5月~WOWOWで毎週放送されたシーズン18もとうとう最終話です。
#20 紡がれゆく物語 You are the blood (シーズン最終話)
血液不足で手術、治療が思うようにできない状況に苦しむメレディスたち。
そんな中、医学教育評価機構のブレイクの再審査でOKをもらうために懸命にアピールするベイリーは、オーウェンとテディの違法行為を知ってしまい・・・
相関図
まとめ
戻って来たジャクソンとエイプリル
研修プログラムの認定取消を避けるため、ジャクソンがエイプリル、娘ハリエットを連れてグレイ+スローンにやって来た。
輸血が足らない問題
コロナ渦以降、全米では血液バンクの血液が不足し続けていた。
ベイリーは何とか輸血を確保したが、配送車が事故に遭い、多くの血液が使えない状況に。
それでもベンは、可能な限りの血液37単位をグレイ+スローンに届けるが、ベイリーからERを任されたエイプリルは、外傷を閉鎖する決断をする。
膵頭部ガンの患者:コーラ
メレディスはコーラを助けるために、【体外ウィップル術】にチャレンジすることに。しかしその大胆な案にリチャードは、「危険過ぎる」と反対するが、メレディスは強行するが、オペは難航し、肝臓からの出血が止まらず、輸血が必要な状況に・・・
ヘルムから、「血液配送車が事故に遭い、血液が届かない」と報告を受け、メレディスは手術を中止し、ICUへコーラを移す決断をする。
「輸血不足なのに今日にオペをする必要はなかったのでは?」と意見するヘルムにメレディスは、「今日オペしなかったら、イレウスや、致命的な消化管出血を起こしていたかもしれない」と言うが、「私は反対した」とリチャード。
メレディスは、「一般外科チーフの私がオペすると決めた」と言うが、「好き勝手にやりたい放題で結果も何も考えない。研修プログラムも葬ったかもしれんな。キミはそれを望んでたんじゃないのか?この病院を崩壊させて出ていくんだな」とひどい言葉を浴びせる。
ニックは、「オペは2~3日後でも良かった。キミはここを去ることに迷いがあるのでは?」と言った時、コーラが心停止してしまう。
結局コーラはDICを起こし、多臓器不全で亡くなった。
メレディスはサリーに、コーラの死を伝えるが、サリーはコーラが誰であるかさえわかっていなかった。
サイモン
輸血が足りず
肺が機能しなくなり、ECMO使用中のサイモン。
突然、妊娠36週の妻クリスティンが腹痛を訴え、大出血、胎盤早期剥離で急遽オペ、出産することに。
しかし輸血が足りない。クリスティンの血液型はサイモンと同じBマイナスだ。
サイモンは、「ECMOを止めて血液をクリスティンと息子に使い、ふたりを救ってくれ」と言い出す。
ウィンストンから輸血を止めるリスクを聞いたサイモンは、「クリスティンとの出会いは奇跡だ。彼女と出会ったことで自分を愛せるようになった。いい人生だった。それを彼女に伝えてくれ」と覚悟を決める。
クリスティンは無事出産、サイモンからの輸血を受ける。
”永遠に一緒に”
サイモンの命が尽きかけていた時、ウィンストンが息子を連れて戻ってきた。
リンクとウィンストンはサイモンの胸に息子を抱かせてやる。
サイモンはクリスティンとの合言葉、「キミと永遠に」を息子に伝えると、キスし逝ってしまった。
オーウェンとテディ
ジョンの告発で、オーウェンが肺線維症末期で苦しむ元軍人に安楽死を施したこと、テディも加担したことを知ってしまったベイリー。
オーウェンとテディは経緯を話し、「それしかなかった。見逃して欲しい」と言うが、「通報しなければ私が刑務所行きになる。通報はするけど、今は血液確保が先、2~3時間はかかる。あなた方の辞職を認める。幸運を祈ってる」と部屋を出ていくベイリー。ベイリーはふたりに時間を与えたのだ。
ふたりは逃亡をすることに。
オーウェンに頼まれ、子どもたちを指定された場所まで連れて行ったアメリアは、「何があったのか?」と聞くが、「話せない。そのうち連絡する」と言い、町を出る。
