リッパー・ストリート 1 #2

リッパー・ストリート
リッパー・ストリート

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主なキャスト

キャスト名説明
エドムンド・リード警部補
ベネット・ドレイク部長刑事
ディック・ホッブズ巡査
ホーマー・ジャクソン大尉
アメリカ人軍医
フレッド・ベストスター紙の記者
ロング・スーザン売春宿の女主人
ローズ・アースキン売春婦
ジャクソン軍医のお気に入り
ジョージ・ラスク自警団のリーダー
エミリー・リードリード警部の妻
デボラ・ゴレン孤児院の院長
■カーマイケル孤児率いる悪党団のリーダー
■イーグルス弁護士、神父
トマス・ガウアー悪党団のひとり

#2  In My Protection あらすじ

ホワイトチャペル地区で、またも殺人事件が発生。
殺されたのは玩具職人のマンビー。自警団は容疑者だと孤児の少年を警察に引き渡す。リード警部は少年から話を聞こうとするが何も話さず反抗的な態度を見せる少年。とうとう裁判になり、死刑判決を言い渡されてしまう。しかし少年の弁護士は、裏で糸を引くものこそが悪の根源と主張する。

 

まとめ

殺害された玩具店店主マンビー

特許を狙った新玩具が出来上がったマンビーは、小包にした玩具を郵送しようと店を飛び出すが、何者かに狙われていることに気づく。
男を巻くため路地に隠れたマンビーだったが、そこで殺されてしまう。

リーマン通り警察署にマンビーの遺体が運ばれて来た。
リードに呼ばれたジャクソンは、驚く。
”検死室”が出来ていたからだ。
リードはジャクソンと良い仕事がしたいと、カレの希望通りの検死室を作ったのだった。

検死をしたジャクソンは、遺体についた小さなブーツの跡を発見する。

自警団

自警団が警察署に来たと報告を受けたリード。
自警団リーダーのジョージ・ラスクは、「警察が無能だから犯人を捕まえた」と14才の少年、トマス・ガウアーを突き出す。

「3ヶ月前に自警団は解散したハズだ」とリード。しかしラスクは、「それは警察が決めることじゃない。俺たちの町は俺たちで守る。犯人を連れて来てやったんだ。感謝しろ」と言い、証拠として、”被害者の所持品である小包”と、5人の目撃者の調書を渡し、「この少年を処刑しろ。さもなくば孤児を全員絞首刑にする」と息巻いた。

リードはトマスを拘置所へ入れ、問いただすが、何も語らないどころか、リードに向かってツバを吐き反抗的な態度を見せる。

裁判で

トマス・ガウアーの裁判が開かれた。
トマスは黙秘を続けているにも関わらず、陪審員はトマスを有罪と判定した。
「弁護人、判決の前に何か述べたいか?」と裁判官から求められたトマス少年の弁護士イーグルスは、「カレは子どもです。更正の可能性がある。町で起きている凶悪事件の首謀者は子どもたちではない。裏で手を引く悪党です」と主張する。

しかし裁判官は、「矯正の機会を与えるべきだと?言語道断だ。カレを他の者への見せしめにする」と3日後で死刑に処すると判決を下した。
マンビーの妻は判決に感謝するが、記者のベストは、「死刑判決は妥当と言えますか?」とリードを煽り、傍聴席にいたユダヤ系女性は警察の怠慢だとヤジを飛ばす。

証拠はあっても現行犯じゃない」と言うイーグルス弁護士に、「被害者の所持品を持っており、5人の目撃者がいる。その上、少年は、反論の機会を与えられても否定しなかった」とリードは言うが、「ラスクの言葉に皆が踊らされている。あなたまでですか?少年がひとりであの残虐な行為に及んだと思いますか?黒幕を捕らえない限りこの町に平和はない。あなたはトマスの死刑を見過ごせるのですか?」とイーグルスに言われてしまう。

 

町の孤児たち

ラスクらは、非行少年をダシにして自警団を正当化しようとしていた。

イタズラをする孤児を捕まえたドレイク。
リードはその孤児の手の甲にもトマスと同じタトゥーが入っていることに気づき、「トマス・ガウアーを知っているか?」と問いただす。
孤児は、「知ってる。あいつは密告しない」と言ってドレイクの手を噛んで逃げていった。

夜、ひとりの男がニューゲートの拘置所にいるトマスを訪ねた。
男はトマスに、「絶対にしゃべるな」と圧力をかける。

 

捜査 1

検死の結果、マンビーは舌を切られていたが、金になる金歯はそのままのため、金目当てではないと思われた。
また、マンビーの玩具には仕掛けが施され、箱を開けることができない。

リードとドレイクはマンビー夫人に話しを聞くため玩具店を訪ねるが、そこには自警団がいた。
ラスクはリードに、「孤児らの報復に備えている。警察が信頼できんからな」と言う。

リードは部屋の中から特許申請用紙を見つけ、マンビー夫人に高額な特許申請費用はどのように工面したか?と聞くが、マンビー夫人は、「夫が父の遺産には手をつけるはずがない」と言う。
リードはマンビーが、誰かから金銭援助を受けた可能性があると推測する。

