ペーパー・ハウス4 #1 スペイン発、頭脳派強盗団ドラマ(相関図付)

海外ドラマ
海外ドラマペーパー・ハウス

シーズン4(全8話)スタート
9/3~、シーズン5配信決定
それまでにシーズン4をしっかりまとめていこうと思います♪

#1 ゲームオーバー Game Over あらすじ

シーズン3の続き。

【教授とラケル】
●教授は無線から聞こえる情報から、ラケルは銃殺されたと思っている
●ラケルはスアレスによって逮捕、連行

【スペイン銀行】
●シエラはナイロビの息子アクセルを利用し、ナイロビの狙撃を決行
●重傷を負ったナイロビは危険な状態に
●警察の装甲車を使っての突入作戦は、トーキョーとリオが撃ったロケット弾で一旦撤退させた

 

相関図

まとめ

スペイン銀行で

ナイロビの命

狙撃されたナイロビの出血は止まらず、危険な状態だった。
必死に処置しようとするトーキョーたちにナイロビは、「ここから出して。刑務所の方がマシ。死ぬのはイヤ。警察に引き渡してお願い」と言い出すが、トーキョーもヘルシンキもリオもボゴタも何も言ってやることができなかった。

ナイロビの望みを叶えることは簡単なことではないからだ。
ナイロビを警察に引き渡せば、彼女が厳しい尋問を受けることは間違いなかったし、彼女がそれに耐えられる保証などない。彼女が口を割った時。それは彼らの終わりを意味することだった。
実際、警察がナイロビを治療する保証もなかった。

 

【過去】イタリア修道院のアジトで

教授は、「リオが警察から引き渡されたら、第三段階が始まる。”抵抗”だ」と講義していた。
「生きて出られる可能性は皆無だが、私に従えば出られる。そこで大切なのは、”金を溶かすこと”。それがなければ脱出できない。そして、何があっても、何をされても冷静を保つんだ。でなければ、我々の命を危険に晒すことになる」と。
そして、不測の事態に備え、弾の摘出方法など外科的手技を練習させていたのだった。

 

逃走中の教授

同じ頃、ラケルを射殺され冷静さを失った状態のまま教授は、「突っ込んできた装甲車にはロケット弾で撃退したが、死傷者を出した思われる。ナイロビの命が危ない外科医が必要だ」とマルティンから報告を受ける。
教授は警察が外科医を銀行内に送ることはあり得ない。対処するしかないと言い、パキスタンの外科医と連絡を取るよう指示した。

ラケルは生きているが、教授はそれを知らない
「教授は木の上だ」

アンヘルは逮捕したラケルの持ち物から、「教授は木の上にいる。木の上を撃て!」と指示。
教授の狩りがはじまる。
銃声が間近まで迫っていた。
教授は気持ちを切り替え、牧場の牛のエサ箱に隠れる。

 

捜査本部

痛手

装甲車をロケット弾で爆破され、隊員に重傷者を出してしまったタマヨ中佐は、動揺を隠しきれず、追い込まれていたが、「狙いどおりよ、想定内だわ。まだ装甲車は1台ある」と強気のシエラ。
その冷血発言にタマヨ中佐は、「何とも思わないのか?これ以上の重傷者出したくない。キミに拷問させたことがミスだった。裁判にせず反撃の理由を与えてしまった。同じミスはしない」とタマヨ中佐。
しかしどこまでも強気のシエラは、「怖いのね?プリエトみたい。法の力に期待してももう遅いわ」と言うがタマヨ中佐は、「私が法だ。頭を冷やそう。話し合いと休戦を提案するんだ」とシエラ含む捜査官に指示する。

シエラは不満だったが、次の手のために、スペイン銀行前に救急車と外科医を配備をはじめた。

動き出した教授

エサ箱の中で30分熟考した教授は、マルセイユに電話すると、「第2ステージ、ハーメル発動だ」と指示。
マルセイユは2台のつなげたケータイを乗せ、ある方向へとクルマを走らせる
次に教授はアリシアに電話をかける。

