ラスト・キングダム 4 # 1 (相関図)

海外ドラマ
海外ドラマラスト・キングダム

シーズン4に突入です。
シーズン4は全10話。 

 

# 1  あらすじ

ウートレッドはノーサンブリア王国べバンバーグの正式な領主だが、叔父エルフリックにその座を奪われた。
そのべバンバーグは今、スコットランド人の猛攻を受け、弱体化。今が奪還のチャンスとウートレッドは、エドワード王に協力を頼み、奪還しようとする。
エドワードはウェセックス王となったが、野心家で王妃エルフレドの父親エセルヘルムにコントロールされはじめている。

相関図

まとめ

べバンバーグ(現バンボロー) ノーサンブリア王国 ①

スコットランド人の襲撃

べバンバーグはスコットランド人の猛攻に、半数以上の兵士を失ったもののなんとか砦は守りきった。

領主エルフリック(ウートレッドの叔父)は執事のエイダンに至急兵士を集めるよう命じると、激しい戦闘でケガを負い、疲れ切った兵士に、「敵はまた来る、戦う気概を持て!私が生きている限り城壁は破らせない。敵と和平は絶対に結ばない。全員死ぬまで戦え!べバンバーグのために!」と鼓舞する・・・。

 

べダンフォード(現ベッドフォード) イーストアングリア①

故郷から家族を呼び寄せ、イーストアングリアに移住させはじめるデーン人たち。
クヌートも子どもたちを呼び寄せた。

ヘステンと密会する人物

その頃ヘステンは、デーン軍の野営地が見える高台で、マーシア王国エセルレッドの新司令官エルドウルフと密会していた。
ヘステンは、「3日前から船に荷を積んでいる。クヌートは従兄弟を援護するためアイルランドに向かうが、女、子どもをここに残して行くから、いずれは戻って来る」と情報を流すと、報酬(銀)を受け取る。

 

イーグリスバーグ(現アリスバーリー) マーシア王国

妻エセルフリーダを愛さず、好き勝手にやっているエセルレッドは、今、司令官エルドウルフの妹イーディスに夢中だ。
エルドウルフからヘステンの情報を聞いたエセルレッドは、「デーン人がイーストアングリアを出るなら、領土を手中にできる。国を広げれば、ウェセックスやエドワードの従う必要はなくなる。これは聖オズワルドの遺物のご利益だ。遺物を集めマーシアを復興させると民に示す。今、”聖オズワルドの心臓”を修道士たちに捜させている」と言い、エルドウルフの活躍を褒める。

その後エセルレッドは修道士2人をノーサンブリアへ送り、「聖オズワルドの心臓」を手に入れろと命じる。

「聖オズワルドとは」聖人のひとり。兵士とともに十字架に祈り、戦いに勝利。イギリスの偉大な英雄として崇められている。
エルドウルフとイーディス兄妹は、没落した家の出身者でここまで成り上がって来た。
イーディスは、色仕掛けで上り詰めようと考えているらしい。

 

べダンフォード(現ベッドフォード) イーストアングリア ②

クヌートがアイルランドへ向かったと言うのはニセ情報だった。
クヌートは、デーン兵士がイーストアングリアを去ったと知れば、サクソン人が襲撃してくると考えたのだ。
「夜明け前に船でイーグリスバーグを攻撃する」と言うクヌートに、ブリーダも、「エセルレッドを殺せば、ウェセックスは援軍を出す。エドワードをおびき出せばこっちのもの。これまで誰も出来なかったこと、ウェセックスを取る」と言い切る。
そんなブリーダを見てヘステンは、「真実を知らず、哀れな女だ」と言うが、「殺されたくなきゃ黙ってろ」とヘステンを脅すクヌート。

ブリーダは夫ラグナルを殺害するようエゼルウォルドに命じたのがクヌートだとは知らない

 

クッカム(現クーカム)ウェセックス王国:ウートレッドの領地

夫エセルレッドから冷酷卑劣な扱いを受け続けるエセルフリーダは、ウートレッドと秘密の関係を持つ仲に。
今は、夫の元司令官アルドヘルムはエセルフリーダの味方だった。

べバンバーグの偵察

べバンバーグの偵察からフィナン、シトリック、オフファースが船で戻って来た。
フィナンたちからべバンバーグの状況を聞いたウートレッドは、弱体化している今が奪還のチャンスだと決断、挙兵するためにエドワードの力を借りることに。

 

べバンバーグ(現バンボロー) ノーサンブリア王国 ②

兵士はまったく集まらなかった。
エルフリックは、銀を追加し、脅してでも集めるよう命じるが、「手立てはあります」と執事のエイダン。
それは、べバンバーグに代々伝わる遺品”聖オズワルドの心臓”を捜しているエセルレッドに、交換条件で加勢してもらうと言うもの。
だがエルフリックは、「私は敬虔なキリスト教徒だ。先祖から伝わる遺物を絶対に手放さん」と怒るが・・・

 

エセルレッドの野心

エルドウルフがヘステンから銀で買った情報(クヌートがアイルランドへ発った)を信じ、イーストアングリアの国境べダンフォードへとやって来たエセルレッドは、デーンの土地をすべて奪うと言い、手始めにデーンの村ウィリクビー(現ウィルビー)を襲撃、焼き払う。

たまたま水くみのため森にいたクヌートの娘は襲撃を逃れたものの、襲撃後、村で泣き崩れているところを殴られ、拉致されてしまう。

 

