ベター・コール・ソウル 1 #9 ピメント(相関図あり)

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海外ドラマベター・コール・ソウル

シーズン1は全10話。
と言うことで、シーズン1も残り2話です。

#9  ピメント Pimento あらすじ

サンドパイパー・クロッシングとの集団訴訟は、厳しい現実にぶち当たることに。チャックはジミーにある提案をする。マイクはカネ儲けのために、危ない世界に足を入れ始める

 

相関図

まとめ

サンドパイパー・クロッシングとの訴訟

チャックの病状

案件に集中するあまり、チャックは電磁波のことを忘れ、外に出てしまった。
チャックはしばらくベンチに座ることが出来た。

追い込まれるジミーとチャック

ジミーは、サンドパイパー・クロッシングへの”接近禁止命令の無効”を裁判官に求め、見事シュワイカートに勝つが、帰宅したジミーを待っていたのは、シュワイカートが送りつけてきた膨大な量の”質問状”だった。
チャックは、「これは序の口で、こっちが書類仕事に追われて音を上げるまで続く」と言うが、「ふたりで片付ければいい。やるだけだ」とジミー。
しかしチャックは、「この状況は二人で対処できない。案件をHHMに持ち込もう。顧客の残された時間を考えろ。何年もかかる事案だし、それだけの資金が我々にはない」と説得する。

チャックの説得にジミーは、「わかった」と言うが、自分のオフィスをチャックの隣に用意してもらうよう頼むと言う。

だがその夜、ジミーが眠ったのを確認したチャックは、サバイバルシートを被り、外に出ると、ジミーのケータイで誰かに電話をしたのだった。

HHM法律事務所へ

翌朝、チャックはサバイバルシートをスーツの内側に仕込んだ特別スーツを着て、ジミーに励まされHHMへと出向いた。
HHMでは全員のケータイ電話が集められ、すべてのPC、セキュリティシステムがOFFにされた。
全員から拍手で迎えられたチャックは嬉しそうだ。

 

HHMの弁護士らにジミーは、「サンドパイパー・クロッシングは5つの州に施設を持っており、現在68人のクライアントが集団訴訟に同意、今後350人以上に増える見込み」と説明。
ハワードも、「この案件をしない手はない」と乗り気で、早速部下に指示を飛ばすが、「まずは条件について話そう」とジミー。

ハワードは案件を持ち込んだ弁護士として最終和解金額の20%の支払いと、顧問弁護士料2万ドルを支払うと提示、同意したジミーは、「私のオフィスはチャックの隣の312号にしてくれ」と言うが、ハワードは、「キミはここでは働けない。欲しいのは案件だけだ。パートナーで決を取った結果だ」と言い出す。

チャックはハワードに、「これはどう言うことだ。キミにはガッカリした。もう一度考え直すべきだ」と言うが、「申し訳ないがムリだ」とハワード。
とうとうジミーは、「くたばれハワード、案件は渡さない」と言い出し、ハワードは、「そう決めたなら仕方ない」と決裂する。

キム

キムは、「ジミーを加えなかった理由を教えて欲しい。この案件は、ジミーがいなければ存在しなかったもの、だからオフィスを与えても良いはず」とハワードに意見するが、「キミには関係ない」とハワード。
それでもキムは、これまでのハワードのジミーへの扱いは酷い。ジミーにも問題はあるが、カレは勤勉でいい弁護士だと言う。
ハワードは、「キミが口出す問題じゃない」と一度はキツく忠告するが、退室しようとするキムを止め・・・。

 

マイク

高収入の仕事

高収入の仕事を斡旋されたマイクが指定された場所で待っていると、大柄な男とヒゲ面の男がやって来た。
2人も同じ仕事を受けたらしく、ヒゲ面の男は、「仕事の内容知ってるのか?民間人の護衛だ。当然、持ってるよな?」と銃を持ってるかを確認するが、マイクが、「持ってるのはサンドイッチだけだ」と答えると、「丸腰で仕事する気かよ?」と呆れた様子を見せる。
そこへ雇い主のプライスがやって来た(偽名らしい)。
ヒゲ面の男は、「丸腰のオッサンを外して750ドル×2にしてくれ」と言い出すが、「必要ならカレのを使う」とマイク。

その言葉にヒゲ面の男は、「それならやってみろよ」と銃口をマイクに向けるが、マイクは素早い動きでヒゲ面の男に一撃を食らわせると、床に倒し、隠し持っていた銃4丁を見つけ出し奪い取ってみせる。
その見事な手技に逃げ出したのが大柄の男。マイクは倒れたまま起き上がれないヒゲ面の男をよそ目に、プライスのクルマに乗り込むと、「オレひとりだから1500ドルだ」と交渉、出発する。