アリシアと教授の交渉

教授からの電話にタマヨ中佐は、「アリシア、思いやりを持て。話し合いと休戦だ、いいな」と念を押す。

しかしアリシアが電話に出るなり教授は、「処刑を命令したのはキミか?」と聞く。
「自決だった。彼女は逮捕に抵抗し、元同僚に発砲した。裏切り者のようにね」とシエラ。
教授は、「銀行から脱出する前にキミを破滅させる」と静かなる怒りを滲ませるが、アリシアは悪びれもせず、「街中でロケット弾を使ったあなたたちは今やアルカイダと同じ。外科医は送れない。代わりに医療は提供する。ナイロビを外へ」と提案する。
しかし教授は、「キミたちは彼女を狙撃し殺そうとした。拷問者の手には渡さない」と言う。
シエラは仕方なくタマヨ中佐に従い、「善意として48時間の休戦を提案する」と言うと、教授は、「休戦を受け入れるがよく聞け、彼女は生き延びる。キミらの助けがなくても」と言うと電話を切る。

教授の居場所

教授の通話基地局を調べていた捜査員は、「教授はマドリードにいません。高速道路を走行中、ウェルバあたりです」と言い出す。
タマヨ中佐はアンヘルに電話すると、「非常線を破って教授が動き出した。国道435号を北方面だ。追え!」と指示する。
もちろんアンヘルは、「ワナかも知れません」と言うが、もうそんな言葉は耳に入らないタマヨ中佐。
アンヘルは教授捜索隊に撤退を指示する。

アンヘルが追うことになったのは、2台のケータイを繋げて走っているマルセイユのクルマ

 

スペイン銀行内で

決定権は誰に

教授からの指示を聞いたトーキョーたちは自分たちで処置するしかないと決断。
リオはパキスタンとオンラインを繋ぐ中、「やめてトーキョー。私の命、私が決める。お願い」とナイロビ。
その言葉はトーキョーとヘルシンキを動かした。
マルティンは、「助けるためだ。麻酔をかけろ」と命じるが、「彼女が決める」とトーキョー。
ヘルシンキも、「命令は受けない」と言い出す。

苛立ったマルティンは、「黙れ、ぶっ殺すぞ」と銃口をヘルシンキに向けた。
トーキョーはマルティンに銃口を向け、「彼女が望むなら連れ出す。あんたはもう私たちのボスじゃない」と。
しかしデンバーはトーキョーに銃口を向け、「口を割られたら皆殺しだ。ここで治療するしかない」と言う。
ボゴタはメスの刃をデンバーの首に当て、「外科医がいる」と。
ナイロビは、「息子の命に賭けて口は割らない」と言うが、「拷問されなければわからない」とトーキョーに銃口を向けたのはリオだった。

このループ状態に、「反逆してる場合か?仲間が死にそうなんだぞ!リスボン(ラケル)が30分前に無防備だったのに銃殺された。多数の意見に従って外に出してもナイロビを殺す事になるだろう。だいたい、息子のぬいぐるみで誘い出され狙撃された。外で助かると思うな」と真実を突くマルティン。
その言葉にヘルシンキは、「ここでするしかない」と言うが、「あなたたちの手には負えない。扉まで運んで、止めて」とナイロビは言い続ける。
でももう彼らに選択肢はなかった。
ナイロビは麻酔をかけられた。

指揮を執るトーキョー

トーキョーは、「私が指揮を執る」と宣言。
デンバーには、人質から献血と医療従事者の協力を頼むよう指示し、ダゴタには、金の溶解を進めて指示する。
そしてイスラマバード(パキスタン)と中継を繋ぎ、オンラインで医師の指示を受けながらの執刀が始まった。
総裁も軍医を学んだ経験があると言い、協力する。

しかし、トーキョーが仕切るのが面白くないマルティンは、「どうしてお前が仕切るんだ」と言うが、「あなたは信頼を失くしたの」とトーキョー。
するとマルティンは、「オレなしでどうやって脱出するんだ?」と言うと、「諸君、サラバ」と言う言葉を残しひとり去って行く。

「輸血が必要」

人質から献血と医療協力を求めるデンバー、モニカ。
数人、手をあげた中に女性とアルトゥーロもいた。
元看護師の人質パキタも手伝うことに。

この女性、ずっと気になってるんですよね、まだ不明
アルトゥーロの陽動作戦

輸血協力しながらアルトゥーロはデンバーに、「デンバー、ありがとう。直接、礼を言いたくてここに来たんだ。1番大事なのは息子を育ててくれてることだ。他の男の精子から生まれた子を育てるなんて凄い男だ」と声をかける陽動作戦をはじめる。

