私のトナカイちゃん # 3

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海外ドラマ私のトナカイちゃん

Netflixリミテッドシリーズ全7話の「私のトナカイちゃん(Baby Reindeer)」

#3

マーサに執拗に追い回された挙げ句、陰部を弄られたドニーは、とにかくマーサとの距離を取ろうとするが・・

 

まとめ

ドニー

マーサに弄られたドニー

マーサに追いかけられ、陰部を弄られたドニーは、自宅に戻ると速攻でFacebookのマーサをブロック。パブの仕事も休み、物理的にマーサと距離を取ることに。しかしマーサからのメールは止まらない。不眠症に陥るドニー。

テリーとの関係

マーサとの問題は残るものの、とにかくテリーとの関係を修復したいドニーは、勇気を出してテリーを訪ね、本当のことを(名前はドニー、パブでバイト、本業はコメディアン)告白するが、テリーはそれを受け入れなかった。
ドニーはテリーと出会ったサイトのプロフを正しいものに書き換えた

 

現れたマーサ

ドニーは元カノ、キーリーの母リズ宅に居候中。キーリーと別れたあともそのまま暮らしている。
息子を事故を亡くしたリズは、ドニーに息子を重ねるようになっていた。
リズは自宅で料理クラブを開いている。

パブの仕事を休み、マーサと物理的に距離をあけていたドニーだったが、居候宅に帰るとリズが自宅で料理クラブを開催していた。リズは帰宅したドニーに、新しい仲間が加わったとシェイラを紹介するが、出てきたのはマーサ。マーサは名前をシェイラに変え、弁護士として仲間入りしていたのだ。

とうとう居候宅まで突き止められたドニーはマーサに恐怖を感じるが、リズはマーサを気に入ったようで泊まって行くよう勧める。この最悪の展開にドニーは、「帰ってくれ、警察に電話する。今後料理クラブにもリズにも近づくな、いいな!」と抗議すると、マーサは、「弁護士なのよ、世間体がある。警察には電話いしないで」と言うと、帰って行った。その後ドニーは、自分の部屋に置かれた”マーサのセミヌード写真”を見つける。

その晩から、(マーサがいつ家に押しかけてくるかと不安)で追い詰められたドニーは、もう一度マーサと話し合うことに。
しかしマーサはパブに来なくなってしまったー。(想定外)

 

マーサの異常行動

マーサが消えたことにホッとしながらも、疑心暗鬼のドニー。
やはりマーサは消えていなかった。
マーサはリズ宅近くのバス停のベンチにいたのだ。
それに気づき慌てて1駅乗り過ごすと、隠れて帰宅するが、マーサはまだバス停に座ったまま。
(ドニーの部屋からバス停にいるマーサが見えている)

そこへキーリーが帰省してきた。
キーリーはドニーを見るなり、「あんたの彼女、異常よ。FB使って嫌がらせしてくる。なんとかして」と要求。ドニーは、「オレとは関係ない」と惚けるが、キーリーは、「ちゃんと解決しないなら、この家から追い出してもらうようママに言う」と言われてしまう。

時限爆弾マーサ

その日を境にマーサは毎日バス停のベンチにやって来て座り続けた。
早朝にダニーが出かけてもマーサはバス停にいて、ダニーを見かけると、「好きよ、バブちゃん」と声をかける。逆に23時を過ぎてもマーサはバス停に座り込んでいた。

マーサはダニーにも家に近づこうとせず、逆にリズには見つからないように行動していた。
マーサは1日15時間以上、ただバス停からダニーに声をかけるためだけに居座り続けていた。

日増に寒さが厳しくなるが、変わりなくバス停に座り続けるマーサ。だが最近は、ダニーが通っても声をかけることもなく、ただ1点を見つめたままになっていた。

夜中の3時過ぎ。ベンチにいるマーサを放っておけずダニーは、「一晩中ここに居たら死ぬよ、家に送る」と声をかける。

マーサ宅

ドニーは様子のおかしいマーサを自宅まで送るが、マーサの部屋は荒れ放題で、
キッチンには汚れた食器がそのまま。引き出しには何台ものケータイが。
だか冷蔵庫には、”第1級法学士”の認定書が。

