リッパー・ストリート 2 #5

リッパー・ストリート
リッパー・ストリート

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主な登場人物

キャスト名説明
エドムンド・リード警視庁警部補
ベネット・ドレイク部長刑事
ドナルド・アーサトン巡査長
ホーマー・ジャクソン大尉
アメリカ人軍医
フレッド・ベストスター紙の記者
ロング・スーザン売春宿の女主人
エミリー・リードリード警部の妻
フレッド・アバーライン元警部長
アルベルト・フライト新人刑事
ベラ・ドレイクベネット・ドレイクの妻
ジェーン・コブデンロンドン議会の議員
■フランクリン・ストーンベアリングス銀行、行員
■ソロモン・クイントベアリングス銀行
投資部門担当
デビッド・グッドボディ電報配達人
■ビンセント・フェアウェル電報配達人
■オットー・ロバーツ電報配達人

#5 Threads of Silk and Gold あらすじ

電報配達人オットー・ロバーツが絞殺された。リードは捜査するうちに、男娼の売春が絡んでいることに気づく。
彼らを買っていたのは、リッチな男たち。
オットーの同僚であるデビッドとビンセントは、あるものを利用して銀行家のソロモン・クイントの脅迫を企てる。
 一方、スーザンが負っているダガンへの支払いについて納得できないジャクソンはダガンと対決するが・・・。

 

まとめ

ハーレクインホテルの絞殺死体

ホテルの一室で、電報配達人のオットー・ロバーツが死体で発見される。
ホテルの支配人は、宿泊者の名前はわからないが、1泊で電報の配達を待っていた中年男性だと言う。

 

電報局での聞き込み

局のマネージャーは、ハーレクインホテルの担当は本当はオットーではなくデビッド・グッドボディだと言い、ホテルに配達した電報には宛名はなく、住所だけだったと言う。
リードはデビッドから話を聞くが、デビッドは仕事をサボって同僚のビンセントと祭りに行っていた。これまでにハーレクインホテルに電報を届けたことはないと言う。しかしリードはデビッドの態度とマネージャーの表情から、それがウソだと気づく。

リードは電報記録を確認し、以下の情報を得る。

・電報はシティから宛名なしでホワイトチャペル地区へ、これまで何度も送られている
・返信なしの一方通行である
・デビッドはハーレクインホテルへ2週間に3度配達していた

 

ジャクソンの検死

検死したジャクソンは、以下を報告

・オットーは、シルクの布で絞殺された
・頻繁に性交しており、相手は男

リードはデビッドとビンセントの行動を調べるよう指示する。

デビッドとビンセント

デビッドは、「間違って持ち帰ってしまったと言って返そう。クイントに殺される」と言うが、「ダメだ。計画を実行する。諦めない。クイントは手先を送ったが、手先はデビッドの顔も俺の顔も知らないからオットーを殺したんだ」とビンセント。
デビッドも「請求額を倍額にしようと」と言う。
ビンセントは、記者のベストに会って守ってもらおうと言い、仕事に行くデビッドにナイフを渡した。

 

ビンセントの行動

ビンセントに呼び出されたベストは、「オットーが殺されたろ?まだ売春をしていたのか?」と心配するが、ビンセントは金のためだと言う。
ハリーを心配するベストにビンセントは、「カレからだ。”あとでホテルで会おう”って言ってた」と手紙を渡した。
ベストから事件について何か知っているか?と聞かれ、「大手銀行の醜聞をすっぱ抜きたいか?」と持ちかけるビンセント。

しかしベストは、刑事(フライト)がいることに気づき、「サツがいる」と警告する。
ビンセントは、パブ内を見回し、入口近くにナイフを持った男が立っているのに気づいた。

(マズイ・・・)
そう思ったビンセントはベストを帰し、わざわざフライトに近づき、「サツだろ?俺は同性愛者だ。同性愛者は罪だろ?逮捕してくれ!」と逮捕されることで”男”の襲撃を回避した。

 

留置場で

ビンセントの態度

拘置所に入れられたビンセントは、リードから尋問を受けるが、「同性愛者はウソ。酒に酔ってバカをやってしまった」と言い出し、「デビッドは配達中に売春をしているな?カレ以外の配達人も何人かやってる。キミもか?」と尋問されても、悪びれもせず、「ボクはしていない。女性の方が好みだ」と言い返す。
その態度にリードは、「キミとデビッドのせいでオットーは殺されたんだぞ?無実のカレに罪の意識はないのか?」と迫るが、「無実って、オットーは同性愛者だ。仕事があるから帰っていいですか?」と横柄な態度を見せる。

 