ウェセックス王国

べオッカとの再会

エルスウィズ元王妃から、宮廷の役目は終わったと遠ざけられたべオッカはサクラメントに移り、”聖カスバート(クスベルト)”について執筆していた。(ヒルドも一緒)

【聖カスバート(クスベルト)とは】
ノーサンバーランド(イングランド北部とスコットランドを指す)の宣教に功績のあった人物。
納棺埋葬されたが、死後10年以上経って、棺を開けた所、遺体がまったく損傷なく、これを奇蹟として、その後カスバートは聖人とされ、福音書も珍重された。

べオッカ、ヒルドと再会したウートレッドはスコットランド人の襲撃で、べバンバーグが弱体化。エルフリックの息子ウィットガーも去夏に死に、今や協力者もおらず追い込まれていると言うと、「べバンバーグを奪還するときが来た。共に戦い、故郷へ帰ろう。子どもたちが戻れる場所を作りたい」と言うが、べオッカは、「私が去れば、ここを執り行う者がいなくなる。それにもう年寄りだ。戦えない」と同行を固辞する。

【ウートレッドの子どもたち】
ステイオラ(娘)はエセルフリーダの屋敷にいる。
息子ウートレッドは、修道院にいるため、ウートレッドはずっと会っていない
現在のウェセックス:ウィンチェスター

エドワードは即位し、王付き神父はピヤリグが務めることに。そして今や宮中を仕切るのはエドワードの妻エルフレドの父エセルヘルム。エドワードはすっかりエセルヘルムを信用し、母エルスウィズが介入しようとしても、「心配はいらない」とそれを拒む。
現在の王妃はエドワードの妻エルフレド。エルスウィズは退位させられ上皇后に。そして、とうとうアルフレッドが愛した書斎までエセルヘルムに取られてしまい、長年アルフレッド王が書き綴った年代記も止まったままに。

ウートレッドの要求とエドワードの決断

エドワード王に謁見したウートレッドは、クヌートがアイルランドへ向かったと言うウワサは間違いだと言い、「ヤツは息子を呼び寄せた。つまりウェセックスを獲る気です。イングランド統一を手伝う代わりに、べバンバーグ奪還のために兵を貸していただきたい」と申し入れる。
ピヤリグ神父はその提案について、「ウートレッドがべバンバーグを奪還すれば、イングランド統一への足がかりになる」と賛成するが、「南のデーンが襲撃してくる脅威もある中、北へ行軍するのは如何なものか。ウートレッド卿に何の借りもない。カレがべバンバーグを攻めたければ好きにされるが良い」とエセルヘルム。

それを受けてエドワードは、「勝算を得るまでムダな戦はしない」と言い出す。
ウートレッドは、「この機会を逃すべきではない。父王のたっての夢です」と言うが、エドワードは、「今はその時ではない」と言い、挙兵しないと決断をする。

強行手段

エドワードに挙兵を却下されたウートレッドは、従者だけでべバンバーグを襲撃すると言い出す。
フィナンは、「あの砦は難攻不落、俺たちだけではムリだ」と言うが、ウートレッドは、「エルフリックさえ殺せば済む話だ」と譲らない。

有益な情報

エセルフリーダはウートレッドに、侍女サブルが得た情報【聖オズワルドの遺物をコレクションしているエセルレッドが、それを買うためにべバンバーグへ修道士を送った。2週間後に到着する】と伝えると、「修道士を利用すれば砦の中に入れるかも知れない」と提案する。ウートレッドはそれを利用することに。

べバンバーグ奪還の準備

ウェセックスを出発したウートレッドは、まず最初に聖ウィルフリッド修道院の修道士、息子ウートレッドを無理やり連れ去る。
幼い頃、別れたきりの父親に拉致同然で連れ去られた息子ウートレッドは、「司祭を殺した人を父親とは思っていない」とウートレッドを拒絶するが、「お前をウチに連れて変える。オレたちの領土を奪還するんだ。家族でべバンバーグで暮らそう」とウートレッド。幼い頃から修道院にいる息子ウートレッドにとって、べバンバーグははじめて聞く場所だった。

エルスウィズ上皇后とべオッカの確執

我が物顔で宮廷を仕切るエセルヘルムを憎々しげに批判するエルスウィズに、「エドワードは正式結婚をしていたのに、妻を修道院に入れ、子どもを排除した。あなたはエセルヘルムの財力と兵力を手に入れるために招き入れただから自業自得では」と苦言を呈するべオッカ。

べオッカの決断

ウートレッドたちは船でクーカムを出発しようとするが、そこへべオッカがやって来て、「一緒に行く」と言い出す。ウートレッドはよろこんで迎え入れるが、べオッカが同行を決めた理由は、ウートレッドが息子ウートレッドを連れて行くからだった。

不安のあまり、「やりたくもないことをやらされる。これは神の試練だ」と嘆く息子ウートレッドに、「剣の柄についている琥珀は父の形見だ。いずれお前のものになる。運命だ」と言うが、「この運命は罰のようだ」と息子ウートレッド。

ウートレッドたちはべバンバーグに向けて船で出発する。

 

感想

シーズン4突入です。
ドラマの終わりが見えてきてさみしくなって来ました(はやっ)

シーズン4は10話。
故郷べバンバーグ奪還がまずは中心の話しのようです。
そしてここに来てウートレッドの息子、ヤング・ウートレッドが登場。
すっかり青年になっていますが、修道院で育ったため、敬虔なクリスチャン。
そして父を毛嫌いしている。
父と息子がどうやって絆を再構築するのかも今回は目玉になるのかな。

 

 

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