再審査の結果
ベイリーはブレイクに、研修たちが、「できることはやる」とSNSで献血の呼びかけ、この緊急事態を乗り越えようとしている現状。外傷外科チーフと心臓共同チーフが個人的理由で退職したこと(オーウェンとテディ)、そしてメレディスが近日中に退職することを報告するがブレイクは、「グレイ医師は血液不足の中、危険なオペを強行した。医務部長(リチャード)に反対されたのに彼女は従わなかった。長年同じメンバーで仕事をしている弊害が現れてる。機能不全の家族になってる。指令系統が曖昧で、ルールも守られてない。残念ですが、認定は取り消します。あなたは見直しをして立て直し、再出発するのです」と。言葉を失うベイリー。
グレイ+スローンは教育病院ではなくなり、研修医たちは病院から去るために荷物をまとめる。
メレディスの運命
ジャクソンは、「ここを去られては困る。この病院には名声が必要だ」とメレディスを説得する。そこへやってきたベイリーは、メレディスに部長室のカギを渡すと、「自分で潰した病院は自分で立て直して。私は辞める。もう限界よ」と去ってしまう。
ベイリーが去った部長室のイスに座り、母とのこと、クリスティーナやアレックスとのインターンの頃、デレク、そしてカレの死、これまでの自分の功績や反省を走馬灯のように思い出すメレディス。
メレディスは自分を心配しやってきたニックに、「もう行って。ミネソタに戻って。あなたの人生はそこにある」と言うが、「キミはここを簡単に離れられないんだ。人一倍背負ってる」とニック。
ニックはメレディスから、「もう行って」と言われ部屋を出ていくが、メレディスは思い直し、ニックを追いかけようとするが・・・(完)
そして・・・(シーズン19に向けて)
リチャードとキャサリン
キャサリンにケモの効果があった。
アメリアから、「ガンと共生できる」と言われ、リチャードはキャサリンとふたりで旅行に出ることに。
ジャクソン
ジャクソンは崩壊寸前のグレイ+スローンを立て直すために尽力することに。
そしてエイプリルと復縁、娘ハリエットもすくすく育っている
マギーとウィンストン
弟ウェンデルが現れたことで知らなかった夫を目の当たりにし、「結婚を急ぎ過ぎたのかも」とマギー。ウィンストンは、「愛してると言ったのはキミが初めてだ。結婚を急ぎ過ぎてはない。お互いを知る努力は必要だけど、この出会いは奇跡だ。この愛をふたりで守らないと。手放しちゃダメだ」と気持ちを伝え、互いの気持ちを確かめあった。
アメリア
はじめて本当の自分を理解してくれる人(カイ)と出会えたのに、生きる方向性が違うと別れを告げられたアメリアは傷ついていた。
しかしカイが病院に姿を現した。ふたりはキスし、互いが必要だと確認しあった。
リンク、そしてジョー
アメリアから、「思いやりが足らなかった。ごめんなさい」と言われリンクは、「スカウトを授けてくれたキミに感謝してる。恨んではいない。愛してる。苦しみも消えた」と言う。
そしてジョーから、「親友としての関係を大切にしたい」と言われ、仲直りすることに。
感想
あぁ・・・やっぱりシーズン最終話になると寂しいなぁ@
これでしばらくメレディスたちとはお別れですね(涙)
シーズン18の20話目が、グレイズ・アナトミー通算400話目だったんですねー。
400話おめでとうございます。そしてありがとう
久しぶりに、ブランディ・カーライル(Brandi Carlile)の「The Story」がサイモンが息子と対面するシーンで流れました。今回は男性vocal ver.だったけど、堪えきれなくてやっぱり泣いてしまったわ・・・(涙)
「The Story」の曲も、歌詞も、そしてブランディの声も最高なんですよね。
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