ペーパー・ハウス5 #1 行き止まり スペイン発、頭脳派強盗団ドラマ(相関図付)

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シーズン5の配信がNetflixで始まりました
全10話予定で、9月時点で5話まで配信です。

シーズン4の後半まとめ

マルティン・パレルモはカオスを起こそうと拘束中のスペイン銀行総裁警備リーダーのガンディアに脱走指南、逃走したガンディアは、構内図にない隠れ部屋:パニックルームに入り、捜査本部と連携を取り、ひとりで強盗犯に挑み、ナイロビを殺害してしまう。
そこで教授はリオの拷問を告発。追い詰められたタマヨ警視監はシエラに責任を押しつけるが、納得できないシエラは会見で、「政府命令だった。CNI(情報局)、警察司令官、内務省も承知していた」と告発。それによりシエラにも逮捕状が出て追われることに。
一方、拘留中のラケルを奪還するためにマルセイユやベンジャミンたちが動き、銀行内のデンバー、トーキョー、パレルモたちもガンディアをおとりにして協力。ラケルはスペイン銀行侵入に成功、パリ作戦を完了するが、独自捜査していたシエラは教授のアジトを発見、教授を追い詰める。

【パリ作戦】
拘留中のラケルを救出。軍用ヘリでスペイン銀行の屋上に特殊部隊になりすましたラケルを投降させるミッション。

#1  行き止まり El final del camino あらすじ

アジトを発見され、銃を向けられた教授はシエラと直接対決する。
タマヨ警視監は事態を一気に収拾しようと軍事介入を決断するが・・・。

 

相関図

まとめ

マドリード作戦開始から5日後

シエラ

チェックメイト
【シーズン4、最終話】
執念の捜査で教授のアジト(浄化槽)を発見したシエラは、パリ作戦の成功によろこぶ教授の背後に立つと、銃口を向け、「チェックメイト」と追い詰めた。

シエラは、「本当は今すぐでも撃ち殺したい。私は未亡人で汚名を着せられた警官。あなたのせいで拷問者にもなった。頭はぶち抜かない。私を必要とする子(お腹の子)のためにね。でもあなた次第で喜んで一線を越える。計画を聞き出し連行する」と銃で教授を殴ろうとするが、教授の抵抗を受けるー。

 

スペイン銀行内 ①

【過去】
教授は、捜査本部の目と鼻の先でリスボンが銀行に侵入する計画(パリ計画)を成功した場合、警察は屈辱を味わい、軍隊で徹底抗戦に出ると読んでいた。
「人質の命より体面を重んじて完全武装で突入するハズだ。そうなったらローマ作戦だ」と。
リスボンとトーキョー

パリ作戦を成功させ、スペイン銀行内に侵入したリスボン(ラケル)は、地下の金溶解を止め、ポンプで吸引を開始するよう指示するが、「計画と違う」とトーキョー。脱出計画に必要な金溶解にまだ31トンも足らないからだ。しかしリスボンは、「状況が変わった。ポンプ吸引を優先する。残り時間は3~4時間しかない」と指示を変えない。

リスボンは教授に連絡を取るが、応答しない教授。(教授は既にシエラに拘束されている)
トーキョーは、急な計画変更や、リスボンが仕切ることに納得できず、「警察の尋問で口を割ったんじゃない?」などとリスボンの気持ちを逆なでするような発言をし、対立感情をむき出しにする。

アルトゥーロ・ロマン
【シーズン4 最終話】
アルトゥーロは、監視のマティアスのライフル銃を奪うと、「みんなをココから出してやる!オレは人質を救って英雄になるためにココへ来た!」と人質を統制しようとするが、それを阻止したのは、人質に紛れ込んでいた強盗グループの協力者マニラ(フリア)。
マニラはアルトゥーロに、ライフル銃を置くよう言うが、従わず、マニラに銃口を向けたアルトゥーロの太ももをマニラは撃ち抜いた。
ペーパー・ハウス4 #8 最終話! スペイン発、頭脳派強盗団ドラマ(相関図付)
シーズン4最終話です。すっごいスピードでついていくので必死スペイン銀行強盗脱出、金塊持ち出しは、シーズン5に続く~9/3~ シーズン5の配信決定#8 パリ作戦 Plan Paris あらすじ教授は新しい助っ人ベンジャミンと共にリスボン救出に

太ももを撃たれ、一気に弱腰になり、「失血して死んでしまう。医者がいる」とわめくアルトゥーロをヘルシンキは別場所へと移動させる。

モニカの後悔
モニカとデンバーは、自分たちに何かあった時、息子シンシナティの面倒をマニラ(フリア)に頼んでいた。しかし人質たちの前で、強盗グループの一味だと明らかにしたマニラはもう、モニカたちを同じ立場だ。計画が成功しなければ、逮捕、もしくは射殺されることに。シンシナティは孤立無援になる。

