ギレアドに絶望しか感じない。シーズン2に入ってギレアドの残酷さがフルスロットル
#5 種 Seeds あらすじ
ギレアドの儀式によってニックとの関係を断たれジューンの精神状態は極限状態に。一方コロニー送りにされたジャニーンはコロニーでの生活に慣れようとするが、そのせいでエミリーの怒りを買ってしまう。
相関図
まとめ
ウォーターフォード家
壊れた心

真夜中のキッチンで虚ろな目で隠し持っていた女性たちの手紙の束を焼き捨るジューン。それを見たニックは水をかけ、「何をしてる?」と声をかけるが、ジューンは、「持ってたらダメだから」と言うと燃え残った手紙の束を放置したまま部屋へ戻ってしまう。
リディア
相変わらずウォーターフォード家へと足繁く通い、ジューンの体重や腹囲を計測、順調な経過に満足気なリディアにセリーナは、「医者の領分では」と指摘するが、「出過ぎたことと思ってるようですが、妊娠中に気をつけることで医者にはわからないこともある。オブフレッドはすっかり良い娘になった。あの娘を諭すのは簡単ではなかった。赤ちゃんのために良い関係を保ってください」と注文をつけるリディア。

セリーナ
安産のためにとジューンを散歩に誘ったセリーナだが、何を話しても、「はい、ウォーターフォード夫人」としか言わないジューンに、「お腹の子に私の声を聞かせたいの、会話して」と要求。だがジューンの態度は変わらない。実はジューンはトイレで子宮から出血しているのに気づいていたがそれをセリーナに隠していた。

ニックはジューンを心配し、「侍女の精神状態が心配です。医者に見せるべきでは」と進言するが、セリーナに、「必要ない、侍女に構わないで」と言われてしまう。

これ以上ニックとオブフレッドとの関係が深くなるのはマズイとセリーナは、「ニックが侍女を気にしてる」と不満気に報告するが、フレッドは、「ふ~ん」と言うだけ。

フレッド
だがフレッドはしっかりセリーナの話しを聞いていた。
フレッドはプライス上級司令官に、「我が家の運転手ブレインは優秀で忠実だ。ニックを昇進させてやって欲しい。ワシントンへ転属させてはどうかな」と提案するが、「信頼できるのに手放すのか?私なら手元に置いておくがね」とプライスに牽制されてしまう。

守護者を支える祭典
子宮からの出血は続いていたが、ジューンはそれをセリーナに報告せず、守護者たちを讃える祭典”大いなる祈りの祭典”に参列する。
祭典では守護者を讃え、彼らに妻が贈られた。それぞれの相手の指に指輪をはめ、ベールをあげるた男たち。「夫婦の誕生です」と言うプライスの声で拍手が起こる。その守護者の中にはニックもいた。
フレッドとセリーナは視線を合わせ、笑みをうかべるが、ジューンは涙を堪える。

ニックの妻

その夜、妻イーデン・スペンサーと共に聖書を読み、愛を誓ったニック。
シャンパンで祝うことになりセリーナは、「夫婦だけで祝いたい。オブフレッド、部屋へ戻って」と容赦ない。ジューンの出血はひどくなるばかり。
倒れていたジューン
初夜を迎えるニック夫婦にそれぞれ手ほどきするセリーナとフレッド。
イーデンはまだ幼い少女だった。
だがウォーターフォードの邸宅から自室へ戻ろうとしたニックが、血だらけで意識を失い倒れているジューンを見つけてしまう。必死に助けを求めるニック
ニック
病院で目覚めたジューン。
おなかの赤ちゃんが無事だとわかりジューンは、「あなたは強い子ね。あなたをギレアドで育てない。あなたをアイツらには渡さない。あなたの未来まで奪わせない。あなたを連れて逃げる。約束する」と誓うのだった。

コロニー
過酷な労働条件の中、毎日人が死んでいくコロニー。
エミリーも奥歯が抜けてしまい、近づく死を実感する。
そんな中、ジャニーンの提案でフィオナとキットの結婚式が行われた。

幸せそうなふたりを見つめるジャニーンをエミリーは外へ連れ出すと、「何を考えてるの?おばにバレたら何させられるかわからない。あなたには生きてて欲しい」と言うが、「働いてここで死ぬだけなら幸せに死んだ方がいい」とジャニーン。だがエミリーは、「ギレアドはあなたの目と私のクリトリスを奪い、牛同然の扱いよ、そこに幸せなんかない」と怒りをぶつける。

程なくしてキットが息を引き取った。コロニーに墓は増えるばかり。
感想
まさかのニック結婚
ほんと10代の少女を結婚させて赤ん坊を産ませるって考え、発展途上国と同じですから!女性の権利も子どもの権利も何もない1世紀を遡るような考えのギレアドって何???




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