ハンドメイズ・テイル 5 #10 安全のために(シーズン最終話 / 相関図付)

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海外ドラマハンドメイズ・テイル

シーズン5,最終話。
2ヶ月見てきたドラマがまた終わってしまって淋しいなぁ@

 

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#10 安全のために Safe  あらすじ(シーズン最終話)

追悼式で狙われたジューンは身の危険を感じるが、ジューンはまたしても襲撃を受けることに。一方ギレアドでは、リディアおばはジャニーンの去就を考える。

 

相関図

まとめ

トロント

身の危険

追悼式で銃弾を向けられたジューンは、防弾チョッキを購入するほど、身の危険を感じていた。

翌朝、銃撃犯が逮捕されたと報告に来たマーク・トゥエロ。
犯人は56才のベーカリー勤務の男ジョン・L・ラニソンだと言う。
しかし安堵したのもつかの間、ジューンは自宅前でトラックに撥ねられてしまう。
トラックは倒れたジューンを再び轢き殺そうとするが、異変に気づいたルークが男をクルマから引きずりだしてそれを阻止した。

ジューンはルークに付き添われ救急搬送されるが、ルークは病院にやってきた警官に、事情を聞きたいと言われ、連行されてしまう。

 

ギレアド

ローレンスの立場

追悼式典での銃撃事件を知ったニックは、「現場にジューンもいた。彼女は敵ではない」と警告するが、ローレンスは、「彼女はアメリカに加担し、兵士をギレアドに差し向け、子どもを連れ去ろうとした。選択肢はいくつもあったが、彼女がそれを選んだ」と言う。
ニックは、「娘のために戦ってるんだ」と言うが、「戦いに犠牲はつきものだ。それはわかってるだろ」とローレンス。

ニックの決断

ジューンがクルマに轢かれケガを負ったと知ったニックは、トゥエロに連絡し、取引することに。
入院中のジューンを見舞ったニックは、「オレが来たことは彼女に知らせないでくれ」と言い、眠っているジューンの手に触れ、額にキスをする。

トゥエロと契約を交わしたニックは、「ギレアドはジューンを追い続ける。家族も標的になるだろう。ジューンの安全を約束してくれ」と頼む。「手を尽くす」と約束し、「キミは”目”だった。ジューンと逃げることが出来たはずだ」とトゥエロ。しかしニックは、「彼女には家族がいる。私は余計だ」と国境の橋を戻っていくが、「それはちがう。彼女にはちがう」とトゥエロ。

侍女たち

ツラそうに作業をする侍女たちを見てジャニーンは、歌を口づさみはじめるー。
その歌声につられ、次々と歌いだす侍女たち。
リディアおばは、「ツライ仕事も歌いながらすれば楽しめる」とその行為を認める。
リディアは、「ジャニーンが皆に良い影響を与えている」と目を細めて満足そうな様子を見せるが、同僚おばは、「あなたのジャニーンに対する寛容な態度に皆が気づきはじめてる。配属しないと他の任務に回される」と忠告する。

リディアおば

リディアはローレンス司令官夫人となるナオミを訪ね、侍女としてジャニーンを受け入れて欲しいと提案する。
もちろんナオミは、「彼女(ジャニーン)をアンジェラと一緒に住まわせるなんてあり得ない。それにまた彼女を受け入れたら私がバカに見える」と拒否するが、リディアおばは、「あなたが許しと恵みを与える者の模範となるのです。それが新しいギレアドの女性像であり、ローレンス司令官が求めている新しい家族の形です」と説得する。

アンジェラはジャニーンがパットナム家の侍女だった時、ナオミの夫、故ジョセフとの間に出来た娘。
ジャニーンを可愛がるリディアおばは、ジャニーンを侍女として派遣したくなかった。そこで少しでもジャニーンが幸せを感じるよう、娘アンジェラの元で生活させたいと考えたのだ。

リディアおばはジャニーンに、「アンジェラにまた会えます。お行儀よくすればローレンス家の侍女に迎えてもらえる」と言うが、「配属はイヤです。もう配属は必要ないと言ったはず」とジャニーン。
しかしリディアおばは、「ずっとここにいることはできない。上手くいけばまたアンジェラとずっと居られる。これまで良くがんばってきた」と説得する。

侍女ジャニーンの反乱

ナオミはジャニーンに試用期間を設け、問題なければ侍女として迎えると言うと、「アンジェラは私の娘。それを少しでも否定したらあなたは異端者として舌を切る」と言う。ジャニーンは、「お使いできれば本望です」と礼儀正しい態度を見せ、リディアおばは、「あなたを誇りに思う。上手くやれるわ」と安堵する。
が、そんなジャニーンに女中(マルタ)が、「ジューンがトロントで襲われた。生きてるでもヤツらは誰一人逃す気はない」と教える。

ローレンス司令官とナオミは結婚した。
顔なじみがいないローレンス家での暮らしがはじまるナオミは、「あなたがいてくれて良かった、オブジョセフ」と心を許す。が、オブジョセフと呼ばれたジャニーンは一瞬にして表情を変え、「それは私の名前じゃない。友だちみたいに話さないで。私にとってあなたは最低の人間よ、大嫌い」とジャニーン。

 