「なんてことをしたのよ!」とマニラを責めるモニカにデンバーは、「マニラを責めるな。ライフル銃を奪い、刃向かったアルトゥーロが悪いんだろ?いいか、シンシナティを失うとしたら、オレたちの責任だ。オレたちの意思でここに来た。泣き言は止めてくれ」とモニカを突き放す。

ボゴタの怒り

パルモは地下で作業中の仲間に、「次の段階だ。金溶解作業を中止し、ポンプ吸引を始めてくれ」と指示する。
急な計画変更にボゴタは、「脱出するにはまだ30トン足りない。あと8時間あれば溶解できる」と言うが、「リスボンを奪還された警察が武力行使に出ても対抗できない。金を持ち出すか、チャンスを逃すかの二択だ」とパルモ。
するとボゴタは、「リスボンを救出したせいで計画が崩れた。計画をダメにするなら救出するべきじゃなかった。もう即興が始まってる。そうやって強盗は命を落とすんだ」と怒りを顕わにし、教授の決断に納得できない様子を見せる。

 

浄化槽で

尋問、拷問

シエラは抵抗した教授の手足をチェーン等で拘束した。
そこへラケルからの連絡が!
ラケルが銀行内にいることに驚いたシエラは、「ラケルはどうやって入った?脱出方法は?金はどうする気?」と尋問するが、黙秘を貫く教授。
「言わなきゃ撃つわよ」と言われても、「脅しには慣れてる」と教授。
するとシエラは教授の左足の甲を銃で撃ち、「脅しじゃない。話しなさい。金を溶かすのはナゼ?」と本気を見せる。
教授は、「粒状に変え持ち出す。下水処理を利用し、水と混ぜてドロドロにする。砂金にすれば泥と紛れて分からない」と話すが、それが真実と思えないシエラは、教授を浄化槽まで引っ張って行く。

教授は、「私を連行してくれ」と言うが、シエラは教授を浄化槽へと突き落とし宙づりにすると、「状況は理解できた?」と拷問で口を割らそうとするが、「私は決して仲間を裏切らない。どんな事態が起きても作戦は実行される。私が死んでも。だから銃を撃ち込め、殺せ!」と叫ぶが、シエラは、「まだよ」と言うと教授を放置して行く。

 

捜査本部

タマヨ警視監

強盗グループにしてやられ、タマヨ警視監は軍隊を準備するよう指示する。
スアレスは警官隊の応援を呼ぶべきだと進言し、アンヘルも、「国内の問題は警察に任せるべきだ」と意見するが、「これは国家の安全保障問題だ。兵士を呼ぶ!」とタマヨ警視監。

サガスタ司令官

タマヨ警視監はサガスタ少佐に直接電話し、突入の指揮を執って欲しいと頼む。
当初は、自分の任務ではない拒否していたサガスタ少佐も、命令だと言われ、自分のチームを使う条件で出動を受け入れる。

ねつ造
拘留中のラケルが裁判所から刑務所へ移送中、何者かによって連れ去られてしまった
捜査本部はまだラケルがスペイン銀行に侵入したことを知らない

連れ去られたラケル強盗グループと合流することがあれば警察の大失態だ。

タマヨ警視監はこの失態を、「シエラが強盗グループに協力したんだ。スパイはシエラだ」と言い出す。
責任をすべてシエラに取らせようと言う考えなのだ。
驚き、証拠があるのかと聞くスアレスにタマヨ警視監は、「ないなら作ればいい」と。
●シエラがラケルと共謀した証拠をねつ造
●ナイロビの解剖を中止し検死報告書を改ざん
を指示する。
そのあまりの暴挙にアンヘルは、「法に反する。犯人以上に悪質だ。私は捜査から降りる。協力を強要するなら関係者に告発する」と出て行こうとするが、「告発だと?ペテン師はキミだろ。教授の居場所を知っていたのに黙ってた!」と王立造幣局内事件を持ち出しアンヘルを責めると、「交渉をはじめろ。警部に昇格させてやる。降りることは許さん、命令だ」とタマヨ。アンヘルは、「それなら私のやり方でやります。法は犯さない!」と言う。

 

マルセイユ

パリ作戦を成功させたマルセイユは、警察の追跡を逃れるミッションを追考中だ。

警察戦闘機はマルセイユのヘリを追跡、その距離11分まで迫っていた。
ヘリ狙撃も可能な状況だったが、タマヨ警視監はパイロットの確保、逮捕を命令する。

その頃マルセイユは、グァダラハラの農場に着陸していた。
農場に急行するパトカー。
タマヨ警視監らは捜査本部のその様子をライブで見守る。

農場にいたのは2人の農夫。捜査官はふたりをひざまずかせると、ヘリを確認するが無人だ。

この農夫は協力者ベンジャミンとボリス
教授は事前講義で、この状況を想定し、ベンジャミンたちの動きを指示していた。

ベンジャミンは、「あんたらの仲間がヘリが突っ込み羊が死んだ」と猛抗議をはじめるが、大尉から、「ヘリの操縦士はどこへ行った?」と聞かれ、「ヘリにはひとりだった。クルマにいた男とふたりで逃げた。赤のボルボだ。アルバレケ方面に向かった」と証言する。

