”DARK ダーク” 3 ファイナルシーズン #3 アダムとエヴァ

海外ドラマ
海外ドラマDARK(ダーク)
今週のエピソードは
●今回も3人組の殺し屋はある人物を殺害、その指示をしているものがわかります
●別世界の2019年にいるヨナスは、老人マルタから”ヨナスの使命”を聞かされる。
●別世界2019年では、少年遺体の捜査が始まる。

シーズン3 相関図、人物まとめ

エピソード:1 異世界(黒髪マルタの世界)
エピソード:2 1987年版1888年、2020年、2053年、異世界版
エピソード:3 2019年異世界

 

#3 アダムとエヴァ Adam and Eva あらすじ

2019年別世界(マルタの世界)では、山小屋の貯蔵庫(地下室)で見つかった少年遺体の捜査が始まる。
ウルリッヒは自分のこれまでの行動を悔やみ、シャルロッテは貯蔵庫を現場検証してあるものを見つける。
1888年の世界では、別人マルタがヨナスにあるものを渡す。
そしてヨナスは別世界に来た意味を老人マルタから聞くことに。

 

まとめ

時空間を行き来する三人組

タンハウスは、”タイムトラベルして来た未来の旅人が存在する”ことを世間に公表しようと考え、電報を打つため馬車で移動中、殺し屋3人組の襲撃を受ける。
「キミも彼らと同じ未来の旅人なのか?」と聞くタンハウスに答えることなく、殺し屋はタンハウスを絞殺する。

1888年のことと思われる

1888年の世界で

1888年
暴露された真実

工場に戻って来たバルトッシュと別人マルタ。
ヨナスは、「何処へ行ってた?」と責めるが、【アダム=ヨナス】の事実を知ったバルトッシュはヨナスに殴りかかると、「全部ヨナスのせいだ。コイツがアダムなんだ!」と皆に暴露する。

ヨナスはほんとうに別人マルタの世界へ行った記憶がなかった。
「ボクはキミの世界へ行ったのか?」
ヨナスは別人マルタに確認するが、マルタは頷くと、「ワケはわからない。でも私は手紙は書いてない。私を信じて。”シークムンドゥス”って何なの?」と聞く。
ヨナスは、「タンハウスの父親は、死んだ妻を蘇らせようとした。タイムトラベルが世界を救うと信じてた。過ちは事前に防げるものだと。それは救いじゃない。破滅だ」と言うが別人マルタは目に涙を溜め、「私の世界では皆が死んだ。どうしても変えたいの。疑うのはわかる。だから証明させて」と言うと、ヨナスを工場の外へと連れて行き、隠していた最新型タイムマシンの中から核燃料を取り出すと、「最後の1つよ。私が戻れる最後の手段」と言ってヨナスに手渡す。

タイムマシンの起動

ヨナスはマルタから貰った核燃料を使いマシンを起動させ、ダークマターを生成し、ポータルを創ろうするが、それは完成する直前でダウンしてしまう。
肩落とすヨナス・・・その時、皆は別人マルタが消えていることに気づく。
ヨナスは別人マルタの部屋へと急ぐが、もうそこに別人マルタはいなかった。

実は別人マルタは、他にも持っていた核燃料をセットし、新型タイムマシンでワープしたのだった。

2053年9月23日

別人マルタがワープした先、それは2053年の爆発したあとの原子力発電所だった。
動いているマシンを見ている男は、戻って来たマルタに、「無事に渡せたか?」と聞く。
その男はヤケドを負ったアダム。