交渉相手は・・・

交渉場所で相手を待つプライスは、裏取引に慣れていないようで、先にブツを渡すべきか、カネを受け取るべきか・・と言う初歩の質問をマイクにする。
「カネを受け取り、約束の額があればブツを渡せ」とマイク。

相手がクルマでやって来た。交渉相手はナチョだ。
プライスはマイクの指示どおりカネを受け取り確認するが、「20ドル足りない」と言う。
プライスはナチョの威圧感に、妥協しようとするが、「全額か取引中止かどっちだ?」とマイク。
ナチョは、「本気かよ?20ドルで取引を止めるのか?」と言うが、引かないマイク。

ナチョは無礼な態度ながら20ドルを支払い、ブツをもらって去って行った。
プライスはマイクに1500ドルを払いながら、「銃が必要ないってナゼわかったんだ?」と聞く。
マイクは、「それを教えるには1500ドルは安すぎるが、かなり聞き込みをした。アイツはイグナシオ・ヴァルガ。いつもは密売組織と取引してるが、あんたとの取引を知られたくなかったから平穏に終わらせたかったんだ。犯罪者になるなら下調べしろ」と言うが、「私は犯罪者じゃない」とプライス。
マイクは、「もうあんたは犯罪者だ」と言う。

 

真実

キム

ネイルサロン前でジミーが帰るのを待っていたキム。ジミーはハワードへの怒りが収まらず、キム相手にグチり倒すが、「ジミー、落ち着いて考えて。取引に応じて。何のリスクもなく大金が得られる。条件を呑むのが1番。そのお金で事務所が持って自立するよ」と言い出す。
それに納得できないジミーは、「オレの案件を諦めろと言うのか?ハワードに好条件を出され、オレを説得しろと言われたのか?キミは偽善者だ」とキツイ言葉を投げかけるが、キムは言い返すことなく、「取引して」と言い残し帰って行った。

真実と決別

朝、口笛を吹いてご機嫌のチャックは、寝ている間にやって来たらしいジミーを見て驚くが、「約1年半ぶりの事務所は気分が良かった」と調子が良さそうだ。
そんなチャックにジミーは「一晩眠らず結論を出した、取引に応じる」と伝える。
チャックはジミーを思いやるかのように、「少しずつハワードを説得してみる」と言うが、ジミーは、「ハワードの気持ちを変えさせるために兄さんが辞職する方法もある。本当に辞めることはない。兄さんが辞めると脅せば、ハワードは慌てる。兄さんが本当にオレと仕事したいならそうするべきだろ?」と提案する。
しかし言いよどむチャック。するとジミーは、「ハワードに電話したろ?ケータイの充電がないことが気になって通話記録を調べた。そしたら午前2時に削除された通話があったんだ。かけた相手はハワードだ。その電話をかけ、削除できるのはあんただけだ。ケータイを耳に当てたら電磁波に焼かるほど痛いのに、そこまでして事前にハワードに電話した理由は、”オレを雇うな”ってこと以外にない。あの時だってオレの雇用を阻止したのは兄さんだったんだ。ナゼなんだ、説明ぐらいしろ。なぜオレの足を引っ張るんだ?」

怒りと悲しみ、もどかしさをにじませ聞くジミーに、「本物の弁護士じゃないからだ」とチャック。
チャックは、懸命に勉強し人生を捧げ、弁護士となった自分と比べ、正規ルートでない方法を使って弁護士となったジミーを最初(ジミーが弁護士資格を取得した時)から許せなかったのだ。
「法は神聖なものだ。それはお前も分かってるハズだ」と言うチャックの言葉にジミーは、「今日は10キロの氷、兄さんの好きなベーコン、玉子、3~4日分の燃料も持ってきた。その後のことは自分でしてくれ。オレは降りる」と言うと、チャックと決別を宣言し去るのだった。

あの時=司法試験に合格した時のこと
ジミーは、アメリカ領サモア大学の通信教育で弁護士資格を取得

 

感想

シーズン1も残り1話。
サクサク興味深く視聴しました。
シーズン1はザッと、ソウル・グッドマンこと、ジェームズ・マッギルがどんな過去を持つ男なのかって説明だった感じですね。

ジミーとチャックの兄弟関係はフクザツだなぁ
結局、ジミーのHHM雇用を阻止し続けていたのはハワードではなくチャックだったワケで・・・
酷い男に見えていたハワードは、チャックとの約束を守り続けていた誠実な男だったワケで・・・
フクザツ。
きっとキムもハワードから真実を聞いたんだろうと思いますね。

コメント

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