グレイズ・アナトミー 19 #7 また会う日まで(相関図あり)

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とうとうメレディスがグレイ+スローンを去る日がやって来ました

 

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#7 また会う日まで I’ll Follow the Sun あらすじ

メレディス、グレイ+スローンでの最後の日。医師たちは別れのサプライズを計画。ニックは二人の関係、将来についてメレディスと向き合う。インターンたちは画期的なオペに関わりたいとその権利を競う。

 

相関図

まとめ

全米初の挑戦

生後2週間のアーロ

先天性心疾患(総動脈幹症、心室中隔欠損症)で生まれたアーロは心不全に陥りECMOを装着、心臓移植を待っていたが、奇跡的にドナーが見つかる。だがその心臓は心筋が弱く、移植不可と判断されてしまう。
そこでマギーとウィンストンは、ドナー心臓の主要血管2本をアローの心臓に移植することに。それは前例のない実験的なオペだったがマギーは、「アーロを救うには今はこれは最善策」と言う。
だが母メドウは、「別のドナーが現れるのを待ちたい」と言う。

インターンの戦い

この画期的なオペに入りたいインターンたちにマギーとウィンストンは、「入れるのはひとりだけ。微小血管吻合の出来が良かった人を選ぶ」と課題を出す。
クワン、ジュールス、ミカは血管吻合にトライするが、中々上手くいかない。

ミカはジョーの店にいるヘルムに、「微小血管吻合術のコンテストに勝ちたい。教えて欲しい」と頼む。ヘルムは、「私はもう医者じゃない」と断るが、食い下がるミカに、20ドルで教えることに。支払いできないミカは給仕係をすることで支払うことに。

コンテストに勝ったのは、ミカだった

アーロの両親とアメリア

「オペしなければ数日しか生きられない」と言われても、アーロの両親ウィルとメドウが出した答えは、「次のドナーを待つ」だった。
それを聞いたアメリアは、生きられないとわかっている無脳症の息子を生んだこと、息子の死を意味のあるものにしたいとドナーになったことを話し、「息子に生きるチャンスがあったなら私はそれを選択したと思う」と話す。アメリアの話しを聞いたウィルとメドウはオペを決断する。

画期的なオペ

マギーとウィンストンはミカを加え、オペをする。
オペは無事成功する。

アーロの命を救えたことに充実感を感じるマギーとウィンストン。ミカも、オペに立ち会えたことに感謝する。

 

メレディス・グレイがグレイ+スローン記念病院を去るとき

落雷で火事となったメレディスの家は、屋根裏を消失しただけで済んだ。
そしてボストン移住を決めたメレディスは、今日がグレイ+スローンの最終日だった。

すれ違う心

結局メレディスとニックは、何も話し合わないままだった。
ニックは火事のあとメレディスに電話をしたが、メレディスは電話に出ず、折り返すこともなったと言う。それについて問われたメレディスは、「火事にホテル暮らし、引っ越し・・あまりにもいろんなことがありすぎた」と言うが、「何も言わずに去るつもりだったのか?理解できない。ボクはキミといるためにシアトルへ来たんだ」とニック。するとメレディスは、「私はあなたに”愛してる”と言った。でもあなたは言葉を返さず、ただ仕事を引き受けただけ。私は途切れた関係を取り戻せると思っていたけど、あなたは違うんだと思った。だから相談する気にならなかった」と言う。その言葉にニックは、「ボクが悪いと言うのか?キミが欲しい言葉を欲しい時に言わなかったからか?もういい、こんなのはムリだ」と言うと一方的に出て行ってしまう。

救急搬送されてきた作家テッサ・ホッブス

ニックとメレディスからウィップル手術を受け、退院していたテッサが救急搬送されて来た。
テッサは、「重いものを持ったら激痛が走った。何かが裂けた感じがする」と言う。ルーカスは、激しい腹痛、頻脈、腹部膨隆に低血圧の症状から腹腔内出血を疑い、「すぐにオペ室に運ぶべきだ」と言うが、シュミットから、「血圧は保たれてる。まずはCTが先だ」と言われ、それ以上言えなくなってしまう。

だがテッサは腹腔内出血しており、メレディスとニックによる懸命の処置も叶わず、失血死してしまう。

助けられなかった命

メレディスとニック

テッサを助けられず、関係も膠着状態のメレディスとニック。
ニックは、「スイッチを切り替えるみたいに、気持ちを簡単に切り替えられない」と言うが、メレディスは、「私は仕事を持ち、3人の子どもを持つ大人の女。娘のためにボストンに移住を決めた。あなたが望むなら側に居て欲しい。でも選択を迫られたら、自分を選び、子どもを選ぶ。愛してとすがることはしない」と言いきる。

メレディスとシモーヌ

「ここでやる最後のオペだった。いい形で締めくくろうと思ったのに」と悔しさをにじませるメレディス。

メレディスから祖母について聞かれたシモーヌは、「認知症は悪化してます。もう私のことを孫とは認識せず、娘”デニース”と思い込んでる。姉は母が亡くなった時6才だったから、母の記憶がある。だからツラそうで・・・。私が生まれたことで母が死んだから、姉は私を許せないんだと思う」と苦悩を吐露してしまう。

シモーヌの問題】シモーヌの祖母ジョイスは重度の認知症 そのエピソードはコチラ

そしてシモーヌは、「テッサの遺作を見つけました」と言うとUSBを手渡す。
激痛に死を予感したテッサは、最後の作品をUSBに保存し、カバンの中に入れていたのだ。
USBを受け取ったメレディスは、「テッサが最後の作品を書けて良かった」と言う。

