韓国ドラマ:怪物 #8 釣られる

海外ドラマ
海外ドラマ怪物

IMDb 9.1エピソードです。

韓国ドラマ「怪物」は、全16話配信済み。
以下のVODで視聴できます

 

#8 釣られる

父親が娘を殺害したことで騒然となるマニャンの町。カン・ジンムクは一切の供述をせず、ドンシクとジュウォンを呼んでくれと要求する。

 

相関図

まとめ

カン・ジンムク、逮捕

カン・ジンムクが逮捕され、町は騒然となる。
自宅の庭に埋められていたミンジョンを掘り出したドンシクは、その場から離れず、泣き続けた。
それを見守るサンベ所長とジュウォン。

マスコミがジュウォンを囲み事件の詳細を聞こうとする中、「私の姉パン・ジュソンもあいつが殺したんですか?」と女性。マニャンにはまだ多くの失踪者がいるのだったー。

【過去】ジンムク逮捕直前

ドンシクとジュウォン

ジュウォンはミンジョン殺害事件の真実に切り込むが、ドンシクは黙ったまま。
ドンシクはどうしても真実を話せず、(ミンジョンの指遺棄罪で)逮捕される覚悟をするが、そこにジェイから、「ジンムクが母親の髪飾りと埋まっている場所のメモを店に置いていった」と電話が入る。その電話で一気に様子が変わったドンシクは、「どけ!」と走り出すが、それを止めるためにジュウォンは、自分とドンシクを手錠で繋ぐー。

殴られても、「勝手に行かせない。何があったんだ!」と譲らないジュウォン。
ドンシクはジョンジェに電話し、「ムンジュ川下流50m地点にジェイがいる!急いで行ってくれ!」と頼む。それを聞いたジュウォンはムンジュ署に出動を要請、クルマに乗り込もうとするが、「オレたちは葦原へは行かない。あとで説明する。まず、アイツを釣らないと。連続殺人とミンジョン殺害の容疑者、カン・ジンムクを今から逮捕する」と言う。

犯人はカン・ジンムク

ドンシクは、「ユヨンを殺したのはカン・ジンムクだ。失踪者を埋めた場所を突き止め掘り起こす。ハン警部補が逮捕してくれ」と言うドンシクに、「自分で逮捕すればいい。全部知りながらなぜ芝居をする?ミンジョンの指を置いたのがあなただろ」とジュウォン。
ドンシクは、ミンジョンの指先発見にジュウォンを利用したことについて、「警部補には申し訳ないことをした。すまない」と謝るが、「犯罪者なら罰を受けろ」とジュウォン。
その言葉にドンシクは、「ユヨンまで全員が見つかったら自首する。警部補が手錠をかけてくれ」と約束した。

ハン・ギファンとクォン・ヒョク

ジンムク逮捕の翌朝

ギファンの元には既に外事課と広域捜査隊からこの事件を担当したいと要請が届いてたが、ギファンはムンジュ署署長チョン・チョルムンに電話すると、昇進をちらつかせ、上手く処理するよう指示する。

そこへクォン・ヒョクが訪ねてきた。
ヒョクはミンジョンの死因は首を絞められた窒息と推測され、ジュウォンが葦原で発見した白骨遺体も全く同じ(首を締められ、指先切断)。おそらくパン・ジュソンもジンムクの犯行だろうと報告、「先日次長が連続殺人事件を否定する会見をしたので記者が話を聞きたいと来てるが、ジュウォンの名前は出さない」と言うが、「息子は20年に渡る連続殺人鬼を検挙したんだ。名前を出すべきだろ」とギファン。
しかしヒョクは、「ジンムク逮捕はイ・ドンシク巡査部長も一緒だった。カレはパン・ジュソン事件の容疑者だった過去があり、その時失踪した妹ユヨンは、今回同様、指先だけ発見され、未だに見つかっていない」と言う。
だがギファンは、「憶測で記事を書くマスコミは、公務執行妨害で捕まえればいい。このままムンジュ署とお前が担当してくれ」と言う。
思い通りの展開にヒョクは最後に、「ジュウォンが発見した白骨遺体は、イ・グムファ38才、朝鮮族。不法滞在者で追放され妹のパスポートで再入国していた女性でした。外事課と関わりがあったと聞きましたが?」と玉を投げるが、ギファンは、「不法滞在者は外事課の担当だからな」と流してしまう。
クォン・ヒョクもギファンの思惑が読みきれない。

