ブレイキング・バッド3 #10 かなわぬ最期(相関図あり)

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海外ドラマブレイキング・バッド

麻薬カルテルにがんじがらめになった今、ウォルターは、やめるべきだった時を思い返す

 

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#10 かなわぬ最期 Fly あらすじ

不眠に苦しむウォルター。ジェシーは、ブルーメスの生産、機材のメンテナンスに追われる毎日に、嫌気がさしている。そんな中、ウォルターはラボに1匹のハエが飛んでいるのに気づき、退治しようとするが・・・

 

相関図

まとめ

ウォルター

最近眠れないウォルター

 

ラボで

合わない

ブルーメス生産作業はキツかった。その上、機材のメンテナンスまでしなければならず、それは重労働で、ジェシーの愚痴は止まらない。
その上ウォルターは、ブルーメスの生産量と出荷量が合わないことに気づく。
「半ポンドが消えてる。無視できない量だ」と言うウォルターに、「残留物の計算を加えてないだろ、それだろ」とジェシー。ほんとうはジェシーがブルーメスをくすねているのだが。

ハエ

ジェシーが帰ったあと、ウォルターはラボにハエが1匹入っているのを見つけ、退治しようとハエと格闘する。
中々始末できないハエ。ウォルターはハエを追いすぎて階段から落ちてしまう。

翌朝、ジェシーが出勤すると、ラボの空調は陽圧換気法に変えられていた。
ウォルターは、「ラボが汚染されてる。ハエを駆除し、ラボが清潔に保たれるまでメス精製はしない」と言い、手製のハエタタキを持ってハエ駆除に躍起になる。
その様子にジェシーは、ドラッグでラリってるのか?と疑うが、ウォルターは一晩中ラボにいて、眠っていなかった。

タイマーが鳴り、メス精製の時間が来ても、「ハエを駆除してからだ」と譲らないウォルター。
ジェシーは、やってられないとばかりにメス精製を始めようとするが、ウォルターは絶対に許さない。
そんなとき、偶然にもハエはウォルターの頭に止まった。

ウォルターはジェシーを呼ぶと、「慎重に近づいて、コイツやれ!」と。
ジェシーはハエタタキでウォルターの頭を狙うが失敗してしまう。
ウォルターは、「ハエは素材をダメにする。完全に始末してはじめて製品を作れる。失敗すれば・・・殺される。もう失敗は許されない、彼らを相手に」と。
ハエのことから話しはウォルターの今の状況を憂う言葉になっていた。

精神的に追いつめられているウォルターを見て、「気分転換に外の空気を吸いに出よう」とジェシー。しかしウォルターは、「手伝う気がないなら邪魔をするな!」とジェシーをラボから締め出してしまう。

怒ったジェシーは仕返しに、ラボの主電源を落とし、ハエ退治に使えそうなものを買って戻ってきた。
ウォルターはその中から、”非毒性ハエトリ紙”を使うことに。ラボ中にハエとり紙を吊るしまくる。

そしてジェシーは、「ずっと寝てないんだろ?コーヒーを飲めよ」と言うと、コーヒーに睡眠薬を入れるが、それを飲んでも眠そうにしないウォルター。
ジェシーは肺ガンを患った叔母さんが脳転移したとき、取り憑かれたように執着し、人が変わったようになったと言う。それを聞きウォルターは、「検診で問題なかった。だが、完璧な死期を逃した。長く生きすぎた」と言い出す。

家族に十分な蓄えを残したいそれ一点ではじめたメス精製。
【そのとき=死ぬとき】はいつだったかと話し始める。
そしてウォルターは、ジェーンが亡くなった夜、バーでジェーンの父親ドナルド・マーゴリスと隣合わせ、会話したと言い、「カレから家族なら諦めるなと言われ、カレの助言どおりした。この偶然は一体何を意味するんだ?あのとき、お前の家に行くんじゃなかった。あのとき家を出るんじゃなかった。あのとき、人生の幕が閉じていたら・・・完璧だったのに」と。

ジェシーは朦朧とするウォルターを椅子に座らせる。
そのとき天井にハエが止まった。
ジェシーはハシゴを使い、ハエを退治しようとする。

ウォルターはハシゴを押さえながら、「ジェシー、すまない。ジェーンのことだ。ほんとうにすまない」と謝るが、真実を告白することはできなかった。

ウォルターから、「もういい、仕事をしよう」と言われ、ハシゴを下りたジェシーは、目の前に止まったハエを仕留めた。
「やったぞ!先生見たか!」と言ったとき、ウォルターはイビキをかいて寝ていた。
ジェシーはウォルターを休憩室へ運び、ソファーに寝かせると、ひとりで作業をする。

 

わかっていたウォルター

ジェシーのおかげで今日のノルマを達成、退勤時間に。
クルマに乗ったウォルターはジェシーを呼び、「ラボでは話せなかったことがある。あそこは盗聴されてる可能性がある。メスが半ポンド足らない件だ。責めるつもりはない。だが連中に見つかったら・・わかるだろ?いくら私でも庇いきれない」と警告する。しかしジェシーは、「取ってねぇよ」と言うのだった。

 

感想

今回のエピソードはこれまでになくシンプルでした。
場所はほぼラボ。登場人物はウォルターとジェシーだけ。
【もう引き返すことができない】とハッキリわかったウォルターは、死んでも良かった瞬間を思うと言うストーリー。
ウォルターの部屋は盗聴、盗撮されてるのかな?

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