ペーパー・ハウス4 #5 スペイン発、頭脳派強盗団ドラマ（相関図付）

ずっと注目していた人質のひとりの女性の正体がわかります

#5 それぞれの５分前　5 minutos antes　あらすじ
相関図
まとめ
1. スペイン銀行
2. ガンディアの行動
感想

#5 それぞれの５分前　5 minutos antes　あらすじ

ガンディアに捕らえられたトーキョー。
教授は銀行内のメンバーに連絡を取り、皆を鼓舞する。
人質の中の女性はデンバーに接触を図る。

相関図

まとめ

スペイン銀行

捕らえられたトーキョー

意識を取りもどしたトーキョーは、エアコンも空調もないパニックルームで、両手を鎖で拘束されていた。
「ナイロビとヘルシンキを殺そうとしたのに、ナゼ私を生かした？」と聞くトーキョーに、「私は人殺しじゃない。お前は実験台だ。調教してやる。仲間は消えたお前を必死に捜すだろう。次は仲間を分裂させる」とガンディア。

ガンディアは全館放送で、「警備責任者のガンディアだ。安全な場所に隠れ、行動の準備ができている・・・」と話し始めるが、すかさず、「ひとりずつ殺す気よ！団結して！見られてる！」と叫んだトーキョー。
その声は、強盗グループに聞こえた。
ガンディアはトーキョーに猿ぐつわをはめると、再び全館放送で、「パレルモに感謝だ。手錠を外す方法を教えてくれた。カレのおかげで皆を助けられる」と。

助っ人

【過去】
トレドで王立造幣局内襲撃作戦を練っていた頃。
モスクワは、兄弟同然の友人の息子をこの作戦に加えてくれないかと言い出した。出所後仕事もなく極貧生活のカレを助けたいと。しかし教授は「残念だが何もできない」と断る。
しかしアンドレ（ベルリン）は、「60～70人の人質を管理するのは難しい。人質の中に潜入者を置く。反逆がない限り我々と接触しないが、もしもの時は力になる」と意見。
教授はモスクワとデンバーが強く勧める、ファニートにその役目を頼むことに。
しかしやって来たファニートは、その姿を女性に変え、名前も”フリア”になっていた。

その助っ人こそフリアだった。
フリアは、「体調が悪い。トイレに行きたい」とデンバーに頼みこみ、人質たちから離れると、「ガンディアに脱走指南をしたのはパレルモだと思う。この状況よ、”マニラ”として仲間に加わる。銃と防弾ベストを渡して」と言うが、デンバーは、「まだその時ではない」とフリアを人質の元へと戻らせた。

仲間を再構築する教授

ヘルシンキたちはパレルモの話しを聞くため、仲間の元へと連れて来られた。
教授からこのような事態（ガンディアを脱走させ仲間を危険な状況にした）にした理由を問われたパレルモは、「トーキョーがクーデターを起こした。秩序を取りもどすため計画への忠誠を守った。私はまだ解任されていない」と持論を述べるが、デンバー、ヘルシンキは、「あんたは国家機密を持って銀行から出ようとした。信用できない」とパレルモを責める。
すると、「誤解だ」とパレルモ。実際アタッシュケースの中身は国家機密は入ってなかった。

教授は、「パレルモは仲間を裏切り危険に晒した。キミのせいで指揮官が捕らわれた。もう責任者ではない。だが、仲間割れしている時ではない。解放する。処分はすべて終わった後考える」と言い、解放を指示。
そして、「１番の弱点はロビーだ。ガンディアは逃げない。殺しが目的だ」と言うと、
●パレルモ、ストックホルム、ヘルシンキには人質を図書館へ移動させること
●ボゴタには地下の鋳物作業を止めず、速度を上げること
●デンバーとリオには、フル装備で１階の各部屋をチェックし、封鎖していくよう指示した。

パレルモ

パレルモは、赤のジャンプスーツで人質の前に現れると、「戻ったぞ！」と叫び、人質たちを図書館へと移動させはじめる。
移動の際、モニカはフラつくアマンダを見つけ、声をかける。
アマンダは、「ロマンからもらった薬のせいで、フラつく」と言う。
一方のアルトゥーロはフリアに近づき、「今、必要なのは団結だ。不安になったら良い薬があるから言ってくれ」と声をかけていた。

人質を図書館に移動させたその時、大きな爆発音が聞こえた、振動が！

ナイロビ

ボゴタがプレゼントした電動イスに乗ったナイロビは、ボゴタの反対を押し切り、地下の鋳物作業場へと向かう。
地下では、溶接工たちがガンディアの襲撃を恐れ、武装して銃を構え続けており、作業は完全にストップしていた。
ナイロビは、「ここでビビって隠れてる気？仲間は皆、戦ってる。あなたたちは溶接工よ。生きるために溶接を急ぐのよ！」と発破をかける。