衝撃

鑑識の結果、ミンジョンの死因は多臓器不全による心配停止と判明する。
ミンジョンは首を締められ窒息死したのではなく、瓶に遺棄された時はまだ生きていたのだ。
それを知ったドンシクは、庭の瓶の中で苦しんでいたミンジョンを見つけられなかった自分を責める。

そしてジュウォンもクォン・ヒョクから、ミンジョンの死因と、白骨遺体がイ・グムファと特定されたと連絡が入った。
ジンムクが所有権を放棄したため、ミンジョンの葬儀がドンシクが喪主となり行われた。

カン・ジンムクと言う男

厚顔

一方娘を生き埋めにしたジンムクは何も供述しようとせず、出された食事はしっかり食べていた。
そんなある日、「ミンジョンを手放す時が来たようだ」と言い出し、ドンシクとジュウォンを呼ぶよう言う要求する。

取り調べ

チョルムン署長、クァク係長、ジファチーム長、ドス刑事、そしてサンベ所長らが隣室で見守る中、ドンシクが尋問、記録。ジュウォンが立会人でジンムクの取り調べが始まった。

ジンムクはミンジョン殺害理由を、「うるさい女め、しゃべりすぎだった。だから頭に来たんだ」と言い、売春していた数人の女を絞め殺したと言うが、最後に、「全部オレの想像だ」とはぐらかす。

妻を探しているジンムクにある女は、「妊娠したあの子はあんたに借金を払わせ、子どもを生んだら、その子を押し付けて消える計画だった。あの女は売春婦。あんたの母親と同じだ。あんたはもて遊ばれたのよ!」と指を刺され、指を締めて殺害した。

すると、「今の話しが全部想像なら、殺したのは娘だけだろ?ミンジョンはなんで殺した?実の娘じゃないな」と切り込むジュウォン。
するとジンムクは動揺し、「間違いなくオレの娘だ、おかしなことを言うな!立会人はしゃべっちゃダメなんだろ?違法行為だ、コイツを追い出してくれ、出て行け!」と立ち上がり、指をさす。

だがドンシクは、「座れ!」とジンムクを座らせると、立会人が話すのは違法だと訴えるジンムクに、「調書を破棄してもう一度調書を作り直す。冷静に答えてくれ」と言うと、「20年前、妻ユン・ミヘとの出会いはキャバクラだろ?彼女の妊娠を知ったのはいつ?あんたはミンジョンはまったく似てない。こんなヤツが父親でなくて良かった。知ってたんだろ?」と指をさすー。

ジョンジェに送られ帰宅したミンジョンを待っていたジンムクは、「もう出かけるな。外泊するな」と言うが、「触らないで!鳥肌が立つ!マヌケなフリしてる。その陰険な目つき、あの女が逃げた気持ちがわかる。本当に私の父親?父親だと思えない人と一緒に暮らす必要がある?親子鑑定すればいい」と。
その後ジンムクはミンジョンの首を緑のタオルで締めたのだった。

ジンムクは逆上、ドンシクの飛びつくと首を締める。指をさされたことがトリガーとなったのだ。

ト・ヘウォン議員とイ・チャンジン

事実を都合よく利用する

マニャン市民のカン・ジンムクが連続殺人犯の容疑で逮捕され、事態はどんどん最悪の方向に進んでいたが、イ・チャンジンは、「パトカーを先導して息子さんがユ・ジェイをムンジュ川葦原で助けた。息子さんの行動があって、次長の息子とイ・ドンシクは犯人を逮捕できたんだ」と事実をキレイに捻じ曲げる。とは言え、ハン・ギファン次長の動きに納得できない点が見え始め、警戒を強めるイ・チャンジン。
だがト・ヘウォンは、イ・チャンジンが捻じ曲げた事実に乗っかることに。

母ヘウォンとジョンジェ

「あなたの手柄よ。私が特進させてあげる。ドンシクは絶対に特進させない」と言い出す母ヘウォンに辟易しているジョンジェは、「ドンシクを苦しめるな。関わるな。たったひとりの友だちなんだ」と怒りをぶつける。

ジュウォンの捜査

釜山

休暇を取ったジュウォンは、カン・ジンムクの足取りを追い、釜山の歓楽街で聞き込みをするが上手くいかない。そこへドンシクがやって来た。
サンベ所長から、何か食わしてやってくれとお金を預かってきたと言うドンシクは、”ふぐスープ”の店にジュウォンを連れて行くが、「なぜカン・ジンムクに怒らないんですか?理解できない」と疑問をぶつけるジュウォン。ドンシクは、「相当頭にきてるが、怒りは何も解決してくれない」と言う。

位置追跡記録からカン・ジンムクが頻繁に釜山の歓楽街に来ていたことがわかっており、ミンジョン殺害の前日も来ていた。ジュウォンはジンムクが元妻で、ミンジョンの母、ユン・ミヘを探していると推測、ユン・ミヘを探そうとしていた。
ジュウォンはおとり捜査を頼んだイ・グムファが送ってきたメールを、今まで読み間違えていたかもと言い、
ユン・ミヘの源氏名は”ヘミ”。グムファが伝えたかったのは、【警官じゃない。Hミつまりヘミを探している男だ】と伝えたかったのではないかと言う。

イ・グムファは6年前に売春で捕まり国外退去になったが、一緒に捕まったのが、チン・ファリム、ウィ・スニ、ヨ・チュノク、ユン・ミヘだった。

20年間ミヘを探し続けている間に、ジンムクは少なくとも4人の女性を殺害しており、ミヘを殺害する気だったのだろうと推測。
ジンムクがミンジョン殺害前日に寄った”マリア”へもう一度聞き込みすることに。

ドンシクが手に入れたユン・ミヘの写真を見た従業員は、「チェリーだ。この男、チェリーを捜してた。だけどチェリーは去年、交通事故で死んだ」と言う。

自白を引き出すために

釜山から戻ったドンシクとジュウォンは供述録画室にジンムクを呼ぶと、「ナゼあの日にミンジョンを殺した?」と切り込む。
もちろんジンムクは殺していないと否定するが、ジュウォンはユン・ミヘの写真を見せ、「10月22日に”マリア”でこの写真を見せてミヘが死んだと聞いたろ?20年も捜し続けた女が交通事故で死んだと聞き、悔しさと怒りで、ミヘの恨みをミンジョンに晴らしたんだろ」と突きつける。
だが、「映画の見すぎだ。娘は殺さない」とジンムク。
だがドンシクから、「99.9998%親子関係は成立しない」と親子鑑定結果を見せられ、「あのクソ女、オレを騙したのか」と机を叩いて悔しがるジンムク。

するとドンシクは、「お前に見つからなくてミヘさんは助かったな、お前が捜してると知り、死んだことにしたらしい。ミヘさんは生きてる」と言う。
ジンムクは、「ウソだ」と言うが、「死亡記録もない。間違えましたね、殺すべき人は生きてる」と言うと部屋を出るジュウォン。

ドンシクとジュウォンはジンムクを釣るため、ミヘが生きていることにしたのだ。

するとジンムクが、「ユヨンはオレじゃない、本当だ。どこに埋めているか教える。ユヨンがどこにいるか知りたいだろ?他の人の場所も全部教える。その代わりミヘを捜してオレの前に連れて来い」と言い出す。

ドンシクは、「この野郎、オレは警官だぞ?」と言うが、「いつから警官になったんだ?ミンジョンの指はお前が置いたんだろ。オレにメールを送った時気づいた。ミヘを連れて来たらユヨンの場所を教える」とジンムク。

見つかる遺体

ジンムクの証言で、次々と失踪者の遺体が見つかる。
ジェイの母”ハン・ジョンイム”の遺体はマニャン精肉店の庭から発見された。
10年探し続けた母がこんな近くに居たと知り、泣き崩れるジェイ。

ドンシクは自宅庭のあらゆるところを掘るが、ユヨンの遺体は見つからなかった。
たまらず、「カン・ジンムクを半殺しにしても吐かせましょう。ユヨンさんを見つけないと。手伝います」とジュウォン。
そこへジファから電話が入る。(ジュウォンにはクォン・ヒョクから電話が)
カン・ジンムクが留置場で首吊り自殺したのだ。
壁には、【ドンシク ユヨンは違う】と血文字が・・・

 

感想

もう濃厚すぎる~。
展開が早すぎる~。
ついていくのに必死です

ドンシクとジュウォン、似てるようで似てない。分かり合えるようで合えない。その感じがまたこのドラマのマッチしてていいなと思います。
そんでキーマンであるジンムクが留置所で自殺しちゃいましたやん
ドンシクの妹ユヨンは殺してないと主張したまま死んだジンムク。じゃ~誰が殺したんや~?と言う話し。
ここでまた、ジョンジェが怪しいのか????

※ドンシクとジュウォンがジンムクを尋問するシーンとか、日本語訳に問題があるのか、ちょっとおかしい感じがしたので、私なりに解釈を変えていますが、合ってると思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました