このドラマ、面白いわ~。よく出来てると思う。
だけど今回、衝撃なことがぁ
ジャクソンとスーザンの過去が分かります~
これまでのエピソードでも何度も出て来た 「ピンカートン」とは、シカゴのピンカートン探偵所のことです
主な登場人物
キャスト名 | 説明 |
---|---|
エドムンド・リード | 警視庁警部補 |
ベネット・ドレイク | 部長刑事 |
ドナルド・アーサトン | 巡査長 |
■ディック・ホッブズ | 巡査 |
ホーマー・ジャクソン | 大尉 アメリカ人軍医 |
フレッド・ベスト | スター紙の記者 |
ロング・スーザン | 売春宿の女主人 |
ローズ・アースキン | 売春婦 |
エミリー・リード | リード警部の妻 |
デボラ・ゴレン | 孤児院の院長 |
フレッド・アバーライン | 元警部長 |
ジェームズ・モンロー | 警視総監 |
セオドア・スウィフト | アメリカの大富豪 |
ダニエル・ゴールドマン | ゴールドマン銀行創業者 |
■フランク・グッドマン | アメリカ人 ピンカートン探偵社所属 |
■ファンソープ | AMC社の主任技師 |
マーサ・ファンソープ | ファンソープの妻 |
エゼキエル・ブルートン | AMC社社長 |
#7 A Man of My Company あらすじ
アメリカの大富豪セオドア・スウィフトは、ピンカートン探偵グッドナイトを用心棒にして、ゴールデン銀行へやってくる。
H管轄内では、男の水死体が上がる。捜査の結果、その男はAMC社の主任技師ファンソープと判明、捜査が始まる。
同じ頃、記者のベストは、グッドナイトからベストの書いた記事を突きつけられ、「この女の居場所を教えろ」と脅される。
まとめ
ロンドンにやってきた大富豪
ゴールドマン銀行総裁の歓迎を受けるのは、アメリカの大富豪セオドア・スウィフト。
セオドアは用心棒のピンカートン探偵グッドナイトを伴いアメリカからやって来たが、来英目的を公表しなかった。
グッドナイトの目的
スウィフトの用心棒グッドナイトは、仲間4人に新聞記事を見せ、「これが次のターゲットだ。この女を捜せば、アイツも見つかる」と言い、写真に写ってるジャクソンにナイフを突き立てる。
記者のベストを脅して
グッドナイトは記者のベストを訪ね、「キミの記事は読んだ。その女には男がいるだろ?」とジャクソンの写真を見せるが、ベストは、「初めて見た」と答える。
ベストは売春宿の場所も聞かれるが、「手入れがあり場所を移ったが知らない」と言う。
しかし、それで終わるハズはなかった。
グッドナイトらはベストに拷問し、ナイフで耳を切り落とし、「それがウソなら次は命がないぞ」と脅す。
水死体が発見された
ジャクソン、リード、ドレイクそしてホッブズの4人は、テムズ川から引き上げられた男の遺体を検死する。
男は、鋭利な刃物ひと突きで、脊髄を切断され、麻痺状態で川に沈められたと考えられた。
ホッブズは鋭い観察と推測ができるようになっており、皆から「成長著しい」と認められる。
ファンソープ造船工場
リードとドレイクはAMC社(アルゼンチン海運)へ出向く。
ファンソープが死んだと聞かされた社長のブルートンと秘書のフィールズは驚き、落胆する。
AMC社の主任技師だったファンソープは、高速エンジンを設計、完成間近だった。高速エンジンは、低迷しているAMC社を再起させる切り札だったのだ。
妻マーサとブルートンはファンソープの遺体を確認した。
ファンソープ夫婦の関係は悪く、マーサが夫に最後に会ったのは3日前だと言う。
ブルートンは、「あのエンジンが我々の最後の望みだった。会社を売却するほかない」と言い、2日後に開かれる「株主臨時総会」で採決し、スウィフト社に売却すると言う。
リードはブルートンから、社長のセオドアとピンカートンの用心棒が契約締結のためにロンドンに来ていると情報を得る。
リードはマーサの態度に引っかかりを感じ、ホッブズに私服でマーサを張り込むよう命じる。
リードはジャクソンに新聞を見せ、「海運会社スウィフト社を知っているか?」と聞くが、ジャクソンは知らないと答えた。
秘密
秘書のフィールズは、高速エンジンを見越して、財産を株につぎ込んでいた。
「エンジンなしでは、すべてを失います」と途方に暮れるフィールズにブルートンは、マーサ・ファンソープにまつわる秘密を打ち明けてやろうと言う。
追い詰められたジャクソンとスーザン