頷く別人マルタに中年アダムは、「キミの行いは正しい」と言うのだった。

シーズン2で出て来たアダムより少し若い印象のアダムです
アダムの中年と言うことで表記していきます

2019年異世界:11月5日

老人マルタとヨナス

老人マルタによると、異世界は列の誤作動によって生まれた。そして結ばれない運命なのに、ヨナスがマルタを諦め切れない理由は、見えない結びつきがふたりを永久に繋いでいるからで、アダムはそれを断とうとしたのだと言う。
「でも不可能なの。あなたと私は繋がっている」と老人マルタは赤い紐がつけられた聖クリストファーのコインを見せる。
ヨナスも同じものを持っていた。
しかしヨナスは、「だから何なんだ?ボクが来た理由を教えろ!」と苛立ち聞くが、「アダムがすることを見たでしょ?マルタを救うには光を選ぶしかない。そして今の私をつくるのよ」と老人マルタ。
「ボクが?もうこれ以上何もしたくない!使命なんてごめんだ!」
ヨナスは怒りをぶつけるが、「何を望むのか自問してみて。マルタに生きて欲しいのでしょ?。あなたはアダムを信じてどうなった?すべての繋がりを彼女に示しなさい。もう時間がない。するべきことを知るために未来を見せて!彼女は従う」と老人マルタ。

”マルタに生きて欲しい”それだけのためにヨナスは老人マルタに従うことにしたようです。
老人マルタの本当の狙い

老人マルタの元へやって来た殺し屋3人組。
中年男はマルタの前に、3つのアイテムを置くと、「カレの進む道を教えてやれたのに。どんな末路か」と言うが、「カレは周期を断つことを決して諦めない。理解しない。結び目は絶対であり、マルタの死は皆が生きるために必然。始まりにして終わり」と老人マルタ。

アイテムは以下
・ウィンデン原子力発電所制御システムのカギ2つ
・アリアドの本
・懐中時計(シャルロッテへの文字入り)

発電所のカギはヤスミンを殺して奪い、アリアドの本と懐中時計はタンハウスから奪ったようです。
殺し屋3人組を動かしているのは老人マルタだったんですねー。

2019年異世界 :11月14日

2019年11月14日 異世界(マルタの世界)
警察の捜査

ドップラー家所有の山小屋の貯蔵庫(地下室)から発見された少年の遺体の捜査が始まった。
陣頭指揮を執るウルリッヒだが、少年遺体の身元は確定していないものの、学生証は、”マッツ・ニールセン”のものであり、衣服も持ち物(カセットウォークマン)も失踪当時の弟マッツのものであったため、涙を堪えきれなくなる。

「ムリしないで。私たちで捜査する。あなたは家に帰って」と気遣うシャルロッテにウルリッヒは、「遺体が着ていた衣服、持ち物は全部のマッツのものだ。犯人は保管して、33年後の遺体少年に着せたんだ」と推測し、「33年間、弟を捜してた。警官になったのは弟に事件がキッカケだ。当時はアル中の警官による最悪の捜査しかされてない。だからオレは立派な警官を志した。だが、今のオレは家族を裏切り、離婚し、今また不倫してる。・・・終わりにしよう」とシャルロッテとの関係解消を告げる。

当時マッツの捜査担当だったアル中の警官とは、ヨナスの世界では、エゴン・ティーデマンでした
ウルリッヒの行動

ウルリッヒはカタリーナと子どもたちの家へと向かうと、黒髪マルタに、「貯蔵庫(地下室)で何があったのか話してくれ」と言う。

「警察に話したとおりよ、洞窟から音がして、怖くて貯蔵庫(地下室)に逃げ込んだの。誰もいなかったのに、死体が現れた」と黒髪マルタ。
しかしウルリッヒはそれを信用するどころか、「クスリをやってるのか?」と疑いはじめる。
そんな父親にマグヌスは、「出て行ってくれ!」と父親を追い返す。

ウルリッヒと子どもたちの関係は最悪のようです。
ハンナの行動と依頼

その頃ハンナは、昨夜からウルリッヒと連絡が取れないと警察にやって来た。
「家に戻ったかと・・」と言うシャルロッテ。
”女のカン”が働いたハンナは、シャルロッテの雰囲気が変わったと指摘すると、ハグするフリをしてシャルロッテの匂いを嗅ぎ、ウルリッヒの浮気相手がシャルロッテだと確信する。