 

ジャクソンとスーザンの秘密

ジャクソンは昨夜、賭博場へ行って以降の記憶が曖昧だったが、ジャクソンのネックレスに付けていた指輪がなかった。

ジャクソンは指輪を失くしたとスーザンに打ち明けた。
それを聞いたスーザンは顔色を変え、「航海に出た時、指輪は捨ててと言ったでしょ。あの指輪がある者に渡ったら、私たちは終わりよ」と言うのだった。

ジャクソンは指輪を見つけるために、賭博所の場所を化学を用いて見つけ出した。

 

捜査 2

神父であり弁護士であるイーグルスに会いに行くリード。
教会には、妻エミリーがいた。
最近、教会通いに熱心なエミリーは、「教会に通うことは必要。神父と話すうちに分かったの。あなたもあの子の死を受け入れて」と言われてしまう。
リードはそれには答えず、「トマスにしゃべらせる方法を思いついた」と言ってイーグルスを拘置所まで同行させる。

リードはトマスを処刑場へ連れて行き、絞首刑されるところを見せた。
恐れおののくトマスだが、それでも口を割ろうとしない。
イーグルスは、「あと2日だ。私はキミの側にいる。だが、話さなければ、あれ(処刑)が結末だ」と言う。

トマスは話す覚悟を決め、「イーグルス先生、話したい。でもここは危険です。話すから外へ連れ出して下さい」と要求する。
イーグルスは、印刷電信機を使って、リードに連絡した。
リードは、「護送馬車をニューゲートへ。ホッブズ、同行して少年を守れ」と指示する。

 

狙われたトマス

トマスが護送される情報は、首謀者の男の耳にも入る。密告されたのだ。
男は、孤児らに準備をするよう指示する。

護送馬車は、イーグルス弁護士、トマス、ホッブズ巡査を乗せて警察署へ向かうが、途中で止まってしまう。
道が封鎖されており、先に進めないのだった。
イーグルスはトマスに馬車の中にいるよう言い、馬車を降りる。

そこへ現れたのは男と孤児たち。
「トマス・ガウアー!俺と兄弟を裏切る気だな。裏切り者は生かしておけん!」と男。
イーグルス弁護士は、「渡すものかっ!断じて。私が相手になる!」そう言うと、果敢にも男の前に立ちはだかり、「トマス、逃げろ!」と言う。
男はイーグルスに暴力を振るい、殺した。
隙を見て逃げたトマス。
ホッブズも逃げて、その様子を物陰から見ていた。

 

捜査 3

イーグルスの遺体が警察に運ばれる。
警察前は野次馬で大騒ぎだった。
自警団のラスクは、「警察は怒りも民衆もコントロールできない。孤児がのさばるワケだ!」と一緒になって騒ぎ立てる。

イーグルスを検死したジャクソンは、「深い傷はバックル、浅い傷は指輪によるものだ」と言う。

トマスは逃げて行方不明だった。
無事に警察署に戻ったホッブズは、「リバプール訛りで両手に子どもと同じ絵札のタトゥーが何百以上も入った男です」と報告する。
リードは、トマスを捜すことに。

 

トマスの居場所

男も孤児らに、「トマスを捜し出せ!何か掴むまで戻って来るな」と命じる。

ドレイクは刑務官からトマスがユダヤ系との情報を得、リードと共に「ユダヤ人児童養護施設」へと出向く。
そこで孤児を世話していたのは、裁判所でヤジを飛ばした女性ゴレンだった。

ゴレンはトマスを見ていないと言う。
しかしそれがウソであることを見抜いたリードは、周辺で張り込む。

 

賭博場で

ジャクソンとスーザンは、”指輪”を奪い返すために作戦を実行する。

賭博場へと入ったスーザン。
「お前は誰だ?」と聞く男にスーザンは、「金儲けよ。協力しない?」と持ちかける。
スーザンは金儲けのからくりを話しながら、隙を見て男の指から指輪を抜き取り、手本を見せるから賭博場へ連れて行って欲しいと言う。
最初こそスーザンを警戒していたが、スーザンのテクニックで彼女のペースに乗せられた男。
賭博場へと一緒に行くが、男は指輪を取られてことに気づき、「その女を逃がすな!」と叫んだ。
スーザンは抵抗するが、孤児たち数人に捕まり、逃げることができない。
男はスーザンの顔に刃物を当てがった。
その時、ジャクソンが賭博場へ入り、「彼女を放せ。指輪は俺たちのだ」と男に銃を向ける。
ジャクソンはお金で解決しようとするが、後方から孤児に狙われ倒される。
「他にも貴重な情報がある!」ジャクソンは取引を持ちかける。
それはトマスの居場所だった。

 

児童養護施設で

ゴレンはやはりトマスを匿っていた。
リードは、「警察に任せろ。私ならカレを守れる」とゴレンに言い、トマスに男の名を聞き出した。
「カーマイケル」
トマスが男の名を教えた時、孤児らを連れてカーマイケルが口笛を吹いてやってきた。
リードは施設内の孤児たちを一箇所に集めるようゴレンに指示し、すべての扉を窓を施錠した。