ルーカスの苦悩

テッサを失血死させてしまった現実に、「叔母さんは自分の意見を貫く人だって母さんが言ってた。どうやったらブレずにそれを貫ける?今日、患者が死んだ。自分のカンを信じてすぐにオペをしていれば救えたかも知れない」とルーカス。アメリアは、「私は人がどう思うかよく考えるようにしてる。その上で、自分が正しいと思うことをしてる。ツラい経験からそれを学びやっと目指してた自分になれた。その気持ちを忘れずいれば、次は戦える」とアドバイスする。

サプライズ

グレイ+スローンを去るメレディスのためにサプライズ・パーティーが開かれた。
ベイリーは、「あなたはずっと頭痛の種だった。だけど成長し、今では皆に誇れる愛弟子・・・」と言い、言葉を詰まらせてしまう。
メレディスは皆に送られ、グレイ+スローンを去る。

マギーとウィンストン

マギーとの関係を考え、専門を心臓外科から血管外科に変えようと考えているウィンストン。だがマギーはそれが許せず、「あなたの考えを尊重できない」と反対。だがその話しの途中でメレディスの家の火事になり、話しはそのままになっていた。

前例のない歴史的なオペを二人で成功させたことを挙げ、マギーは、「この局面で、専門を変えるなんて自分の才能をムダにするつもりなの?」と言い出す。
ウィンストンは、「火事が起きる前、キミはボクの考えを尊重できないと言った。それについてキミはまだ謝っていない。ボクの気持ちは変わらない。すべてはキミといるための決断だ」と言うが、「専門を変えるべきじゃない」と自分の意見を押し付け続けるマギー。とうとうウィンストンは、「それならボクも言わせてもらう。ボクを尊重しないキミの冷たさを尊重できない」と言ってしまう。

ニック

サプライズパーティーに出ず、ジョーの店で飲んでいるニックにヘルムは、「病院を辞めたんで言わせてもらうけど、あなたはバカ。メレディス・グレイは別格。彼女はあなたを愛してる。でもあなたはここにいる、バカです」と言葉をかける。

ヘルムの言葉でもう一度メレディスと向き合おうとするニックだが、すでにメレディスは空港へ向かったあとだった。ニックはメレディスを追いかけ空港へ向かうが事故渋滞に巻き込まれてしまう。

メレディスの答え

飛行機に搭乗したメレディスにニックから電話がかかる。
「愛してる。出会った時からずっと愛してる」と気持ちを伝えるニックにメレディスは、「良く聞こえない。もう離陸するの、落ち着いたらまた電話をする」と電話を切ってしまう。

未来への予感

外科部長の席

自分を外科部長候補にしないリチャードに、「私の経歴を知っているか?」と詰め寄るテディにリチャードは、「多大なストレスがある部長職をやってくれるのか?」と打診。テディは、「考えておきます」とはぐらかす。

ルーカスとシモーヌ、そしてミカ

ルーカスがユースホステルにいると聞いたアメリアは、”屋根裏の修理”を条件にメレディスの家のカギを渡すが、そこへシモーヌがやって来た。シモーヌもメレディスから”屋根裏の修理”を頼まれたのだと言う。数日前、ルーカスからのアピールを、ダメだと断ったシモーヌ。それについて、「前の病院で研修プログラムから追い出された時、婚約者ともダメになった。その気がないんじゃないの。ただ、あなたがイヤな思いをするような関係になりたくないだけ」と言うシモーヌに、「お互いそれでOKならいい。同居生活するんだ」とルーカス。

そこへミカが荷物を持ってやって来た。驚くふたりにミカも、「クルマをレッカー移動された。レッカー代と保管代が払えないから住むところがなくなったと話したら、マギー・ピアスが”屋根裏の修理”を条件にカギを渡してくれた」と言う。

その頃、クワンとジュールスはまた関係を持っていた。

 

感想

今回のエピソードでメレディス・グレイ役のエレン・ポンピオが降板となりました。
メレディスは家族でボストンへ移住ですし、フォックス財団のボストンの病院でアルツハイマーの研究をするのですから完全降板、二度とメレディスを見れないと言うワケではありませんが、「グレイズ・アナトミー」のグレイが去るワケですからこのドラマも終焉に向かうと言うことですね。
ドラマは次のシーズン20がファイナルシーズンと告知。メレディスはナレーターは続けると言うことですので、ファイナルシーズンまで声を聞けるのはうれしいことです。

このドラマのファンとしてメレディスファイナルのエピソードに文句を言うとすれば、ニックとの関係でしょうか。子どもを持つ母で、ワンオペで、地位もキャリアもある外科医。その背景は理解してるけど、ニックに対する対応があまりにも優しさに欠けてる。
メレディスぐらいの年齢になれば、愛してるだけで恋愛をできないのはよくわかります。だからこそ、愛していても選ぶことができない人生として別れるのか、状況は厳しくても関係を続けるのかハッキリ決めるべきだったと思います。あの終わり方ではメレディスを空港まで追いかけ、電話で愛してるを伝えたニックがあまりにも可哀想。
メレディスがいなくなった今度からのエピソードはどうなるんでしょうか。気になります。

メレディスの家にインターンのルーカス、シモーヌ、ミカが同居・・・なんか懐かしい風景です。メレディスたちもそんなことしてたな~って。
若い彼らを見ていると、メレディスが辿って来たこれまでを見るようだし、大人になることは抱えることも増えるし、自分の思いだけで動けなくなることでもあるんだなぁとしみじみ思います。

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