マネージャーの告白

リードはマネージャーを拘置所へ呼び、「売春を斡旋してるな?」と問い詰める。
マネージャーは、斡旋しているワケではない。配達人全員が男娼ではないと言う。
「オットーを気の毒に思うならすべてを話せ」と言われ、金持ちの客がデビッドに夢中で、ビンセントはそれを利用して何度か金を巻き上げている。銀行家のソロモン・クイントだと口を割った。

 

ベアリングス銀行

リードはソロモン・クイントの勤め先、ベアリングス銀行で、クイントの10年来の同僚だと言うストーン氏に会う。
ストーンは、クイントの仕事は投資先の分析と帳簿だったが、1週間前に解雇したと話す。

 

追い詰められるソロモン・クイント

「帳簿を返して欲しかっただけだ。なのに無実の少年が死んでしまった。だが彼らは知ってるんだ。だから請求額を倍にしてきた!」立ち上がってパニック気味に話すクイントに「後始末は私がします」と”男”。

男”がクイントに、「少年のひとりはベスト記者と懇意にしている」と伝えると、クイントは表情を変え、「最後のチャンスだ。投資家たちに真実を打ち明ける。会わねば」と言出す。
しかし”男”は、「ストーンは知ってることは秘密にと。あなたは秘密にしなければならない」と念を押した。

 

ベストの秘密

ベストはホテルでハリーと会い、愛し合う。
ベストも同性愛者だった。
しかし ”男” がそれを盗撮していた

 

ソロモン・クイントの死

リードとドレイクはクイントに会うため、カレの自宅へ行くが、通された書斎でクイントは死んでいた。
デスクには、”愛する妻、許せ”との走り書きがあり、自殺と思われた。

検死

ジャクソンは、クイントは自殺にみせかけて殺害されたと言う。

 

クイント夫人

リードはクイント夫人に、クイントは自殺ではなく殺されたと伝え、敵はいなかったか?と聞く。
夫人は、アルゼンチンに関する仕事で問題が起きたと言っていた。書類は銀行にあるが、自宅にあった一部は盗まれたと言う。
リードが盗難届けをしなかった理由を問うと、「夫の性癖が関係している」と夫人。
デビッド・グッドボディのことかと聞くリードに夫人は、「非難しないで。夫に裏切られたことはない。互いを思いやってきた。それが真実の愛じゃないかしら?」と言うのだった。

捜査

リードはデビッドとビンセントをしょっ引くことに。
ドレイクは、ベストから情報を得るため新聞社へ行くが、ベストの姿はなく、デスクの上にはビンセントからベスト宛ての手紙があった。

 

追い詰められたデビッドとビンセント

強行決行

「クイントが殺された気をつけろ」
ベストから電報を受け取りビンセントは頭を抱え、クイントが死んだ以上、計画は失敗だと言うが、デビッドは、「ボクらの情報が脅威だから殺そうとしたんだ。まだ計画は実行できる」と言う。

 

警察にやってきたデビッド

デビッドは、「正義のために来ました。クイントについての情報がある」とリードに面会し、以下を話した。

・クイントは、”連中に敵視されている”と恐れたいた。
・クイントが真実を話したので、分析書類は破棄され、舌を切られると言っていた
・クイントが恐れていたのは、フランクリン・ストーン。
・アルゼンチンの仕事の件が関係している

 

ストーンの企み

リードは再び銀行のストーンを訪ね、分析結果を破棄した理由を問うが、「分析には金がかかっている。破棄はない」とストーン。
それでもリードは、「分析内容が都合が悪かったから破棄したんでは?貴行はアルゼンチンに莫大な投資をしている。分析書類を見せて欲しい」と要求する。
するとストーンは、「書類は重要機密事項だ。クイントが死んだのはS管区署内、銀行の場所はシティ。あなたのH管区署とは関係がない。令状を持って出直すんだな。あとで警視総監に会うから、一言言っておこう」と言い出す。
仕方なくリードは帰ることに。
ストーンは”男”を呼び、「ゲイの少年らが警察官が来ると連絡してきた。奴らの考えは銀行の評判を落とすことだろう。時間を稼げ」と指示した。

 

ベストを呼び出したビンセント

ビンセントは、「ボクとデビッドに何かあったら、帳簿を公表して」とベストに帳簿の隠し場所を伝えようとするが、”男” が刃物を持ってビンセントに向かって来た。
ビンセントとベストは逃げるが、”男”はビンセントを追いかける。
ベストは逃げている途中ドレイクと会い、「ビンセントを助けてくれ」と頼む。

ドレイクが現場に行くと、”男”はビンセントに馬乗りになり、腹を何度も刺していた。
ドレイクがビンセントを助けると、ビンセントは血を滴らせながら逃げた。
ドレイクは”男”を逮捕した。

息も絶え絶えにアパートへ戻ったビンセントは、「分析書類をベストに届けろ」と言って死んでしまった。

 

