ハンドメイズ・テイル シーズン2 #11 ホリー

ハンドメイズ・テイル
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ネタバレさせてまとめていますので、視聴していない方はご注意ください

壮絶、イヤ、勇敢
同性として、私はジューンを尊敬します。
そして、ジューンを演じたエリザベス・モスにも敬意を称したい
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#11 ホリー  Holly  あらすじ

屋敷にひとり残されてしまったオブフレッドは、なんとかしようと動き出す。
セリーナは、フレッドと一緒に屋敷にオブフレッドを捜しに来て、事実をフレッドに伝える。

 

まとめ & 感想

取り残されたジューン

ニックが守護者たちに連れ去られ、ひとり取り残されたオブフレッドは、なんとかしようと動き出し、屋敷のガレージにクルマを見つけるが、ガレージは施錠され開かない。
オブフレッドは屋敷へ戻り、キッチン戸棚やダンスを片っ端から開けた。

部屋には、ハンナが新しいママと映っている写真や、ハンナの絵あった。

オブフレッドは、鍵の束とクルマをキーを見つけ、ガレージへ急ぐ。
ガレージは開き、クルマのエンジンがかかる。
カーラジオは”ラジオ アメリカ”を受信、イギリスがギレアドに追加制裁発動し、カナダに逃れた難民の受け入れも拡大していると言うニュースが流れる。
そしてブルース・スプリングスティーンの「ハングリー・ハート」が流された。
オブフレッドは、その曲を聴き、決心する。
屋敷へ戻り、バッグに必要だと思われる缶詰やタオル、救急セットを詰めこみトランクに入れ、着る服を物色するが、そこにはギレアドの服しかなく、オブフレッドは侍女の服を脱ぎ捨て、司令官用のコートを着た。

その時、屋敷へ向かってくるクルマの音が

 

やってきたセリーナとフレッド

ふたりはオブフレッドを捜しに来たのだった。
フレッドは、ここに来ていないと考えているようだったが、セリーナがキッチンの戸棚が開いているのを発見、「来ている」と2Fへ探しに行く。
セリーナは、2Fで侍女の赤服を見つけ、怒りをフレッドにぶつける。
しかしフレッドは、「ニックは忠実だ。オブフレッドも娘に会えた。私に感謝している」と言う。
セリーナは、フレッドのお人好しに呆れるように、「オブフレッドはあなたを憎んでいる。彼女のおなかの子供はニックの子なのよ」と真実を伝えた。

ジューンは屋根裏へ隠れ、様子を伺っていたが、そこで猟銃を見つけ、弾をこめる

セリーナは、侍女が2度も失踪。私たちは絞首刑にされると言い、「何もかもフレッドのために諦めた。私が望んだのは赤ちゃんだけ。それなのに、それさえ手にできないなんて」と涙を流した。

ジューンは階下にいるふたりに銃を構えるが、セリーナが「私にはもう何もない。赤ちゃんを抱くこともできない」と泣くのを見て、撃つことができなかった。

フレッドは、セリーナを落ち着かせ、部隊に捜させる、とにかく帰ろうとクルマで戻って行った。

セリーナさん・・・ほんとうに恨みきれない女性です。
彼女の苦しみも悲しみもわかる。
ギレアドの信念を信じてしまったセリーナが愚かなのだけど・・。
ジューンもセリーナに同情する気持ちがあるから、撃てなかったんでしょうね・・きっと。

 

陣痛が始まってしまう

ジューンは陣痛が始まる中、クルマで脱出しようとする。
しかし、電気が通じていないガレージの扉は開かない。
意を決してクルマで何度も体当たりするが、ガレージの扉はびくともしなかった

ジューンはとうとう破水してしまう

思い通りにならない状況に、ジューンは嘆くが、立ち上がり屋敷へと戻り、そこでひとりで出産を決意する。

暖炉で火を焚き、ひとり陣痛の苦しみに耐えるジューン。
余りに痛みにジューンは意識を失う
意識を取り戻したジューンは、下半身から大出血をしていた。

 

母として

ジューンは決心する。
猟銃を持って、ヨロヨロと真夜中の外へ出る。
陣痛に耐えながら、空に向かって4発、撃ったのだった。
「私はここ。早く来て」と祈りながら。

そしてジューンはひとりで出産する。
壮絶な痛みに耐えながら。
産声をあげ、可愛い元気な赤ちゃんが産まれる。

ジューンはその子に「ホリー」と名づけた

しばらくすると屋敷にクルマのヘッドライトが差し込む・・・

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ジューン、ほんとうに素晴らしいわ
私、出産歴ありますけど(笑)絶対ひとりでなんて産めません
現代社会じゃ考えられないけど、昔の人はこんな風に産んだ人もあったんだろうな~と想像しました
出産ってやっぱり、壮絶ですね
そして、ほんとうに尊く、美しい

私なら、セリーナとフレッドが探しに来てくれた時に、演技して助けを求めたかも
そこまで信念の強いジューンが、子どものために母として、猟銃を空にぶっ放して助けを求めたシーンは、荘厳ささえ感じました。
ホリーって名前は、ジューンのママの名前ですよね?

ジューンを演じているエリザベス・モスに改めて敬意を称したい。
素晴らしいエピソードでした。

コメント

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