韓国ドラマ:怪物 #14 答える

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ドラマはいよいよ大詰め。
今回も相関図は、「ユヨンを殺害した相関図」に14話で明らかになったことを加えて掲載しています。

韓国ドラマ「怪物」は、全16話配信済み。
以下のVODで視聴できます

 

#14 答え

父ハン・ギファンの人事聴聞会でドンシクに逮捕されたジュウォンは、ほんとうの父親と向き合うことに。
一方、ジョンジェはユヨンが死んだ真相を探る。

 

相関図

まとめ

人事聴聞会

ジュウォンの逮捕と計画

監察調査室のドンシクにより逮捕されたジュウォンを父ギファンはただ呆然と見ていた。

だがこの逮捕劇はジュウォンの計画だった
ジュウォンは、「父ギファンは完璧を求める人間で、犠牲と言う言葉を知らない。ボクも同じだと思っているから、自分を犠牲にして攻撃する」と言い、聴聞会で逮捕してくれるようドンシクに頼んでいたのだ。
ドンシクは、「カメラの前で逮捕されたら休職では済まない。人生を棒に振ることになる」と忠告するが、ジュウォンの決意は固かった。
そこでドンシクは、”ジュウォンが黙秘権を行使する”ことを条件に、計画実行を了承したのだった。

【ジュウォンの家族】
警察庁長官となり完璧な人生を手にすることが人生の目標だったギファンは、後ろ盾を手に入れるため、オイル建設の娘と結婚、ジュウォンが生まれたが、夫婦関係は壊れていた。
精神を病み、お酒に溺れる妻をギファンはジュウォンが7才の時に強引に精神病院に入院させてしまう。それ以後、ジュウォンは母親とは会っていない。
ジュウォンの裏切り

監察調査室のドンシクの調査を受けるジュウォンは、”黙秘権を行使する”と言う約束を反故にし、「独断でおとり捜査をし、被害者を出した。容疑を認める」と自白してしまう。
ドンシクは録音を止め、「約束がちがう」と言うが、ジュウォンは、「ボクは約束を破って自首しなかった誰かとはちがう。処罰を受ける」と言う。
結局ジュウォンは、懲戒委員会まで停職に。

ハン・ギファン

怒り

待ち望んでいた聴聞会を”息子逮捕”の現場にされたギファンは収まらない怒りをクォン・ヒョクに向け、「お前はアイツに操られてる」と言うが、ヒョクも、「ジュウォンは次長のことも操ってる。どれだけあなたに忠誠を誓えば信じてくれますか?」と一歩も引かない。

そこへジュウォンがやって来た。
「この野郎・・」と怒鳴る父に、「怒りたいのはボクだ。父さんがスカウトした変人(ドンシク)にボクが捕まった。逮捕されるとは知らなかった」と言う。
だがギファンは、容疑を認めて停職となったジュウォンに、「愚かなヤツだ。出て行け!」と言う。
そんな父親にジュウォンは、「正直に話してくれれば聞きます」と最後の賭けをするが、ギファンは、「オレの前から消えろ!」とジュウォンを追い出してしまう。

ジョンジェ

イ・チャンジンと対峙する

一方イ・チャンジンをユヨンの事故現場に呼び出したジョンジェ。
突然の呼び出しに警戒するイ・チャンジンにト・ヘウォンは、「次長と何を企んでるの?カン・ジンムクを次長と2人で殺したの?」と問い詰める。だがイ・チャンジンは、「もしそうなら告発でもする気か?すればあなたも息子さんも捕まり、再開発も中止になる。むしろあの日、2人を助けた恩返しをして欲しいくらいだ」と言い出す。

だがジョンジェは、「あなたは何もしてない。ボクのクルマを移動させている間にカン・ジンムクがユヨンを連れ去ったんだ。あんたはその事実を隠しとおすためにカン・ジンムクに自殺するよう仕向けたんだろ。ただ理解できないのは留置場のCCDカメラが止まっていたことだ。警察内に協力者がいるってことだな」と言う。そのとき、イ・チャンジンはジョンジェのポケットを探り、ドンシクに繋がっているケータイを見つける。ジョンジェはイ・チャンジンとの会話をドンシクに聞かせていたのだ。

母親(ト・ヘウォン)はそれを知らなかった。

「あの日のことを1番知りたいのはあんた。隠れてないで出てきたらどうだ」と言うイ・チャンジンにドンシクは、「知りたいのあの日のことだけじゃない。ナム・サンベの件も知りたい」と言うが、「何のことかわからない」ととぼけるイ・チャンジン。
そこへ1台のパトカーが向かってきた。
ト・ヘウォンはイ・チャンジンに去るよう言うが、それを阻止するジョンジェ。
するとイ・チャンジンはト・ヘウォンに、「ある人が死ぬまで隠していたト議員の大切な秘密を知ってる。その人のためにも守らないとね」と言う。