その後ハンナは、原子力発電所所長のアレクサンダー・ティーデマンを訪ねる。
レジーナへのお悔やみを伝えたあとハンナは、「取引に来た。あなたのモノを返すわ」と言うと、ビニール袋をデスクの上へ置いて見せ、「中身は隠してある」とハンナ。
「目的はなんだ?カネか?」と聞くアレクサンダーにハンナは、「シャルロッテを破滅させて。完全に」と言うのだった。

別世界になっても、ハンナはやっぱりクズですね~。
ハンナが見せたビニール袋は、1987年に青年アレクサンダーが森に隠した銃とパスポートの入っていた袋です。
https://nagidrama.xsrv.jp/drama/dark1-09#toc18
遺体少年の捜査

シャルロッテは現場検証するため貯蔵庫(地下室)に入り、壁の隙間に挟まって落ちていた”赤い紐がついた1ペニヒコイン”を見つける。
それは、いつも義父ヘルゲが持っているコインだった。

その足でシャルロッテは夫ピーターの教会へ行くと、昨夜のヘルゲの行動を確認するが、「家に居た」とピーター。
その時、ピーターの電話が鳴り、ヘルゲが警察に自首したと言う。

ピーターは教会で美少年の親しそうにしていました。
別世界でも男性愛者なのかーと思いつつ、美少年に見覚えがあるなーと思ってたら・・・
ヨナスの世界での男娼バーナデッテのようです~。

ヘルゲの告白

警察署に駆けつけたピーターとシャルロッテ。
「父は昨夜はずっと家にいた。エリザベートも一緒だ」とピーターは証言するが、ヘルゲは、「私が少年を殺した」とヘルゲ。
「遺体の衣服や持ち物は’86に失踪したマッツ・ニールセンのものなの。覚えてる?」と尋ねるシャルロッテに、「私が死なせた」とヘルゲ。
そこへやって来たウルリッヒは、感情を抑えきれずヘルゲの胸ぐらを掴み、「どこで見つけた?マッツに何をした?」と迫るが、ヘルゲは、「生きてる。あんただった。カレだった」と言ってコインを見せるのだった。

ヨナス

老人マルタの言葉に従い、洞窟から黒髪マルタの世界に入ったヨナスは、黒髪マルタを尾行する。

ウルリッヒから”少年遺体発見”事件に関わり、マルタらを陥れたと嫌疑をかけられたキリアンは、寮を追い出されていた。
黒髪マルタはキリアンに会いに行くが、「トレーラーハウスに住んでるだけで偏見の目で見られる。キミも親への反抗でオレと付き合ったんだろ?帰ってくれ!」と取り付く島もなかった。

傷心でひとり歩く黒髪マルタの前に突然現れたヨナス。
黒髪マルタは警戒しながら、「ストーカーなの?どこで私と会った?」と聞く。
ヨナスは、「ボクたちはずっと知り合いだ・・・」と言うと、自分とマルタしか知らない幼い日の思い出をいくつか話をし、「ボクのいた世界でボクとキミは同じ日々を過ごした」と言うが、「イカてれ」と黒髪マルタ。
「イカれた話しなのは当然だ。ボクもずっとそう思ってた。繋がりを見せてあげる」と言う。

そして黒髪マルタを洞窟へ連れて行くと、「光あれ」と書かれた扉を開きタイムトラベルする。

2053年

2053年 異世界

タイムトラベルした先

洞窟を出たふたり。
そこは明るい砂漠の世界だった。
「ここは何処なの?」と聞く黒髪マルタに、「キミに示すために、彼女が連れて来いと言ったんだ」とヨナス。
その時、遠くからやって来たひとりの女性。
「未来へようこそ」と言った女性は、未来の中年のマルタだったー。

 

感想

異世界(マルタの世界)で出来事は大筋、ヨナスの世界の出来事と同じようです。
だけど興味深いのは、微妙に違うところですね。
だけど、やっぱりウルリッヒは不倫してて後悔するし、ハンナは自分が1番の考え方で、別世界でもアレクサンダーを脅して思いどおりに動かそうとする。

ヨナスとマルタは繋がりがあると言いつつ、老人マルタとアダムは対立関係のようで・・・
なんか良くわからないけど、だけどやたら先が気になる私です。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました