アウトランダー シーズン2 #8 予言者

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スコットランドへ戻ったジェイミーとクレアたち。
パリエピソードは華やかで良かったけれど、やっぱりふたりにはスコットランドの雄大な景色が似合います。
主題歌の画像もスコットランドVerに変わりました!

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#8 予言者 The Fox’s Lair あらすじ

スコットランドに戻ったクレアとジェイミーは、穏やかなラリーブロッホでの生活で心身共に元気を取り戻す。
そんな時、ジェイミー宛の手紙が届く。
手紙は、スチュアート家の復位を支持する宣言書で、既にジェイミーの署名まで記されてあった。
パリでの、ジャコバイト活動の阻止の甲斐なく、歴史は史実通りに動き出していた

相関図

まとめ

スコットランドへ戻って

ラリーブロッホ

ジェイミーとクレアは、マータフ、ファーガスと一緒に故郷へ戻ってきた。
ラリーブロッホではジェニー&イアンに新たな赤ん坊が生まれ、クレアの助言で植えたジャガイモが育ち十分な収穫が。穏やかなラリーブロッホでの生活で心身共に元気を取り戻すクレアとジェイミー。

ジャガイモの話しはココ
届いた宣誓書

ある日、ジェイミーに「スチュアート家の復位を支持する宣誓書」が届く。
そこにはクラン(氏族)のサイン(マッキン、オリファント、マクドナルド)がいくつかあり、ジェイミー・フレイザーのサインも既にされていた。チャールズ王子が勝手にジェイミーのサインしたのだ。
チャールズ王子はすでにスコットランドに入り、軍隊を集めていた。
宣誓書にサインされている以上、反逆罪と見なされてしまう。窮地に立たされたジェイミー。

ジェイミーの覚悟

ジャコバイト活動を阻止するためパリで努力した甲斐なく史実どおりに動き出したことに落ち込むクレア。だがジェイミーは、ジャコバイト活動が成功する未来もあるはずだと言い出す。クレアは、「それはない史実で決まってる」と言うが、「未来を変えることを諦めたのか?キミはこれまで歴史を変えてきた。タマス・バクスターの命を助け天然痘の蔓延を防ぎルイーズにチャールズの子どもを生むよう説得した。オレは家族とスコットランドのために戦う。他に道はない」とジェイミー。

ラリーブロッホから30人の領民を連れマータフとファーガスは先にキングーシーへ向かい、ジェイミーとクレアは反乱の協力を得るため祖父ラヴァット卿に会いに行き、その後マータフと合流することに。
ジェニーはジェイミーの首に十字架をかけると、「これがイアンを守ってくれた。死んだら許さない」と言い弟を送り出した。

 

ボウフォート城で

思わぬ人物との再会

ジャコバイトの反乱を成功させるには祖父ラヴァット・フレイザーの協力が必要と考えたジェイミーはクレアと共にボウフォート城へと向かうが、そこにはコラム・マッケンジーが!
コラムも反乱に加わるべきか話し合うためにボウフォート城にやって来たのだと言う。
コラムはクレアの手を取り、「元気だったか」と言うが、クレアはその手をはねつけると、「魔女裁判をお忘れですか」と怒りをぶつける。だがコラムは、「私は裁判には関わってない。リアリーが一線を越えたのだ。彼女には体罰を与えた。追放も考えたがフィッツギボンズに懇願された」と言う。

祖父ラヴァット卿

そこへラヴァット卿がやって来た。
ラヴァット卿は開口一番、「噂は本当だったか、サセナッフと結婚するとは分別がないのは父親と同じだな」と無礼な発言をすると、「ここから政治の話しだ」とクレアを部屋から追い出してしまう。

【ラヴァット卿とは】
ラヴァット卿はジェイミーの祖父。父ブライアンはラヴァット卿とメイドとの落とし子。ラヴァット卿は息子がエレン(ジェイミーの母)と結婚することに大反対、それ以降、祖父と父親は疎遠になった。
ラヴァット卿は、50年以上ジェームス王(追放されたチャールズ王子の父)とジョージ王(現君主)を両天秤にかけてきたずる賢い人物で、私生活もひどく数えきれないほどの不倫関係と、3人の妻がいる。うち2回は卑劣な方法で妻をめとっている。
リアリーとの再会