ジャニーンの運命

結局ジャニーンはセンターに戻されてしまった。
リディアおばは、「アンジェラと居られるせっかくの機会だった。まだ修復できる。ローレンス夫妻に謝り、慈悲を求め許しを請うのです」と言うが、「そんなことは絶対にしない」とジャニーン。
そこへ”目”がやって来た。目はローレンス司令官の指示だと言い、猿ぐつわをはめジャニーンを連れて行く。

リディアおばは、「どこへ連れて行くの?この娘は私の監督下にある」と必死で止めようとするが、目に激しく制止されてしまう。
トラックの乗せられたジャニーン。そこにはジューンの情報を伝えたローレンス家の女中(マルタ)がいた。
ジャニーンはマルタの手を握り励ます。

ニックの怒り

結婚パーティーが行われているローレンス宅にやって来たニックは、ローレンスに殴りかかり、「ジューンを狙ったろ?」と責めるが、「私の指示ではない」とローレンス。
その様子をハンナ(アグネス)を養女にしているマッケンジー司令官が見ていた。

終わり
ニックが事故に遭ったジューンに会いにアメリカへ行ったことを知ったローズ

暴行の罪で拘留中のニックに会いに来たローズは、「愛してるフリをしてたのね。ウソつき。彼女を忘れる気はないのね?」とニックの気持ちを確かめる。「忘れようとした。だができない」と言うニックの言葉にローズは、「もうあなたと居たくない。あなたが私たちの幸せを台無しにした」と立ち去ってしまう。

 

西へ

絶体絶命

退院したジューンが部屋で休んでいると、階下で言い争う声が!
ジューンをクルマで轢き殺そうとした男が死んだのだ。
ルークに逮捕状が出ると聞いたリタはそれを伝えに来たのだが、「妻を守るための正当防衛だ」とルーク。
しかしモイラは、「カナダでカナダ人が難民に殺されたんだ。圧倒的に不利な状況だよ」とモイラ。
ジューンは、「ルーク、逃げないと。前の時は出遅れた。死んだらハンナを見つけられない。今すぐ逃げなきゃ」とルークを説得する。

マーク・トゥエロの提案

モイラがハワイ行きの飛行機を予約、ジューンとルークは空港へ向かおうとするが、そこへトゥエロがやって来て、「空港に行ってはいけない。警察が航空券予約を検知して空港に逮捕に向かってる。このままじゃジューンも逃亡ほう助で逮捕され、ニコールとは引き離される」と言う。

ルークは、「オレたちは被害者だぞ?自分の自宅の前で轢かれたんだ」と主張するが、「別の方法がある。カナダはもう難民を受け入れる気はない。西へ行く列車に乗せてる。そこへ紛れ込ませる」とトゥエロ。

ルークとの別れ

トゥエロは2人を駅まで送ると、手配証が回っていたら難民用のIDでは引っかかると違うIDを渡す。
ジューンはトゥエロに、「私とニコールは心配ない、大丈夫だとニックに伝えて」と別れを告げる。

駅は列車に乗ろうとする人々で溢れかえっていた。ようやくプラットフォームへとたどり着いたが、最後の検問所には警察官がいた。どうやら警官は、ルークの写真を持って探している様子だ。
「どうする?」と言うジューンに、「ニコールを連れて2人だけで列車に乗るんだ。あとで追いかける」と言い出すルーク。
ジューンとニコールは無事検問を越えるが、そばでは警官がルークの写真を持って、「この男を見ていないか?」と必死に探していた。
そこへルークから電話が。「この列車に乗るんだ。オレといたら危険だ。乗ってくれ」とルーク。ジューンはもう一人になりたくない。一緒にいて欲しいと頼むが、「ニコールのためだ。キミがギレアドから逃れるにはココを離れるしかない。オレたちはまた会える。いつだって。ニコールを頼む」とルーク。

ルークが最初から列車の乗るつもりはなかったと気づいたジューンは、「あなたを待ってる。また私を探して」と言う。

ルークは両手を挙げると自首、警官がルークを拘束したのを確認した列車は発車したー。

列車の中で

ジューンは泣き出すニコールをあやしながら、座れる場所を探し後方へ移動中、赤ん坊の泣き声を聞く。
助け合えるかも知れないと近づいたジューンが見たのは、赤ん坊を抱いていたセリーナだった。
運命のいたずらか、因果応報なのか、言葉に詰まるジューンにセリーナは微笑み、「オムツある?」とセリーナ。

 

感想

ギレアドとアメリカの難民を乗せた列車(西に向かってるらしいけど)のラストシーンが良かった。
列車の中でジューンはニコールを抱き、セリーナはノアを抱いての再会。
セリーナはまるで同志を得たかのように微笑み、「オムツある?」と聞くが、ジューンはなんとも言えない表情で何も言わない。そこに流れるビリー・アイリッシュの「bury a friend(友だちを葬る)」。
洒落てる!
そしてこれが次のシーズンへの序章ってのがいいよねぇ~。

ニックのジューンへの愛が深くて、なんか感動しちゃう。
ジューンはルークからもニックからも愛されてて羨ましい限り。
乗った列車は西へ行くって、どこへ行くんだろ?
ほんとうにギレアドから逃れられる場所へと行けるのかな?気になることがたくさん残ったままシーズン6をまた待たなきゃなりませんね。

 

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