イ・チャンジンはジファとドス刑事に連行されて行った。
ジョンジェは母親に、「秘密って何なんだ?」と聞くが、何も答えないト・ヘウォン。

取調べ

取り調べを受けるイ・チャンジン。
クァク係長は、「違法捜査だ」とドンシクを批判するが、ナム・サンベ所長殺害と関係があると知り、目をつぶる。
イ・チャンジンからは有力な情報は得られなかった。
そこでジファは、「私と結婚してたとき、お酒に酔うとあなたは、”再開発が中止になったせいで大金を失った。オレはお偉いさんたちに利用された。汚い仕事はオレにやらせて知らん顔をしやがる”といつも言ってた。その汚い仕事とは何か教えて」と言うが、やはり誤魔化し真実を語らないイ・チャンジン。
そこへジュウォンから違法捜査が行われてると報告を受けたチョン・チョルムン署長がやって来て、取り調べを中止させる。
チョン・チョルムンは、「助かった」と言うイ・チャンジンに、「私も理由があるから助けたんだ。近いうちに電話する」と言うー。

 

ハン・ギファンとイ・チャンジン

尾行劇

警察署を出たイ・チャンジンにハン・ギファンから、「2000年10月15日、1時間後」とメールが入った。
【あの日の現場で会うこと】を意味してると理解したイ・チャンジンは、クルマを発進させるが、ジファの尾行に気づく。イ・チャンジンはジファをまいて約束の場所へと向かう。
一方ギファンも、クルマのナンバー照合でドンシクに尾行されてると気づき、尾行をまき現場へ向かう。

実はこれはジュウォンの作戦だった。
ギファンのクルマに盗聴器を仕掛けたジュウォンはジェイに父親の、ドンシクにはイ・チャンジンの尾行のフリを頼み、「ボクひとりで父を待ちます。必ず連絡します」と約束し、計画実行を頼んでいたのだ。
20年前の事故現場
【2000年10月15日の真実】
イ・チャンジン、ト・ヘウォンと会ったあと、飲酒運転していたギファンは外灯のない道でユヨンを轢いてしまう。呆然とするギファンの前に現れたのはイ・チャンジンだった。
ギファンはイ・チャンジンの指示でカレに処理を任せ、逃げ去っていたのだ。

※ その後、道路に倒れたままのユヨンを、飲酒と薬でラリっていたジョンジェが轢くことに。
  ト・ヘウォンは息子を守るためにイ・チャンジンに処理を頼んだのだったー。

父ギファンとイ・チャンジンの会話を離れた場所から盗聴するジュウォン

イ・チャンジンは、「裏切られるのは不愉快だ。留置場のCCDカメラ映像がメールに添付されてた。カン・ジンムクを殺せと言ったのはあなただ。なのにオレを裏切るのか?」と怒りを向けるが、「あれはチョン・チョルムンの仕業だ。聴聞会でチョンを庇ったのは脅迫されたからだ。アイツは処理した方がいい。今までどおりに」と言い出すギファン。イ・チャンジンは、「チョンはナム・サンベのように呼び出しても来ない。ナム・サンベは銃を用意してた。後ろから襲撃しなければオレが死んでた」と言うが、「知ったことじゃない。うまく処理してくれ」とギファン。そこでイ・チャンジンは、「今回の再開発は成功させたい。だから次期警察庁長官を信じてやりましょう、OKですね?」と念を押すと、「あなたがクルマでユヨンを轢き殺し、逃げた一部始終をカン・ジンムクは見ていた。だからカン・ジンムクを葬って正解だった。このことはト・ヘウォンには秘密にしておきますよ」と脅迫も忘れなかったー。

真実を知ったジュウォンは、ゴルフクラブを持つと、雨の中、歩き出すー・・・

 

感想

まずは、人事聴聞会でドンシクがジュウォンを逮捕したのは、ジュウォンの計画だったと判明してホッとしました。ジュウォンじゃないけど、もうこれ以上誰も傷ついて欲しくないんですよね、私も。

ラストシーン。
父親がユヨンをひき逃げ、それを隠蔽し続けたと知ったジュウォンの顔・・・
父親を憎みながら、どこかで、(そんなひとではない)と信じたかったんですよね
ジュウォンの絶望感が伝わるシーンでした。

 

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