ベター・コール・ソウル 2 #1 スイッチ(相関図あり)

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海外ドラマベター・コール・ソウル

ソウル・グッドマンこと、ジミー・マッギルのキャラクターに味があるから、どんどんドラマに引き込まれていきます。
シーズン2も10話構成。

#1 スイッチ Switch あらすじ

シーズン1-10、「デイヴィス&メイン」からのオファーを蹴ったのか?が明らかに。
ジミーは、兄チャックに支配されない自分らしい生き方を探そうとする。
一方マイクは、一般人のプライスの闇取引の護衛を続けるが・・・。

 

相関図

まとめ

現在:シナボンの店長ジーン(モノクロシーン)

閉店時間となり、21時半頃、ゴミを持って集積室へと入ったジーン(ソウル、ジミー)は、ミスから集積所に閉じ込められてしまう。(集積所からビル内に入れないシステム)
非常口があるものの、開けると警報機が作動するため開けることができないジーンは、誰かがやってくるまで集積所で待つことに。

23:46、やっとゴミ集積所のドアが開き、脱出することができたジーン。
ジーンが去ったあと壁には、「SG was Here」の落書きが・・・

SG was Hereは、”ソウル・グッドマンここにあり”の意味

 

シーズン1ー10 あのとき何があったのか

裁判所でハワード、キムと共に、”ディヴィス&メイン”の代表メイン氏と会ったジミーは、メイン氏から、サンドパイパー・クロッシングとの訴訟に導いた功績を称賛され、事務所に迎えたいと言われるが、「その前にウェクスラー氏と話をさせて欲しい」と言い出す。

キムを呼ぶと突然、「確かめておきたい。この話を受けたらオレたちの関係は発展するのか?」とジミー。思っても見なかったジミーの言葉に、「それとこれとは別よ、関係ない」とキムが答えると、ジミーはナゼか笑顔になり、メイン氏に、「ありがたいお話ですが、辞退させてください」と好条件の話を蹴ってしまう。

 

ジミーとキム

”ディヴィス&メイン”のオファーを蹴ったジミーは高級ホテルに忍び込むと、宿泊者を装いプールで優雅な時間を過ごしていたが、「最高のオファーを断るなんて中年の危機?」とキム。
しかしジミーは、「弁護士は辞めたんだ。本当の自分に戻る」と言い出す。

「弁護士を辞めるってどういうこと?シセロ(シカゴのジミーの故郷)で何があったの?”ディヴィス&メイン”の話にも乗り気だったのにそれを断り、弁護士を辞めると言い出し、ピンキーリングなんかしてマフィア気取り?それに私たちのこともよ」とジミーへの疑問を投げかけるが、「人生を見つめ直したんだ。アルバカーキに来てから、チャックのために頑張った。カレを喜ばせたくて全力を尽くした。すべてチャック、チャック、チャック・・・だけどもう止める」とジミー。
「弁護士を辞めたらチャックの思うツボよ」とキムは言うが、「構わない。弁護士になったのが間違いだったんだ。もっとオレの才能が生かせることをする」と言う。

キムは、「優秀な弁護士なのに、諦めるの?何をする気?サンドパイパーの報酬なんて何年も先じゃなきゃ受け取れない」と言うが、「世の中が与えてくれるチャンスを掴む」とジミー。「そのチャンスが”ディヴィス&メイン”だったのに、あなたは背を向けた。なぜチャレンジしないの?司法試験のためにあれだけ努力したのにそれを捨てるの?」と言うが、「続けるだけムダさ。正しいことをしてきたけど何も得てない」とジミー。
キムは、どう説得しても気持ちを変えようとしないジミーを、「理解できない」と言うが、それを聞いたジミーは、「理解したければ一緒に来て話を合わせて」と言い出す。

詐欺

ジミーはバーで、電話相手に下品な表現でトークをするディーラーの男に声をかける、「盗み聞きしたワケじゃないけど、キミの意見が聞きたくて。妹と株投資について議論になって。遺産は全額投資できるよね?」と尋ねる。ディーラーの男は、「問題ない。だが分散投資して。良かったら賢い分散方法を教えようか?」と言い出す。

