ハンドメイズ・テイル シーズン3 #3 悪夢

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フレッドとニックが再び登場。

 

#3 悪夢 Useful あらすじ

女中(マルタ)たちのレジスタンス活動は失敗に終わった。
ローレンス家で開かれた集まりで、ジューンはオブジョセフとしてフレッド、ニックと再会、そこでローレンスはジューンにいくつかの試練を与える。

相関図

まとめ

レジスタンス、その後

町には異端者として処刑された女中(マルタ)が吊されていた。表向きは【異端者】だが処刑されたのは全員レジスタンスの仲間。ジューンは処刑者の中にコーラを捜すが、彼女の遺体はなかった。

新しい使用人

ローレンス宅に新しい女中(マルタ)シエナが加わった。
ローレンスは使用人の忠誠心を見極めようとする。

 

ローレンス宅に集まった司令官たち

ローレンスはギレアド建国の立役者だが変わり者で会議に出席しないため、時折司令官たちがローレンス宅に集まる行事が行われているらしかった。
ジューンは準備に忙しい女中(マルタ)に代わり来客を迎えようとするが、「それは侍女の領分ではない」とローレンスにピシャリと言われてしまう。

再会

当然来客の中にはフレッド・ウォーターフォードもいた。屋敷の火事以来の再会に、セリーナの様子を聞くジューン。フレッドは、「キミのおかげで色々あって苦しんでいる」と言うと、オブジョセフとなったジューンに、「ジョセフは興味深い男だ。ギレアドを建国に導いたが腹の底が読めない。彼はサバイバーで私のように感傷的ではない」と言う。ジューンは、「あなたは慈悲深い。あんなことをした私がまだ生きてる。これからも感謝し続ける。だからローレンスと暮らす上で役に立つ情報を教えて欲しい」と頼むが、ふたりが話しているのに気づいたローレンスは、「以前はオブフレッドだったな、戻りたいか」と言い出す。ジューンにとってローレンスは掴みどころのない男だった。

思い知らされた立場

ローレンスから会議中の給仕を命じられたジューン。(本来侍女の業務ではない)
部屋に入ったジューンはそこにニックがいることに驚き、ニックもジューンに目線を動かすが、ローレンスはふたりが視線を合わせたことを見逃さなかった。
ローレンスは、「来週から大規模な【救済の儀】を始める。テロリストの影響を受けた女性をコロニー送りにせず厳しく罰し、国民への見せしめにする」と言うカルフーン司令官に、「女は使えることもある。慰みにもなる」と言うと、突然、「オブジョセフ。キミは以前編集者だったな、悪いが本を取ってくれ」と言い出す、女性が字を読むことは禁じられていたいるギレアドで、ローレンスは皆の前でジューンを試しているのだ。

司令官たちがジューンに注目する中、ローレンスの指示どおりの本を取り、ひざまずいて渡したジューンに、「下がれ」と命じるローレンス。ジューンは部屋を出ようとするが、「やはり使える」と言うローレンスの発言に司令官たちから笑いが起こる。ジューンは屈辱に唇を噛みしめる。

 

セリーナ

傷ついて

セリーナは実家に戻っていた。
指切断の罰を受け、ニコールを失ったセリーナはボロボロだったが、セリーナの母親は、”祈りの集い” に参加するよう促す。リタはセリーナに尽くし、失くした指のカバーを作成、「奥様は乗り切れる」と励ます。

セリーナは大勢の司令官夫妻の輪の中に座るよう促され、「赤ん坊が戻り、夫婦がやり直せるように。妻は夫に尽くすように」と祈りを与えられた。

セリーナは母親に、「”祈りの集い”に出たくなかった。フレッドの元へは帰りたくない」と訴えるが、「あなたは恵まれているのに甘ったれてる。この世に居場所はフレッドの側しかない。冷静になりなさい」と咎められてしまう。セリーナはフレッドとの関係、ニコールを手放した苦しみを母親に理解して欲しかったが、「赤ちゃんのことで自分を哀れむのは止めなさい。手放したのはあなたよ、それに実の子ですらない」と言われてしまう。

 

