ラスト・ツァーリ ロマノフ家の終焉 #1 神に選ばれし者(相関図あり)

海外ドラマラスト・ツァーリ ロマノフ家の終焉

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「ザ・クラウン」シーズン5ー6話「イパチェフ館」を見て、興味が湧いたロシア皇帝ニコライ2世。
ドラマを見つけたので視聴することに。
歴史的に相違点が多いとの見解もありますが、興味を持ったので視聴、レビューします。
何よりも怪僧ラスプーチンの存在が怪しく恐ろしく興味をそそります
歴史を踏まえて私なりの理解を加えたレビューを目指します

#1 神に選ばれし者 The Chosen One あらすじ

1894年、父アレクサンドリア3世の急死でロシア皇帝となったニコライ2世は26才の若さで即位。ロシアが新しい政治制度を望む中、ニコライ2世は専制政治を貫くと宣言、戴冠式の祝賀会を開催するが、大惨事が発生し・・・

相関図

まとめ

【プロローグ】
1925年ベルリンに、「アナスタシア・ロマノフだ」と名乗る少女が現れた。医師はその真偽を確かめるため、13年間皇室で子どもたちの家庭教師をしていたピエール・ギラードを病院へ呼ぶ。
だがピエールと会ってもアナスタシアは無反応だった。ピエールは、「目は同じだが顔が違う」と言うが、「顎は割れ、歯も折れていた。人相が変わっている可能性がある。とにかく肉体的、感情的にもかなりのトラウマがある」と医師。だがピエールは、「あの虐殺で生き残れるとは思えない」と言う。・・・入院中の少女はロシア皇帝ニコライ2世の末娘アナスタシアなのか

父アレクサンドル3世の急逝

1894年サンクトペテルブルク。皇帝アレクサンドル3世が49才の若さで急逝した。

皇位継承者のニコライは26才。アレクサンドラと婚約中のさなかの出来事だった。
物静かで優柔不断なニコライと対照的に、叔父セルゲイ大公は猛々しい性格だった。

ロシア皇帝とは陸軍元帥、皇帝、首相、法王を合わせた絶対的存在であり、皇帝にすべての最終的権限がある存在。
ロマノフ家は146の国籍、多言語からなるロシアを300年間統治している。

父の急逝で皇帝となるニコライは、「皇帝になんてなれない。国を治めるなんてできない。どうすればいい」とその不安をサンドロに打ち明けるが、「それはキミの天命だろ、自分を信じろ、聖なる血筋によってキミは神に選ばれたんだ」と励ます。

【サンドロとは】ニコライ2世の従兄弟。ロシア大公アレクサンドル・ミハイロヴィチのこと。
政治や私生活の面で信頼できる相談相手であり、親友。

ニコライ2世とアレクサンドラの挙式

喪が明けるのを待たずしてニコライ2世とアレクサンドラの挙式が行われた。

【アレクサンドラ】ドイツの小公国出身でヴィクトリア女王の孫。
ニコライ2世とアレクサンドラはこの時代には珍しい恋愛結婚だった。
アレクサンドラはロシアの習慣も知らず、ロシア語も話せないことを不安に思っていた。

専制政治を決断するニコライ2世

時代はロシアを一気に近代化させた。
電話、自動車、電気・・・ニコライ2世の皇帝即位は近代の夜明けでもあった。
産業化が進む中、労働環境は最悪で、民衆からは新しい政治制度を望む声が高まる。就任演説で西欧に倣って民主化と近代化を目指すのか、絶対君主制を固持するのか注目される中、ニコライ2世は専制政治を貫くと宣言する。それには、独断的で超右翼、宗教的な強硬派の叔父セルゲイ大公がアドバイザーである背景も大きかった。

【専制政治とは】
君主や特定の集団などが、国民の意思を無視して権力を独占、恣意的に統治を行う政治体制のこと。つまり国民が政治に参画する権利がなく、支配者の決定に従う政治

戴冠式とホディンカ広場の大惨事

1896年5月。ニコライ2世の戴冠式がウスペンスキー大聖堂で執り行われることに。
戴冠式を前にニコライ2世に、祝祭会場のホディンカ広場で無料の記念品や食糧、ビールが配布されると知り、予想以上の群衆が配布場所に殺到、収集がつかない状況になっていると報告が入る。
サンドロは祝祭を指揮するセルゲイ大公に警備コサックの増員を提案するが、「問題ない」とセルゲイ大公。ニコライ2世は叔父に反論できなかった
だがその結果、民衆は将棋倒しとなり1300人以上が圧死する大惨事に。
そんな中戴冠式が行われ、ニコライ2世が皇帝となった。