明らかな陽動作戦なのに、デンバーはそれを真っ正面から受け取ってしまう。
その時、クロスマッチテストしていたモニカが、「血液型をウソをついたのね?ナイロビが死ぬところだったのよ?」と怒りを顕わにする。
もちろんアルトゥーロは、「すまん、ワザとじゃない」ととぼけて謝るが、「お前は事態がわかってない」とデンバーはアルトゥーロを1発殴ってしまう。
アルトゥーロはここがチャンスとみて、畳みかけるように、「キミが怒った理由がわかる。トイレでの話しを聞いたんだな。彼女と久しぶりに会えて勘違いしてしまったんだ。子どもとどこかで会えると言われてつい」と意味深発言を連発する。
当然、なにひとつモニカから聞いていないデンバーは、「なんの話しだ?」とモニカを責め始める。
モニカは、「何もしていない。忘れて」と言うが、子どもをアルトゥーロに会わせると言ったことが許せないデンバーは、すかさずアルトゥーロは、「彼女は悪くない。私が彼女を見て発情しただけだ」と明らかにしてしてしまう。
完全にアルトゥーロの作戦にはめられたデンバーは、怒りをコントロールできなくなり、モニカが止めるのも聞かず、アルトゥーロをボコボコに殴ってしまう。

あまりの状況に人質たちがドン引きする中モニカは、「一体なんなの?何を抱えているの?人質を撃ったり殴ったり。正気を失う行動はもうイヤなの。どんなトラウマがあるのか知らないけどもうイヤよ。息子を理不尽な暴力に晒したくない」と部屋を出て行ってしまう。

 

アンヘルとラケル

偽装処刑されたラケルはマドリードに護送されることに。
そこへやって来たアンヘル。

あの日以来の再会のふたり。
いつものように軽口を叩くふたりだったが、今は同僚ではなく刑事と犯罪者。

「私が犯罪に関わった理由を聞かないのか」と聞くラケルにアンヘルは、「愛のためだと知ってる」と言う。
アンヘルは警察が”協力取引”を提案するだろうと言うが、「懲役30年は食らう。私の人生は終わりよ」とラケル

 

大事故

マルセイユ

クルマで国道435号を北上していたマルセイユは、事故を故意に起こす。
クルマは横転する大事故だった。
もちろんケガひとつないマルセイユは、教授の血液を残すなど、証拠を残しその場を去る。

【ハーメル計画】とは
信憑性のある証拠を残し、偽の形跡を作る作戦

その後マルセイユはエサ箱に隠れていた教授を救出。
マドリードに向かってクルマで移動を開始する。
途中教授は、ラケルを失った悲しみに耐えかね、慟哭する

アンヘル

タマヨ中佐の指示で、教授を追っていたアンヘルらは、事故車を発見する。
鑑識は、血液は教授のもので間違いないと断定。
かなりの出血量から、重傷と考えられた。
タマヨ中佐はスアレスに現場を任せ、アンヘルにラケルを搬送するよう言う。

スアレスは周辺の病院等、手当可能な施設をしらみつぶしに探しはじめた

 

不測の事態

計画どおりパキスタンとオンライン接続したトーキョーたちは、医師から指示をもらいながらトーキョーの執刀でナイロビの銃弾摘出と、損傷部分切除術をしていたが、肝心なところで突然通信が切断してしまう。
焦るトーキョーたち。
ナイロビの血圧はどんどん下がり始めるー

通信を切断したのはタマヨ中佐
捜査官から、「カザフスタンの衛星で外部と交信している」と報告を受けたタマヨ中佐は、周辺の通信が遮断のリスクを背負ってでも通信遮断の命令を出したのだった。

 

感想

怒濤の中、シーズン3終了。
その続きがシーズン4です。

どうしようもない状況でトーキョーが仕切り、ナイロビのオペが始まったけど、まさかの通信障害・・・ではなく、タマヨ中佐の好判断での通信遮断。
このままじゃマズイよね、ナイロビ。
たぶん、ナイロビの手術までして、死なせてしまったら、もう脱出どころじゃなくなるんじゃないだろうーか・・。
そんな極限状況にあっても、トーキョーが主導権を握ったことが気に食わなかったワケ?
マルティンは、「諸君、さらば」と言って去って行ったけど、どうやって脱出する気???

シーズン3ラストでも、人質の中に気になる女性がいると書いたけど、いよいよ彼女が何者なのかわかる時が来そうです。

とにかく、

強盗グループは、スペイン銀行を無事に全員で脱出することが第1の目的。
そのため教授から、「金の溶解」が必要と言われ、ダゴタはその作業を進めている

今はその状況です。

 

 

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