記者ベスト、ジャクソンとスーザン
ジャクソンが売春宿に戻ると、そこには大ケガを負ったベストが居て、「ピンカートンの探偵グッドナイトに耳を切られた。耳を縫合してくれ」と要求する。
耳を縫合するジャクソンにベストは、「あんたの居場所は黙った。ネタが欲しい。痛い目に遭ったんだ。話してもらう権利はあるだろ?」と要求するが、「お前を助けてやりたいが、何もネタはない。またヤツと会いたいければ俺に止める権利はない」とスーザンもジャクソンも口を決して割らない。
ベストが帰ったあとスーザンは、「私は絶対に捕まらない」と怒りを顕わにする。
ジャクソンは、「俺に任せろ。ヤツは昔の仲間だ。何が望みか聞く」と言うが、スーザンは言う、「望みはあんたの命かも」と。
ゴールデン銀行へ出向いたリード
スウィフトに面会するため銀行へ行ったリードは、「あなたにAMC社の技師ファンソープ氏の殺人共謀容疑がかかっている。あなたとあなたの用心棒の21日、22日の動向を確かめたい」と申し出る。
スウィフトは、快く協力する姿勢を見せ、グッドナイトの渡航証を見せた。
渡航証の日付から、彼らが、21日遅くにリバプール港に着き、その晩に列車に乗ったことが分かった。
リードは引き上げるしかなかった。
グッドナイトはリードを呼び止め、「手入れした売春宿の場所を教えて欲しい」と言うが、「知ってたら教えるが知らない」とリード。
スウィフトはグッドナイトに、「予定変更だ。私の荷物を取りに来てくれ」と言う。
ジャクソンとグッドナイト
ジャクソンは靴磨きのブースに座りながら、通り過ぎようとしたグッドナイトに声をかける。
不意を突かれたグッドナイトは驚くが、ジャクソンは隣のブースに座るよう誘う。
グッドナイトは、「ここに来た理由は女だろ」と言うが、「彼女は俺に愛想を尽かして去った」とジャクソン。
ジャクソンは続けて、「あんなことになるとは思わなかった。彼らは気の毒だった。ウィリアムも。だが先に彼らが引き金を引いたんだ」と言う。
しかしグッドナイトは納得せず、「お前は本気だった。簡単に別れるハズがない。イカサマ師でウソつき、ろくでもない殺人鬼だ」と言う。
「侮辱されるのはごめんだ」とジャクソンは立ち上がるが、グッドナイトは、「また見つける。お前とあの女を殺してやるから覚えておけ!」と警告するのだった。
捜査 1
ベスト記者の調べ
グッドナイトに酷い目に遭わされたベストは、アメリカから資料を取り寄せ、調べる。
ベストの目に留まったのはニューヨークの新聞。
【”ストで銃撃戦” ピンカートンのマシュー・ジャッジは、スウィフトの娘を誘拐した後、グッドナイトを殺した】
と言う内容の記事だった。
リードの調べ
リードはファンソープの経歴を調べたところ、カレの成績は工科大学でもビリだった。
社運を賭けた発明をする天才とは思えないと考えるリード。
”スーザン”を捜すグッドナイトら
スーザンとジャクソンの関係の真実
グッドナイトとの交渉決裂を聞き、「こんなことになったのは、あんたが私を誘拐したせいよ」と怒鳴るスーザン。
実はジャクソンとスーザンは互いに惹かれあった結果、ジャクソンがスーザンを誘拐する形で駆け落ち。その後結婚したのだった。
結婚して3年だが、その間はずっと逃亡生活。ふたりには何も思い出がなかった。
ジャクソンは、「俺は出て行く。だが用事が済んだらキミの元へ戻る。一緒にこの町を出よう。俺と来い」そう言ってスーザンにキスをした。
そして銃を渡し、「万一の備えて持ってろ」と言う。
助けを求めるエミリー
署にやって来たエミリーは、「施設に来て助けて欲しい」とリードを頼る。
施設には、暴行を受けた娼婦がふたり。
デボラ・ゴレンが彼女らを見つけ、施設へ連れて来たのだった。
娼婦らは、「暴行したのは4人。口髭の米国人で、写真を手にスーザンを捜している」と言う。
娼婦宿を襲撃するグッドナイト
グッドナイトの手下は、スーザンの売春宿にもやって来て、娼婦に暴行し、「女主人を出せ!」と脅すが、彼女たちは決してスーザンを売ることはなかった。
スーザンは隠れながら、悔しさに震える。
張り込み
張り込んでいたホッブズは、マーサがAMC社に入るのを見て、外から様子を伺う。
マーサは書類を持ち去ろうとしていた。
そこへやって来たのはグッドナイト。
ホッブズは、(マーサが危ない)と考え、警棒を持ちひとりで会社へ入る。
グッドナイトはクロロホルムを嗅がせ、マーサを気絶させていた。
「止めろ!警察だ」
