1746年カローデンの戦いの日、クレイグ・ナ・デューンで別れたクレアとジェイミーが、20年の時を経てエディンバラで再会!
クレアを見て、失神してしまったお茶目なジェイミー(笑)
#6からは、クレアとジェイミーのストーリーのスタートです![]()
#6 A.マルコム あらすじ
約20年の時を経て、ジェイミーとクレアは遂に再会を果たし、心と肉体の絆を確かめ合う。しかし、ジェイミーが手がける新たな商売に関する取引が、共に生きたいという2人の願いに影を落とす。
相関図
まとめ
ジェイミー:クレアと再会するまで

美しい女性に身なりを整えてもらい仕事に向かうジェイミー。
ジェイミーは”マック・デュー”と名乗りエディンバラ、ハイストリートで「A.マルコム」の看板を掲げ印刷を営んでいるが、どうやら反逆罪になるようなことに加担しているらしい。
ジェイミーは助手のジョーディにソーダ灰を買いに行くよう頼み、仕事をはじめる。
再会
「ジョーディ、遅かったな」と言うジェイミーに、「ジョーディじゃない。クレアよ」と声が。
驚き振り返りクレアを見たジェイミーは気を失って倒れてしまう。
意識を取り戻したジェイミーの目の前にはクレアが。ふたりはキスする。

子ども
「子どもは・・?」と聞くジェイミーに、「娘、ブリアナよ。あなたのお父様ブライアンにちなんで名付けた」と持参したブリアナの写真を見せるクレア。
”写真”でブリアナと対面したジェイミーは、ブリアナが赤毛だと聞き、「姉のフェイスと同じだ」と言う。

クレアはフランクにジェイミーについてすべてを話したこと、フランクは苦しんでいたがブリアナを愛し、良き父親だったこと、数年前に亡くなったことを伝える。
ジェイミーも、「息子ウィリーがいる。姉にも話していない。ダンゼーニ卿に仕えていた時できた。幼い頃に別れてから会っていない」と肖像画を見せる。愛した人の子なのかと聞くクレアにジェイミーは、「違う。彼女はお産で死んだからオレが殺したようなものだ。愛していなかったのだから罪は重い」と告白する。
ファーガスとの再会
「酒場で人と会う約束をしている」と言うジェイミーについてエディンバラの町へと出たクレアはファーガスと再会、抱き合いよろこぶ。


だがファーガスの左手は義手だった。驚くクレアに、「赤服軍との戦いで失った。奥様は死んだと思ってた。今までどこにいたの?」とファーガス。クレアは、「カローデンの戦いで皆が死んだと思っていた。反逆者の妻だからラリーブロッホにも戻れずアメリカへ渡った」と苦しい言い訳をする。
ジェイミーは、「奥様と暮らすの?でも・・・」と言うファーガスに、「ネッド・カウアン(弁護士)に法的なことを聞かねば」と言う。なんかありそうだがこのエピソードでは詳細はなし
酒場で
ウィロビー
ジェイミーは酒場で女にカネを払わず触ったと揉め事を起こしているウィロビーを助けると、クレアを妻だと紹介、ウィロビーと待つよう言いおき奥へと消える。
ウィロビーの本名はイー・テン・チョウ。中国から密航、カネも仕事もなかったウィロビーを助けたのがジェイミーで、「カレは食べ物と仕事、名前もつけてくれた命の恩人だ」と言う。

ジェイミーと男
店の奥でジェイミーを待っていた男は、ジェイミーが渡したカネについて、「商売を手広くやってるなら今よりマージンは25%増やして払ってもらう」と言い出すが、「ハイストリートでしか売らない」とジェイミー。

マダム・ジャンヌの娼館で
ジェイミーがクレアを連れて行ったのは、マダム・ジャンヌの娼館だった。
ジェイミーは娼館に部屋を借りて住んでいると言い、「店で寝るよりも快適だし食事が出る。オレは客じゃない。マダムがオレの客なんだ」とその理由を説明するが、納得しかねるクレア。だがジェイミーは、「なぜ戻って来た?」と率直に尋ねる。

クレアは、「あなたが生きているとわかったから戻ってきた。若い歴史家がA・マルコムの名前でエディンバラにいると突き止めてくれた。あなただと思ったから可能性に賭けた」と言うが、「オレはずっとキミを求めてきた。だがオレは変わった。あの頃ほどお互いを知らない。教えてくれ。キミはオレが欲しいか」とジェイミー。「どんなに変わっていようとあなたが欲しい。あなたはどう?」とクレア。ジェイミーはクレアにキスするが・・・食事がそのタイミングで運ばれてきた。
クレアとジェイミーは食事をしながら離れていた20年について話し続け、愛し合った。

愛
ジェイミーは、「またキミを失ったら・・」と言うが、「失わない。二度と離れない。一緒に生きていく」とクレア。「私が去ったあと、誰かと恋に落ちた?」と聞くクレアに、「愛したのはキミだけだ」とキスするジェイミー。
ジェイミーの仕事
ジェイミーはカローデンのあと反逆罪で捕まり数年を牢で過ごし、今は印刷業だと言うと、「イングランドに剣を奪われたが出版が新たな武器だ」と言い、この2年、扇動行為で6回逮捕されており、店も2度差し押さえられたが何も証拠が上がらなかったと言う。(証拠が上がれば縛り首)
だが印刷業は表の顔。副業はウィスキー、コニャック、ブランデー、フレンチワインの密輸。娼館の地下に酒を運び入れ、一部をマダム・ジャンヌに売り、出荷まで保管してもらっている関係だと言う。
甥イアン・マーレイとの再会
朝、「用事を済ませて来るからここ(娼館)で待っててくれ」と出かけたジェイミー。
そこへ、”イアン・マーレイ”と名乗る青年がジェイミーを訪ねてやって来た。

青年がジェイミーの甥イアンとわかり、叔母だと伝えるクレアに、「死んだと聞いてる。ラリーブロッホではあなたが魔女、白い婦人、妖精との噂があった。叔父がひとりで戻って来たのはあなたが妖精の世界に戻ったからだと思っていた」とイアン。クレアはカローデンでジェイミーが死んだと思いアメリカに居たが戻って来たと説明、イアンは笑顔を見せ、「会えてうれしいです。叔父にボクが来たと伝えて」と言う。
侵入者
お腹が空いたクレアは階下で食事をする娼婦たちに加わる。娼婦たちはクレアを新入りと思い込み、いろんな話しをするが、マダム・ジャンヌに見つかってしまい、部屋に戻るよう言われてしまう。
だがクレアが部屋に戻ると侵入者が!

侵入者は帳簿を探しているらしく、クレアがマルコムの妻とわかると、「帳簿の在処を教えろ、犯せば思い出すか」とクレアの口を塞ぐ。
感想
20年ぶりに最愛の人と再会したクレアとジェイミー。
エピソードの半分ぐらいはハーレクイン小説並でしたけど(笑)




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