ジューンとローレンス

駆け引き

ローレンスとの関係を構築しようと真夜中、お茶の用意をして書斎を訪ねたジューンに、「キミは友だちを作るのが上手く、人に影響を与え、親近感を覚えさせる」と評価。ジューンは色仕掛けでローレンスに迫ろうとするが、「ほんとにフレッドはこれに引っかかったのか?女は身体で定義されることを嫌うクセに目的のためには身体を使う」と見透かしたような発言をする。ジューンは、「誤解だわ、男が勝手に溺れるだけ」と返すが、「ウォーターフォード家はキミのせいでボロボロだ。フレッドは降格、セリーナは指を失い、赤ん坊はさらわれた。私も口説き落とせると思ったか」と言い出す。ジューンは、「あなたは正しいことをしようとする。あなたはエミリーを助け、女中(マルタ)のレジスタンス活動も見逃した」と言うが、「エミリーを救ったのは彼女が賢いからだ。いつか世のためになる仕事をする。キミも賢ければ逃げてた」と逃走しなかったことを批判するが、「娘を置いて行くことなどできない。私は母親」とジューン。だがローレンスは、「その子の母親はマッケンジー夫人だ。彼女は素晴らしい人物だ。アフリカの孤児を支援していた。キミは人を救ったことがあるのか?キミは誰も読まない本を書き、病気の子どもを放置するような女だ。無価値だ」と言い放つ。

痛いところを突かれたジューンは、「その本を書いたのはあなたよ、あなたの書いた本のせいで人間が処刑されていく。あなたの本がなければ世界はもっとよくなっていた。あなたはその罪悪感から時々良いことをするのよ」と責め立てるが、ローレンスはそれには答えず、突然、「行くぞ、ドライブだ」とジューンを連れ出す。

ジューンが見た現実

ローレンスがジューンを連れて行ったのは、檻に入れられた女性たちが大勢いる場所だった。

「”救済の儀”は取りやめになったが彼女たちは明日、コロニーに送られる。欠員の5人だけ女中(マルタ)として残せるよう手を売った。キミがこの中から5人を選べ。女中になる価値のあるものを」と言うと、女性たちの資料を手渡すが、「死ぬべき人はいない」とそれを拒否するジューン。ローレンスは、「キミが選ばないと皆、死ぬ」と言うが、ジューンは、「彼女たちを殺すのは私じゃない。あなたやギレアドよ。とにかく選ぶのはお断りよ!」とその場を去ってしまう。あまりにも厳しすぎる現実を受け止められないジューン。

 

ニックとの別れ

夜中、ローレンス宅を訪ねたニックはベスの手引でジューンと秘密裏に会うことに。
ジューンは、「司令官ならハンナと私を逃がして」と頼むが、「できない」とニック。ローレンスとの関係に苦しむジューンは、「何ができるの?私の役に立って」と苛立ちをぶつけるが、「シカゴに派遣される。前線だ。お別れを言いに来た」と言われ、「そこで死ぬのね、さよなら」とニックを突き放すが・・・愛する気持ちは変わらず、ニックを部屋へ招き、最後の夜を過ごした。

 

ジューンを訪ねて来た人物

セリーナがジューンを訪ねてきた。
「ニコールを思い出して毎日苦しい」と吐露するセリーナとニコールのことを思い出して語り合ったジューンは、「あなたの行いは母親にしかできないことだった。でも考えて欲しい。このギレアドに自分の子どもを手放すよう強いられた母親のことを考えて欲しい。私たちにできることがあるはず。助け合わないと。彼らは頼れない。味方じゃない。その恐怖心を力に変えて。私たちは思っている以上に強い」と励ます。

一度は命を絶とうとしたセリーナだったが、改めて戦う覚悟を決めると、迎えに来たフレッドを無視した。

 

ジューンの覚悟

ジューンは、「資料から5人の女中(マルタ)を選んだ」とローレンスに報告すると、ベスに、「レジスタンスに5人の女中(マルタ)が加わる。エンジニア、IT技術者、記者、法律家そして泥棒よ。私が選んだ」と伝える。

ジューンは、時が来たら私たちは立ち上がると前を見据えた。

 

感想

今回も、これからへの前章と言う内容だったので、大きな変化はありませんでしたね~。
ちょっとセンセーショナルな感じも、衝撃も減り気味なのか、こちらが慣れっこになっているのか、難解さだけが残る内容になりつつありますが・・・
ジューンとニックの関係は切ない。前線に行くとニックは戦死する可能性もある。
ジューンの本来の目的は、ハンナを奪還して夫ルークの元に戻ることだけど。

落ち込むだけ落ち込んだセリーナさん。ようやく立ち上がったようですね。
フレッドが迎えに来たのも完全無視で突き進み出しました。
さて、彼女たちの反撃はここからかな?

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