ベター・コール・ソウル 6 #4 成功と打撃(相関図あり)

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ジミーがハワードになるエピソード(笑)

#4 成功と打撃  Hit and Run あらすじ

ハワードをハメる計画を順調に進めるジミーとキム。だがキムは尾行に気づき、怯えることに。
ジミーは最悪の状況から風向きが変わったことを実感する。

 

相関図

まとめ

ジミーとキム

ハワードをハメる作戦実行中

ジャガーに乗り、ご機嫌にカウンセリングを受けにやって来たハワード。
仕事は順調だと言うが、妻シェリルとはまだ上手くいってないらしい。

そこへハワード風メイク、スタイルのジミーがやって来た。

ジミーはヒューエルが作った合鍵でジャガーに乗り込むと、クロスロード・モーテルに行き、娼婦のウェンディをクルマに乗せる。

クロスロード・モーテルはドラッグ常習者が集まる危険エリアにあるモーテル
ブレイキング・バッドにも何度も出てきたモーテルです

その頃キムは、話しがあるとクリフ・メインを呼び出し、テラス席で自分のビジネス構想について熱弁しながら、テーブルの下でこっそりジミーに、”準備OK”のメッセージを送る。
キムの話しを最初は、「ナゼ私に話すのかね?」と不思議そうだったクリフだが、最後には、「息子の薬物問題を知ってるだろ?法制度に個人的見解を持ってる。力になろう」と言い出す。
ちょうどその時、通りでクルマから娼婦らしき女性がムリやり降ろし、全速力で走り去るジャガーが一台。
それを見てクリフは、「今のクルマはハワードだろ?」と驚きと困惑の表情を見せる。

クリフにハワードがドラッグと女性問題を抱えていると思わせ、手を切るためにサンドパイパー案件の和解を急ぐことを期待しての作戦

ギリギリのところで駐車場に戻ったジミー。
多少の問題はあったものの、ハワードはそんなことにクルマが使われたと思いもせず帰って行くー。

キムの不安

「作戦は上手くいったな」と言うジミーにキムは、「クリフは完全にハワードだって信じてた」と言うが、同時に、「見張られてる気がする」と不安を口にする。
ジミーは、不安になるのは作戦が順調だからだと言い、「大丈夫だ。この計画を知ってるのは2人だけだ」と言う。

 

ジミー

明るみになった事実

裁判所に出勤したジミーは、厳しいセキュリティーチェックを要求され、いつも便宜を図ってくれる事務受付の女性からは無視され、気安く会話するスタッフはよそよそしい態度を取られてしまう。
その理由がわからず、「どういうワケだ?」と検事補ビルに食い下がるジミーにビルは、「人の不幸で稼ぐのはまだ許せたがキミは法廷と判事を欺いた。カルテルの殺人鬼を解放するためなんて間違ってる」と言う。
もちろんジミーは、「デタラメだ!」と反論するが、ビルはジミーを信用していないらしい。

思わぬ展開

そんな中、ソウルの電話が鳴り止まなくなる。
ジミーは事務所をネイル&サロンに間借りしているため、ネイル&サロンにはジミーを待つガラの悪い男たちが大挙し、店主グェンは不機嫌だ。
皆、サラマンカの弁護をしたジミーを頼り連絡してきたらしい。

 

キム

真実

事務所がないキムはカフェを利用しプロボノ案件の依頼者と面会する毎日。
そこでキムは1台のクルマに気づく。
それはこの間、(尾行されているのでは?)と疑った車だった。
たまらずそのクルマに近づくと、ナンバーを控え、「私を尾行してる?誰なの?名乗らないなら警察に通報する」とキム。男ふたりは何も答えず、「迷惑をかけました」と立ち去ってしまう。

見張られていることが不安で外の様子を伺うキムに、「キミをつけていた男2人はもういない。ちょっと座ってくれないか。説明する」と声をかける男が・・・マイクだった。

マイクは、「部下にキミたち夫婦を見張らせている。私は警察ではないし、警察はキミたちを捜査してない。キミたちが何か実行中で秘密にしていることは知っているが、それは関係ない。ラロ・サラマンカが関係している」と言う。
「カレは死んだのでは?」と言うキムに無言のマイク。その態度からラロが生きていると知り、恐怖を隠せないキムに、「キミたちを含め、接触しそうな人物を監視してる。何もないと思うが、万が一のためだ」とマイク。
目の前の男が荒野でジミーと一緒にいた人物だとわかったキムは、「ナゼ、ジミーじゃなく私に話すの?」と問うが、「キミの方が肝が座ってる。今後も見張るが了承して欲しい」と言うのだった。

キムの思いとジミー

仕事終わりにキムはジミーに呼び出された。
そこは寂れたテナントで、グエンに店を追い出されたジミーの事務所候補場所だと言う。
キムは、「最悪な1日だったのね」とジミーを気遣うが、ジミーは、「反対だよ、オレの評判を聞いてソウルを顧問弁護士に!って殺到さ」と喜んでいるらしい。
キムは、「それはラロを弁護したから」と事実を口にするが、「それはあるだろうが、とにかく新しい事務所がいる。どう思う?」とジミー。

その屈託ない前向きなジミーに、(ラロが生きてる)と言えず、「裁判所、拘置所に近いし悪くない」と言ってしまうキム。

ガス

帰宅したガスは着替えるが、常に防弾チョッキをつけ、足には銃を携帯。家の中でもそれは変わらない。
しかしそれはほんとうのガスの家ではなく、地下の隠し扉から続く隣家がガスの家らしい。

隣家にはスタッフがいて1日中、監視を続けていた。
「フォードのグリーンのバンが私の後ろを走っていた」と言うガスに、「確認したが問題ない」とマイク。
ガスはマイクが護衛のために採用した店の調理人について、「店の基準に達してない」と却下。マイクは、「代わりを探す。だが皆、疲れ切ってる。毎日18時間も街中を探し回ってる。もう2週間だが何もない。あんた以外はラロは死んだと思ってる」と言うが、ガスは、「ラロ・サラマンカは生きてる」と言いきる。

 

感想

ガスの用心深さは凄いね。
セキュリティ強化にお金を惜しまず、常に防弾チョッキと銃を携帯。その上、自分のほんとうの家は、隠し扉の先を歩いた隣家?で、冒頭に出てきた中年夫婦(自転車エクササイズの)は監視スタッフってことですよね~?すごくない?最初、あの映像は何かと思ったけどね。もちろんドラマではあるけど、現実にいそうだわ。

あ、ハワードに扮したジミー、ほんとハワードに見える(笑)
メイクさんの技術はすごいねー。
キムはほんとうに優しいと思うし、ジミーを愛してるんだなと思うのは、ジミーがやりたいことに賛同し、そしてマイナスな情報は自分だけで抱えるところ。
キムはほんとうに尊敬すべき女性だと思う。

コメント

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