戴冠式後、1300人もの民衆が圧死したと知らされたニコライ2世は祝宴の中止すると言うが、「それは勧めない。お前が悲劇にしなければ悲劇ではない。お前が導くままに民は従う」と祝宴断行を決めるセルゲイ大公。ここでもニコライ2世は叔父に従ってしまう

実際の惨劇

その上、ニコライ2世とアレクサンドラは、大惨事があったにも関わらず、良心に逆らいフランス大使モンテベッロ公爵のパーティーに参加、ダンスとお酒を楽しんでしまう。

サンドロは、「警備コサックを増やすべきだったしニッキーは農民に寄り添う姿を見せなければならなかった。この惨劇はカレの統治を汚す」と憤るが、セルゲイ大公は、「政治に感傷は不要」と切り捨てる。

これ以降ニコライ2世は”血みどろニコライ”と呼ばれ統治者として悲惨なスタートとなった。

ニコライ夫妻の苦悩

1901年、3人の娘(オリガ、タチアナ、マリア)に恵まれた夫妻。4人目を妊娠中のアレクサンドラが産気づいた。誰もが皇太子の誕生を待ち望む中、生まれてきたのは元気な女の子だった。ニコライは4人目の娘をアナスタシアと名付ける(ギリシャ語で”復活した者”を意味する名前)。
アレクサンドラは男児が生まれないことに思い悩み、とうとう、「助けが必要、誰か救ってくれる人はいるはず」とすがるものを求め始める・・・。

 

グレゴリー・ラスプーチン

荒くれ者

シベリアで妻子と暮らすラスプーチンは馬を盗んだ罪で捕まる。村人は厳罰を望むが、ラスプーチンは、「妻子のために仕方なくやった」と慈悲を懇願。それが無理だとわかると、「巡礼の旅に出してくれ」と頼み、巡礼と言う名目で村を追放されることに(897年)

【グレゴリー・ラスプーチンとは】
両親は農民で教会の長老だった。7~8人の兄弟はいたか全員幼少期に死亡。酒好き、女が好きの恐れ知らず。
妻ブラスコヴィアがグレゴリーを愛していたかは不明だが、カレを支えた女性。
陶酔したカルト教団

ラスプーチンはロシア正教会に浸りこむが、厳しい管理、秩序、規律、日課が合わず、「ここでは神を見出だせない」と言うと、今度はカルト教団に身を投じる。
「鞭身派(フリスティ)」はロシアでも悪名高い教派で、違法の秘密組織だったが、ラスプーチンはその狂気に陶酔。特に、「罪を犯さないと悔い改められない。悔い改めなければ救いはない」と言う考えはラスプーチンに響いた。それ以降、ラスプーチンは「鞭身派(フリスティ)」の教えを広めるため、ロシア各地を放浪する。

能力と才能

ある日、僧侶姿のラスプーチンから一夜の宿と食事を頼まれた農民一家はカレをもてなすことに。
その一家には意識が混濁し、震え続ける老人がいた。ラスプーチンは老人に手をかざし祈りを捧げる。

その途端、老人の意識ははっきりし、震えもなくなってしまう。その力に驚き、感動する農民一家。また真夜中には農民一家の娘に秘技を使いエクスタシーも与えた。
その頃ラスプーチンは、自分には人を治癒する能力と洞察力があることにハッキリと気づいていた。

感想

理系出身なので世界史はまったくわからない。だからなのか歴史もののドラマがやっぱり面白い。知らなかったことがわかるって楽しいですよね。
特にロシアの歴史は白紙状態。「ザ・クラウン」でイギリスがロシア皇帝ニコライ2世と関係あるとか、ニコライの妻アレクサンドラがヴィクトリア女王の孫だと知り、一気に興味が。しかもロマノフ家って約300年に渡りロシア帝国を統治した一族なのに、1917年のロシア革命一家銃殺と言う悲劇。その上、怪僧ラスプーチンと来たら・・ドラマなので脚色あるとわかってても興味ひかれるところです。歴史を勉強しつつ全6話、楽しみたいと思います。

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