3話から約1年後エピソード。
前エピソードとガラッと変わり、今回はエロティックエピソード
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#4 狭い海(ナロー・シー)の王 King of the Narrow Sea あらすじ
父王から世継ぎの責務を果たすよう言われたレイニラ王妃はウェスタロス中の諸侯を訪ね、婚姻相手を探す旅を続けているが・・・。狭い海(ナローシー)の王となったデイモンが王都に帰還、レイニラ王女はデイモンに誘われ夜の城下町へと繰り出す
相関図
まとめ
婚姻相手を捜す旅
【結婚して世継ぎの座を守れ】と言う父王ヴェセーリスの命でウェタロスの名家をまわり、求婚者と謁見する旅をしているレイニラ。しかし求婚者は自分の家系の繁栄しか考えていない父王より年上の初老貴族や幼い少年ばかり。ウンザリしたレイニラは旅を切り上げ王都へ戻る。
帰還した王弟デイモン
王弟デイモンがドラゴンでキングスランディングへとやって来た。
鉄の玉座の間に戴冠したヴィセーリス王と貴族が集まる中、風変わりな冠を載せたデイモンはひとりで現れると、ヴィセーリス王に、「王座に加えろ」と一言。
貴族たちが静まり返る中、「その冠はなんだ?お前も王を名乗るのか」とヴィセーリスに問われたデイモンは、「トライアーキー(三頭市)を倒し得た称号、狭い海(ナローシー)の王だ。だがこの世に真の王はひとり」そう言うとひざまずき、「我が王位と踏み石(ステップストーンズ)諸島は陛下のものです」とその冠を王へと手向ける。
その冠を受け取りデイモンを受け入れたヴィセーリス王に対し、貴族からは拍手が起こる。
小評議会
ヴィセーリス王は、狭い海(ナローシー)の王位と踏み石(ステップストーンズ)諸島を手に入れたものの、実際はコアリーズ公が踏み石(ステップストーンズ)を支配していた。参議員らは、「支配が蟹餌作りからコアリーズ公に変わっただけ。レーナ公女を妻にしなかった王への腹いせだろう」との意見があがるが、王の手ハイタワーは、オールドタウンの領主(ハイタワーの兄)からの情報として、コアリーズ公がブレーヴォスの海頭(シーロード)にレーナ公女を嫁がせるため交渉を始めたと言い、ヴェラリオン家が自由都市と同盟を結ぶことになるなら、我々も婚姻による同盟を結ばねばならないと進言する。追い込まれるレイニラ王女。
レイニラとアリセント
ヴィセーリスは苦労して組んだ縁談を放棄して王都へ戻ってきた身勝手なレイニラに腹を立てていた。
ヴィセーリスの苦労を知っているアリセントは、求婚者がいることは幸せなことだと言い聞かせるが、「彼らの狙いは私じゃなくて家名とヴィリリアの血。城に閉じ込められて世継ぎを生まされるだけの人生なんかイヤ」と言い放つレイニラ。だがその発言がアリセントを批判しているのも同然だと気づいたレイニラは謝る。
すると、「王都へ戻って来てくれてうれしい。もう私には友だちがいないから」とアリセント。その言葉をきっかけにふたりは再び友情を取り戻す。
二人目を妊娠していたアリセントは女児を無事出産。
レイニラと叔父デイモン
デイモンの忠告
レイニラは叔父デイモンに、王都に戻った本当の狙いを教えて欲しいと言うが、「安らぎが欲しいから」としか言わないデイモン。
レイニラは、「父王は私を諸侯に売り飛ばそうとしてる。婚姻は責務だけど、母のように世継ぎを産まされ続けて死ぬのはイヤ。私は同じ鉄は踏まない」と言うが、デイモンは、「結婚は単なる政治的協定。結婚すれば後は好きにすればいい。人生で一番の楽しみを恐れることで逃すな」と忠告する。
冒険
夜、自室に置かれた庶民の服と手紙を見つけたレイニラ。
それはデイモンからのメッセージで、秘密の出口が記されていた。
レイニラはそのメッセージどおり庶民服に着替えると、秘密の出口を通りデイモンと合流。
デイモンはレイニラを城下町へと連れ出す。
町には火を吹く大道芸人や眼球のない占い師がいて、民衆は”王家の世継ぎ話を皮肉った芝居”で盛り上がっていた。しかしその芝居で、「レイニラ王女には征服王の名前とイチモツがない」と笑われている現実を知る。レイニラは侮辱だと怒るが、デイモンは、「民が世継ぎに望むのは男のエイゴンだ」と真実を突きつける。
「こんな自由はもう二度とないかも」と夜の怪しい町を楽しむレイニラをデイモンは娼館へと連れて行く。
その混沌とした刺激的な雰囲気の中でデイモンから、「快楽は男にも女にも必要だ。結婚は務めだが欲望まで捨てることはない。好きにやればいいんだ」と囁かれ、キスされたレイニラは、感情のまま身を任せようとするが、デイモンが思いとどまってしまう。
誘惑
突然デイモンに去られ、レイニラは仕方なく城へと戻ったものの、その苛立ちと欲求不満は残ったまま。
とうとうレイニラは王女の護衛サー・クリストンを誘惑しはじめる。
サー・クリストンは拒否するが、レイニラの誘惑に負け、ふたりは関係を持ってしまう。
王とアリセント
