ハンドメイズ・テイル シーズン3 #3 悪夢

ハンドメイズ・テイル
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いよいよWOWOWでも「ハンドメイズ・テイル」の放送が10月から始まりますね~。
ハマる人はハマるけど・・・と言うコアなドラマではありますが、ファンが増えたら良いなと思います

 

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#3 悪夢 Useful あらすじ

女中(マルタ)たちのレジスタンス活動は失敗に終わった。
ギレアドでも大物であるローレンス宅に、司令官たちが集まることに。
ジューンはそこで、フレッドとニックと再会する。
ローレンスはジューンに試練をいくつか与えるが・・・

 

まとめ & 感想

女中(マルタ)コーラと、レジスタンスのその後

町には異端者として処刑された女中(マルタ)が吊されている。
表向きは異端者だが、彼女たちはレジスタンスのメンバーだった。
ジューンは処刑者の中にコーラを捜すが、彼女はいなかった。

ローレンス宅には新しい女中(マルタ)シエナが加わった。
ベス(女中)は、伝言を受け取っていないか?とジューンに聞くが、ジューンはレジスタンスに関わった女中は全員処刑されたんだろうと言う。
コーラの行方は分からなかったが、コロニー送りにされたのかも知れなかった。

ベスはローレンスの態度ひとつで決まる自分の運命を「私たちは使い捨てだ」と言い、ジューンは、生き延びるためには、力のある味方が必要だと思い知る。

 

来客

ギレアドの中でも大物であるローレンスの屋敷に来客が来ることになる。
ジューンは、迎え出ても良いか?とローレンスに聞くが、皮肉交じりに侍女であるジューンにその資格はないと言われてしまう。

来客の中にウォーターフォード司令官を見つけたジューンは、セリーナはどうしているか?と聞くが、「キミのおかげで色々あって苦しんでいる」と言われてしまう。
フレッドからローレンス家での待遇を聞かれたジューンは、ローレンス司令官について聞く。
「興味深い男で、ギレアド建国に貢献し、我々の指針だが、腹の底が読めない。彼は私のように感傷的ではない」とフレッド。
ジューンは、「あなたは憐れみ深いだけです。あんなことをした私がまだ生きてるんだから。これからも感謝し続けるが、もう仕えられない。ローレンスの情報があれば教えて欲しい」と言う。
ローレンス司令官は、ふたりが話しているのを見て、やってきて圧力をかけるのだった。

会議で思い知らされた立場

ローレンスは、会議中の給仕をジューンにするよう指示した。
ジューンが給仕するため部屋に入ると、そこには司令官に昇進したニックがいた。

ある司令官が、来週から大規模な ”救済の儀” を始めると言う。
テロリストの元にいた女たちをコロニー送りにせず、ギレアドの女たちに影響が及ばぬよう厳しく罰すると言う。
ローレンスは「女は使えることもある。慰みにもなる」と言い、「オブジョセフ。編集者だったな、本を取ってくれ」と言う。
女が字を読むことを禁じられているギレアド国。ローレンスは皆の前でジューンを試す。
ジューンはローレンスの指示どおりの本を取り、ひざまづいて渡した。
「下がれ」と指示されたジューンが部屋を出ようとすると、「ほらな、使える」と言うローレンスと、司令官たちの笑い声が聞こえた。
ジューンは屈辱に唇を噛みしめた。

セリーナ

セリーナは実家に戻っていた。
指切断の罰を受け、ニコールを失ったセリーナは、ボロボロだったが、セリーナの母親は、”祈りの集い” に参加するよう促す。
女中(マルタ)のリタはセリーナに尽くし、「奥様は乗り切れます」と励ました。

大勢の司令官夫妻の輪の中に座り、セリーナは祈りの儀式を受けた。
「赤ん坊が戻り、夫婦がやり直せるように。妻は夫に尽くすように・・・」と。

真夜中の海に立ち、泣くセリーナ。
自宅に戻ったセリーナは、母親に”祈りの集い”に出たくなかった。フレッドの元に戻りたくないと言うが、母親は「あなたは恵まれているのに甘ったれだ。フレッドはあなたの命綱よ。冷静になりなさい」と言う。
ニコールを失った悲しみを母親に分かって欲しいセリーナだったが、母親は「赤ちゃんのことで自分を哀れむのは止めたら?手放したのは自分よ。それに実の子ですらない」と言い放つのだった。

 

