ペーパー・ハウス 1 #3 スペイン発、頭脳派強盗団ドラマ(相関図付)

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海外ドラマペーパー・ハウス

シーズン1は全13話だけど、王立造幣局立てこもりから2日目経過でもかなりの状況の変化が。
完璧な教授の強盗計画はどうなるのか?

相関図

 

#3 撮影ミス Errar al disparar あらすじ

警察は強盗団のあるミスから、犯人の身元を特定に成功する。
王立造幣局にいる強盗犯と人質たち。
彼らは感情のもつれから、教授の計画を揺るがしはじめる。

 

まとめ

事件発生から20時間後

”王立造幣局強盗犯立てこもり事件”はマスコミの知ることとなり、各局は24時間生中継で視聴者に状況を伝え、”パーカー英国大使の娘が人質になっている”ことも世間の知ることとなった。

強盗団は、交替制で人質を見張り、1時間に800万ユーロの紙幣印刷を続け、教授は遠隔地で警察の無線を傍受、全カメラを掌握し、どんな動きにも対処できるよう準備していた。

 

強盗団の行動

突然、エントランスが開き、7人が出て来た。
おもむろにマスクを外し、拡声器で声明を読みはじめたのはモニカ・ガスタンビデ。
【人質が67人であること、死傷者はなく全員健康に問題がないこと、皆同じ服を着ており犯人との区別は不可能で、襲撃すれば人質の命を奪うことになる】と言う。

GEO(特殊部隊)はモニカの隣に立つ男に照準を合わせると、「犯人だ。撃ちましょう。指示を!」と捜査本部に迫るが、本部はそれが犯人か、否かの判断ができず、狙撃指示を出せないまま、彼らは造幣局内へと戻った。

ベルリンは、人質から要求された薬などを警察に交渉すると約束、モニカは中絶薬を希望する。
アリソンは、「騙されてネット流出してしまった写真を削除したい」と申し出るが、ベルリンはそれを却下するが、両親を安心させるためのビデオメッセージ撮影は許可する。

アルトゥーロとパブロ

人質の中から作業員数名を選んだ強盗グループ。
選ばれたパブロとアルトゥーロは地下で電気ドリルを使って穴を掘ることに。

モスクワが席を外した瞬間、「俺たちは殺される。ヤツらは穴を掘って逃げる気だ。このまま黙ってヤツらの言いなりになりたくない」と言うと、奥にあるテントの中身を確認しろとアルトゥーロ。
パブロは抵抗するが、半ばアルトゥーロに強要される形で確認に行く。
そこにあったのは、弾丸、ガソリン、大量のプラステック爆弾だった。

次にアルトゥーロは、「警察に連絡して急襲の手引きをする。事務室の私のコートのポケットにケータイがある。取って来い!急げ!」とパブロを動かそうとするが、「そんなことすれば見つかってしまう」と拒否するパブロ。

戻って来たモスクワに不審な行動を咎められたアルトゥーロは体調が悪いと訴え、ホールへ戻ることを許された。

教授とベルリンからリオとの関係を疑われたトーキョーは、「子どもの相手はしない」と関係を完全否定。リオはそんなトーキョーの態度に怒り、彼女を避け続けていた。

アリソンはリオの監視のもとでビデオメッセージを撮影するが、同級生に騙され画像を流出されたと悩むアリソンに、「気にするな」と優しさを見せる。

その様子を見て軽いジェラシーを感じたトーキョーは、リオと口論になってしまう。
アリソンは口論するふたりの隙を見て、スマホをネットに繋ぎ、流出画像を削除しようとするが・・・。

警察

ネット接続の関知

その時、「スマホがネット接続された!」と声があがり捜査本部が色めき立つ。
捜査官は接続されたスマホをハッキング、カメラを起動させ、動画を撮影するが、すぐにスマホは切断された。

スマホを使っているアリソンに気づき、リオが処理したからだ。

現場に戻ったラケル

外交上の思惑で情報局が介入してきたことに納得できず、捜査から外れると宣言したものの、上司から、「犯人と67人の人質を残して辞職する気か?暴力に頼らず解決できるのはキミしかいない」と説得され、現場に戻ることを決めたラケル。

警察がハッキングした動画は6秒。
ラケルは壁一面に人質のスマホが張られたのを確認すると、強盗グループとの交渉をはじめる。

電話に出た教授は、いつものように折り紙をしながらラケルを惑わせるような質問で主導権を取ろうとし、食料と薬の差し入れを要求する。
「要求に応える」とラケル。
ラケルは続けて、「即時降伏を求めるわ。内部の映像がある。犯人のひとりは身元も割れた。私ならあなたの刑罰を減刑できる」と交渉を始める。
しかし強盗計画に自信のある教授は、それを信じない。
「ハッタリだと思うなら、少しだけ情報を出す。【67個のスマホが壁に貼られている】。1時間以内なら私と取引できる」と言うとすぐに電話を切り、犯人グループの動揺を誘う作戦に出る。

警察はハッキングした6秒の動画から犯人の顔を分析、特定に成功する。

アニバル・コルテス
警報装置のスペシャリスト
ジュネーブで強盗働き、国際手配中

それはリオの経歴だった。

 

王立造幣局の中で

教授はすぐにベルリンに電話し、「警察が壁のケータイを知ってた。人質のケータイを見逃してる。見つけなきゃ破滅だぞ」と言うが、「罰を与える許可をくれ」とベルリン。
それが処刑を意味すると知っている教授は、「ダメだ」と許可せず、ケータイを探すよう言う。

犯人捜し

ホールに戻されたアルトゥーロは、「この状況になってハッキリわかった。愛しているのはキミだけだ。赤ん坊を産んでくれ。脱出できたら家族になろう」と伝えると、寄りを戻す気になったモニカ。
アルトゥーロは、地下で見たもの、作業について話すと、「事務所のコートの中にケータイがある。それで警察に連絡して急襲させる。事務所に行ければ・・・」と言う。
「私が行く」とモニカ。

そこへやって来たベルリンは人質を立たせると、「内部の映像を警察に送ったヤツがいる。名乗り出ろ!」と言い出すが、当然、誰も名のり出ない。
もちろんリオも、”自分のミスで映像を流出させた”とは言い出せなかった。

ベルリンはヘルシンキにひとりの老人を、デンバーにはモニカを、全身チェックしろと指示。
ベルリンはアリソンに近づくと、「ビデオを撮影したのはケータイのある部屋か?」とつなぎのチャックをおろしはじめるー。
その状況にリオは、「真相を知ってる」と声をあげる。

警察への動画流出がリオのミス(しかも男女の感情の問題が原因)と知ったベルリンは、リオへの制裁を決め、ヘルシンキとオスロに指示する。

デンバーとモニカ

ベルリンの指示どおり皆の前でモニカを裸にしはじめたデンバーにモニカは、「息ができない。せめて女性たちの部屋で」と懇願。
モニカは女性の部屋(事務所)へと入ることに成功する。

事務所を監視しているのはオスロ。
モニカは隙を見て何とかスマホをゲットするが、そこにやってきたデンバー。
デンバーはモニカを廊下に連れ出すと札束を渡し、中絶をするべきではないと熱く語りはじめるー。

デンバーはモニカの状況と中絶、自分の生い立ちを重ね合わせていた。
デンバーの母は中絶費用でヘロインを買い、逮捕された。
そして刑務所で出産。それがデンバーだったのだ。

そこへやって来たベルリン。
内容を聞き、「デリケートな問題だ」とデンバーの気持ちを落ち着かせるが、その時モニカの服の中からスマホの音が鳴る。
ベルリンはモニカが下着の中に隠し持っていたスマホを探し出すと、「彼女を殺せ」とデンバーに指示する。

「オレがキミを殺さなきゃ、オレが殺され、次にキミを殺す」
デンバーは銃口をモニカに向け、躊躇しまくり・・そして引き金を引いた・・・

トーキョーの反乱

制裁を加えられたリオ。
それを知ったトーキョーは怒りに火がついてしまう。
いきなり銃を取り出すと、教授が監視している3つのカメラを撃ち壊すと、最後のひとつに向かい、「またカレに手をかけたら次の弾丸はヘルシンキかベルリンかあなたを貫くわ!」と怒りを顕わにする。

そこへ駆けつけたヘルシンキとオスロは、トーキョーに銃を下ろせと要求するが、それに従わないトーキョー。
一触即発の状況にベルリンはヘルシンキに銃を下ろすよう言う。
教授は、「キミの恋は計画を破壊する。警察にキミとリオの身元がバレたぞ。既に報道もされている」と静かに伝えたー。

【犯人の特定】
3ヶ月前、リオが王立造幣局にいたと判明。一緒にいた仲間もいるとわかった。
それが・・・トーキョーだった。

 

感想

なるほどねぇ~・・・完璧な計画も、だいたい人間関係の綻びから破綻してくもんだなぁ~。特にそこに恋愛感情が絡むと、そりゃ~ね。
教授の完璧なる計画も若いリオやデンバー、トーキョーらの感情が原因で破綻しはじめてます。
やはりこうなると、ベルリンはさすがに犯罪のプロに思いますよね。

モニカは殺されたのかな。
犯人と特定されたトーキョー、リオを彼らはどうして行くつもりなんだろ?
気になるところです。

 

 

コメント

  1. […] ペーパー・ハウス 1 #3 スペイン発、頭脳派強盗団ドラマ(相関図付)シーズン1は全13話だけど、王立造幣局立てこもりから2日目経過でもかなりの状況の変化が。 完璧な教授の強盗計 […]

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