事件解決に向けて

男の正体

ドレイクに逮捕された”男”ジェームズ・セルフは、素直にオットー、クイント、ビンセントの殺害を認めたが、自らの意思での殺害だと言い、黒幕の名は言わない。
「死刑を避けたければ言うんだ。お前の絞首刑を止められるのは、私だけだ」とリードは説得するが、セルフは、「自分の死後、貯金と保険金は息子に渡される。愚かな人生で唯一の善行が死ぬことだ。絞首台に送れ!」と凄んだセルフの覚悟は凄まじかった。

保護されたデビッド

ビンセントの滴下血でアパートを突き止めたドレイクは、デビッドを保護した。
デビッドは、

・金欲しさに売春していた
・チャンスがあれば金品、物をくすね、彼らにそれを買い戻させていた
・表沙汰になると困るので、彼らは金を払い、警察に届けなかった
・クイントの帳簿もそのやり方で盗んだ
・アルゼンチンはこのままでは済まないとクイントが言っていた

と告白する。

デビッドは隠してた「分析書類」をリードに渡した。

その書類の中身は、
・アルゼンチンはベアリングス銀行に多額の借金をしたが、
 ローンが支払えず、ベアリングス銀行が大損を被った。
・国がアルゼンチンに投資したものすべてが無価値になった。
 つまり英国が破綻した事実だった。

という事実だった。
ジャクソンはその事実に慌てる。なぜなら全財産を、”国のアルゼンチン事業”に投資していたからだ。

 

リードの行動

リードは銀行へ行き、ストーンに分析書類を叩きつけ、「これが理由でセルフを雇い、3人を殺したんだな」と迫るが、「犯罪の証拠はない。セルフと言う男のことは知らん。私は銀行と投資家のために最善を尽くした。投資家に隠したワケじゃない。時間稼ぎをしただけ。イングランド銀行に救済してもらえるようになった。ベアリングス銀行が破綻に追い込まれたら、大英帝国が破綻する。私が銀行を救ったんだ」とストーン。
リードは、「個人投資家たちのどうなる?お前たちのやり口を世間に公表する」と言うが、ストーンは、「この世を動かすのは愛と正義じゃなく”金”だ。キミには正義が大事だろうが、この世は損得がすべて。法ではない。人には責任があるんだ」と職務を全うしたと言うのだった。

リードは新聞社へ行き、分析書類をベストに渡し、「ストーンが罪を逃れても、ヤツの非道を記事にして欲しい」と言う。
ベストも「集中砲火を浴びせてやる」と答えた。

 

ジャクソンとスーザン

苦しい支払い

ダガンからの支払い要求は益々酷くなり、スーザンは金のやりくりに疲弊していた。
ジャクソンは、知り合いのフロストが投資で儲けている。投資しようと言い出す。
スーザンは、酒と女の値段しか知らない男がいきなり投資なんてムリだと言う。
するとジャクソンは「分かった。直接ダガンと話をつけてくる」と銃を持って出て行く。

 

凶悪なダガンとジャクソン

ダガンの店でジャクソンは、「金の亡者め。妻から根こそぎ奪い、まだ奪う気なら死んでもらう」と銃を向けるが、ダガンはジャクソンの隙を突いて銃を払い落とし、締め上げ、痛めつけ、喉を浅く切った上で、失せろと凄んだ。

ダガンの凶暴さを思い知り、「キミを幸せにしたかったが、俺には何もない。キミを守ってもやれない。俺は男じゃない」と泣き言を言うジャクソンにスーザンは、
聞いていられないと言う。

 

解決して・・・

・スーザンが苦労して貯めたお金を投資したジャクソン。
 すべてのお金を失ったスーザンは、「出て行って」とジャクソンを追い出した。

・ベストは、ストーンの悪事を記事にしたが、ハリーとの密会写真をネタに脅され、公表を諦めざるを得なくなる

・リードはコブデンを訪ね、コブデンに惹かれていること、深い闇を抱えていること、だが離婚はできないと言う。
 コブデンは、リードの離婚は望んでいないが、燃えるほどの恋でありたいと言いキスをした

・リードはデビッドに、新しい人生をはじめろと送り出したが、結局デビッドはストーンの首をかっ斬って殺した

 

ベラ・ドレイクの秘密

ドレイクとベラが町を歩いていると、ひとりの女性が「ベラ?」と声をかけてきた。
しかしベラは「人違いよ」と足早にその場を離れ、ツラい時代の知り合いだから関わりたくないと言う。

 

感想

今回のお題は、「男娼」でした~。

ジャクソンって女性から見たら、やっぱりアホな男。
それを分かってて惹かれてたスーザンだけど、苦労してためたお金を投資に使われ、パァになったら、家から放りだすよね
捜査には欠かせないジャクソンだけど、どうするのかな?

リードは、ジェーン・コブデンとの恋愛をはじめることにしちゃいましたね

 

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