そこでジミーは、【140万ドルの叔父の遺産を相続することになった。自分でネットで勉強して分散投資をしてみる】と作り話をでっち上げるが、140万ドル(2億以上)と聞いた途端、「素人が独自で投資するのは危険だ。実績のあるオレのような男に任せるべきだ。オレはカネを生む男だ」と言い出すディーラーの男。
そこでジミーは、ヴィクターと名乗り、ケン(ディーラーの男)と奥の席で投資について話すことに。キムも、ジゼルを名乗り、話に乗ってきた。
ふたりは、”サフィロ・アネホ”と言うテキーラを飲もうとケンを誘い、投資の話を聞く。
「私たちの口座からケンが分散投資し、配当金や運用益はその口座に入るってことね?」とジゼル(キム)。ケンがそうだと言うと、「では一緒にやろう」とヴィクター(ジミー)。
ふたりは契約書にサインし、連絡先を受け取ると、支払いをして帰ると言うが、「支払いはボクが」とケン。
「ありがとう。ごちそうさま」とふたりはバーを後にするが、ケンにはその後信じられない額の請求が。

テキーラの”サフィロ・アネホ”は、1杯50ドル(7000円)の代物で、それを1瓶飲み干した。
10万越えの請求が来たと思われる。

キムははじめての体験に興奮を感じたのか、「楽しかった」とジミーにキスをする。

ジミーとキムは一夜を共にした。
「昨晩は楽しかった。毎晩そうならいいな」と言うジミーに、「そうで、だけど現実はムリね」とキム。

 

マイク

プライス

マイクはプライスの取引護衛を続けていたが、そんなある日、プライスは待ち合わせ場所に派手な高級車ハマーH2でやって来る。
マイクは、「このクルマでは行かない。取引では目立つなが鉄則だ」と忠告するが、ハマーH2を自慢したいプライスは、マイクの忠告を聞くどころか、「キミは結局何もしてない。ボクの後ろに立ってるだけで1500ドルだ。ここ数回、ナチョはひとりで取引に来てる。だからボクも護衛は要らない。このクルマで行く。それが嫌なら結構だ」と言い出す。結局マイクは護衛を降りた。

ひとりで取引するプライスにナチョは、「じぃさんは?」と聞くが、「いろいろあって決別した」とプライス。
プライスはナチョから、「いいクルマだな、見せてくれ」と言われ、ご機嫌にクルマの説明をはじめると、「シートに座ってもいいよ」とまるで友だちのように接するが、ナチョは隙きを見て、車検証でプライスの本名と住所を確認した。

プライスの本名は、ダニエル・ウォーマルド
空き巣被害

プライスのアパートに警官がやって来た。空き巣に入られたのだ。
盗まれたものを確認する警官にプライスは、「お宝の野球カードコレクションを盗まれた。すぐに見つけて欲しい」と異常なこだわりを見せる。
しかしTV、パソコンなど盗まれていない状況から、普通の空き巣ではないと察知した警官は、「空き巣の目的は野球カード以外では?」と言うが、「現金も取られたけど、それよりも野球カードが最優先だ」とプライス。

しかし警官たちは、部屋の違和感に気づき、ソファーの後ろの壁下に空洞を見つけるが、そこには何もなかった。

 

ジミーの選択

相変わらずホテルに忍び込みプールで過ごすジミーは、「こっちへ来いよ」とキムに電話するが、当然キムから返信はない。

ジミーは”ディヴィス&メイン”の弁護士として出発することを決めた。
皆に歓迎され、ずっと欲しかった自分の部屋を得たジミー。

秘書のオマールから、「必要なものがあれば何でも用意する」と言われ、「ココボロ材のデスクにできるかな?」とジミーがオーダーすると、オマールは一つ返事で用意すると言う。

 

感想

シーズン2のスタートも、モノクロシーンから始まりましたね~。
シーズン1の冒頭と同じく、ネブラスカ州で名前をジーンに変え、シナモンロールのお店シナボンの店長をしている設定です。詳しい説明はありませんが、状況から考えて、ブレイキング・バッド5-15で、人消し屋エドに依頼後の人生を描いてることは間違いないと思います。
今はもうソウルじゃないソウルが、ゴミ集積場に閉じ込められた2時間ほどの時間の中で、壁に書いた落書きが切ないですよね。ソウル時代が忘れられないと言うことかな。

このドラマの魅力はやっぱりジミー・マッギルと言う男です。
ちゃらんぽらんなのか、誠実なのか。やっぱり優しいジミー。それが故、マイナス方向に進みがちなところも愛しささえ感じます。
最後にはブレイキング・バッドへと続く、”ソウル・グッドマン”誕生までがわかるハズ?と思い、見ていきたいと思います。

そうそうコチラのサイトでは、ブレイキング・バッドやベター・コール・ソウルのトリビアエピソードを紹介されているのですが、今回株ディーラーとして登場したケンは、ブレイキング・バッド1-4でウォルターにGSでクルマを爆破された男だそうです。
それから、1杯50ドルもするテキーラ”サフィロ・アネホ”は、ブレイキング・バッド4-10で、メキシコの麻薬王エラディオにガスが献上した最高級品のテキーラと同じ銘柄だそうですよ。

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