広間から追い出されたクレアがボウフォート城内を散策していると目の前にリアリーが!
リアリーはコラムに同行して来たと言い、「あなたが来ていると聞き捜していた。私は変わった。反省してる。償わないと神の許しはもらえないと祖母に諭された。再会できたのは神のお導きだと思う」と言い出すが、策略にハメ、魔女裁判で殺されかけた恨みが消えないクレアは、「よくも神の許しと言えるわね。神に許されたいなら他の方法を捜して。私は力になれない」と怒りをぶつける。

氏族(クラン)の集会

集会でジェイミーは、氏族(クラン)やスコットランド、ハイランド人の生き方を守るため団結し、真の王ジェームズの下で戦い、勝とう。すでにクリフに千人のジャコバイト軍が集結、マクドナルド、キャメロン、スチュワート、グラント、日毎に増え続けていると言い、「我々も反乱に参加するべきだ」と皆を説得するが、コラムとラヴァット卿は、フランスの支援が受けられるかわからない以上、負け試合になる可能性があると言う。その時、ラヴァット卿の息子サイモンが立ち上がり、「チャールズ王子には3万ポンドの懸賞金がかけられてる。それはイングランドが王子を脅威に感じてる証拠だ」とジェイミーに加担する。

リアリーに惚れているサイモンはかっこいいところをリアリーに見せたかったのらしい

だがラヴァット卿は、「3万ポンドで反乱を阻止できると考えているとも言えるだろ」と息子を諌めると、リアリーにちょっかいを出し、「戦争の話しは終わりだ」と話しを打ち切ってしまう。

 

ジェイミーと祖父ラヴァット卿

【コラムの考え】
これまでジャコバイトの反乱は2回失敗していた。反乱に参加したくないコラムはマッケンジーとフレイザーが参戦しなければ3回目のジャコバイトの反乱を阻止、終息させることができると考え、フレイザー家(ラヴァット卿)を説得するつもりらしい。

コラムの作戦を理解したジェイミーは、ラヴァット卿の息子サイモンが父親から軽んじられていることを知り、「期待はずれだった」と残念がる一方で集会でラヴァット卿が不参加を表明しなかったのは、見返りを求めているからではないかと推測、1対1で話すことに。

確執

ラヴァット卿は散々ジェイミーの父、落とし子の息子ブライアンとの確執を愚痴ると、「私はお前の祖父で氏族(クラン)の首長だ。忠誠を誓うのが筋だろ。忠誠に伴うものがいる」と言い出す。
ラヴァット卿はジャコバイトに兵を出す代わりにジェイミーにラリーブロッホを渡すよう要求したのだ。
ジェイミーは、「コラムへの誓いと同じ誓いならする」と言うが、「私が欲しいのはラリーブロッホだ。私が王子に民を出してもラリーブロッホを差し出さないならお前の妻の身体を差し出せ。ここにはサセナッフを娼婦扱いする男がたくさんいる」と言い出す。

ジェイミーはコラム・マッケンジーに忠誠を誓っていないが、代わりに、「血族としてあなたに服従する」と宣言した。(そのエピソードはココ

だがジェイミーは、「それなら心配ない。オレの妻は魔女、白い婦人、ラ・ダム・ブランシュだ。汚れた手で抱けば男の陰部は朽ち落ち、魂は焼かれる」と言い切る。

 

ジェイミーと伯父コラム

ジェイミーはコラムに、「理由は言えないが生き残るには戦って勝つしかないんです。中立を貫けばどちらが勝っても反逆者になる」と説得するが、「理由を言わずに信じろと言うのか?過去2度の反乱が失敗したのは支援がなかったからだ。今回も同じだ。我々が兵を出さなければ反乱は消えてなくなる。ラヴァット卿も復讐のために手に入れたいラリーブロッホがなければ中立を貫くはずだ。お前は人の命を大事にする男だ。お前のために、そしてお前の大切なもの(ラリーブロッホ)のためにも取引するな。負け試合のために故郷を差し出すな」とジェイミーを説得するが、ジェイミーは、「オレはあなたとオレが大事にしているものを守り抜く」と言い、反乱に加担すると言い切る。

 

クレアの作戦

ヤング・サイモンを反乱に参加させるために

クレアはリアリーに惚れているサイモンを使う案を提案。
クレアは、ジェイミーがリアリーを許すよう口添えする条件で、「サイモンに父ラヴァット卿に立ち向かい、反乱を支援すると宣言させて欲しい」と頼む