マーサは本当に大学の学士課程を卒業していた

「もうバス停に座るのは止めてくれ。ロンドンでオレが住めるのはあそこしかないんだ」と半ば頼むように言い、涙ぐむドニーを見て、「どうして欲しいの?」とマーサ。
ドニーは自分と付き合っているように勘違いしているマーサに、「別れよう。素敵に別れて良い思い出にしよう」と説得。マーサは、「そうね、この思い出を汚したりしない」と答える。

その翌朝ドニーは恐る恐るバス停を確認するが、そこにマーサの姿はなく、一安心する。

 

コメディ大会

今日はコメディ大会準決勝の日。
ずっと報われない芸人人生を歩んできたドニーは、今日の大会に人生を賭けていた。
だがその会場に友だちとやって来たのはテリー。テリーは、「大勢の前で失敗するあなたを観に来た」と言う。
ドニーはテリーが見ていることでいつも以上にナーバスに。

ドニーの番が来た。
緊張のせいか調子が出ず、全然ウケないステージがはじまるが、徐々に調子を掴んだドニー。
ようやくウケはじめる。

(ノッてきたぞ)とドニーが思った次の瞬間、マーサの歌声が聞こえ始める。マーサは会場にいたのだ。
「会いたかった」と言い出すマーサにドニーは、「オレもだよ、見知らぬ人」と返すが、「元カノよ」とマーサ。
ドニーはマーサへの返事をジョークで返し、会場の笑いを取るが、マーサは、「なんで皆笑うの?つまらないのに」と言い切る。仕方なくドニーは、「説明すると彼女はオレのストーカーだ」と言うが、その言葉に激怒したマーサは立ち上がると、「私は客よ、謝れ!あんたこそ私を尾行し部屋を覗き込んだ変態野郎よ。アナルセックスをしたがったのは誰?証拠を見せるわ」と言うとドニーのメールを周囲の人たちに見せ始めるー。

堪らずドニーは退場を指示、マーサは警備員に会場から連れ出されるが、そんなあとでウケるはずもなかったー。

テリー

マーサに舞台を無茶苦茶にされ、楽屋で荒れているドニーの元にやって来たテリーは、「あれがマーサね、相当イカれてる。紹介して、私はセラピストよ、彼女を説得できる」と言い出す。
しかしイカれたマーサとテリーを会わせたくないドニーは、「彼女はイカれてる。説得なんてムリだ。見つかる前に裏口から逃げよう」とテリーに頼む。

その時、楽屋のドアがノックされた・・・・マーサだった!
慌てて裏口から逃げるドニーとテリー。

近くのパブに走り込んだふたり。ドニーは、「少しだけ一緒に飲まないか」とテリーを誘う。
テリーから、「途中までウケてたのに残念ね」と慰められたドニーは、今がチャンスとばかりに、「ウソをついたボクを許してくれるか」と聞くが、テリーは、「出会い系サイトのプロフを書き換えたのを見て、あなたを信じていいかも」と。良い感じになるふたり・・・

凶暴性

だがその時、「誰よ、そのブス」と声が。マーサが現れたのだ。
「このクソブスは誰よ、ドニーに触るな」と攻撃的な態度を見せるマーサ。
ドニーは、「今ここで話しをつけるべき」と言うテリーを抑えるが、マーサを止めることができない。
散々マーサから侮辱的な言葉を浴びせられ、とうとう、「もうウンザリよ、ドニー、私と付き合ってると宣言しこの女に失せろと言って!」と言い出すテリー。
するとマーサは、「このアバズレ!」と叫ぶとテリーを押し倒し、襲いかかる。ドニーはそれを必死で止めるが、マーサは爪でテリーの顔をひっかき、髪の毛を掴みはじめる・・・

ドニーは店主と一緒にマーサを店から追い出そうとするが、マーサの暴言は止まらない。
とうとう常軌を逸したマーサの行動に、「お前マジでイカれてるぞ、オレがお前に惚れるわけがないだろ。二度とオレの前に現れるな、いいな!」と怒鳴りつけたドニー。マーサは怯え、「わかった」と店を出て行くが、テリーはマーサの暴行でケガを負ってしまった。

感想

優しすぎることは、問題をややこしくすることでもある。
この手のドラマを見る時、いつも優しすぎるが故に、初動を間違った結果じゃないのかなと思う。
イヤなものはイヤ、自分に必要のない人間関係は拒否する強さを持つことは、
このような問題に巻き込まれないために必要なことかもと思う。

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