「警部補、取引しよう。トマスを渡してくれれば、大人しく帰る」とカーマイケル。
カーマイケルは、自分が命じれば、子どもたちは建物を壊し、施設の子どもたちを殺すと息巻く。
リードは、「渡さん。トマスは私の保護下にある。おまえはトマスの証言で死刑だ」そう言って施設の中へ引き上げるが、カーマイケルは「俺は貴様らを皆殺しにする。お前のせいで全員死ぬんだ」と叫んだ。

「戸締まりは完璧だ。安心して眠りなさい」とリードは言い、施設の子どもたちを寝室へと移動させる。

しかしカーマイケルは諦めることなく子どもらを使って、建物に侵入する手立てを模索していた。

 

同じ頃

自警団もトマスを捜していた。
ジャクソンはラスクに近づき、トマスの居場所を教える。

 

ドレイクとトマス

トマスを警護するドレイクは、手の甲に入れられたタトゥーの意味を聞くが、トマスは答えようとしない。
ドレイクは自分のタトゥーを見せて、逸話を話し、今度はお前の番だと言う。
トマスは、タトゥーは絵札によって犯罪を示していると教えた。
そこへリードがからくり箱を持ってやってきた。
トマスは、それを見事に開けて見せた。

リードは気づく、「マンビーは特許申請で妻の遺産を使い込んでいた。カーマイケルは殺しを請け負った。そしてキミに殺させ、証拠に舌を切ったんだ。夫人の依頼か?」と。
夫の死を望んでた」とトマス。

 

カーマイケルとの戦い

その時、ガラスが割れる音がした。
天窓から子どもが侵入し、玄関の鍵を開けたのだ。

施設の子らを起こし、寝室に立て籠もったリードたちだったが、孤児らは暖炉から寝室に侵入、扉は開けられ、部屋に入ってきたカーマイケルは、「やっちまえ!」とトマスを指さす。
そしてリードに向かって、「警部補!一騎打ちだ!」と叫んだ。
リードは立ち向かうが、カーマイケルに首を締め上げられてしまう。
カーマイケルはトドメを刺そうと刃物を出す・・・その時、ゴレンがカーマイケルを背後から殴った
「このクソアマ!」カーマイケルがゴレンを攻撃しようとした時、自警団たちがやってきて、カーマイケルと孤児らをやっつけ出す

ラスクは、「トマス・ガウアー!どこだ!」と叫ぶが、ドレイクはトマスを庇う。
再び立ち上がったカーマイケルは、「家に帰る時間だぞ」と凄みながらトマスに近づいていく
リードが阻止しようとカーマイルの手を取った瞬間、銃声が!
カーマイケルは撃たれ、倒れた。
撃ったのはジャクソンだった。

「リード、おまえを助けた見返りに少年を渡せ」とラスクは言うが、リードは、「少年は私の保護下だ。警察より上だと思うなら正義感を見せろ!」と求めた。ラスクは、黙って引き上げた。

 

解決して・・

斯くしてマンビーの妻は、夫殺害を依頼した容疑で逮捕された

 

トマス

リードは、裁判でどのように訴えてもトマスはカーマイケルの一味と見なされ罪に問われると考え、遠くへやろうと決断。
ドレイクはトマスを「徴兵事務所」へと連れて行き、「お前が行く先には今まで以上の試練が待っている」と言い励ました。

リードとジャクソン

リードはカーマイケルが持っていた指輪を前に置き、「解せないことがある。2年前、キミのいたシカゴの探偵社から、生死に関わらず”ある男”を捜せと依頼が来た。その男の名前は、”マシュー・ジャッジ”。この指輪に刻まれた名と同じだ。この名を耳にしたか?」と問う。
しかしジャクソンは、「聞き覚えはない。探偵社に返事はしたのか?」ととぼけた。
リードは、「残酷な殺人鬼がはめていたが、”そのマシューとやらは死んだ”と返事した」と言って、指輪をポケットに入れ、盃をかかげた。

 

リードと妻エミリーの抱えるもの

教会で祈る妻エミリーの横へ座ったリードは共にイーグルス弁護士のために祈る。

「イーグルス神父に(我々のことを)話すべきじゃなかった」とリード。
エミリーは、「私ひとりで冥福を祈ってる。あなたの分も。神父さまは私の話を聞いてくれた。あの子は天国にいると思わせてくれた」と。
それでもリードは、「私は一生、キミの何倍もの痛みを背負う覚悟がある。だが私は冥福を祈れない」と言うのだった。

 

感想

1話完結ものですが、ベースには以下があります。

・リード警部と妻エミリーが抱える問題
 子どもは亡くなった?もしかしたら行方不明なのかも?(詳細はまだ)

・ジャクソンと売春宿女主人スーザンとの関係
 (ふたりは、凶悪なことをしたらしい)

ゆっくりすこしずつ明らかになっている段階なので、それが何なのか興味を引きます

カーマイケルのような悪投でさえ銃を持っていないのに、ガンガンぶっ放すジャクソン
アメリカ人だけど、許されるんでしょうか?と言う疑問はありますが、まぁそこは置いておきましょう(笑)

 

 

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