クレアは礼拝堂に案内して欲しいとサイモンに頼むと、待ち伏せさせていたリアリーに声をかけ、「ひとりで祈ってくるのはリアリーと待っていて欲しい」と言いふたりにする。

だが、「あなたに言われたとおり彼を褒め、自分で決断する人を尊敬すると言って胸元を少し見せたら走って逃げてしまった」とリアリー。
ジェイミーはコラムの説得に失敗、ヤング・サイモンを反乱へと焚きつけることにも失敗、八方塞がりに。

 

ラヴァット卿の策略

その夜ラヴァット卿は、「2つの協定書を作った。1つはフレイザー、マッケンジーとの中立協定書、もうひとつはラリーブロッホの占有書だ。お前が署名すればジェームズ王のために戦おう。だが拒否するならマッケンジーと協定を結ぶ。さぁどうする?」とジェイミーに決断を迫る。

コラムは、「早まるな」と忠告するが、ジェイミーは、「この選択はオレの家族と領民のためにする」と署名しようとする。
その時突然様子がおかしくなり、「見える・・見える、光景が」と言い出すクレア

「何を見た?言え!」と言うラヴァット卿にコラムは、「芝居だ」と言うが、「妻は魔女として裁かれかけたが本当に操れるのは古代魔術だ」とジェイミー。
だが何を見たのか知りたくてたまらないラヴァット卿は、「何を見たのか答えるまで部屋から出さぬ」とまで言う。クレアは、「私が見たのはあなたが処刑されるところ・・」と言うが、それを聞き、「どちらの処刑人だ?ジェームズかジョージか?」と問い詰められクレアは、「白いバラで覆われている」と。大声で、「ジャコバイトのシンボルだ」とジェイミー。だがラヴァット卿は短剣を振り上げ、「魔女め、舌を切ってやる」とクレアに襲いかかろうとするー・・・それを制止したのはヤング・サイモンだった。

ヤング・サイモンは、「(リアリーを横目で見ながら)父上もマッケンジーも臆病な年寄りだ。従兄弟が正しい。母国や親族のために立ち上がるべきだ。ボクが戦ってラム・タム・ブランシュの予知を変える。あなたが戦わなくても」と言いきるが、ラヴァット卿は、「我々はこの反乱において中立を貫く」と言うとマッケンジーとの中立協定書にサインしてしまう。

 

出発のとき

翌朝共にキングーシーへと向かうヤング・サイモンに、「立派だった。従兄弟と共に戦えて光栄だ」とジェイミー。

ジェイミーに反乱に加わって欲しくないコラムは、「故郷へ帰れ、家族の元へ」と改めて説得するが、「それはできない」と言われ、諦めリアフ城へと戻る。

出発を前にクレアから、「リアリーのお礼を言って欲しい」と頼まれたジェイミーは、「よくわからないが、”ありがとうリアリー”」と頭を下げるが、「いつかあなたの許しを得られることを願ってる」とリアリー。だがリアリーは去っていくジェイミーの後ろ姿に小さく、「あとあなたの愛も」と囁く。

リアリーはジェイミーのことを諦めていなかった

 

小狡いラヴァット卿

ラヴァット卿の息子サイモンと共にキングーシーに向けて出発したジェイミーとクレアは途中の丘に集結する領民と出くわす。

馬を走らせやって来たラヴァット卿は息子サイモンに、「領民を率いて行け」と言うと、「今の私の未来はどうだ?ラ・ダム・ブランシュ」と言う。ラヴァット卿は見事に二枚舌外交をやってのけたのだ。

ラヴァット卿は、反乱に加わるのは息子の意志で領民が同調したとし、反乱が成功すればスチュワート家に認められ、息子のおかげでラヴァットは反逆罪にならずに済む。反乱が失敗してもコラムとの協定が守ってくれると言う二枚舌外交をやってのけた。

ラヴァット卿は、「ラ・ダム・ブランシュのおかげですべてを手に入れられた」と言うと、「ラリーブロッホはいずれ奪う」と言い残し城へと戻って行った。
ジェイミーとクレアはサイモンとラヴァット卿の領民を連れキングーシーを目指す。

 

感想

ラヴァット卿はゲーム・オブ・スローンズのキャトリンの叔父:”漆黒の魚”ことブリンデン・タリー役の役者さんでしたね。
小狡い役が非常に上手い役者さんです。結局、史実どおり「カローデンの戦い」に向かってしまうのですけど、史実に抗おうとするジェイミーとクレアが頼もしくも儚く見えます。

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