ホッブズはグッドナイトに立ち向かうが、殺し屋にかなわず、背中をひと突きされ、引きずられ、川に放り込まれた。
殉職
ホッブズの死体が見つかった。
リードはジャクソンを呼ぶよう言うが、「売春宿は荒らされ空っぽでジャクソンの姿はなかった」とアーサトン。
リードはホッブズの死因を調べるためドレイクの手を借りる。
死後10時間以内なのに硬直しており、固く握られた手には、船の模型があった。
それを見てリードは、「偉いぞ、ホッブズ」と。(その船の模型は工場にあったものだった)
「工場へ行き、マーサを見つけろ」リードは指示する。
ホッブスの死因は、ファンソープと同じく、脊髄を鋭利なものでひと突きされ、脊髄を切断されて麻痺状態にされ、川で溺死させられたとわかる。
ドレイクは酷すぎると言い、アーサトンは、「犯人が見つかったら、殺していいですか?」と言う。
指輪を取り戻しに来たジャクソン
リードが部屋に戻ってくると、銃を構えたジャクソンが居て、「例の指輪を返してくれ」と脅す。
リードは指輪を出しながら、「指輪の刻印、”マシュー・ジャッジ”は、キミか?」問うが、ジャクソンは答えない。
リードは、指輪を受取って出て行こうとするジャクソンに、「技師を殺したヤツが同じ手でホッブズも殺した。10時間程なのに死後硬直している理由は?」と問う。
ジャクソンは、「溺死の場合、緊張性死体硬直が起こることがある」と言って逃げ出す。
リードは後を追おうとしたドレイクを止め、「スーザンを追い、技師とホッブズを殺し、マーサを誘拐したヤツを捕まえる。死後硬直が12時間より早く起こることあるなら、グッドナイトとスウィフトのアリバイはないことになる。ブルートンが社運を託したのは夫ではなく、妻のマーサだ。見つけて確かめる!」と言う。
指輪を取りもどしたジャクソンが売春宿に戻ると、既に襲撃を受けた後だった。
ジャクソンはスーザンの名を呼ぶが、誰も居らず、置き手紙が、「ヤツらが望むものと引き換えにあなたを逃がしてもらうわ。逃げて」とあった。
ゴールデン銀行で
リードの奇襲
許可なしに家宅捜索に踏み切ったリードは、まずは用心棒の部屋で彼らを取り押さえ、グッドナイトに銃を構え、「AMC社に行ったな?女性がクロロホルムを嗅がされ誘拐され、青年が殺された」と言うが、「ほぉ」とグッドナイト。
連行されたスウィフトに、「マーサ・ファンソープはどこだ?」と聞くが「誰のことかね?警部補」とスウィフトも惚ける。
ゴールドマンの屋敷には、マーサはいなかった。
「気が触れたのか?警部補!銃を下ろして説明したまえ!」とゴールドマンはリードの行為に怒るが、リードは、「彼らは殺人犯だ」と言う。
「名誉毀損だ」とスウィフト。
ゴールドマンも、「キミが正しいなら証拠を出し説明したまえ!」と迫る。
証拠が何もない以上、彼らをこれ以上尋問することは無理だった。
銃を下ろしたリードは、「私が正しければ、ゴールドマン、あなたも誘拐と殺人の共犯になります」と言い放ち部下を引き上げさせた。
スーザンの行動
スーザンはリードの奇襲捜査をゴールドマンの屋敷の廊下で聞いていた。
リードが引き上げ、部屋に戻ってきたスウィフトは、ベットの上で銃をスウィフトに構えるスーザンを見る。
しかしスウィフトは、それほど驚きもせず、「何をする?殺す気か?ケイリントン!」と。
スーザンは、「マシューを逃がし、グッドナイトに手を引かせて」と要求する。
「お前の用心棒としてマシューを雇ったのに、英国に連れ去り、売春宿を経営させるとはな。その侮辱を許せと言うのか?何と引き換えにするんだ?」とスウィフト。スーザンは、「私自身よ。私とカレを離婚させてアメリカに連れて帰ればいいわ」と言う。
「ヤツの命は助けろと言うのか?」と言うスウィフトに、「パパの望みを言って。どんなことでも従うわ」とスーザン。
そこへグッドナイトが入って来て、スーザンに銃を構える
「待て!私の娘を傷つけたら、お前は後ろ盾を失うぞ」
そう言われたグッドナイトは、渋々銃を下ろした。
納得できないグッドナイト
スウィフトから、「マシューから手を引け」と言われたグッドナイトは、「話が違う!」と怒りを見せる。
しかしスウィフトは、「娘の頼みだ。聞いてくれ」と言い、「ヤツを葬る方法は他にもある」と言う。
グッドナイトは街に出て娼婦を買い、切り裂きジャックの切り抜きを見て、それに似せた方法で殺害した。
捜査 2
