らかな過剰請求だ。ひと月に400ドルも請求されてる入居者もいる。ここの経営者は不動産投資信託なんだ」とジミー。チャックは、「これは詐欺だ。組織的にやってるとなれば集団訴訟もあり得るケースだ。もっと情報を集めろ」と言う。

140ドル≒2万5千円 、500ドル≒8万円 、テッシュ箱≒2000円

介護施設に戻ったジミーは再びランドリー夫人との面会を申し込むが、スタッフのパウラは、「敷地内での勧誘は禁止です」とジミーの入館を拒否する。
ジミーは事務所内でスタッフが資料らしきものをシュレッダーにかけているのを見て、「組織的な過剰請求を告訴することを催告する。意図的な証拠隠滅は重罪だ」と言うが、ジミーは警備員に放り出されてしまう。

証拠探し

ジミーはシュレッダーにかけられた資料を探すため、真夜中、施設内のゴミ箱を漁るが、お目当てのモノは見つからない。
そこへ、サンドパイパー・クロッシングの代理人を名乗る”リッチ・シュワイカート”から電話が。
リッチは、「警告状らしきものを受け取ったがこれは何かな?」と言う。

ジミーは臭いゴミ箱の中から、「あなたの顧客が意図的に証拠隠滅を図った」と指摘するが、「資料をシュレッダーにかけるのは違法ではない」とリッチ。
ジミーは、高齢者への虐待、詐欺、欺瞞行為、不正取引で訴えると言うが、リッチは、「訴訟を起こせるような根拠は何一つない。これは強請りだ。これ以上進めるならコチラも黙っていない」と言う。
結局シュレッダーにかけられた資料は、横のゴミ箱から見つかった。

ゴミから証拠を!

ジミーは一晩中、シュレッダーのゴミを仕分けし、証拠を集めをはじめる。

朝、疲れて眠ってしまったジミーを見たチャックはジミーの代わりに作業をはじめる。
そして目覚めたジミーに、「決定的な証拠だ」と言う。

それは注射器の請求書で、請求先はネブラスカ州だった。
チャックは、「判例法を当たる必要がある」と言い、ジミーと一緒に案件をしようと言う。
思わずチャックをハグするジミー。
ジミーはキムにチャックのIDを使ってデータベースから判例の調査を頼む。

チャック&ジミー、リッチとの協議

協議のため、部下のリース、ジャーゲンスを同行しチャック宅にやって来たリッチ・シュワイカート。
電子機器除去を頼むジミーにリッチは、「ウワサは聞いている」と従う。

しかしチャックは、「私にはやれる自信がない」と言い出す。
ジミーはチャックを力づけ、テーブルにつかせるが、リッチはチャックを見るなり、チャックと共同弁護した思い出話しをペラペラと話しはじめる・・・・が、無言のチャック。

リッチは、「改定された警告状を読んだが、高齢者の虐待を訴えるには不当威圧があった証拠がいる。サンドパイパー・クロッシングの12の施設はどれも五つ星レベルで入居者は健康で幸せに生活してる。だが調査したところ超過請求が認められた。ミスに過ぎないが詐欺ではない。全額払い戻しをし、そちらの経費も我々が持つ。10万ドルで要求を取り下げてくれ」と言う。

しかしチャックは黙ったままだ。
そこでジミーはネブラスカ州の会社から購入している注射器の資料を提示し、「サンドパイパーは利益のために貨物を州を越えて受け取ってる」と言う。
「RICO法を持ち出す気か?」と言うリッチに、「RICO法は一般企業にも適応される。超過請求は典型的な詐欺行為だ。3倍賠償だから10万ドルはない」とジミー。
「そちらの要求額は?」と言ったリッチが言った途端、それまで無言だったチャックが、「2000万ドル(≒22億)もしくは、法廷で会おう」と一言。

話し合いは決裂、リッチらは帰って行った。

RICO法:アメリカ連邦法のひとつ。
特定違法行為によって不正な利益を得る組織の活動を規制、犯罪行為に対する刑事罰と被害回復の方法を規定する法律

 

動き出したチャックとジミー

思わぬ請求額に驚くジミーにチャックは、「相手は大企業で12の施設を所有している。連邦集団訴訟となり得る案件で、処罰審査ではRICO法が決め手になる」と言う。
チャックはこの訴訟にやる気を見せ、「接近禁止命令を無効にし、お前が介護施設に入れるよう暫定的差止め命令を要求しよう」と動き出す。

早速施設の外で入居者と会い、3人と契約を結んで戻ってきたジミーは疲れ切り、チャックから頼まれた資料(規約と条項)をクルマから下ろすのを忘れ、眠ってしまう。
判例に没頭するチャックは、無意識のうちのその資料を取りに外に出ていた。
ジミーから声をかけられ、外にいることに気づいたチャックは動きを止め、箱を落とすが・・・。

 

マイク

しばらく連絡が途絶えていたステイシーから、子守りをして欲しいと電話が。
もちろんマイクは快諾する。

孫娘ケイリーと楽しい時間を過ごしたマイク。
仕事から戻ってきたステイシーは6000ドルの封筒を見せると、「どうしたらいいのか分からずずっと持ち歩いてる。これを使っていいの?」と相談する。
「キミたちの良いことに使うなら問題ない」とマイク。「そう、良かった。正直助かる」と言うステイシー。
マイクはステイシーたちが生活苦であることを知る。

6000ドルはマティが不正行為を強要され、渡されたもの。
●マイクはその後、肩の銃創を治療してくれた獣医に仕事の斡旋を頼む

 

感想

見やすいドラマなんですよね、「ベター・コール・ソウル」だから、サクサク見てしまう。
チャックが仕事にやる気を見せ、それを本当に喜ぶジミーが可愛い。
ほんとうにこの大きな訴訟がチャックを変えてくれたらいいなと思いますね。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました