ペーパー・ハウス3 #6 スペイン発、頭脳派強盗団ドラマ(相関図付)

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数々起こる不測の事態もクリアしていく強盗団。
今回大きなことがあります!

#6 すべてが報われる瞬間 Tado parecio insignificante あらすじ

タマヨ中佐はシエラの助言を受け、特殊部隊をスペイン銀行へ突入させる準備に入った。
教授とラケルは移動中、銀行内への連絡手段を失う事態に陥る

 

相関図

まとめ

過去

兄アンドレ(ベルリン)が生前マルティンと一緒にスペイン銀行強盗を計画していた時、教授はアンドレから、”タティアナ”と言う恋人を紹介された。
実はタティアナも強盗で、恋人を信じ切っているアンドレは、スペイン銀行強盗計画について全部話していた。
そんなアンドレを、「密告される可能性がある。女性のために計画をフイにはできない。仕事に恋愛を持ち込むことだけは絶対に許さない」と強く批判した教授。

その教授はラケルとの恋を選んだワケです

 

捜査本部

追い詰められたタマヨ中佐

重要機密情報を牛耳られ、強行策に出られないタマヨ中佐にプリエトは、「躊躇わずにやれ。私と同じ過ちを犯すな。結果を恐れずにやるんだ。力を誇示しなければつけ込まれる」とハッパをかけるが、「突入すれば我々は法廷に立つハメになる」とタマヨ中佐。

そこに口を挟んだのはシエラ。
「機密情報漏えいは教授の切り札よ、それを使わせないために、我々で機密情報を作り上げ、新聞、TV局に漏えいする。情報は錯綜しマスコミは真偽を検証しようとするけど、でっち上げた情報だから真偽はわからないまま。教授が切り札を奪われ、その対応に追われている間に、銀行に潜入するのよ」と言い出す。

 

2日目

教授

対処

キャンピングカーで移動中の教授とラケルは、マルティンとの定期連絡で、「金の溶解は順調だ。1万7000キロを粒状にした。防御面は溶接中だが他には問題はない」と報告を受ける。

しかしその後ラジオから、【スペイン史上最大の機密漏えい。ある新聞社が100以上の機密書類を入手した】とニュース速報が流れ、驚くふたり。

それらは全部ウソだったからだ。

「交渉の切り札を封じられた」とラケル。
教授はすぐさまマルティンに、”警察突入”について連絡し、尾行をを避けるため脇道に入るが、アンテナが木の枝に接触、折れてしまい連絡手段を失っただけでなく、キャンピングカーのタイヤが沼地にはまり、動けなくなってしまう。

思わぬ助け

必死に作業していたその時、「父さん!教授だ!教授だ!警部もいる」と大声を出す男がひとり。
その声で集まった村人たち。

絶体絶命かと思われた時、村人は、「クルマを動かすのを手伝ってやる」と言い出す。
しかしそこへ1台のクルマが・・・・。

やって来たのは保安官。(教授とラケルはキャンピング内のトイレに隠れた)
しかしこの危機を救ってくれたのはまたしても村人だった。
事なきを得た教授は、謝礼金を渡し、先を急ぐ。

教授たちが到着したのは、古い納屋。
実はここに2台目のクルマを用意していたのだ。
教授はすぐさまマルティンに連絡を取る・・・・

 

銀行内で

却下されたトーキョーの提案

教授から、”警察の突入”の連絡を受けて以降、通信が途絶えたままの状況にマルティンは、「突入されるなら暴力で応じるしかない」と言うが、それに異を唱えたのはトーキョー。
「それは教授の指示なの?あなたは装甲車が突入してくると想定してるけど、屋上や下水管からの侵入してくるかも。人質がいるのよ。教授なら時間を稼ごうとする」と武力行使に反対する。

しかしマルティンは、「武器を使えばリオが戻らないもんな」とトーキョーの図星を突くと、デンバー、モニカ、ヘルシンキ、ナイロビは、武器を持った。
ボゴタは、「戯言を言うな。もう武器に頼るしかない」とトーキョーに言う。

 