ジューンとローレンスの駆け引き

真夜中、お茶の用意をしてローレンスの書斎を訪ねたジューン。
ローレンスはジューンを友だちを作るのが上手く、人に影響を与えたり親密になったりするのも上手いと言う。
ジューンは色仕掛けでローレンスに迫るが、「フレッドはそれに引っかかったな」とローレンス。

「ウォーターフォード家はキミのせいでボロボロだ。フレッドは降格し、セリーナは指を失い、赤ん坊はさらわれた。報いを受けさせたのか?」と言う。
ジューンは、「ギレアドの誰も報いを受けていない」と答える。
ローレンスは、フレッドとセリーナがキミの狙いを見抜けなかったとは驚きだと言うが、「私は心に従っただけ」とジューン。

「あなたは正しいことをしようと努力する。だからエミリーを助け、女中(マルタ)のレジスタンス活動も見逃した」と言うが、ローレンスは、「エミリーを助けたのは、彼女は賢く、いつか世のためになる仕事をするからだ。ナゼお前は戻った?キミは愚かだ」と逃走しなかったことを批判した。

ジューンは娘を置いて行くことなどできない。私は母親なんだと主張するが、ローレンスは、マッケンジー夫妻がいる。彼らは素晴らしい人間だ。キミは誰も読まない本を書き、病気の子どもを放置するような女だ。無価値だ指摘する。

痛いところを突かれたジューンは、あなたの書いた本のせいで、人間が処刑されていく。あなたの本がなければ世界はもっとよくなっていた。あなたはその罪悪感から時々良いことをするんだ(エミリーの逃走を助けたり、女中の活動を見逃したり)と責め立てた。

ローレンスはそれには答えず、突然、「行くぞ、ドライブだ」とジューンを連れ出す。

 

ジューンが見た現実

クルマで連れて来られた先でジューンが見たのは、檻に入れられた女性たちだった。
「”救済の儀”は取りやめになった。彼女たちはコロニーに行く。5人を除いては。女中(マルタ)の欠員5人だけは残すように手を打った。キミがこの中から5人を選べ。女中になる価値のあるものを」そう言って女性たちの資料を手渡すローレンス。
ジューンは、誰も死なせたくないと選ぶのを拒否する。
「キミが選ばないと皆、死ぬぞ」ローレンスは脅すが、「彼女たちを殺すのは私じゃない。あなたやギレアドよ。とにかく選ぶのはお断りよ!」
ジューンは、あまりにも虚しく厳しすぎる現実を受け止められないのだった。

 

ニックとの別れ

夜中、ニックはローレンス宅を訪れる。
秘密裏にジューンの部屋を訪れたニックは、前線に派遣されることになった。シカゴだ。最後に会いに来たと言う。
最初は冷たくあしらったジューンだったが、ニックを部屋へ招き、最後の夜を過ごした。

 

ジューンを訪ねて来た人物

セリーナだった。
セリーナはニコールを思い、毎日苦しいと吐露する。
ふたりはニコールのことを思い出して語り合い、「セリーナの行いは母親にしかできないことだった。だけどもっと出来ることがある。助け合うの。彼らは頼れない。彼らは味方じゃない。もっと頑張らないと。私たちは思っている以上に強いわ」と励ました。

一方、フレッドは娼館で、娼婦相手にセリーナへの愛の言葉を練習する。

セリーナは命を絶とうとするが、戦う意思を固め戻って来た。
セリーナを迎えに来たフレッドを無視して・・・

 

ジューンの覚悟

ジューンはローレンスに5人の女中(マルタ)を選んだと資料を渡した。
そしてベスに、「レジスタンスに5人の女中が入るわ。エンジニア、IT技術者、記者、法律家そして泥棒よ。私が選んだ」と言うのだった。

ジューンは、時が来たら私たちは立ち上がる。待ってて・・・と前を見据えた。

 

今回も、これからへの前章と言う内容だったので、大きな変化はありませんでしたね~。
ちょっとセンセーショナルな感じも、衝撃も減り気味なのか、こちらが慣れっこになっているのか、難解さだけが残る内容になりつつありますが・・・
ニックは前線に行くと言うことで・・・
もしかしたらもう登場はないのかも?
それはそれでなんか淋しいな。
そりゃジューンは娘ハンナを奪還して夫ルークの元に戻ることが1番の目標ではあるのだけど・・・。

落ち込むだけ落ち込んだセリーナさん。
ようやく立ち上がったようですね。
フレッドが迎えに来たのも完全無視で、突き進み出しました。
さて、彼女たちの反撃はここからかな?

 

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