ゴールドマンは株価操作をされていることに気づき、「AMCの社員フィールズが、株価操作している」とリードに報告する。
リードとドレイクはフィールズ宅へ行き、拘束されているマーサを発見。
フィールズを取り押さえた。
フィールズはファンソープの死亡でAMC株が下落するのを恐れ売却したが、技師は妻マーサだと知った。フィールズは保身からスウィフトにその秘密を話すと、AMCの買収後、マーサを無傷で返す約束をしたと言う。
しかしホッブズは、それにより死んだのだった。
臨時株主総会
マーサは株主総会へと急ぐ。
スウィフトは娘のケイリントン(スーザン)とグッドナイトを伴い出席。
ゴールドマンも立ち合う中で株主会が始まった。
そこへリードがやって来て、「採決の前にお知らせしたいことがあります」と言う。
ざわめく株主らを前にリードはマーサを部屋に入れる。
それを見たグッドナイトは部屋を出ようとし暴れるが、ドレイクの手で取り押さえられた。
説明を求める株主にリードは、「説明は、夫人とブルートン氏がする」と言う。
ブルートンは、「マーサが我が社のエンジニアです。マーサがいれな高速エンジンも完成します」と言うが、「女に任せられない」「認められない」と非難の声があがるのだったー。
署の前で
グッドナイトは警察署まで連行される。
しかし馬車から降ろされるなりリードを楯にし、「誰も動くな!首をへし折るぞ!」と叫ぶ。
そこへ銃声を鳴らしながら現れたジャクソンは、「放すんだ。放せばお前にチャンスをやる。俺を撃つチャンスを」と交渉する。
「お互い1発だけ撃つんだ」グッドナイトはその条件を受け入れ、リードを開放する。
互いに1発だけ弾が入った銃を持ったふたり。
しかしジャクソンは、シルバーの入れ物を使ってグッドナイトに光を反射させ、目をくらませて、グッドナイトの1発を外させた。
ジャクソンはグッドナイトに近づき銃を構える。
「イカサマ野郎が」とグッドナイトは言うが、ジャクソンは、「青年まで殺しやがって」と眉間に一発、銃殺した。
ジャクソンとスーザンはふたりで警察署を後にした。
リードはベストに、「ジャッジは知らないが、ジャクソンなら知ってる。警察の法医学者で冷酷な殺人鬼を倒した男だ」と言う。
解決
スウィフトは、「グッドナイトは狂犬で私の手にも負えなかった」言うが、「用心棒が1人で起こした事件として逃げる気か?それで罪を免れると?」とリード。
「免れるさ。私のおかげで富みを得た人間が大勢いる。私が逮捕され秘密をバラしたら彼らは困るんだよ」とスウィフトは言うのだった。
スウィフトはおとがめなしでアメリカに戻ることに。
マーサは、才能が発揮できる場所を求めてスウィフトについてアメリカへ行く道を選んだ。
切り裂きジャックの容疑をかけられたジャクソン
フランク・グッドナイトが死に、追われる恐怖から解放されたジャクソンとスーザン。
そこへ踏み込んできたアバーライン警部は、「お前が売春婦を殺したとタレ込みがあった。お前の部屋を捜査する」と言う。
アバーラインはジャクソンの部屋の床下から、白い布に包まれた膀胱とナイフを発見。
ジャクソンは連行される。
感想
頼りない巡査だけど一生懸命なホッブズのファンになりそうだったに、まさかのここで殉死
衝撃だったしツラすぎ
何もこんなに早くホッブズくんを殺さなくたってねぇ・・
辛うじて、ジャクソンが仇を討ってくれたので、少しは気持ちは晴れたけど。
愛されキャラのホッブズがいなくなってH管軸署もさみしくなります。
意外だったのは、ひ弱そうな記者のベストがジャーナリスト根性があることですね。
特ダネを取るためなら、拷問されても口を割らないと言うジャーナリスト魂を見せてくれました。
キライだったけど、1本筋が通ってるから見直した(笑)
ジャクソンとスーザンは夫婦だったんですね~。
仲が良いのかどうなのか(笑)
これから追われる恐怖から解放されるのかと思いきや、切り裂きジャック容疑をかけられてしまいましたね
どうなるのかな?ジャクソン。
そして今回もGOTの俳優が登場しました!
今回は、アメリカの大富豪セオドア・スウィフト役に、バリスタン・セルミー役のイアン・マッケンリンニーが登場しました。
GOTファンとしては、こうして英国ドラマにGOT出演俳優を捜すのも楽しみのひとつになってます
さて、次回がシーズン1の最終話です。
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