ヴィセーリスの皮膚病は悪化の一途で、背中の病変はその数を増やし、左手の薬指と小指は腐り落ち、痛みも酷かった。見かねたアリセントは使用人を下がらせて自ら世話をするが、その優しさにヴィセーリスは心を和ませる。
だが一方で、王に求められれば自分の気持ちとは関係なく相手をしなければならない現実。
アリセントは心を殺して王の求めに応じる。
王女の純血問題
ヴィセーリス王と王の手ハイタワー
翌朝、王の手ハイタワーは王の部屋を訪ねると、レイニラ王女が夜の町を徘徊し、娼館でデイモンと性的行為に及んだとの情報が届いたと告げる。それを信じたくないヴィセーリスは、「その密告は嘘だ」と言うが、信頼できる情報であり何人かの側近も庶民服で夜の城下町を歩く王女を見ているとハイタワー。
だがヴィセーリスは、「お前は娘を貶める証拠を掴もうと娘を尾行させてるのか?出し抜いたつもりだろうが見え透いてる。孫を王座に就けたいがために我が家名を汚す気か!出ていけ!去れ!」と怒鳴りつけてしまう。
アリセント
王の部屋で話しを聞いてしまったアリセントはレイニラを呼び出すと、「昨夜何があったの?デイモンと関係を持ったの?洗いざらい話して」と切り込む。レイニラは、「何もなかった」と説明するが、アリセントは、「諸侯があなたの純血を疑ったら終わる。あなたの縁談を組むのに王も私も苦労してる。純血を疑われるような行為はするべきじゃない」と厳しく忠告する。
兄と弟
ヴィセーリスはデイモンを鉄の王座の間に連行する。
「娘を汚した」と蹴りを入れるヴィセーリスに、「相手がオレで良かっただろ」とデイモン。
ヴィセーリスは、「あの娘を汚してたな。どこの諸侯があの子をめとる?」とデイモンの胸ぐらを掴むが、デイモンは、「あの子をオレにくれ。伝統に従い妻にする。ドラゴン一族の栄光を2人で取り戻してみせる」と言い出す。その言葉にヴィセーリスは、「狙いはあの子ではなく王座か。谷間(ヴェイル)に戻れ、二度と顔を見せるな」と通告する。
アリセントは娘の不貞に悩むヴィセーリスに、「レイニラは嘘つきではありません。むしろ弟君の方が嘘をつきます。ふたりは関係を持っていない。信じるべきです。弟君が嘘をついたのは、王を貶めるためです」と言い、レイニラを擁護し続けた。
父と娘
レイニラを呼んだ王ヴィセーリスは、ターガリエン家に代々受け継がれし短剣に刻まれた歌を見せると、「お前に託されたその責任とこの知識の重みは王座よりずっと重いし、お前自身や欲望よりも重い。ジェヘアリーズ王ならお前を勘当した」と言う。
レイニラは改めて、「叔父上とのことは虚偽です。父上は何が真実か聞いてもいない」と反論するが、ヴィセーリスは、「重要なのは真実ではなく、どう見えるか。疑われる存在になったことが問題。私の仕事は王土をまとめること。レーノア・ヴェラリオンと結婚しろ。反抗してもムダだ。お前とレーノアが結婚すれば、ドラゴンと海軍を持つ王土一番の名家が誕生する。その力の前に誰も挑むものはいなくなる」と言うが、レイニラは、「王の手は自分の孫エイゴンを王にしたがってる。私を見張って貶めたのもそのせい。父上が最も信頼すべき側近が誰よりも私欲にまみれている」と言い返す。もちろんヴィセーリスは、「諸侯も参議員らも皆、私欲にまみれてる。それが真実だ」と言うが、レイニラは、「世継ぎとしての務めを果たすためレーノア公と結婚する。その代わりに父上も王の務めを果たしてください」と言う。
だがその夜、メイスターメロスが薬膳茶をレイニラ王女の部屋に届けに来て、「国王からです。予期せぬことを防ぐためのものです。お飲みください」と言う。
レイニラは、叔父上とは何もなかったと言う自分を父王が信じていないことを思い知る。
罷免
ヴィセーリス王は王の手オットー・ハイタワーを呼ぶと、祖父ジェヘアリーズ王の晩年を立派に支え、自分に王の心得を教えてくれたことへの感謝を伝えるが、「いつから王より保身を選ぶようになった?エイマ(元王妃)の死で絶望の淵にいた私を救ってくれたのはアリセントだったがそれも計算だったと気づいた。もう信用できん」と言うと王の手のシンボルをオットーの胸から外し、「罷免にする」と宣告した。
感想
3話エピソードから1年後設定でした。
3話と打って変わってエロティックなエピソードでした。
レイニラ王女は頭が良いし、大胆で実行力もある。ドラマの時代なら女性にしておくのがもったいない、王の素質がある逸材だと思います。
デイモンがレイニラを城下町へ連れ出し、関係を持とうとしたくだり・・・
デイモンはほんとうにレイニラとの結婚を企てたのでしょうけれど、デイモンが唯一心を許し大切に思ってきた存在が姪レイニラだったために、私欲で抱くことができなかったのだろうと思います。
レイニラが好きなのはサー・クリストンなのかな。
結婚など難しいのでしょうけれど。
もちろん王土安定のためには、レーノアとの結婚が1番。それをわかっててレイニラは本当に結婚するのかな。
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