捜査本部

突入準備

タマヨ中佐は、ハロタン(麻酔用ガス)の使用許可を取り、建物外部の通気管からハロタンを噴射する。

ハロタン麻酔薬:30分で意識を失う
アルトゥーロ・ロマン

マスコミのインタビューに、「警察は拷問している」と発言したアルトゥーロ。
タマヨ中佐は捜査本部にアルトゥーロを呼ぶと、「キミの発言は大勢の命を危険に晒している」と抗議するが、「前回の強盗事件で私は当事者だ。そして19人の人質の命を救ったんだ。あなたの手には負えない事件だとわかったろ?」と高飛車な態度を見せるアルトゥーロ。
しかしタマヨ中佐は、「過去の栄光にすがっているだけの憐れな男だ」と批判し、「どこへも行かせない」と強い態度を見せる。

 

スペイン銀行内

突入

ハロタン噴射から30分。
スアレス率いる特殊部隊5人は、唯一監視カメラがないトイレの通気口からガスマスクに酸素を背負い銀行内に潜入する。
ハロタンの効果で赤いジャンプスーツの人々が、トイレやメインホールで倒れるように眠っている。
スアレスらがそれを確認している時、突然銃撃を受ける。

10分前、教授からの連絡を受けたマルティンたちは、侵入ルートを確認、計画変更の指示を受け、備えていたのだ。

強盗グループは銃撃しながら特殊部隊を、出口を封鎖した1階エントランスホールへと追い込むと、装置を作動させて無数の赤い光線でスアレスらを囲んだ。

実はマルティンらは10分前に教授から、【警察がハロタンを使用】の情報を得ていたのだ。

赤い光線は爆薬のRDX、触れれば爆発する仕組みだ。
動くことも撃つこともできなくなったスアレスらにマルティンは、「酸素が切れたらハロタンを吸うことになる。そうなればお前たちは終わりだ」と言って姿を現した。

 

教授からの電話

スアレスと通信が途切れてから25分が経過、特殊部隊の状況が心配される中、教授から電話がかかる。
電話に出たシエラに教授は、「5人の健康は問題ないと保証する」と言うと、動画を送る。
画面に映し出されたのは、裸で後ろ手に拘束されたスアレスたちだった。

スアレスは、「捕虜となった。当局に要請する。永久的な休戦を願う」と言わされ、「Bella Ciao(さらば恋人)」を歌わされる。

その屈辱を見せられたシエラは、「教授はこの動画をマスコミに流さず我々に送ったのは、交渉を望んでいるのね?」とシエラ。
それを受けて教授は、「コルテス(リオ)を引き渡してもらおう」と要求する。
当然シエラは、「警察が犯罪者を引き渡すワケにいかない」と言うが、「特殊部隊潜入作戦は、我々を殺すことを前提にしていた。特殊部隊の動画を世界に配信されたいか?」と迫る。

シエラはタマヨ中佐から、「取引に応じろ」と指示され、「人質と捜査官全員を渡して」と交渉。
教授は、「警察の勝利と宣伝しろ」と言い、スアレスら5人全員と人質40人の解放を申し出た。
辛うじてシエラは、夜の引き渡し要求だけを明日の朝8時に時間変更した。

 

3日目

引き渡し

リオは麻酔薬によって14時間も眠らされていた。
シエラはリオに正装させる

朝8時。コルテスを乗せたクルマがスペイン銀行前に到着。
クルマから降りたリオを見た民衆は歓声をあげる。
トーキョーは銀行内からリオの姿に涙する。
リオは拳を天に突き上げた。

 

感想

スアレスたち特殊部隊、人質40人と引き換えにリオが強盗グループに戻されることになりましたね!
と言っても、まだトーキョーたち強盗グループとは合流してないので、戻されるのだろうとしておきますが。
スペイン銀行の金の延べ棒を奪うことも目的ですが、彼らの1番の目的は、【リオを取り戻すこと】だったので、目標は達成したことになりますね。

と言うことなので、次のエピソードからは、粒状に変えた金と共に、どうやってスペイン銀行を脱出するのかに焦点が移ると思われます。

教授とラケルの捜索を命令されたアンヘルとラケルが再会することもあるんじゃないかな?

ところで、アルトゥーロの出演いる?
王立造幣局強盗の人質だった時もずっと感じてたけど、アルトゥーロってなんであんなに態度デカイんやろ?
もうそれが鼻につくのよね。

 

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