その情報にタマヨ警視監は、裁判所から消えた赤のボルボと断定。
全部隊と大尉にボルボを追えと命令を出す。

カーレースが始まった。
検問所でボルボを止めた捜査官。
しかしクルマを運転していたのは、妻を誘拐された男だった。

パリ作戦で裁判所からラケル奪還したクルマが赤のボルボ。しかしそのクルマは美容院で誘拐され、ラケルとすり替えられた女性のクルマだ。そして農場を出発したボルボを運転しているのは、その女性の夫。

タマヨは苦虫かみつぶし、「出し抜かれましたね警視監」とアンヘル。

その頃農場では、しつこく弁償を要求していたベンジャミンは、仕事に戻れと言われ、諦めて農作業に戻りはじめていた。
農作業車に乗ったベンジャミンとボリスを運転席で待っていたのはマルセイユ。
マルセイユは無事に逃げおおせたのだ。

 

終わり

定期連絡時間になり、再びリスボン(ラケル)は教授に呼びかけるが、応答がない。
不安になるリスボン。
その頃シエラは、貯水槽に宙づりにしていた教授を連れ戻し、無線に出るよう促していた。

「教授だ」と応答が!
安堵したリスボンは、「パリ作戦は成功した。1時間以内にローマ作戦を開始し、吸引をはじめる」と報告するが、「吸引はしない。私と話すのはこれが最後だろう。貯留槽の場所が見つかった」と教授。

【スペイン銀行強盗計画、準備段階】
「貯留槽が見つかったらどうなるの?」と聞くラケルに、「終わりだ」と教授

教授の言葉を思い出し愕然とするラケル。
その時、「オラ!各都市の皆さん。終わりよ。犠牲は覚悟の上でしょ?」とシエラの声が!
「最後の言葉は?」とシエラに促され教授は、ひとりずつ名前を挙げ、「すまない」と謝り、無線は切れた。

 

形勢逆転?

想定外の展開に言葉を失い呆然とする仲間たち。
トーキョーは、「代替案は?教授なら用意してる」と言うが、「今回はない。金を持ち出す方法は1つしかない」とリスボン。
その時、スペイン銀行前に軍隊がやって来た。

窓からそれを確認したトーキョーたちは、終わりを覚悟するが、教授は軍隊の登場に薄く笑み、シエラはフリーズする。

 

【過去】ベルリンのはなし

作戦の4年前

デンマークのコペンハーゲンで息子と再会したベルリン。
父としての自覚がないベルリンは、息子が産まれ、人生が変わったことを恨み、長く疎遠になっていた息子ラファエルとやり直すために再会したのだ。
しかしベルリンは、新妻タティアナを呼び、ラファエルを強盗グループに誘いはじめる。

「そのために愛しているフリをしてボクを呼んだのか?オレが死んでも構わないんだな」と怒りをみせるラファエルにベルリンは、「オレはお前に自由への道を与える。強盗こそが真の解放者だ。そのための代償なら惜しくない」と持論を展開するが、ラファエルは、「築き上げた人生のすべてを一瞬で失うぞ」と言う。

ラファエルはサイバーセキュリティー専門のエンジニア。ベルリンはラファエルのマサチューセッツ工科大学の授業料を出したが、強盗グループのメンバーにするためだった。

 

 

感想

スピーディーで、内容が濃いからレビューに時間がかかってしまいます~
でもシーズン5前半も、面白いです。

シーズン5は全10話で、現在は5話まで配信中。
後半の5話は12月配信のようです。
ん~、だったら12月まで待って見れば良かったかー・・・とちょっと思ってますが。
なんとシーズン5がファイナルシーズンなんですって
マジか~・・・
そうなると果然気持ちが変わってきますね。

実は個人的になんか展開読めたかも・・なんて思ってて。
私の予想は、教授を追い詰め、強盗犯の計画を把握し、一気に解決に出ようと考えているが、タマヨ警視監によって悪役に仕立てられた事実を知り、愕然とする。そんな時に、産気づき、教授に頼るしかなくなる。教授も自分のことを顧みずシエラをヘルプする・・・こんな感じ。

これが当たるかどうかは、このシーズンで分かりますね(笑)

ベルリンの息子ラファエルの話は流そうかなと思いましたが、まさかラファエル演じるパトリック・クリアドがこれだけの出演と思えず、一応まとめておきました(笑)

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